オオカミのとおぼえブログ

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繰り返し見る夢の続きは未来だった?予知夢の事例を考察

 

私には物心のついた時から成人を迎える頃まで繰り返し見る夢がありました。それは「実在する場所に実在しないものがある」という不思議な夢で、毎回その場所に行く時には祖父が一緒という共通点がありました。

 

時が過ぎ、祖父が亡くなってから暫くは、その夢を見ることが殆どなくなってしまったのですが、ある晩突然、私はその夢の続きに遭遇してしまうことになります。これまでずっと同じだった夢の先に、新たな光景が広がっていたことを知ってしまったのです。そして、もう夢の中でさえ隣には祖父がいないことも・・。その日を境に、私は夢を見る度、前回の夢の続きを見てしまうようになりました。

 

その後、何度も夢の世界を進んだ私は、やがてあることに気づきます。「夢で訪れる場所は未来ではないのか?」と。実在する場所だけれど何かが違う、その違和感の正体は「この世界が未来だから・・」すなわち、これは予知夢ではないかと考えるようになりました。

 

科学技術の発展で、今後もますます進化していくであろう未来。もしそんな未来へのヒントになるものが、私の夢に隠されていたら?

 

あまりに非現実的で可笑しな話ですが、何十年後、何百年後の人間がこの話を読んだ時にどう思うのか?同じく予知夢を見る人にとって何か共通点はあるのか興味を持ったので、参考までに夢の詳細を書き出していきます。

 

【見出し】

 

 

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予知夢だと思う具体例

夢で見る「実在する場所」とは、実際に私の住んでいる町のことです。山からタヌキやクマが出てくるようなド田舎で、夜は外灯もない真っ暗闇な道ばかり・・。そんな田舎町が夢では微妙に景色を変えているんですね。

 

例えば

・竹藪だらけで暗い道は、竹が伐採され見通しが良くなっている

・現在病院がある場所に巨大な観覧車型のライトが設置され、それ1台で広範囲を照らしている

洋服店が中古CD・雑誌店になり学生のたまり場になっている

・夜なのに、こどもだけで出歩いている

・近所に新しい家が3軒増えている

など

 

初めは地味な変化で現実世界と差がなく、何も感じていませんでしたが、よくよく考えて見ると「あれ?なぜ夜中にこどもが出歩いても平気なんだ?」「病院がないぞ!」と、違和感を抱くようになりました。そして、この夢を見始めてから数年後、夢の世界では既に無くなっている洋服店の撤退と病院の移転が現実となり、ようやく夢の世界が未来都市に繋がっていることを察知しました。

大都市と自然の共存

夢の世界では都市と自然が共存しているのも特徴です。ビルやマンションが並ぶエリアの反対に田んぼが広がっていたり、工場や住宅地が密集している裏に山があったり。こどもが使用する道には必ず花畑があるのも印象的ですね。また、いたるところに神社や鳥居、祠があり、人々はそれらをとても大切にしています。

 

現在も古き良き日本を再発見しようと、プチ信仰ブームがありますが、未来では一層「神道」的なものが愛され、守られている印象を持ちました。

移民がやって来た

田んぼしかなかった場所に大きな教会が建っていたり、山によく分からない遺跡があったりと様々な宗教が共存しています。しかも、それらは観光地化していて私たちの良い娯楽になっているんですね。一方、スラム化した地域もあり、その先に中華圏の人が住んでいるお香のにおいが漂う通りがあるのですが、そこには日本では見たことのないがあり、小学生が社会科見学をしに行っていました。

 

この夢を見てから数年後、またしても予想外な出来事が!なんと今では私の町にアジア圏から多くの出稼ぎ労働者が来ています。最近では彼ら専用の住居が建設されて、あちらこちらでお目にかかるようになりました。もしかしたら未来では移民がたくさんいて、観光業で生計を立てる人がいるのかもしれません。

学校も変わる?!

ここ近年、少子化で廃校が相次いでいますが、私の住む町の小中学校も例外ではなく、既に何校かなくなっています。しかし、夢の中では学校の種類が多様で、まるで研究所のようなデザインのマンモス校もあれば、昔ながらの校舎を使っている学校、寺子屋のような単体規模の学校など、それぞれのスタイルがあります。

 

とにかく、現在より大人とこどもの距離が近くないのが目立ちます。こどもはこどもで人生を選び、勝手に自立して過ごしているように見えました。また、数年前に建て替えられた私の母校が学校らしくないデザインで、将来的に増設すると夢で見た研究所のような学校になりそうです。

未来はこうなっている!

続いて、夢の世界のコレが実現化されたら信憑性があるかも?!というものを上げていきます。もし、同じ夢を見たことがある方がいらっしゃたら教えてほしいですね。

透明なコンビニ現る

未来ではコンビニの壁が透明になっています。外からコンビニの中が丸見えで「あ、今混んでる」「〇〇さんが買い物しているからやめよう」とか分かるんですね。逆に中からも外の様子が丸見えなので「電車が出発しちゃう~」と言いながら焦って買い物をする人なんかもいます。

 

ちなみに夢では、従業員は1人いましたが、かなり暇そうにしていました。おそらく壁が透明なのは、レジのAI化や現金制が終わり、強盗が消えたものの、新たな犯罪が生まれるのを防ぐために、内外から誰でも監視できるシステムにしたと思われます。ただ、トイレがどうなっていたかは記憶にありません。

小さいスーパーがたくさん

コンビニはコンビニとしてあるのですが、スーパーも超小型化し、各町内別に細かく存在しています。人々が通うスーパーは徒歩5~10分圏内に必ずあるといってもいいくらいで、気軽に買い物ができるのが魅力。大型スーパーもありますが数は少なく、みんな徒歩で行ける近い店を選びます。

 

未来では田舎でさえ何でも近場で済ませられるので、車に乗ることがありません。むしろ車よりも自転車に乗っている人が多かったです。一方、都市部の方では車を見かけることが多く、何だか現在と逆転しているようでした。

地下が活躍

現在はシャッター街となっている商店街がまとまって地下スーパーをオープンし、賑わっていました。かつて商店街があった地上には2階建ての小さなビルがズラリと並び、洋服店、文具店、喫茶店、美容院などが入り、小学生くらいの子たちが頻繁に出入りしていました。

 

また、廃線になった線路の反対側に新たな電車が置いてあり、どうやらそれが地下鉄のようでした。驚くことに、この電車は地下を走ったり、田んぼ道に浮上したり面白い構造になっているんですね。さらに、都会の方では移動手段としてジェットコースターのような高速機関があります。

意味不明な施設

未だによく分からないのは、「これ何だろう?」という施設に大勢の人が何をするわけでもなく屯っている光景ですね。暇さえあれば、とりあえず行く!という感じで、施設の中には入らず、その周辺を散歩している人が多いのです。印象的なのは、誰も会話がなく、ただただ穏やかに時が流れているんですね。

 

さらに夢の世界は、ほぼ無音状態なんです。町も人も見た目と比べて大人しい。今も外国人観光客に「都会なのに騒音がしない国」と言われる日本ですが、未来の日本人は今以上に静かな民族になっているかもしれません。

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科学的根拠について

信じていただきたいのは、これらは決して私の妄想ではなく、未来を見越して考えた創作でもない、単なる夢で見た話だということです。従って「2XXX年にはこうなります!」といった予言はできません。「おっ変なヤツが面白い話してるぞ」くらいで受け止めてください。

 

そもそも私の見た夢は予知夢ではなく、単なる夢という可能性だって捨てきれません。偶然が重なったのを錯覚しただけとも言えます。説得力を増すには、予知夢に科学的根拠があればいいのでしょうね。

スタンリー・クリップナー教授の研究

そんな中、見つけたのが米国セイブルック大学の心理学者スタンリー・クリップナー教授の研究。クリップナー教授は、被験者を夜間に数回起こして夢を記録させた後、朝になったら被験者に何らかの体験をさせるという実験を8日間繰り返しました。そして、夢と翌朝の体験に一致がないか調べたところ、ほとんどの被験者に1つ以上の一致が確認されたそうです。

tocana.jp

 

なお、最近では量子物理学と予知夢の関連が提唱されている。クリップナー教授も量子物理学における奇妙な時間の概念に注目し、夢の中では起きている間とは違う形で過去・現在・未来を捉えている可能性を指摘している。このような考えは北米の先住民や、シャーマン霊媒の間でもよく見られるものだといい、彼らにとって時間はらせん状であり、そのらせんの中に人間や自然全てが巻き込まれているのだという。だから、未来を夢に見ることは全く不思議なことではないというのだ。

 

ということです。科学的根拠といってもオカルト要素が高い気がしますが、このような研究も行われているんですね。

予知夢と脳の関係

また、予知夢と脳の関係性について検索したところ、以下のような記述がありました。

 

脳の周波数は、ガンマ波、ベータ波、アルファ波、シータ波、デルタ波があります。夢を効果的に見るためには、シータ波の状態にすることが最も適しています。シータ波は脳の周波数が8ヘルツから4ヘルツの状態をさしています。この状態は、瞑想状態と同じです。かなりリラックスしている状態であり、ストレス処理能力が高まっており、感情や衝動を抑制することができています。脳がシータ波となると、脳の器官である海馬が活性されることによって、学習能力が向上します。その結果、ひらめきや直感が高くなり、予知夢を見る可能性が高まっている脳の状態といえます。

予知夢とは?予知夢の見やすい人の特徴 | 脳・コツ・デジャヴ・分析 | SPITOPI

 

確かに脳内の膨大なデータを睡眠中に処理する際に、記憶が記憶を呼び起こして無意識に未来を推測するなんてことも考えられますね。夢の中では脳が勝手に機械化している状態に近いのかな?と思いました。

同じ夢を繰り返す理由

では、「同じ夢を繰り返す」といった点ではどうでしょうか。これについては、多くの心理学者や精神医によってメンタル的なことが要因と言われています。自分にとって思い入れのある場所や景色、同じところに立ち止まってしまう心理状態の映像化、など様々な見解がありますよね。

 

私の夢も初期は、祖父が登場するのがお決まりのパターンでしたが、それは幼い頃の私にとって祖父は、あちこち知らない場所に連れて行ってくれる魅力的な存在だったからだと思います。実際に夢で祖父と訪れていた見知らぬ神社を、大人になってから見つけたこともあるので、もしかすると以前一緒に来たことがあったのかな?それが夢になったのかな?なんて思ったりもします。

キーワードを心理から読み解く

私の祖父はとにかくアグレッシブで新しいもの好きな人でした。祖父が「こんなものダメだ」というものは、数年後には大抵消え失せ、気に入っていたものは今でも残っている・・といったことが多いです。そんな私の中の祖父のイメージが、祖父=新しい世界の案内人として夢に出て来たとも考えられます。

 

しかしながら、この「未来の夢シリーズ」では気になる点があります。それは、やたらと神社が登場すること。そこで、「夢占い」を利用し、神社について心理状態を探ってみると、どうやら私は「癒しや救済」を求めているようです。

 

ん~・・夢占いに関しては、細かく(参拝した・おみくじを引いた・誰かに会ったなど)分類されていて、正直なところどれも当てはまるものがなかったため、正確な心理を把握することができませんでした。

結論はスピリチュアルな夢!

ここまで科学的根拠について考察してみましたが、個人的には、やはりスピリチュアルな要因が強いかな?と思いました。なぜなら、色々と調べた中で、心理的影響を受けている夢なんかは、それなりに心当たりがあると思うのですが、私の場合テーマ「未来都市」ですし、心理的にも当てはまる内容がありません。

 

また、多くの可笑しな夢は一般的に、夢の中でも「これは夢だな」と分かりつつ見ていることが多いそうですが、それは私も同じで、この予知夢シリーズ以外の夢では、睡眠中に違和感を持つことが普通です。一方、予知夢シリーズでは、毎回夢か現実か分からないところからスタートし、目覚めてからも現在か未来か分からないことがあるので、ひたすら不思議な空間でふわふわして終わるのです。

 

ということからも、謎ばかりしかない夢なので、これはもう未来認定、予知夢認定、スピリチュアル認定ということにしたいと思います!

皆さんの事例も募集

今のところ、科学的根拠が優勢?!な予知夢ですが、私も今まで「そんなことあるわけないだろう」と疑っていたことを実体験してしまって以来、信じる側に回った分野があるので、皆さんの中に「私も予知夢体験ありますよ!」「不思議な夢を見たことあるぜ!」という方がいましたら、ぜひ教えてください。疑う派を論破する貴重な参考資料になりますよ~。

 

以上、長文をご覧いただきありがとうございました。

 

オオカミさん (@awookami) | Twitter

 

関連不思議体験

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樋口・宇野・羽生のインタビューから見るアスリートの強さ

 

自分に素直な人間は強い。なぜなら、常に己と向き合っているから。

 

自分をさらけ出せる人間はもっと強い。なぜなら、ほとんどの人間は臆病で、そんな勇気がないからだ。

 

そんな中で、堂々と自分の意見を発信しているアスリートたちがいる。彼らの特徴は決まって強く、賢い。そして圧倒的な計画性と冷静な分析力で結果を残しているのだ。これは世界のトップアスリートにおける共通点といっても過言ではないだろう。

 

時には、その強さを「ビックマウス」と批判されることがあっても、決して彼らが動じることはない。むしろ有言実行は彼らの信念で、あえて厳しい言葉で自身を追い込んでいるくらいだ。

 

【テーマ】

 

樋口新葉の場合

sports.yahoo.co.jp

 

ここであるアスリートについての記事を紹介したい。フィギュアスケート2018年世界選手権銀メダリスト樋口新葉のインタビューだ。樋口は昨季、憧れの五輪代表から落選、その後、堪えきれない悔しさをバネに世界選手権で銀メダルをつかみ取った驚異の精神力の持ち主だ。

 

このインタビューには、樋口新葉のすべてを凝縮したような、彼女の強さの秘密が隠されている。

 

 

例えば、以下のインタビューを見てもらいたい。これは、今季使用するプログラムに関する質問の回答だが、樋口が選曲から勝負に出ていることや、その戦略が伝わってくる。

 

この曲を選んだ意図としては、自分が滑ったことのないジャンルを滑りたいと思っていて、それを振付師の方にも言っていました。何曲か聞いたのですが、この曲が一番盛り上がるし、今までのものと最も違うということで決めました。

 

「自分が滑ったことのないジャンルに挑戦する」というのは、スケーターにとって珍しいことではないが、樋口の驚くところは、その中でも「最も違う曲から決めた」という点だ。実は樋口、過去にも同じような挑戦をしたことで、そのシーズン中に苦戦を強いられた思い出がある。普通だったら辛い記憶から避けてしまいそうな場面でも、あえて苦難に飛び込んでいくスタイルは大したものだ。結果だけでなく、よりよいスケーターになるため必要なものを追う旅。これが樋口流のスケートなのだろう。

 

また、今季から大技トリプルアクセルを投入するリスクについても、しっかりと将来への方向性を見据えていることがうかがえる。

 

人に目標を言って、それを達成するというのが自分の考えなんです。有言実行したいと思いますし、その方が「頑張らないと」という気持ちになるので、そうしています。  

 

 リスクがあるのを承知の上で、「今季だからこそ出きる挑戦」を積極的にしていく。「失敗を恐れていては成功はない」といわんばかりの勢い。安定性を狙うのも戦略だが、長い目で見て大技に挑戦できるのは、タイミング的に見ても今季がベストであることを熟知しているのだろう。遠回りしてしまうかもしれないが、これもまた4年後へのひとつの戦略として見守る側には理解してほしいところだ。

 

スケート界の歴史に残る人物になりたいです。例えば五輪3連覇だったり、世界選手権5連覇だったり……。人が成し得ていないことを達成したいと思っています。

 

 昨季は代表選考前に気持ちが途切れてしまったこと、落選後は「滑りたくない」とリンクから離れてしまったこと、五輪関連のニュースなど見たくないと思ってしまったこと・・そんなメンタルの弱さを変えたいと、全てをありのままに話す樋口が最後に語った言葉は、まさしくTHEアスリートそのものだった。

 

これほど大きな目標を公言できるアスリートというのは少ない。しかも10代のまだ高校生だ。しかし、これは若さゆえの怖いもの知らずではないことを知ってほしい。少女時代から多くの苦難を乗り越えてきた結果、出している答えがこれなのだ。樋口新葉が恐れていないことがあるとすれば、それはただひとつ、「強気な発言で自分がどう思われようが気にしない」これに尽きる。

 

大切なのは、リンク上の自分がどう映るかだ。そのためには自身を奮い立たせ、厳しい自問自答を繰り返していかなければならない。その姿はメディアが求めるアイドルアスリートとは違うのだろうが、私はこうした強気な発言や、攻めた演技に責任を持ち、自身で切り開いていく侍のようなアスリート樋口新葉を応援したい。

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宇野昌磨の場合

シーズン初戦の豊富を聞かれ、彼はこう答えた。

 

「例年通り、ベストを尽くしたいという一点に尽きる」

 

ショートプログラムの手応えを聞かれ、彼はこう答えた。

 

「以前やったタンゴと似た曲調で、フリーより自信を持ってやれると思う」

 

ルール改正による演技時間の短縮と、ジャンプ数の減少による影響について聞かれ、彼は言った。

 

「前より忙しくなったと思うけど、慣れれば改善されると思う。ジャンプの質を高く跳ぶのは変わらないし、4分間もジュニアの時はやっていた」

 

宇野、SP「天国への階段」に手応え「フリーより自信を持ってやれる」/フィギュア - スポーツ - SANSPO.COM(サンスポ) 

 

僕はただ、自分のやるべきことをやるだけ。そんな風に飄々と答えるのが平昌五輪銀メダリストの宇野昌磨だ。一見、ストレートすぎるその言葉の裏にもまた、ただならぬ芯の強さが隠されている。

 

今でこそジャンパーの宇野だが、実はしばらくの間、男子スケーターには必須のトリプルアクセルを跳ぶことが出きなかった。気づくと、いつのまにか跳べるようになっている他の選手を見ながら何度練習しては転び、悔しさを滲ませただろうか。それでもめげずにトレーニングを積んだ結果、不可能を可能に変えることができた。

 

ライバル選手たちが4回転を複数跳ぶようになれば、負けじとくらいついた。出きなくても、とにかく諦めなかった。地道な努力も嫌がらず、ひたすらレベルアップを目指して大きな選手になっていった。

 

「そうですね、まだ僕を目標にしてスケートを始める選手などは、全然いないと思いますけれども、いつか羽生選手のように憧れとなれる存在になりたいなと思います」

 

これは五輪後に答えたインタビュー。少々自虐が入っているコメントをするのも宇野流といったところかもしれないが、これらが単なる謙虚ではなく、向上心からくる前向きな謙虚さなのがポイントだ。と、いうのも宇野のこうした発言からはいつも、自分に足りない者を見失わないよう自制する姿が見えるからだ。

 

上達したい、現状に満足したくない、これが宇野のモットーといえる。そのために彼は、どんな成功の中にも課題を見つけ、ライバルの良い点を吸収しようと、自分を下げてまで物事を考えているように思えるのだ。決してネガティブなのではなく、そうすることで普通よりも多くの発見を得ているのだろう。

 

宇野もまた、若くにして自身の苦手や弱みと向き合い、受け入れる器を持っているのだから驚きだ。それに加え、きちんと強みも知り、発信できている。人間というのは、なかなか「こう」でありたいと願いつつも、自分の弱さには無関心でいたいものだ。そうであるだけに、トップアスリートとは凄い人間だとつくづく感心してしまう。

羽生結弦の場合

羽生結弦のコメントに注目する人は多いだろう。記者の質問に対する的確な答えと分析力、自らの考えを言葉に変換する力は只者ではない。実際に、人前で用意していない問いに答えるというのは、想像以上に難しいものである。いい年をした大人であっても、質問の意図に沿った話が出きていないことはザラにある。

 

まるで「トップアスリートは頭脳で戦う」という例そのものに加え、鋼のような精神的強さも兼ね備えているのがこの男、羽生だ。長年シニアの王者としてフィギュア界を君臨し、ライバル達を導いてきた苦労は計り知れない。

 

「僕はオリンピックを知っています」

 

これは平昌五輪で見事なショートを披露した後、記者から「なぜこんなに素晴らしい結果を出せたのか」と問われた際の羽生の答えだ。追われる立場でありながら、それをプレッシャーともせずに、むしろ俺は前五輪王者だ!若手と比べて経験だって力にできるんだぞ!といわんばかりの迷いのない言葉、まさに有言実行だった。

 

さらに、羽生自らが名付けた「真・4回転時代」が武器になっていた男子シングルで、若手たちの活躍が目立つ中、途中でジャンプの難度よりも総合力にシフトチェンジした戦略と勇気には称賛しかない。なぜなら、この決断には相当な迷いとためらいがあったと思うからだ。

 

羽生が導いたジャンプ戦国時代に、羽生がケリをつけるといった具合だろうか。あの圧倒的なジャンプの難度にこだわっていた羽生が、勝ちのために戦略を選んだ冷静さと、何を公表しても騒ぎと疑問が飛び交う中で、演技構成を変えた覚悟には五輪王者として相応しい”何か”を見せられた気がした。

 

賢いだけではない、強さ。それが羽生流の戦い方であり、真似ようと思ってもなかなか真似られない武器である。これほど強い選手を倒すのは誰なのだろうかと楽しみな反面、そんな日が来るのだろうかと考えさせてもしまう選手だ。

あとがき

ネットでは自分の求める情報しか手に入りません。それは、無意識に自分好みの情報しか見ようとしないからです。同じくメディアでは、メディアが伝えたい情報しか配信されません。よって、自分から多くの情報や意見を求めない限りは、世の中にどのような流れがあるのかさえ分かりません。

 

今回紹介したインタビューは、あくまで各選手のインタビュー記事の一部に過ぎませんが、この3人の発言から分かるのは、自己流の戦い方とアスリートとしての「強さ」「賢さ」です。自身の発信した内容がどのように解釈されるか分からない現在、思いのまま素直に語るのは大変勇気のいることです。しかしながら、この3人は怖がらずにそれらを口にします。自分を律するために。自分を強くするために。そして、勝つために。

 

生意気、自信家、ナルシストと思われる背景には、このようにして競技者である自身を作り上げることで、いつでも最高の状態へとキープしているのです。

 

これは最近、聞いた話ですが、人は外交的な脳と内向的な脳を持っているかによって、求める刺激が違うそうです。外交的な脳は、考えるよりもとにかく行動することで大きな刺激を得て、内向的な脳は、ひとつのことにじっくり集中し、思考・判断することでエネルギーを吸収するそうです。

 

内向的な人は少しの刺激で脳が満足するらしく、ひとりでひたすら想像したり、反省するのが好きだとか。ちなみに起業家や政治家には外交脳が多く、芸術家には内向脳が多いと言われ、中でも外交脳+内向脳のハイブリットは最強と言われています。

 

なんでもリスクを恐れない外交脳と戦略と心理の天才内向脳が合わさるのですから凄いに決まってますよね。(ただ、人間は誰しも外交、内向のどちらの脳も持っており、その割合が人によって違うようです)もしかすると、トップアスリートなる方たちは、ここら辺の脳の作りが凡人とは違うのかもしれませんね。

内向的外交的な人の脳の反応の違いをDaiGoが解説 - ログミー

 

アスリートのインタビューでは、様々な記事を読むことによって勉強になることばかり。今回取り上げた3人の他にも興味深いアスリートはたくさんいるので、追って紹介したいと思います。

 

(尚、当ブログで紹介したインタビュー記事をリンクから直接ご覧になられることをオススメします。たくさん読まれる選手の記事は、今後も特集されるので、ファンの方は必見です!)

 

※これを書くのに記事が3回消えました。もう最後は秒速で書いたので、文体がいつもと違うくなってしまいました。

 

 

 

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【女子フィギュア】2018/2019シーズン本格始動前に結論を出すべきでない

 

2018/2019シーズンの新プログラムお披露目会が各地で続々とされる中、まだシーズン本格始動前でありながらも「〇〇選手はプログラム変更した方がいい」「こんな点数じゃ代表落選だね」と、いう評価が目立つ今日この頃。

 

心配なのは私も同意です!大幅なルール改正に日本はついていけるのか?通用する?大丈夫?、と。

 

しかし皆さん、ちょっと待ちませんか?もう少し待ちましょうよ。なんなら全日本まで待ちましょうよ。新プログラムを滑り込み中で、ジャンプの調整だってこれからの時に結論を出すのは早すぎますって!!長い目で見て、スケーターとプログラムが成長するのを見守りましょう!!!

 

そんなわけで今回は、「ダメもイイも決めるのはまだ早いよ!」をテーマに、新プログラムのポジティブな面~日本女子ver~をピックアップしていきたいと思います!

 

 

 ストーリー

 

宮原知子(THE ICE)

まずは、宮原選手の新プログラムから。宮原選手は、「THE ICE」でショート・フリーを披露し、ファンからも大変好評であると認識しております!観た感じ各エレメンツは、まだまだ調整中といったところですが、プログラム自体の滑り込み完成度は100%といって良し!宮原選手の場合、あまり早くからジャンプ練習に追い込みをかけると、大切な股関節に負担がかかってしまうので、昨シーズンと同様ジャンプのピークは後半に持ってくるのがベスト!従って、今の調整の仕方で良いのではないでしょうか。

SP「小雀に捧げる曲」

そんな宮原選手が選んだショートはローリー・ニコル氏が振付の「小雀に捧げる曲」。宮原史上最高のショートプログラムではないか?という程、サトコ・ミヤハラの良さが凝縮されているプログラムです!まるで氷上を自由自在に舞っているような・・不思議と、さっとんが小雀に見えてくるような・・そんな詩的なパフォーマンスに仕上がっており、ウットリしてしまいますね。昨シーズンは「これでもか!」と魅せた「SAYURI」や「蝶々夫人」は海外勢からすると、「もっと感情を外に出していいのよ」なんて思われたようですが、今シーズンは違いますよ~!もう宮原選手、今までにない自信が漲っていて、ジャッジアピールも整っている感じ!早くも世界に観てほしいプログラムです!衣装もとってもお似合いで星5つ!

FS「ブエノスアイレスの冬」

こちらはトム・ディクソン氏の作品。(四季の冬もコラボしています)もう別格な大人のスケートですよ。ちょっと他のスケーターと差をつけたスケートだな~と、思いました。以前からあった表現の上手さにセンスが出て来て、より魅せ方の幅が広がったように見えます。それだけオリンピックで学んだことが成長させてくれたのでしょうね。演技構成点においては心配どころか自信しかありませんよ、私。あとはGOE対策とノーミス命で、差をつけていくんだ~GOサトコ!!!

樋口新葉(関東サマートロフィー)

樋口選手は既に、アクアカップでショートを、関東サマートロフィーでショート、フリーを披露しています。現時点の感想としては、「飛ばし過ぎていないのが良い感じ」です。昨シーズンは頑張り過ぎて、全日本前に力尽きてしまった樋口選手。今シーズンは、そんな経験を踏まえ、ここぞ!という時に本領発揮してくれればファンとして何も望まない気持ちでいます。だから焦らずマイペースでいっておくれ、新葉ちゃん。

SP「エナージア」

ファンが楽しみにしていたショートの選曲は、ソフィー・タッカーの「エナージア」!振付は相性バッチリのシェイ=リーン・ボーン氏です。おそらく、このふたりのコラボを世界中のファンが期待していると思いますが、そこら辺はあまりプレッシャーを感じずにやっていけるように応援したいです。ちなみに参考までに、アクアカップでは59.68点(2A/1lz 3F2T)、関東サマートロフィーでは52.02点(2A 2lz/3Ffall)でした。樋口選手曰く、「後半のステップがかつて踏んだことのない、体力のいるもの」でレベル取りも難しそうです・・。しかし、これだけミスをしてもPCSは31.60点も出しているのだから、ワカバ・ヒグチの評判が上がっているのは間違いなし!ジャッジに信頼されるスケーターは強くなるぞ~。

FS「愛の賛歌」

フリーはなんと「愛の賛歌」!しかも振付は佐藤有香さん!「愛の賛歌」といえば、あっこちゃんの全日本を思い出してしまう感動の曲ですが、樋口選手verもまた違った魅力で期待大です。この曲はきっとミラクルを起こしてくれると信じてる!今年こそやるんだワカバ!そして、有香さんとのコラボレーションというのが良いですね。絶対に有香さんなら、樋口選手の感性をシェイとは違う感じで引き出せると予想。特にSS・CO・INにおいて高得点を期待して良さそうです。そんなフリー、関東サマートロフィーでは103.90点(2A 3Lz3T< 2A 3S/1Lz 1Lo 3F!<fall)という残念な結果になってしまいましたが、ここでもPCSは62.67点も出ているんですね。しかもスピン、ステップでレベルを落としているにも関わらずですよ!今シーズンは、大きい大会小さい大会問わず、ミスには容赦なく演技構成点にマイナスを与える傾向にありますが(そういうルールになった)、そんな中でこの評価は大したもの。今はブログラムが難しすぎて苦労していますが、段々と完成形に近づいてくると、凄い瞬間を私たちは目にするかもしれません。

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坂本花織(げんさんサマーカップ)

坂本選手はアイスショーに試合にと、とにかく観客の前で滑ることで今シーズンも調整中です。今のところ、まだ本調子とはかけ離れていても、樋口選手と同様これからエンジンをかけていく気しかしない余裕がありますね。ミスがあっても、ひとつひとつの技術がしっかりしているのが、まるわかりなので本当に大事な時にピークを合わせれば良いだけな気がします。

SP「From My First Moment」

ショートは意外な曲でした。振付はデビット・ウィルソン氏。ウィルソン氏のイメージにある東洋の女性美は、外国人に受けが良いように感じるのですが、これもそうなのかな~なんて考えてしまいます。元気な坂本選手のイメージとは合わないよ~という声もありますが、私は新たな一面の開拓という感じで微笑ましいかな。げんさんサマーカップでは3F2T 2A/3Lo<で、62.51点となりましたが、ミスはあっても全体的には問題なさそうな技術です。とにかくジャンプが気持ちいい!!

FS「The Piano」ピアノレッスン

フリーはブノワ・リショー氏のピアノレッスン(セレクト集)。途中でカモメの鳴き声が入っている面白い編曲です。こうした編曲はパフォーマンスの助けにもなってくれそうですね。げんさんサマーカップでは、3F3T 2A 1Lz 3S/2A3Tfall 3Fot 3Loで120.05点でしたが、スピンやステップでは安定のレベル4を獲得し、かなりの強みになってきています。ここは大きいし、後の宝になりますね~。苦手としていた表現への意識や伸び率の速度も高く、昨シーズンよりも良いものを作ろうとしている気合いが伝わってきます。昨シーズンは技術の完成度→今シーズンは音や表情にも気を配った演技→来シーズンは感情をスケートに乗せる滑りになるのではないかと想像。今シーズンはまだ「昨シーズンより動きが良くなった!」で留まるかもしれませんが、もう1年したら宮原・樋口に並ぶアーティストになってくれるかもしれませんね。

Kaori SAKAMOTO - Dreams on Ice 2018 - YouTube

(衣装含めDOIの演技が素敵でした。)

三原舞依(げんさんサマーカップ)

冬になると持病のハンデがあり、思うように演技が出来ない三原選手ですが、寒くなる前の季節の動きには、本来の伸びやかなスケートが生きていますね。三原選手はフリーに昨シーズンの「ガブリエルのオーボエ」を持ち越すことに決めましたが、新ルールでは、いかに評価されるのかが見どころです。衣装の方は昨シーズンと同じ青系統の別バージョンに変更しましたが、今シーズンの方がより氷上では引き立って見えて良いですね。

SP「It's Magic」

ショートの方はデビット・ウィルソン氏の「It's Magic」。シニアデビュー後、一番しっくり来るプログラムだと思います。三原選手の持つ親しみやすい上品さがナチュラルに生かせているのではないでしょうか。個人的には、薄ピンクの衣装よりショッキングピンクの衣装の方が色合いやデザインがシニア仕様で、曲に合っていると思います。げんさんサマーカップでは、滑り出しも順調でノーミス演技の71.82点を獲得。相性も良さそうで、後はいかに点を重ねて行けるかに集中ですね!

Mai Mihara Dreams on Ice 2018 - YouTube

(髪形・衣装含めDOIの方が好きです)

後輩山下がフリーで迫る

しかしこの試合、三原選手はフリーで転倒やミスを重ね優勝を逃してしまいました。逆転したのは山下真瑚選手。実はショートでも点差は僅かだったのですが、フリーでも僅かな差で勝利を逃してしまいました。ノーミス対決なら三原選手が上に立ったとは思いますが、こうした力のある後輩がいると、シニアの先輩たちはPCSで差をつけないと厳しいものがあります。山下選手はショートでもPCS30点台に乗せてきており、フリーでもそんなに差をつけてはいません。これをノーミスしてきたら確実に今よりも点差は近づくでしょう。今シーズンもPCS特化運動は続くことになりそうですが、ここで負けた悔しさは、何らかの形で生きて来ると思うので、さらに進化した三原のオーボエを楽しみに待っています!

本田真凜(THE ICE)

アルトゥニアンコーチの元で修行中の本田選手。新境地でトレーニング&制作したプログラムでは、どんな風に化けてくれるのでしょうか。THE ICEではショートプログラムを公開、フリーはローリー・ニコル氏振付の「ラバーズ」!フリーの全貌はまだ分かりませんが、選曲だけでも似合いそうでワクワクが止まりません!平昌落選から再び立ち直った本田真凜の第2章、ムキムキのアスリート体形になって登場です!

SP「セブンネーション・アーミー」

これもまた意外な選曲!!振付はシェイ=リーン・ボーン氏です!樋口選手のダンス・ダンス・ダンスなカッコイイ路線とはまた違ったドヤドヤ感があります。そして、しなやかな身のこなしを得意としていた本田選手ですが、移籍をしてからの僅かな時間でキレのある動きを修得しつつあるのが嬉しいです!シニアに上がってからは、どうしても得意な動きに限界があり、伸び悩んでしまいましたが、この部分が育っていけばエンターテイナーマリンの復活になる可能性が出てきそうです!やはり本田真凜には魅せてもらわなければ困ります!そこがあなたの持ち味なのよーって。

ジャンプの方はどうなの?

さて、表現面は置いておいて、ジャンプの方はどうなのかが気になるところですが、アルトゥニアンコーチはスパルタらしいので、みっちりしごかれて、特訓の成果が出る頃には良いスケーターになっているんじゃないかな?と、楽観しております。成果が出るのがいつ頃かは分かりませんが、アルトゥニアンコーチはジャンプ構成に関しては色んな構想を考えているコーチだと思うので、信頼していますよ!どうか本田真凜を日本のトップスケーターによろしくお願いします!!本田選手のコメントからも真剣さ、真面目さが伝えわって来て応援しています。

若いパワーが恐るべし

その他にも日本には、紀平、白岩という代表争いに絡んでくる選手が待ち構えています!白岩選手と山下選手の感想は以下に載せたので、省略しましたが、

goldenretrievers.hatenablog.com

 紀平選手は大人っぽいプログラムを引っさげてシニアデビューするので侮れませんよ!!彼女の場合は上質な3Aもあるので、緊張につかまらなければ輝かしい成績が望めそうです!(ただメンタルコントロールは至難な技かも・・)また、高難度ジャンプは新ルールにおいて不必要かも?と、思っていましたが、それでもロシアのちびっ子たちは4回転に~アクセルに~とバンバン完成度上げて挑んでくるので、シニアでも案外セカンドループ辺りが出来る選手は挑めば生きてくるかもしれませんね。4年後はシニアでも3Aは珍しくないのかもしれません。そう思うと、リスクはあっても試しておくのはいいのかも・・とすら考えが変わったり・・。どうなるか分かりませんけどね。

 

あとは、本郷選手もいますし、どんな展開で試合が進んでいくのかは神様しか知りえない!!とにかく、試合ごとに目まぐるしく変化する勢力に、一喜一憂せず、冷静に見てきたいですね。

GOEの感想

あとがきとして・・・。坂本選手と山下選手のGOE対決が密かに楽しみでアツい!と、にらんでおりますー。+3なんて余裕で出しているし、調子良くて4、いや得意なものでは5も取れるレベルにありそうです。まだGOEの付け方もジャッジによって定まっていませんが、新GOE採点に苦手意識なく溶け込んでいけそうなふたりには期待。海外勢ではデールマン選手の3-3が男子より先に満点出しちゃったり?!するかも、しないかも??(最近女子のスコアが男子に迫りすぎておかしな現象が起きていますよねw)

フィギュアスケートの原点

選手たちの演技を観ていて感じたことをもうひとつだけ。それは、今シーズンのフリーでは、しっとり系の曲で攻める選手が多いよなぁ~ということ。そうしたじわじわ感動系でいきますよ~スタイルで被っている中、目立つのが深みや重みのあるスケートです。深みが宮原だとしたら重みは樋口、そのくらいふたりには余韻が残るスケート技術・表現力があります。全員系統が被っているだけに、並んで演技をすると、ちょっとしたエッジづかいや魅せ方の上手さが際立ってしまうので、他のスケーターは、その分クリーンな演技やGOEで上げくることが課題となりそうですね。どちらも今のルールでは大切なことですし、フィギュアスケートの要になってくる部分ですが、年々選手たちにとって「勝つ」ことが難しくなってきているように感じます。

 

 

そんなわけで、「ダメもイイも決めるのはまだ早いよ話」は終わります。

本格始動まであと少し!最後までハラハラしながら楽しみましょう!

 

 

坂もっちゃんは、やはり伸びる!

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【ブログ概要】謎だらけブロガーMs.オオカミについて【プロフィール】

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はじめまして!「オオカミのとおぼえブログ」へようこそ!

わたくし、管理人のMs.オオカミと申します。

 

ここでは、当ブログの概要やMs.オオカミのプロフィールについて、ご説明したいと思います!!


見出し

 

Ms.オオカミについて

当ブログでは、管理人の個人情報について公開しておりません。秘密主義です。昨今、多くのブロガーが名前(本名)・年齢・経歴・出身等を明らかにしていますが、こちらでは、あえてのシークレットを貫き、「一体どんなヤツが運営しているんだ?!」と、いうミステリアスさを楽しんで頂ければと思います。しかし、たまにチラホラ載せる体験談的な記事ではプライベートなことが流出しているので、そこら辺から推測していただければ・・と思います。

 

ちなみに少しだけプロフィールを紹介致しますと・・

性別 女

体質 胃虚弱で不健康、ブロガーに不向きな眼精疲労、涙もろい

です。

 

 

詳細なプロフィールが分からないこそ、私の人柄は文章でそれぞれイメージしてくださいね(*^^*){えっ?ロマンチストな評論家気どり?薄っぺらい人間?ガーン・・いやいや、それでも構いません!!

趣味・好きなもの

◇スポーツ観戦

◇BSやNHKの旅or歴史紀行番組、海外ドキュメンタリー

数独・スターハンティング

YOUTUBE

◆とにかくミニチュアなもの

◆犬

◆読書

 

 

ブログ概要

続いてはこんな謎すぎるヤツが書いているブログの概要についてお話します。

 

こちらでは主に、気になるニュースや話題(をコラム風に書く)・犬・BS番組のまとめや感想・資格情報・スピリチュアルな体験談・小学生向けの教育関連記事・フィギュアスケート観戦の感想などを載せています。

 

特にコレと決まったテーマはなく、雑記ブログではありますが、現在は上記のテーマが軸となって運営している感じです。ただこのブログは、私の思い付きや自由~に書いているため、スケート記事が多いときは、そこに一極集中して更新することが多いです。今後は、あまりテーマが偏りすぎないように注意したいです。

まずは読んでほしい記事一覧

しかしながら、ブログで1番の人気を占めるのは、なんとなんと「犬」記事になります。そこで「オオカミのとおぼえブログ」で、まずは読んでほしい記事をリストアップしてみました!!

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 狼の眼:こちらは、ブログを始めたばかりの頃に書いた「ゴールデンレトリバーが赤ちゃんを噛み殺してしまったニュース」を受けての記事になります。自身が同じ犬を飼っていた体験談から伝えたいことを綴ったら、多くの方にシェアされ、ありがたいことに検索上位にも評価され、いまだに多くのアクセスがある記事になっています。かなり熱をこめて書いたので勢いがありますが、初期の文章なのでへたっぴで恥ずかしさも少しあり。まぁ、それも良き思い出として大切にしています。

 

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狼の眼:こちらは「一万円のセールで売られていた犬をかった」私の実体験になります。 時々SNSでも反響があり、「(愛犬を)大切に育てようと思った」「役立った」と言ってくださる方がいて嬉しいです。もしかしたら、ブログをやっていて初めて誰かのためになった記事かもしれません。ちなみに記事トップ画の犬の話です。

 

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狼の眼:こちらは先ほどプライベートがちょいちょいバレてるかも?と、言っていた方の実体験系記事になります。意外と幼児期健忘がない方がいらっしゃるみたいで、そういったところで共感して頂いてるようです。この他にも実体験系記事では心霊体験もいくつか載せているので興味と勇気のある方は心霊タグからご覧ください(ニヤリ) 

 

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 狼の眼:こちらはBS関連の記事のひとつで「フランケンシュタインの誘惑」という番組のまとめ・感想になります。実は結構グロ系、オカルト系も平気な私なんですが(さり気なく言うな!)、歴史好きの人間にとってNHKでやっている「映像の世紀」とかBS1でやっているドキュメンタリーは必見だと思うんですね。歴史の中に残酷さや闇というものは付き物じゃないですか。どうしても遭遇してしまうものだし、歴史を語るには避けてはならない知識ですよね。おそらくこの記事にたどり着かれる方はそんな方が多いと思うのですが、長く検索からアクセスのある記事です。

 

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狼の眼:同じくBS関連の記事になります。なかなか興味のある方しかたどり着かないワードでも、他のことを目的にこのブログに来られた方が 、合わせて読んで頂けたら・・と思っています。またそれとは逆に、他ブログでもリンクをつけてくださったり、情報を共有して頂けているようで嬉しいです。

 

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 最後は、フィギュアスケート関連の記事です。スケート記事は数が多すぎるので、定期的に記事を選んで上記にまとめて紹介しています。特定選手ではなく、スケーター全体を応援している「フィギュアスケート愛」の詰まった記事にしており(つもり)、試合結果や選手の動向をひたすらピックアップするというよりは、独自のスタイルでフィギュアスケートの気になる点を書いています!

 

他にも色々な記事があるので、興味を持った方はぜひともご覧ください。

たまーに長期サボタージュする癖がございますが書きたいことをインプットしているだけなのでご了承くださいませ。休業中も読者登録ありがとうございます。 

 

そんなわけで、今後とも「オオカミのとおぼえブログ」をよろしくお願いします♡

お問い合わせ・プライバシーポリシー

当ブログではコメント欄やはてなスターを設けておりません。あくまでもコメント欄の掲示板化やブログが重くなる事を避けるための対応でございます。コメント欄がないのにも関わらず、ブックマークからコメントをくださったり、SNSで言及やシェア、ブログに紹介リンクを貼ってくださりありがとうございます。

 

また、お仕事依頼用のお問い合わせ先スマホ版からも分かるように設置いたしました。尚、記事の感想については、個々の感想にEメールで返信をすると、大変な作業になってしまうためお断わりしています。

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と、合わせてプライバシーポリシー

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 ※読み込みが激遅いですが、必ず開きますのでご勘弁を~。PC版の方ではサイドバーのプロフィール下にリンクがあり、そちらは読み込みはやいです。

 

こちらはブログを読んで興味を持ってくださった方の連絡用として設置しております。(お仕事依頼・ご相談に限ります)対象外のお問い合わせに関しては、返信できないことをご了承ください。当たり前ですが全くブログに関係のない事や個人情報にはお答えできません!

 

ちなみに、相談については、記事で紹介している商品やお店などの質問、またはお手伝いできることがあれば答えられる範囲で・・になります。

 

ちなみに「スマホからはどうやってカテゴリー別に検索すんじゃい!」という疑問についてですが、画面左上に薄~くあるタグをクリックすると、各タグに書いてあるカテゴリーに飛びます!めちゃくちゃ分かりにくくてすみません。

 

おわり

【アルク】小学校英語指導者資格認定までの体験談・更新手続き

 

ちょうど4年前、私はアルク児童英語教師育成コースにて「小学校英語教師」の資格認定を終えたのですが、今回4年に1度の資格更新手続きがあったので、これから講座を受ける方に向けて参考になるように、資格取得~更新手続きまでの流れを紹介したいと思います。

 

目次

 

小学校英語指導者とは?

アルク児童英語教師育成コース」は、NPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)から認定を受けている講座で、ここですべての受講、テストを修了すると「小学校英語指導者資格」が取得できます。この資格自体は、アルクの他にもイーオンやOKCといった海外にて短期間で取得する方法もありますが、アルクでは講座を通信のみで行えるというメリットがあるので、自分のペースで進めたい方には最もオススメする講座だと言えます。

受講の流れ

受講すると、さっそく以下のテキストが送られてきます。

小学校英語指導者J-SHINE準認定 資格取得準備コンプリートコース

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コースガイドやDVD、CD、メインで使うテキスト7冊、サンプル教材などなど

 

はじめにテキストを熟読し、「基礎力」を身に着けます。ここでは主に、児童英語教育とはどういったものか、ということについて学びます。続いて「英語力」「実践力」の確認を行います。基本的な英語力を試すための問題や、教室で教える際に適切な単語や文法の言い回しなどを学んだり、CDを使って発音を鍛えたりします。さらに、これらの基礎知識がきちんとインプットされたかを確認するためのテストが計6回あり、次の段階へと進むためには、必ず合格しておく必要があります!

 

しかし、テストの難度自体は英検2級程度のもので、普通にテキストを読んでいれば、どれも合格可能なレベルなので安心を。また、テストは「テストコ」というアルクの受講生用のWeb専門サイトから受験できるので、すぐに合否が分かり、サクサク進むことができます。

 

レッスンプランが大変!

私は6ヶ月で受講修了を目指していたので、最初からフルスピードで学習していたのですが、テストは難なくクリアできても、講座の大目玉「レッスンプランの作成」には悩みましたね~。アルクの講座では、受講4ヶ月目に幼児向けレッスンプラン、5ヶ月目に高学年向けレッスンプランを作成する(のが望ましい)ことになっているのですが、これがまた合格をもらうまでドキドキものなんです。レッスンプランとは、実際に自分が行う授業の計画を書いてみよう!というもので、予め送られて来ている作成用紙に、授業の所要時間、指導項目(取り扱う表現と単語を明記)、活動内容と教師と子どものやりとり(英語で)留意点、使用する教材・教具などを書き、先生に提出するんですね。1ヶ月しないくらいで、評価・コメントつきで返送されてくるのですが、このプランは10段階評価(A+→A→A-→B+→B→B-→C+→C→C-→D)で、B-以上で合格、C+以下は不合格となります。※再提出は各1回のみ!一発合格を目指しょう!・・ただし新設されたコンプリートコースでは、無制限に受験できるそうです!

レッスンプラン作成のアドバイス

ちなみに私は幼児向けのプランでA+、高学年プランでA評価でした。高学年プランは仕事終わりの徹夜で作成したため、後から見直したら恥ずかしい誤字脱字がありました・・。でもそんなのでも合格しましたからね。そんな私からのプラン作成にあたるアドバイスは、とにかく童心に返って楽しい授業を意識する!ということです!

時間配分はきちんと

私は以前、学童保育で働いていた経験から、おおよそのこどもの動きを把握していたので、時間配分や留意点に関しては自信を持って書くことができました。よくやってしまいがちなミスで、あれもこれも詰め込んじゃう!というのがあると思うのですが、こどもって集団になると、びっくりするくらいスローテンポになっちゃたりするので、テンポよく進むように楽しく、集中して出来る内容で繋げていくことを心がける必要があります。また、全ての子が参加できるように考慮することも大切で、自分が思っている企画よりも、少し簡単にしたものが適していると思います。

教材に助けてもらう

私は講座テキストの他に個人で2冊ほど、教室英語のフレーズ集と指導プランガイドを買い揃えました。(ちなみにAmazonで中古)幼児と高学年で使う英語は、どのくらい違うのかなど不安があったので、確認の意味でも教材に頼るのは良かったと思います。また、それにあわせてCDつきの絵本も購入しましたね。もちろん、レッスンプランの中で使う用の絵本ですが、一応プランの中の先生は私(日本人)なので、できるだけネイティブの発音を子どもたちに知ってもらえるように、授業では積極的にCDを使おうと考えての計画です。

先生からのお言葉

参考までに幼児用プランの方では、「からだのパーツを覚える」ことをテーマにボディゲーム、絵本、ふくわらいなどをしました。先生からは・・

パペットを使ったやりとり、歌、ゲーム性のある活動と子どもが楽しく集中してレッスンに取り込めるように考えられたよいプランとなっていました。既習の単語や表現もどんどん取り上げ、繰り返し練習し確実な定着をめざしたところもよかったです。このような流れで進めていかれるとよいかと思います。

とのことでした!!(パペットは授業の最初に出席をとる際に使いました)

 

高学年用プランでの方では、「将来の夢」をテーマに学習し、それに合わせて職業の単語を覚えるためにカードゲーム(英語版坊主めくり)をしたり、webサイトから拝借した教材(探すとたくさんあります)を使ったりしました。先生からは・・

全体を通して生徒に発話させる工夫が見られ、練習量の多いレッスンプランでした。特に導入後の口頭練習をしっかり行っていた点と、ゲームを通して発話につなげていた点が良かったです。生徒が興味を持ち楽しく活動できるようなアクティビティやティーチャートークが豊かで、生徒も生き生きと活動できると思います。

高学年用では、とにかく復習をめちゃくちゃやるように意識しました。でも基本の楽しくは同じですね!英語力うんぬんよりもココが1番大切です。

DVDで受講しました

そして何とか6ヶ月で受講クリアし、修了証をゲットした私。(延長すると、追加料金を払って受講しないといけません!)次に待ち構えていたのは、研修講座です!!!※研修まで終えないと資格取得にはなりませんので注意!この研修は本来なら指定された場所で2日間ほど講義を受けてくるものなんですが、開催場所まで行く時間がないわ~という人向けにDVDで受講できるコースもあって、私はDVD版を選びました。ちなみにDVDコースでは、視聴後に確認テストを受け、合格する必要があります。現在はもとからこのDVD講座まで一式になったコンプリートコースがあるので、最初から研修に行けない方は、このコースを選ぶといいかもしれませんね。

いよいよ申請へ

これで全てのカテゴリーで合格を果たしたら、いよいよアルクへ資格申請を行います!ここでは、何かと書き物や提出物が多かった記憶が・・・。とにかく記入漏れや、不備なく提出することが大切です!!そして申請に通ると「小学校英語準認定指導者資格」が与えられ、IDカードが送られてきて、見事合格となります。「小学校英語指導者資格」を取得するには、資格申請時に幼児および小学生を対象に50時間以上の指導経験があることを別紙に記入し郵送しなければいけません。または、準認定資格を得た後、指導時間が50時間以上に満たした時点で、それを申請すれば「小学校英語指導者資格」を取得できます。

4年に1度の更新

資格取得後も4年に1度の更新が待っています。私は2018年3月末日までが資格有効期限でしたが、この場合2018年6月30日までに手続きを行う必要があります。更新手続きの方法は、有効期限が近づいてくるとアルクから「チェックリスト」と振込用紙が送られてくるので、コンビニエンスストアで振り込みをした後、すみやかに、記入したチェックリストとIDカード用の写真を送付してください。

チェックリストには何を書くの?

私もどんな風に書けばいいのか悩みましたが、これまでにやって来た活動や自身の英語学習なんかを書いてまとめました。具体的に説明しますと、チェックリストはAとB各1枚ずつ送られてきて、Aには、この4年間に小学校での指導経験がある方が、Bには小学校以外での指導経験がある方、および特に指導経験のない方が記入するかたちとなります。私はBに該当するので、学校以外で指導した内容や趣味のフィギュアスケートを通した翻訳などの学習について記入しました。(それでOKでした)

 

「チェックリストB」は800文字程度の記入を求められるので、2~3枚コピーしておくといいかもしれません。私は字が大きいので、1枚では絶対に書き切れませんでした。しかしその後、アルクのサイトから用紙がダウンロードできることを知り、しかもパソコンで打ち込めることを知ったので、サイトの方から記入することを強くオススメします。

新しいカードが届きました

こうして無事に更新も完了。忘れた頃に新しいカードが届きました!ひどい写真なのがイヤだけど・・。私はなぜに証明写真系は麻薬密売人のようになるのでしょう・・。

 

何はともあれ、こんな感じで更新していくかたちとなりそうです。

 

この4年間の間に、コンプリートコースが出来たり、小学校での英語も活発化したりと色々な面で変化があったようですが、気になる方は今のうちに取得しておくのがベストですよ!消費税も上がるし、こういうのは、どんどん高くなっちゃいますからね。

 

あ、追加なんですが、レッスンプランを作る際なんかも「これは圧倒的に子どもに慣れている人じゃないと分からないんじゃないか・・」と心配される若い方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身この資格を取得したのが20代独身の頃だったので、そこら辺は大丈夫ですよ~。よく受講者の声で紹介されているのは、主婦世代や先生だったりするので、「私は需要があるのかな?!」なんて考えてしまうかもしれませんが、私の知り合いは大学時代に海外留学をした際ついでに取ってきましたから、20代でも全然OKです!(ただ金銭的にはアルクの方がかなり助かります)

 

以上が、アルク小学校英語指導者資格取得~更新までの紹介でした。

 

※現在サイトが重くならないようにアドバイスを受け、はてなスターを外しています。今まで付けてくださった皆さんありがとうございました。

 

 暴露しますと、取っただけで生かされていない資格が多いです。トホホ。

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本田紗来&吉田陽菜が活躍のアジアンオープントロフィー結果

アジアンオープントロフィー2018

 

アジアンオープン(アドバンスノービス女子)で日本から出場した本田紗来選手と吉田陽菜選手が、それぞれ2位と3位に入りました~!!!!

 

あなた方は本当にノービスですか??と、100回くらい聞いちゃいそうなハイレベルな大会!

 

ショートからアメリカのアリサ選手が50.25点で首位発進、続いて輝け日本の星サラちゃんが45.36点で2位、その後ろに期待のスーパーハナちゃんが43.40点で3位と並び、誰がどう勝つか分からん状態!!

 

そして運命のフリー。パソコンが破壊したか、回線会社が倒産したのか疑うレベルでライストがストップ。分かるのは結果だけ!!!

 

しかし、結果だけでも十分に凄さが分かる大会でした。

 

目次

 

アリサ・紗来・陽菜のフリー

まずは、フリーのおさらいから。

 

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2005年8月生まれのALYSAちゃんは、さりげなく3Aを2本も組み込んでいらっしゃいます。しかも、そのうち1本(2Aのように軽やか)は加点までもらっていて恐ろしいレベル。2本目のアクセル(転倒)とループで回転不足はあるものの、このまま順調にジャンプ技術が育っていけば彼女はアメリカのスター選手になるでしょうね。

 

しかし、新ルールのGOE-5に目が釘付けになってしまう私。

やはり大技チャレンジにはリスキーな採点です・・。

あと、何気にPCSの評価がジャッジによってバラバラなのも気になりました。

 

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2007年4月生まれの紗来ちゃんは、他のふたりよりも年齢が下にも関わらず、この成績は、正直いって凄いなんてもんじゃない。しかも、PCSなんてALYSAと同じ40点!本田姉妹といえば表現>技術が得意というイメージですが、紗来ちゃんは技術>表現が得意なタイプだと思っています。それでも持ち前の本田家DNAで、ライバルたちから一歩抜き出た表現力を武器に戦えそうなのも強み。容姿も歴代最高級に可愛いし、受答えもハキハキしていて賢そうだし、めちゃくちゃ応援してますよ!

 

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2018 Asian Open Figure Skating Trophy

2005年8月生まれの陽菜ちゃんは、日本の次世代ホープとして現在大活躍中。(背が伸びた?大人っぽくなった気が!)彼女もまた、順調に成長していけば、この世代で世界トップクラスのスケーターとなっていく存在です。今回は回転不足を多くとられ、少しほろ苦い結果となってしまいましたが、今後もぜひ持ち味の明るさをを生かして頑張っていってほしいです!

 

陽菜ちゃんがアクセルを投入してきただけでも凄いのに、ALYSAちゃんが2本も投入してしまったので、これはシニアのお姉さん方もリスクの中、自分たちも試すべきかどうか悩みますよね~。失敗への減点が大きすぎてデメリット多しですが、今後、若手にバンバン跳ばれてしまうと思うと、それはそれで恐ろしい気もします。

新ルールはどんな感じ?

1位が138.45点で、2位の128.03点と、3位の121.03点をぶっちぎりで離してしまいましたが、紗来ちゃんの年齢を考えると、彼女が1、2年経った時には今回のALYSAちゃんのスコアを越えて来る可能性の方が高いと思います。それ程このくらいの年齢の1,2歳差って大きいですよね。

 

そして、新ルールはどんな感じかな~?と見ていると、GOEうんぬんより、PCSの出方の方が前よりも厳しくなっているように感じました。転倒がなくても、ミス(回転不足やエラー)には気を付けないと、PCSはがっつり引かれてしまいますね、これは。

 

もちろんジャンプの方でも、前ほどGOEの大判振る舞いは見られなそうな空気が・・。どちらかと言うと、ミスに対して容赦ないマイナスが待ち構えている流れです。

日本の次世代スター

ノービスを終え、何だかんだで思ったのは、日本の若手有望説!

特に紗来ちゃんには、このままフィギュア1本で突き抜けてほしいくらい期待しています。

 

末っ子が要領が良いとはいえど、あの才能は個人の能力が大きいと思うな。

 

脚がジャンパーの脚だし、ジャンプも幅があって、真凜ちゃんや望結ちゃんとは、また違ったタイプに見えます。

 

陽菜ちゃんはアクセルが完璧に決まったら、高い評価を受けそうですね!

 

ルール改正で以前よりジャンプの見方が厳しくなっていますが、回転不足をとられないようになると、もっと上に行けそうです!

ジュニアは米韓強し

また、ジュニア女子は米韓が強いですね・・。

 

 ショートが終わった時点で

 

1位 ガブリエラ・イゾ 60.92点

2位 イ・ヘイン 59.34点

3位 アシュリー・リン 53.79点

4位 ウィ・ソヨン 53.2点

 

と、早くも米韓が表彰台を争うのか?!とういう流れに・・!!

日本の吉岡詩果選手は50.65点で4位、住吉りをん選手は50.61点で6位スタートとなりました。

 

終結果は以下の通り。

 

1位 イ・ヘイン 169.58点

2位 ガブリエラ・イゾ 168.03点

3位 ウィ・ソヨン 164.30点

 

やはり韓国人率高し!で、吉岡選手は惜しくも163.12点で4位、住吉選手は145.96点の6位で大会を終えました。

 

しかし、フリーの順位でいうと吉岡選手が112.47点で1位!!表彰台のメンバーと比べても吉岡>ソヨン>ヘイン>イゾの順で点が出ていたので、ショートが本当に悔しかったでしょうね。

キム・ヨナのコピー?!

しかしながら韓国勢はキム・ヨナ以来、なかなか次なるスターが生まれない日々が続いていますが、成長期前の段階では上手い選手が多いのも特長です。

 

ただ、このまま有望選手になるか?!と思いきや、ジュニア~シニアと段々大人になっていくにつれて失速していくのも同じ。

 

イ・ヘイン選手は、キム・ヨナの動きとそっくりなスケートでしたが、キム・ヨナの技術まではコピーしきれていない「動きが似てるね」に留まる感じです。

 

韓国人選手は、年齢に比べて大人っぽい子が多いし、衣装や魅せ方などの自己プロデュース能力も高くて、イイ線までいくのに、一定の基準までいくとストップしてしまうのがもったいない。もっとスケーティングが上手い選手、パワー系の選手、ダンス系の選手と個性を生かして育てられれば、キム・ヨナコピーから抜け出せて、シニアに行っても技術での見せ場を作って戦えるのではないかなぁと思います。

いつの世もジャンプが命

 ルールがいくら変わろうが、いつの時代も結局はジャンプが命!と、いうことだけは、はっきりと言えますね!何だかんだで1番の得点源ですし、いくらジャンプ以外の要素を磨きましょう~と言われても、ジャンプがクリーンに決まらなければ危ういばかりです。

 

それに合わせて特に今季は、GOE幅の変更もあり、高さのある、着氷のブレもないクリーンなジャンプが求められているように思います。もはや回転不足やエラーなんて論外よ!と言われている気分。(今まではURやエラーがなければ強い!だったのが、今季からはそれ+完璧に美しい見栄えのあるジャンプが求められていると思う)

 

まだまだジャッジの採点も評価が不安定で、新ルールも手探り中?!という感じもしますが、とりあえずジャンプだけは安定させておいた方が良さそうです。

大本命のシニアで山下・白岩登場

最後はシニア女子です!

終結果は・・

 

1位 イム・ウンス 184.33点

2位 白岩優奈 173.01点

3位 山下真瑚 163.45点


 ショートで好調だった韓国のウンス選手は、フリーでミスが相次ぐも、ショートの貯金で逃げ切り見事優勝!一方、ショートで力を出せなかった日本勢は、フリーで完璧とはいかなくとも、表彰台レベルは確実にキープしました。

ウンスがバージョンアップ

何といっても注目はウンス選手。韓国人選手の中でも一際「華やか」で、手足の長いスケーター。お顔もエキソジックで国籍不明な感じのミステリアスガール。ジャンプが何であんなに高いの?と、いうくらい上にポーンと跳んでいく、新ルールにおけるGOEでも高評価をもらえそうなジャンパーです。

 

ショートとフリーの冒頭を観た時には、今季のウンスは覚醒している!!と思いましたが、途中で崩れてしまい残念!

 

それでも、ショートは衣装も素敵で、以前よりスケーティングも良くなったかな?と感じました。フリーの方は少し本田真凜選手を思い出させる雰囲気がありましたね。腕の動かし方や、音の取り方なんかが似てると思ったのは私だけでしょうか。プログラムの前半は好きだけど、後半がちょっと長く感じるなぁ~と思ってしまいましたが、それは今回ミスがあったからそう感じたのかもしれないので保留にしておきます!

 

ただ、ウンス選手は今の苦手分野を磨けば本気でコワイ存在になるとは思います。

日本勢も負けてられないですね!

日本人選手の新プログラム

そして、お待ちかねの山下&白岩選手の感想は、

 

真瑚ちゃん⇒単にまだ調整中・仕上げていないだけで、不調ではない!

白岩ちゃん⇒本領発揮できていないだけ

 

です!!!

 

山下選手は、なかなかジャンプが本調子というわけではありませんでしたが、彼女の場合、本格的に調整して準備満タンで挑めばクオリティーは普通にアップすると思うので心配はありません。現に、フリーでも山下選手が登場してから、他と比較して、一気にスケーティングレベルがアップしたのが分かる試合でした!中国人ファンも「日本人選手のスケーティングは快走すぎる♡」と言っていたくらい、グットなスケーティング=日本人と認識されているみたいです。(ちなみに白岩選手も言われていました)あとは、あのスピードをコントロールすれば最高のジャンプになりそうです。

 

しかーし、持越しの「蝶々夫人」は昨シーズンのMYお気に入りプログラムのひとつでしたが、シニア用プログラムは、前半がゴージャスすぎて音にばかり気を取られてしまいました・・。山下選手はボーカルなしの後半の方が似合っていると思います・・。もともとスケート自体がダイナミックなので、音源はもう少し控えめな方が彼女の良さが栄えるのではないかと余計な推測。

 

白岩選手もまた、才能あるとっても良い選手。彼女なら、質の良い練習次第で認定&加点レベルのセカンドループが高確率でもらえると思うので、そこを育てて欲しいと密かに願っています。また、彼女のスケーティングも快走で気持ちの良い滑りをしてくれますし、表現面でも音を意識して、丁寧に演じようとする気持ちが伝わってくる選手です。

 

個人的に白岩選手は、本来もっともっともっと上に立てる逸材だと思っているのですが、ここ数年それをマックスまで生かし切れていないのがスーパーもどかしいです。開花する手前のところまでいるのに、ダイヤモンドの原石状態で磨き切れていないような・・そんなもったいなさを感じます。ジャンプだって表現だって悪くないんだよ~、そこをマックスレベルに仕上げるスパイス(存在)があると良いんですよね~。白岩選手は北米風のスケートスタイルが合うんじゃないかなぁ。そう思うのは私だけなのかなぁ。私はいつか白岩優奈が覚醒するところが見たいぞ!全力応援!

さいごに

総合結果として日本女子は、強いの一言。選手層が厚いのは素晴らしいですね。紗来ちゃん、陽菜ちゃんは頑張った!次も期待!

 

山下選手も白岩選手もアジアンオープンは、あくまでも序章中の序章。これからが世界と戦っていくリアルステージです!そんな強豪レベルのステージにも同じ日本人選手がわんさかいるフィギュア大国日本!このふたりにも、しがみついてバチバチ代表の座を狙っていってほしいですね!

 

そんな日本女子の新プログラムもぞくぞくとお披露目されてきましたので、後ほど感想をゆっくり更新しようと思います。

 

とにかく、これからもハードスケジュールな皆さんですが、アジアンオープンお疲れさまでした。いつも日本のフィギュア史に素晴らしい結果を残してくれてありがとうございます!

 

おわり

 

新ルールでタノはいかがなものかでファンは揉めているようですね・・。ザギトワちゃん並みに綺麗じゃなとメリットないのかなあ~

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スケオタが怖い痛いと言われる理由

 

フィギュアスケートと言えば、スケーターのみならず、その熱心なファンの存在も有名ですが、皆さんはファンの間で起こるトラブルというものを経験したことはございますか?

 

私はYESです。オフコースです。

 

おそらく、ブログやTwitterなどをやっている方は、何かしら事件に巻き込まれたことがあるのではないでしょうか。

 

実は最近、あるスケオタになったばかりの方が、ファン歴ウン十年という方にネットでボロクソに叩かれるという光景を目にしてしまい、あまりにも気の毒に思ったもので、今回はスケオタ界の闇の部分「なぜスケオタには怒りん坊さんが多いのか」or「スケオタが怖い痛いと言われる理由」について考察していきたいと思います。

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目次

 

悪質なネット活動

スケオタ=怒りん坊なイメージの発祥地といえば、ずばりインターネットの世界です。私の知る限りでも、もう何年・・十何年も前からネットではスケーターに対する誹謗中傷で溢れかえっていました・・。また、それはスケーターへの批判に留まらず、それを擁護した書き込みをした人、自分とは違う意見を持った人への攻撃、はたまたテレビのコメンテーターや解説者、ライターなどなど、その対象の範囲は広まり、見る見るうちに地獄絵図化していきました。

5ch、Twitterはスケオタの巣窟

やがてその暴走はウイルスのように姿を変え、「余計なことを言ったら自分も批判の対象になるのではないか」と、静かに応援していたファンたちを恐れさせ、彼らの口さえも閉ざしてしまう流れとなりました。凄い感染力です。特に巨大掲示板5chとスケオタの多いTwitterでは、長年ファン同士によるバトルが繰り広げられ、現在もいつ誰に攻撃されるかわからないと、不安に思い、好きなことさえも自由に呟けない方が多いように感じます。まさに心のマスク状態・・誰かひとりが思い切って自分の意見を投稿すると、実は私もそう思っていました・・。私だけじゃなかったのですね・・。と、いう声が多いこと!

 

さらに5chやTwitterでは、スケオタ以外の方がフィギュアスケート関連のことに言及しただけでも批判される現象も日常化し、スケオタは怖いというイメージは、すっかり定着してしまったように思います。

全員応援は意識高い系?

あの選手は好きでけど、この選手は嫌いだ!!と、ワイワイ論争が行われる中、私は皆応援しているよ~というファンもいます。しかし、最近では全員応援派さえ「意識高い系・高杉君」として煙たがられる事案も発生・・。トホホ・・もう、どうしろというんじゃ~!!全員応援する行為は意識を高く持たなくても出来るものであります。なぜならフィギュアスケートを観戦すること、演技を観ること自体がたまらなく好きなんです!と、いう単純な理由があるから。国別の個性とか、コーチ別の個性とか、振付師別の個性とか・・そういう違いを楽しむのが好き!それがフィギュアスケートの醍醐味!という方も、とても多いはずなんですよ!

 

毎年、新プログラムが発表される前に、「あの選手はこの曲がいいな~」「この選手はあの振付師がいいんじゃない?」と、ワクワクするのは誰だって、スケーターの個性の違いを楽しみたい証拠ではありませんか!全然、意識なんぞ高くなくてもスケートは楽しめるのです。

 

代理戦争

さて、ここまではスケオタの怖さについて語らせていただきましたが、ここからは「痛い」と言われる理由にも触れたいと思います。実は、スケオタによるアンチ活動の中において、代理戦争なるものが存在していることは暗黙の了解とでもいいますか、妙な文化だなぁと思う今日この頃。代理戦争とはなんぞや?という方へ説明いたしますと、A選手が嫌いなために、好きでもないA選手のライバル選手を持ち上げたり、そのライバル選手を使ってA選手を攻撃するといったものです。まったく失礼極まりないですな!

スケーターはアンチの道具じゃない

まず、羽生選手にしろ宇野選手にしろ宮原選手にしろ樋口選手にしろ、本田選手にしろ、スケーターはアンチのおもちゃじゃないんですよね。特に女子の宮原・樋口・本田への集中攻撃は不快しかありません。もちろん心配してマイナス面をあえて語るファンの方はいますが、そういったものが中傷ではないと読めば分かりますし、そういう意見までアンチと決めつけては絶対になりません。しかし、単なる暴言というものは一目瞭然です。スケートとは無関係のことまで叩く言葉を見れば分かる通り、それは単なるアンチのストレス解消の道具でしかありません。

好きを語るに批判はいらぬ

私が考えるに、好きを語るに批判はいらないのではないでしょうか。例えば、あなたは「なぜ浅田真央が好きですか?」と、聞かれたら「彼女の柔らかでエレガントな滑りが好きだからです」と答えれば言いだけです。「なぜ真央ちゃんが好きですか?」という問いに「キム・ヨナが嫌いだからです」「コストナーより感動するから」などと言う必要はありません。むしろ、それは好きの答えではありませんよね。好きを語るには、その選手の魅力を伝えれば、相手にも十分に伝わるものです。だからこそ、好きを語るにあえて他を下げることは、非常にもったいなく、無意味な行動に思えてなりません。

 

謎のカースト制度

スケオタの怖さ、痛さ・・の頂点はなんぞや。ここに最終的にたどり着くのは、謎のカースト制度です。フィギュアスケートには、誰のファンか、ファン歴は何年か、観戦数はどのくらいかによって、ファンの位が自動的に振り分けられています。最近ではSNSのフォロワー数とかも関係ありそうですね。しかし、これもまた別にネット内で勝手に生まれた空気のようなもので、どうでもいいといえば、どうでもいい制度であります。ただ、このカースト制度上位の人間が怒りん坊さんで、敏感屋さんなのは間違いないでしょう。

好きになる入り口はなんでもOK

個人的には、アニメの世界と現実世界の区別がつかなくなっていて、気持ちの悪い妄想を選手の目に入るかもしれない場で垂れ流す行為には賛成できませんが、フィギュアスケートを好きになるきっかけにアニメがあることに対しては大歓迎です。どんなきっかけでも、それでファンが増えて、盛り上がっていくなら嬉しいですよね!逆に新規のファンは無知だとか、よく知りもしないでフィギュアを語るな!などの命令をしている書き込みを目にすると、とても残念に思います。いちいち新規ですが・・とか、へりくだる必要もなし!(常識的な)マナーを守って応援すれば、誰だってその日から立派なファンですよ。違いますか?趣味や娯楽にまで上下関係とかいりませんから~!!

スケートの好みはあって普通

そして、選手の好き・嫌いとは別に、スケートの好みは誰にだってあると思います。パワフルなスケート、エレガントな滑り、コミカルな演技に、エモーショナルなパフォーマンス・・。様々なスケートスタイルがある中で、自分の好みのスケートがある、それは私も同じです。しかし、その好みというのは、好きの中の特に好き、くらいの感覚であり、あくまでもスケートの好みにしか過ぎません。元から全部好きで、その中で特別心が響くものという感じ。スケートの好みと選手が好きか嫌いかなんて全くの別物です。自分好みのスケート以外は全部嫌いなんて発想はむしろ極端な例かと思いますよ。それはスケートの好みではなく、単に特定のが嫌いなだけではないでしょうか。宇野選手のスケートが好きでも、同じ日本人でめちゃくちゃ強い羽生選手のことは尊敬レベルに応援したくなるし、宮原選手のスケートが好きだからといって、全日本で宮原以外は優勝しちゃダメなんて思うわけがありません。

 

他カテゴリーのファンの方って、ここの線引きがはっきりしていますよね。Aさんが好きだからといって、Bさんを嫌わない。ひたすらAさんしか眼中なし!みたいな。この自分の良しとするもの以外NGという文化は、フィギュアスケート独特だと思います。

 

まとめ

私は基本的に「全員応援スタイル」ですが、そんな私もブログでは特定スケーターのことばかり載せているかもしれません。そこには、どうしても普段、アンチの対象になっている選手の良さを伝えたいという気持ちが少なからずあるのも事実です。また、人気の高い選手の話題や情報は至るところで手に入るので、私が言わなくても皆さん知ってるし・・的な控えめ心からあえてパスすることが多いです。(だって自分が思ったことと同じことを絶対に誰かが載せているし!)

 

また、読者の方が嫌いな選手のことを書いて、「そっち派かよ!」と、(そういうことだと思う)登録解除されたり、フォロー解除されたりとかも当たり前。宇野選手のことを絶賛して書いた記事を羽生選手のアンチに利用されたりとかも普通にあります。

 

その一方で、ありがたい言葉を発信してくださる方もいらっしゃいます。(ひっそりとスケオタをしている方率高し)

 

 

だからスケオタは怖い痛いだけではなく、普段はネット社会という表に出てこないだけで、ほのぼのスケーターを応援し、フィギュアスケートを愛しているファンの方も多いのです!

 

怒りん坊さんは一部だけ!ただ、一部の威力が凄すぎて、全体像が大きく見えるだけなようです。

 

その一部は、同じファンからも恐れられている、それが今のよく分からないスケオタ界をつくっているとして、結論づけます。

 

と、いうわけで、ぜひ皆さんもブログをして好き~に応援しましょう。

何にも恐れず、アタイはアタイの応援スタイルを貫くぜ!という気合いで。

フィギュアスケートネタは荒れるから書きたくてもためらうな~という方も、本音を呟くのは怖いなぁ~という方も書きましょうよ~!私は読みたいです!

 

完全崇拝しか認められず、少し疑問を呈しただけで「私の好きな選手をけなしている~」と、過剰反応されて何にも言えなくなるのも嫌だし、好きな選手を好きといえない変な空気も嫌!!

 

ざっくざっくファン同士が本音で語りあえる場がもっと増えると楽しいのですが・・。

 

そんな日が来ることを願って、私は細々とここに書いていきたいと思います。

 

再度名言(ブログ登場2回目)

悪口を言われたら「悔しい」「恥ずかしい」と思いますが、言った人も、聞いた人も、すぐに死んでいきますから気にしなくてもいいのです。

 徒然草 第38段

 

特定のスケーターを応援するために、他を全力で叩くのは、自身の好きなスケーターの評判まで落とし兼ねなく、逆に迷惑になっているようにさえ見えます。恥ずかしい応援の仕方は本当にやめてほしい。その熱心さを少し変えて、プラスの方向へ行ってほしいものです・・。

 

以上、言いたいことも言えないスケオタのうちのひとりからでした。

 

 

ちなみにスケオタ以外に「スケオタってどう思う?」と聞いてみた結果は、やはり「怖い」とのことです。

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 こういうファンの方が、ファン歴関係なく無知なんじゃないかなぁ。

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