オオカミのとおぼえブログ

ブログ概要に関しては、ブログトップ記事からどうぞ!

【ブログ概要】謎だらけブロガーMs.オオカミについて【プロフィール】

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はじめまして!「オオカミのとおぼえブログ」へようこそ!

わたくし、管理人のMs.オオカミと申します。

 

ここでは、当ブログの概要やMs.オオカミのプロフィールについて、ご説明したいと思います!!


見出し

 

Ms.オオカミについて

当ブログでは、管理人の個人情報について公開しておりません。秘密主義です。昨今、多くのブロガーが名前(本名)・年齢・経歴・出身等を明らかにしていますが、こちらでは、あえてのシークレットを貫き、「一体どんなヤツが運営しているんだ?!」と、いうミステリアスさを楽しんで頂ければと思います。しかし、たまにチラホラ載せる体験談的な記事ではプライベートなことが流出しているので、そこら辺から推測していただければ・・と思います。

 

ちなみに少しだけプロフィールを紹介致しますと・・

性別 女

体質 胃虚弱で不健康、ブロガーに不向きな眼精疲労、涙もろい

です。

 

 

詳細なプロフィールが分からないこそ、私の人柄は文章でそれぞれイメージしてくださいね(*^^*){えっ?ロマンチストな評論家気どり?薄っぺらい人間?ガーン・・いやいや、それでも構いません!!

趣味・好きなもの

◇スポーツ観戦

◇BSやNHKの旅or歴史紀行番組、海外ドキュメンタリー

数独・スターハンティング

YOUTUBE

◆とにかくミニチュアなもの

◆犬

◆読書

 

 

ブログ概要

続いてはこんな謎すぎるヤツが書いているブログの概要についてお話します。

 

こちらでは主に、気になるニュースや話題(をコラム風に書く)・犬・BS番組のまとめや感想・資格情報・スピリチュアルな体験談・小学生向けの教育関連記事・フィギュアスケート観戦の感想などを載せています。

 

特にコレと決まったテーマはなく、雑記ブログではありますが、現在は上記のテーマが軸となって運営している感じです。ただこのブログは、私の思い付きや自由~に書いているため、スケート記事が多いときは、そこに一極集中して更新することが多いです。今後は、あまりテーマが偏りすぎないように注意したいです。

まずは読んでほしい記事一覧

しかしながら、ブログで1番の人気を占めるのは、なんとなんと「犬」記事になります。そこで「オオカミのとおぼえブログ」で、まずは読んでほしい記事をリストアップしてみました!!

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 狼の眼:こちらは、ブログを始めたばかりの頃に書いた「ゴールデンレトリバーが赤ちゃんを噛み殺してしまったニュース」を受けての記事になります。自身が同じ犬を飼っていた体験談から伝えたいことを綴ったら、多くの方にシェアされ、ありがたいことに検索上位にも評価され、いまだに多くのアクセスがある記事になっています。かなり熱をこめて書いたので勢いがありますが、初期の文章なのでへたっぴで恥ずかしさも少しあり。まぁ、それも良き思い出として大切にしています。

 

goldenretrievers.hatenablog.com

狼の眼:こちらは「一万円のセールで売られていた犬をかった」私の実体験になります。 時々SNSでも反響があり、「(愛犬を)大切に育てようと思った」「役立った」と言ってくださる方がいて嬉しいです。もしかしたら、ブログをやっていて初めて誰かのためになった記事かもしれません。ちなみに記事トップ画の犬の話です。

 

goldenretrievers.hatenablog.com

狼の眼:こちらは先ほどプライベートがちょいちょいバレてるかも?と、言っていた方の実体験系記事になります。意外と幼児期健忘がない方がいらっしゃるみたいで、そういったところで共感して頂いてるようです。この他にも実体験系記事では心霊体験もいくつか載せているので興味と勇気のある方は心霊タグからご覧ください(ニヤリ) 

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 狼の眼:こちらはBS関連の記事のひとつで「フランケンシュタインの誘惑」という番組のまとめ・感想になります。実は結構グロ系、オカルト系も平気な私なんですが(さり気なく言うな!)、歴史好きの人間にとってNHKでやっている「映像の世紀」とかBS1でやっているドキュメンタリーは必見だと思うんですね。歴史の中に残酷さや闇というものは付き物じゃないですか。どうしても遭遇してしまうものだし、歴史を語るには避けてはならない知識ですよね。おそらくこの記事にたどり着かれる方はそんな方が多いと思うのですが、長く検索からアクセスのある記事です。

 

goldenretrievers.hatenablog.com

狼の眼:同じくBS関連の記事になります。なかなか興味のある方しかたどり着かないワードでも、他のことを目的にこのブログに来られた方が 、合わせて読んで頂けたら・・と思っています。またそれとは逆に、他ブログでもリンクをつけてくださったり、情報を共有して頂けているようで嬉しいです。

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 最後は、フィギュアスケート関連の記事です。スケート記事は数が多すぎるので、定期的に記事を選んで上記にまとめて紹介しています。特定選手ではなく、スケーター全体を応援している「フィギュアスケート愛」の詰まった記事にしており(つもり)、試合結果や選手の動向をひたすらピックアップするというよりは、独自のスタイルでフィギュアスケートの気になる点を書いています!

 

他にも色々な記事があるので、興味を持った方はぜひともご覧ください。

たまーに長期サボタージュする癖がございますが書きたいことをインプットしているだけなのでご了承くださいませ。休業中も読者登録ありがとうございます。 

 

そんなわけで、今後とも「オオカミのとおぼえブログ」をよろしくお願いします♡

お問い合わせ・プライバシーポリシー

当ブログではコメント欄やはてなスターを設けておりません。あくまでもコメント欄の掲示板化やブログが重くなる事を避けるための対応でございます。コメント欄がないのにも関わらず、ブックマークからコメントをくださったり、SNSで言及やシェア、ブログに紹介リンクを貼ってくださりありがとうございます。

 

また、お仕事依頼用のお問い合わせ先スマホ版からも分かるように設置いたしました。尚、記事の感想については、個々の感想にEメールで返信をすると、大変な作業になってしまうためお断わりしています。

goldenretrievers.hatenablog.com

と、合わせてプライバシーポリシー

goldenretrievers.hatenablog.com

 

 ※読み込みが激遅いですが、必ず開きますのでご勘弁を~。PC版の方ではサイドバーのプロフィール下にリンクがあり、そちらは読み込みはやいです。

 

こちらはブログを読んで興味を持ってくださった方の連絡用として設置しております。(お仕事依頼・ご相談に限ります)対象外のお問い合わせに関しては、返信できないことをご了承ください。当たり前ですが全くブログに関係のない事や個人情報にはお答えできません!

 

ちなみに、相談については、記事で紹介している商品やお店などの質問、またはお手伝いできることがあれば答えられる範囲で・・になります。

 

ちなみに「スマホからはどうやってカテゴリー別に検索すんじゃい!」という疑問についてですが、画面左上に薄~くあるタグをクリックすると、各タグに書いてあるカテゴリーに飛びます!めちゃくちゃ分かりにくくてすみません。

 

おわり

【アルク】小学校英語指導者資格認定までの体験談・更新手続き

 

ちょうど4年前、私はアルク児童英語教師育成コースにて「小学校英語教師」の資格認定を終えたのですが、今回4年に1度の資格更新手続きがあったので、これから講座を受ける方に向けて参考になるように、資格取得~更新手続きまでの流れを紹介したいと思います。

 

目次

 

小学校英語指導者とは?

アルク児童英語教師育成コース」は、NPO法人小学校英語指導者認定協議会(J-SHINE)から認定を受けている講座で、ここですべての受講、テストを修了すると「小学校英語指導者資格」が取得できます。この資格自体は、アルクの他にもイーオンやOKCといった海外にて短期間で取得する方法もありますが、アルクでは講座を通信のみで行えるというメリットがあるので、自分のペースで進めたい方には最もオススメする講座だと言えます。

受講の流れ

受講すると、さっそく以下のテキストが送られてきます。

小学校英語指導者J-SHINE準認定 資格取得準備コンプリートコース

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コースガイドやDVD、CD、メインで使うテキスト7冊、サンプル教材などなど

 

はじめにテキストを熟読し、「基礎力」を身に着けます。ここでは主に、児童英語教育とはどういったものか、ということについて学びます。続いて「英語力」「実践力」の確認を行います。基本的な英語力を試すための問題や、教室で教える際に適切な単語や文法の言い回しなどを学んだり、CDを使って発音を鍛えたりします。さらに、これらの基礎知識がきちんとインプットされたかを確認するためのテストが計6回あり、次の段階へと進むためには、必ず合格しておく必要があります!

 

しかし、テストの難度自体は英検2級程度のもので、普通にテキストを読んでいれば、どれも合格可能なレベルなので安心を。また、テストは「テストコ」というアルクの受講生用のWeb専門サイトから受験できるので、すぐに合否が分かり、サクサク進むことができます。

 

レッスンプランが大変!

私は6ヶ月で受講修了を目指していたので、最初からフルスピードで学習していたのですが、テストは難なくクリアできても、講座の大目玉「レッスンプランの作成」には悩みましたね~。アルクの講座では、受講4ヶ月目に幼児向けレッスンプラン、5ヶ月目に高学年向けレッスンプランを作成する(のが望ましい)ことになっているのですが、これがまた合格をもらうまでドキドキものなんです。レッスンプランとは、実際に自分が行う授業の計画を書いてみよう!というもので、予め送られて来ている作成用紙に、授業の所要時間、指導項目(取り扱う表現と単語を明記)、活動内容と教師と子どものやりとり(英語で)留意点、使用する教材・教具などを書き、先生に提出するんですね。1ヶ月しないくらいで、評価・コメントつきで返送されてくるのですが、このプランは10段階評価(A+→A→A-→B+→B→B-→C+→C→C-→D)で、B-以上で合格、C+以下は不合格となります。※再提出は各1回のみ!一発合格を目指しょう!・・ただし新設されたコンプリートコースでは、無制限に受験できるそうです!

レッスンプラン作成のアドバイス

ちなみに私は幼児向けのプランでA+、高学年プランでA評価でした。高学年プランは仕事終わりの徹夜で作成したため、後から見直したら恥ずかしい誤字脱字がありました・・。でもそんなのでも合格しましたからね。そんな私からのプラン作成にあたるアドバイスは、とにかく童心に返って楽しい授業を意識する!ということです!

時間配分はきちんと

私は以前、学童保育で働いていた経験から、おおよそのこどもの動きを把握していたので、時間配分や留意点に関しては自信を持って書くことができました。よくやってしまいがちなミスで、あれもこれも詰め込んじゃう!というのがあると思うのですが、こどもって集団になると、びっくりするくらいスローテンポになっちゃたりするので、テンポよく進むように楽しく、集中して出来る内容で繋げていくことを心がける必要があります。また、全ての子が参加できるように考慮することも大切で、自分が思っている企画よりも、少し簡単にしたものが適していると思います。

教材に助けてもらう

私は講座テキストの他に個人で2冊ほど、教室英語のフレーズ集と指導プランガイドを買い揃えました。(ちなみにAmazonで中古)幼児と高学年で使う英語は、どのくらい違うのかなど不安があったので、確認の意味でも教材に頼るのは良かったと思います。また、それにあわせてCDつきの絵本も購入しましたね。もちろん、レッスンプランの中で使う用の絵本ですが、一応プランの中の先生は私(日本人)なので、できるだけネイティブの発音を子どもたちに知ってもらえるように、授業では積極的にCDを使おうと考えての計画です。

先生からのお言葉

参考までに幼児用プランの方では、「からだのパーツを覚える」ことをテーマにボディゲーム、絵本、ふくわらいなどをしました。先生からは・・

パペットを使ったやりとり、歌、ゲーム性のある活動と子どもが楽しく集中してレッスンに取り込めるように考えられたよいプランとなっていました。既習の単語や表現もどんどん取り上げ、繰り返し練習し確実な定着をめざしたところもよかったです。このような流れで進めていかれるとよいかと思います。

とのことでした!!(パペットは授業の最初に出席をとる際に使いました)

 

高学年用プランでの方では、「将来の夢」をテーマに学習し、それに合わせて職業の単語を覚えるためにカードゲーム(英語版坊主めくり)をしたり、webサイトから拝借した教材(探すとたくさんあります)を使ったりしました。先生からは・・

全体を通して生徒に発話させる工夫が見られ、練習量の多いレッスンプランでした。特に導入後の口頭練習をしっかり行っていた点と、ゲームを通して発話につなげていた点が良かったです。生徒が興味を持ち楽しく活動できるようなアクティビティやティーチャートークが豊かで、生徒も生き生きと活動できると思います。

高学年用では、とにかく復習をめちゃくちゃやるように意識しました。でも基本の楽しくは同じですね!英語力うんぬんよりもココが1番大切です。

DVDで受講しました

そして何とか6ヶ月で受講クリアし、修了証をゲットした私。(延長すると、追加料金を払って受講しないといけません!)次に待ち構えていたのは、研修講座です!!!※研修まで終えないと資格取得にはなりませんので注意!この研修は本来なら指定された場所で2日間ほど講義を受けてくるものなんですが、開催場所まで行く時間がないわ~という人向けにDVDで受講できるコースもあって、私はDVD版を選びました。ちなみにDVDコースでは、視聴後に確認テストを受け、合格する必要があります。現在はもとからこのDVD講座まで一式になったコンプリートコースがあるので、最初から研修に行けない方は、このコースを選ぶといいかもしれませんね。

いよいよ申請へ

これで全てのカテゴリーで合格を果たしたら、いよいよアルクへ資格申請を行います!ここでは、何かと書き物や提出物が多かった記憶が・・・。とにかく記入漏れや、不備なく提出することが大切です!!そして申請に通ると「小学校英語準認定指導者資格」が与えられ、IDカードが送られてきて、見事合格となります。「小学校英語指導者資格」を取得するには、資格申請時に幼児および小学生を対象に50時間以上の指導経験があることを別紙に記入し郵送しなければいけません。または、準認定資格を得た後、指導時間が50時間以上に満たした時点で、それを申請すれば「小学校英語指導者資格」を取得できます。

4年に1度の更新

資格取得後も4年に1度の更新が待っています。私は2018年3月末日までが資格有効期限でしたが、この場合2018年6月30日までに手続きを行う必要があります。更新手続きの方法は、有効期限が近づいてくるとアルクから「チェックリスト」と振込用紙が送られてくるので、コンビニエンスストアで振り込みをした後、すみやかに、記入したチェックリストとIDカード用の写真を送付してください。

チェックリストには何を書くの?

私もどんな風に書けばいいのか悩みましたが、これまでにやって来た活動や自身の英語学習なんかを書いてまとめました。具体的に説明しますと、チェックリストはAとB各1枚ずつ送られてきて、Aには、この4年間に小学校での指導経験がある方が、Bには小学校以外での指導経験がある方、および特に指導経験のない方が記入するかたちとなります。私はBに該当するので、学校以外で指導した内容や趣味のフィギュアスケートを通した翻訳などの学習について記入しました。(それでOKでした)

 

「チェックリストB」は800文字程度の記入を求められるので、2~3枚コピーしておくといいかもしれません。私は字が大きいので、1枚では絶対に書き切れませんでした。しかしその後、アルクのサイトから用紙がダウンロードできることを知り、しかもパソコンで打ち込めることを知ったので、サイトの方から記入することを強くオススメします。

新しいカードが届きました

こうして無事に更新も完了。忘れた頃に新しいカードが届きました!ひどい写真なのがイヤだけど・・。私はなぜに証明写真系は麻薬密売人のようになるのでしょう・・。

 

何はともあれ、こんな感じで更新していくかたちとなりそうです。

 

この4年間の間に、コンプリートコースが出来たり、小学校での英語も活発化したりと色々な面で変化があったようですが、気になる方は今のうちに取得しておくのがベストですよ!消費税も上がるし、こういうのは、どんどん高くなっちゃいますからね。

 

あ、追加なんですが、レッスンプランを作る際なんかも「これは圧倒的に子どもに慣れている人じゃないと分からないんじゃないか・・」と心配される若い方もいらっしゃるかもしれませんが、私自身この資格を取得したのが20代独身の頃だったので、そこら辺は大丈夫ですよ~。よく受講者の声で紹介されているのは、主婦世代や先生だったりするので、「私は需要があるのかな?!」なんて考えてしまうかもしれませんが、私の知り合いは大学時代に海外留学をした際ついでに取ってきましたから、20代でも全然OKです!(ただ金銭的にはアルクの方がかなり助かります)

 

以上が、アルク小学校英語指導者資格取得~更新までの紹介でした。

 

※現在サイトが重くならないようにアドバイスを受け、はてなスターを外しています。今まで付けてくださった皆さんありがとうございました。

 

 暴露しますと、取っただけで生かされていない資格が多いです。トホホ。

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本田紗来&吉田陽菜が活躍のアジアンオープントロフィー結果

アジアンオープントロフィー2018

 

アジアンオープン(アドバンスノービス女子)で日本から出場した本田紗来選手と吉田陽菜選手が、それぞれ2位と3位に入りました~!!!!

 

あなた方は本当にノービスですか??と、100回くらい聞いちゃいそうなハイレベルな大会!

 

ショートからアメリカのアリサ選手が50.25点で首位発進、続いて輝け日本の星サラちゃんが45.36点で2位、その後ろに期待のスーパーハナちゃんが43.40点で3位と並び、誰がどう勝つか分からん状態!!

 

そして運命のフリー。パソコンが破壊したか、回線会社が倒産したのか疑うレベルでライストがストップ。分かるのは結果だけ!!!

 

しかし、結果だけでも十分に凄さが分かる大会でした。

 

目次

 

アリサ・紗来・陽菜のフリー

まずは、フリーのおさらいから。

 

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2005年8月生まれのALYSAちゃんは、さりげなく3Aを2本も組み込んでいらっしゃいます。しかも、そのうち1本(2Aのように軽やか)は加点までもらっていて恐ろしいレベル。2本目のアクセル(転倒)とループで回転不足はあるものの、このまま順調にジャンプ技術が育っていけば彼女はアメリカのスター選手になるでしょうね。

 

しかし、新ルールのGOE-5に目が釘付けになってしまう私。

やはり大技チャレンジにはリスキーな採点です・・。

あと、何気にPCSの評価がジャッジによってバラバラなのも気になりました。

 

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2007年4月生まれの紗来ちゃんは、他のふたりよりも年齢が下にも関わらず、この成績は、正直いって凄いなんてもんじゃない。しかも、PCSなんてALYSAと同じ40点!本田姉妹といえば表現>技術が得意というイメージですが、紗来ちゃんは技術>表現が得意なタイプだと思っています。それでも持ち前の本田家DNAで、ライバルたちから一歩抜き出た表現力を武器に戦えそうなのも強み。容姿も歴代最高級に可愛いし、受答えもハキハキしていて賢そうだし、めちゃくちゃ応援してますよ!

 

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2018 Asian Open Figure Skating Trophy

2005年8月生まれの陽菜ちゃんは、日本の次世代ホープとして現在大活躍中。(背が伸びた?大人っぽくなった気が!)彼女もまた、順調に成長していけば、この世代で世界トップクラスのスケーターとなっていく存在です。今回は回転不足を多くとられ、少しほろ苦い結果となってしまいましたが、今後もぜひ持ち味の明るさをを生かして頑張っていってほしいです!

 

陽菜ちゃんがアクセルを投入してきただけでも凄いのに、ALYSAちゃんが2本も投入してしまったので、これはシニアのお姉さん方もリスクの中、自分たちも試すべきかどうか悩みますよね~。失敗への減点が大きすぎてデメリット多しですが、今後、若手にバンバン跳ばれてしまうと思うと、それはそれで恐ろしい気もします。

新ルールはどんな感じ?

1位が138.45点で、2位の128.03点と、3位の121.03点をぶっちぎりで離してしまいましたが、紗来ちゃんの年齢を考えると、彼女が1、2年経った時には今回のALYSAちゃんのスコアを越えて来る可能性の方が高いと思います。それ程このくらいの年齢の1,2歳差って大きいですよね。

 

そして、新ルールはどんな感じかな~?と見ていると、GOEうんぬんより、PCSの出方の方が前よりも厳しくなっているように感じました。転倒がなくても、ミス(回転不足やエラー)には気を付けないと、PCSはがっつり引かれてしまいますね、これは。

 

もちろんジャンプの方でも、前ほどGOEの大判振る舞いは見られなそうな空気が・・。どちらかと言うと、ミスに対して容赦ないマイナスが待ち構えている流れです。

日本の次世代スター

ノービスを終え、何だかんだで思ったのは、日本の若手有望説!

特に紗来ちゃんには、このままフィギュア1本で突き抜けてほしいくらい期待しています。

 

末っ子が要領が良いとはいえど、あの才能は個人の能力が大きいと思うな。

 

脚がジャンパーの脚だし、ジャンプも幅があって、真凜ちゃんや望結ちゃんとは、また違ったタイプに見えます。

 

陽菜ちゃんはアクセルが完璧に決まったら、高い評価を受けそうですね!

 

ルール改正で以前よりジャンプの見方が厳しくなっていますが、回転不足をとられないようになると、もっと上に行けそうです!

ジュニアは米韓強し

また、ジュニア女子は米韓が強いですね・・。

 

 ショートが終わった時点で

 

1位 ガブリエラ・イゾ 60.92点

2位 イ・ヘイン 59.34点

3位 アシュリー・リン 53.79点

4位 ウィ・ソヨン 53.2点

 

と、早くも米韓が表彰台を争うのか?!とういう流れに・・!!

日本の吉岡詩果選手は50.65点で4位、住吉りをん選手は50.61点で6位スタートとなりました。

 

終結果は以下の通り。

 

1位 イ・ヘイン 169.58点

2位 ガブリエラ・イゾ 168.03点

3位 ウィ・ソヨン 164.30点

 

やはり韓国人率高し!で、吉岡選手は惜しくも163.12点で4位、住吉選手は145.96点の6位で大会を終えました。

 

しかし、フリーの順位でいうと吉岡選手が112.47点で1位!!表彰台のメンバーと比べても吉岡>ソヨン>ヘイン>イゾの順で点が出ていたので、ショートが本当に悔しかったでしょうね。

キム・ヨナのコピー?!

しかしながら韓国勢はキム・ヨナ以来、なかなか次なるスターが生まれない日々が続いていますが、成長期前の段階では上手い選手が多いのも特長です。

 

ただ、このまま有望選手になるか?!と思いきや、ジュニア~シニアと段々大人になっていくにつれて失速していくのも同じ。

 

イ・ヘイン選手は、キム・ヨナの動きとそっくりなスケートでしたが、キム・ヨナの技術まではコピーしきれていない「動きが似てるね」に留まる感じです。

 

韓国人選手は、年齢に比べて大人っぽい子が多いし、衣装や魅せ方などの自己プロデュース能力も高くて、イイ線までいくのに、一定の基準までいくとストップしてしまうのがもったいない。もっとスケーティングが上手い選手、パワー系の選手、ダンス系の選手と個性を生かして育てられれば、キム・ヨナコピーから抜け出せて、シニアに行っても技術での見せ場を作って戦えるのではないかなぁと思います。

いつの世もジャンプが命

 ルールがいくら変わろうが、いつの時代も結局はジャンプが命!と、いうことだけは、はっきりと言えますね!何だかんだで1番の得点源ですし、いくらジャンプ以外の要素を磨きましょう~と言われても、ジャンプがクリーンに決まらなければ危ういばかりです。

 

それに合わせて特に今季は、GOE幅の変更もあり、高さのある、着氷のブレもないクリーンなジャンプが求められているように思います。もはや回転不足やエラーなんて論外よ!と言われている気分。(今まではURやエラーがなければ強い!だったのが、今季からはそれ+完璧に美しい見栄えのあるジャンプが求められていると思う)

 

まだまだジャッジの採点も評価が不安定で、新ルールも手探り中?!という感じもしますが、とりあえずジャンプだけは安定させておいた方が良さそうです。

大本命のシニアで山下・白岩登場

最後はシニア女子です!

終結果は・・

 

1位 イム・ウンス 184.33点

2位 白岩優奈 173.01点

3位 山下真瑚 163.45点


 ショートで好調だった韓国のウンス選手は、フリーでミスが相次ぐも、ショートの貯金で逃げ切り見事優勝!一方、ショートで力を出せなかった日本勢は、フリーで完璧とはいかなくとも、表彰台レベルは確実にキープしました。

ウンスがバージョンアップ

何といっても注目はウンス選手。韓国人選手の中でも一際「華やか」で、手足の長いスケーター。お顔もエキソジックで国籍不明な感じのミステリアスガール。ジャンプが何であんなに高いの?と、いうくらい上にポーンと跳んでいく、新ルールにおけるGOEでも高評価をもらえそうなジャンパーです。

 

ショートとフリーの冒頭を観た時には、今季のウンスは覚醒している!!と思いましたが、途中で崩れてしまい残念!

 

それでも、ショートは衣装も素敵で、以前よりスケーティングも良くなったかな?と感じました。フリーの方は少し本田真凜選手を思い出させる雰囲気がありましたね。腕の動かし方や、音の取り方なんかが似てると思ったのは私だけでしょうか。プログラムの前半は好きだけど、後半がちょっと長く感じるなぁ~と思ってしまいましたが、それは今回ミスがあったからそう感じたのかもしれないので保留にしておきます!

 

ただ、ウンス選手は今の苦手分野を磨けば本気でコワイ存在になるとは思います。

日本勢も負けてられないですね!

日本人選手の新プログラム

そして、お待ちかねの山下&白岩選手の感想は、

 

真瑚ちゃん⇒単にまだ調整中・仕上げていないだけで、不調ではない!

白岩ちゃん⇒本領発揮できていないだけ

 

です!!!

 

山下選手は、なかなかジャンプが本調子というわけではありませんでしたが、彼女の場合、本格的に調整して準備満タンで挑めばクオリティーは普通にアップすると思うので心配はありません。現に、フリーでも山下選手が登場してから、他と比較して、一気にスケーティングレベルがアップしたのが分かる試合でした!中国人ファンも「日本人選手のスケーティングは快走すぎる♡」と言っていたくらい、グットなスケーティング=日本人と認識されているみたいです。(ちなみに白岩選手も言われていました)あとは、あのスピードをコントロールすれば最高のジャンプになりそうです。

 

しかーし、持越しの「蝶々夫人」は昨シーズンのMYお気に入りプログラムのひとつでしたが、シニア用プログラムは、前半がゴージャスすぎて音にばかり気を取られてしまいました・・。山下選手はボーカルなしの後半の方が似合っていると思います・・。もともとスケート自体がダイナミックなので、音源はもう少し控えめな方が彼女の良さが栄えるのではないかと余計な推測。

 

白岩選手もまた、才能あるとっても良い選手。彼女なら、質の良い練習次第で認定&加点レベルのセカンドループが高確率でもらえると思うので、そこを育てて欲しいと密かに願っています。また、彼女のスケーティングも快走で気持ちの良い滑りをしてくれますし、表現面でも音を意識して、丁寧に演じようとする気持ちが伝わってくる選手です。

 

個人的に白岩選手は、本来もっともっともっと上に立てる逸材だと思っているのですが、ここ数年それをマックスまで生かし切れていないのがスーパーもどかしいです。開花する手前のところまでいるのに、ダイヤモンドの原石状態で磨き切れていないような・・そんなもったいなさを感じます。ジャンプだって表現だって悪くないんだよ~、そこをマックスレベルに仕上げるスパイス(存在)があると良いんですよね~。白岩選手は北米風のスケートスタイルが合うんじゃないかなぁ。そう思うのは私だけなのかなぁ。私はいつか白岩優奈が覚醒するところが見たいぞ!全力応援!

さいごに

総合結果として日本女子は、強いの一言。選手層が厚いのは素晴らしいですね。紗来ちゃん、陽菜ちゃんは頑張った!次も期待!

 

山下選手も白岩選手もアジアンオープンは、あくまでも序章中の序章。これからが世界と戦っていくリアルステージです!そんな強豪レベルのステージにも同じ日本人選手がわんさかいるフィギュア大国日本!このふたりにも、しがみついてバチバチ代表の座を狙っていってほしいですね!

 

そんな日本女子の新プログラムもぞくぞくとお披露目されてきましたので、後ほど感想をゆっくり更新しようと思います。

 

とにかく、これからもハードスケジュールな皆さんですが、アジアンオープンお疲れさまでした。いつも日本のフィギュア史に素晴らしい結果を残してくれてありがとうございます!

 

おわり

 

新ルールでタノはいかがなものかでファンは揉めているようですね・・。ザギトワちゃん並みに綺麗じゃなとメリットないのかなあ~

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スケオタが怖い痛いと言われる理由

 

フィギュアスケートと言えば、スケーターのみならず、その熱心なファンの存在も有名ですが、皆さんはファンの間で起こるトラブルというものを経験したことはございますか?

 

私はYESです。オフコースです。

 

おそらく、ブログやTwitterなどをやっている方は、何かしら事件に巻き込まれたことがあるのではないでしょうか。

 

実は最近、あるスケオタになったばかりの方が、ファン歴ウン十年という方にネットでボロクソに叩かれるという光景を目にしてしまい、あまりにも気の毒に思ったもので、今回はスケオタ界の闇の部分「なぜスケオタには怒りん坊さんが多いのか」or「スケオタが怖い痛いと言われる理由」について考察していきたいと思います。

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目次

 

悪質なネット活動

スケオタ=怒りん坊なイメージの発祥地といえば、ずばりインターネットの世界です。私の知る限りでも、もう何年・・十何年も前からネットではスケーターに対する誹謗中傷で溢れかえっていました・・。また、それはスケーターへの批判に留まらず、それを擁護した書き込みをした人、自分とは違う意見を持った人への攻撃、はたまたテレビのコメンテーターや解説者、ライターなどなど、その対象の範囲は広まり、見る見るうちに地獄絵図化していきました。

5ch、Twitterはスケオタの巣窟

やがてその暴走はウイルスのように姿を変え、「余計なことを言ったら自分も批判の対象になるのではないか」と、静かに応援していたファンたちを恐れさせ、彼らの口さえも閉ざしてしまう流れとなりました。凄い感染力です。特に巨大掲示板5chとスケオタの多いTwitterでは、長年ファン同士によるバトルが繰り広げられ、現在もいつ誰に攻撃されるかわからないと、不安に思い、好きなことさえも自由に呟けない方が多いように感じます。まさに心のマスク状態・・誰かひとりが思い切って自分の意見を投稿すると、実は私もそう思っていました・・。私だけじゃなかったのですね・・。と、いう声が多いこと!

 

さらに5chやTwitterでは、スケオタ以外の方がフィギュアスケート関連のことに言及しただけでも批判される現象も日常化し、スケオタは怖いというイメージは、すっかり定着してしまったように思います。

全員応援は意識高い系?

あの選手は好きでけど、この選手は嫌いだ!!と、ワイワイ論争が行われる中、私は皆応援しているよ~というファンもいます。しかし、最近では全員応援派さえ「意識高い系・高杉君」として煙たがられる事案も発生・・。トホホ・・もう、どうしろというんじゃ~!!全員応援する行為は意識を高く持たなくても出来るものであります。なぜならフィギュアスケートを観戦すること、演技を観ること自体がたまらなく好きなんです!と、いう単純な理由があるから。国別の個性とか、コーチ別の個性とか、振付師別の個性とか・・そういう違いを楽しむのが好き!それがフィギュアスケートの醍醐味!という方も、とても多いはずなんですよ!

 

毎年、新プログラムが発表される前に、「あの選手はこの曲がいいな~」「この選手はあの振付師がいいんじゃない?」と、ワクワクするのは誰だって、スケーターの個性の違いを楽しみたい証拠ではありませんか!全然、意識なんぞ高くなくてもスケートは楽しめるのです。

 

代理戦争

さて、ここまではスケオタの怖さについて語らせていただきましたが、ここからは「痛い」と言われる理由にも触れたいと思います。実は、スケオタによるアンチ活動の中において、代理戦争なるものが存在していることは暗黙の了解とでもいいますか、妙な文化だなぁと思う今日この頃。代理戦争とはなんぞや?という方へ説明いたしますと、A選手が嫌いなために、好きでもないA選手のライバル選手を持ち上げたり、そのライバル選手を使ってA選手を攻撃するといったものです。まったく失礼極まりないですな!

スケーターはアンチの道具じゃない

まず、羽生選手にしろ宇野選手にしろ宮原選手にしろ樋口選手にしろ、本田選手にしろ、スケーターはアンチのおもちゃじゃないんですよね。特に女子の宮原・樋口・本田への集中攻撃は不快しかありません。もちろん心配してマイナス面をあえて語るファンの方はいますが、そういったものが中傷ではないと読めば分かりますし、そういう意見までアンチと決めつけては絶対になりません。しかし、単なる暴言というものは一目瞭然です。スケートとは無関係のことまで叩く言葉を見れば分かる通り、それは単なるアンチのストレス解消の道具でしかありません。

好きを語るに批判はいらぬ

私が考えるに、好きを語るに批判はいらないのではないでしょうか。例えば、あなたは「なぜ浅田真央が好きですか?」と、聞かれたら「彼女の柔らかでエレガントな滑りが好きだからです」と答えれば言いだけです。「なぜ真央ちゃんが好きですか?」という問いに「キム・ヨナが嫌いだからです」「コストナーより感動するから」などと言う必要はありません。むしろ、それは好きの答えではありませんよね。好きを語るには、その選手の魅力を伝えれば、相手にも十分に伝わるものです。だからこそ、好きを語るにあえて他を下げることは、非常にもったいなく、無意味な行動に思えてなりません。

 

謎のカースト制度

スケオタの怖さ、痛さ・・の頂点はなんぞや。ここに最終的にたどり着くのは、謎のカースト制度です。フィギュアスケートには、誰のファンか、ファン歴は何年か、観戦数はどのくらいかによって、ファンの位が自動的に振り分けられています。最近ではSNSのフォロワー数とかも関係ありそうですね。しかし、これもまた別にネット内で勝手に生まれた空気のようなもので、どうでもいいといえば、どうでもいい制度であります。ただ、このカースト制度上位の人間が怒りん坊さんで、敏感屋さんなのは間違いないでしょう。

好きになる入り口はなんでもOK

個人的には、アニメの世界と現実世界の区別がつかなくなっていて、気持ちの悪い妄想を選手の目に入るかもしれない場で垂れ流す行為には賛成できませんが、フィギュアスケートを好きになるきっかけにアニメがあることに対しては大歓迎です。どんなきっかけでも、それでファンが増えて、盛り上がっていくなら嬉しいですよね!逆に新規のファンは無知だとか、よく知りもしないでフィギュアを語るな!などの命令をしている書き込みを目にすると、とても残念に思います。いちいち新規ですが・・とか、へりくだる必要もなし!(常識的な)マナーを守って応援すれば、誰だってその日から立派なファンですよ。違いますか?趣味や娯楽にまで上下関係とかいりませんから~!!

スケートの好みはあって普通

そして、選手の好き・嫌いとは別に、スケートの好みは誰にだってあると思います。パワフルなスケート、エレガントな滑り、コミカルな演技に、エモーショナルなパフォーマンス・・。様々なスケートスタイルがある中で、自分の好みのスケートがある、それは私も同じです。しかし、その好みというのは、好きの中の特に好き、くらいの感覚であり、あくまでもスケートの好みにしか過ぎません。元から全部好きで、その中で特別心が響くものという感じ。スケートの好みと選手が好きか嫌いかなんて全くの別物です。自分好みのスケート以外は全部嫌いなんて発想はむしろ極端な例かと思いますよ。それはスケートの好みではなく、単に特定のが嫌いなだけではないでしょうか。宇野選手のスケートが好きでも、同じ日本人でめちゃくちゃ強い羽生選手のことは尊敬レベルに応援したくなるし、宮原選手のスケートが好きだからといって、全日本で宮原以外は優勝しちゃダメなんて思うわけがありません。

 

他カテゴリーのファンの方って、ここの線引きがはっきりしていますよね。Aさんが好きだからといって、Bさんを嫌わない。ひたすらAさんしか眼中なし!みたいな。この自分の良しとするもの以外NGという文化は、フィギュアスケート独特だと思います。

 

まとめ

私は基本的に「全員応援スタイル」ですが、そんな私もブログでは特定スケーターのことばかり載せているかもしれません。そこには、どうしても普段、アンチの対象になっている選手の良さを伝えたいという気持ちが少なからずあるのも事実です。また、人気の高い選手の話題や情報は至るところで手に入るので、私が言わなくても皆さん知ってるし・・的な控えめ心からあえてパスすることが多いです。(だって自分が思ったことと同じことを絶対に誰かが載せているし!)

 

また、読者の方が嫌いな選手のことを書いて、「そっち派かよ!」と、(そういうことだと思う)登録解除されたり、フォロー解除されたりとかも当たり前。宇野選手のことを絶賛して書いた記事を羽生選手のアンチに利用されたりとかも普通にあります。

 

その一方で、ありがたい言葉を発信してくださる方もいらっしゃいます。(ひっそりとスケオタをしている方率高し)

 

 

だからスケオタは怖い痛いだけではなく、普段はネット社会という表に出てこないだけで、ほのぼのスケーターを応援し、フィギュアスケートを愛しているファンの方も多いのです!

 

怒りん坊さんは一部だけ!ただ、一部の威力が凄すぎて、全体像が大きく見えるだけなようです。

 

その一部は、同じファンからも恐れられている、それが今のよく分からないスケオタ界をつくっているとして、結論づけます。

 

と、いうわけで、ぜひ皆さんもブログをして好き~に応援しましょう。

何にも恐れず、アタイはアタイの応援スタイルを貫くぜ!という気合いで。

フィギュアスケートネタは荒れるから書きたくてもためらうな~という方も、本音を呟くのは怖いなぁ~という方も書きましょうよ~!私は読みたいです!

 

完全崇拝しか認められず、少し疑問を呈しただけで「私の好きな選手をけなしている~」と、過剰反応されて何にも言えなくなるのも嫌だし、好きな選手を好きといえない変な空気も嫌!!

 

ざっくざっくファン同士が本音で語りあえる場がもっと増えると楽しいのですが・・。

 

そんな日が来ることを願って、私は細々とここに書いていきたいと思います。

 

再度名言(ブログ登場2回目)

悪口を言われたら「悔しい」「恥ずかしい」と思いますが、言った人も、聞いた人も、すぐに死んでいきますから気にしなくてもいいのです。

 徒然草 第38段

 

特定のスケーターを応援するために、他を全力で叩くのは、自身の好きなスケーターの評判まで落とし兼ねなく、逆に迷惑になっているようにさえ見えます。恥ずかしい応援の仕方は本当にやめてほしい。その熱心さを少し変えて、プラスの方向へ行ってほしいものです・・。

 

以上、言いたいことも言えないスケオタのうちのひとりからでした。

 

 

ちなみにスケオタ以外に「スケオタってどう思う?」と聞いてみた結果は、やはり「怖い」とのことです。

goldenretrievers.hatenablog.com

 

 こういうファンの方が、ファン歴関係なく無知なんじゃないかなぁ。

goldenretrievers.hatenablog.com

 

 

世界の愛犬が信頼する僧帽弁閉鎖不全症の名医「上地正実」

犬記事シリーズおそらく第5回目。今回は世界でたったひとりしかいないMVD治療の名医・上地正実院長の紹介です。

 

ある日ネットサーフィンをしていたら、こんな記事を見かけました。
kaikore.blogspot.com

 

そのタイトルは、”世界一の「動物のお医者さん」は日本にいた、愛犬の命を救うため日本を訪れた外国人”というもの。

 

タイトルに惹きつけられたので読んでみると・・

 

 アメリカに住むキャシー・クニさんは8歳のキャバリア・キングチャールズ・スパニエル(小型犬)を飼っていたが、大切な愛犬が末期の僧帽弁閉鎖不全症(MVD)を患っていることを告げられた。

 

しかし、小型犬のMVD治療をできるのは、日本にあるJASMINEどうぶつ循環器センターの上地正実院長しかいないと、アメリカのドクターから断言されてしまった。

 

渡航費・滞在費・治療費を合わせると莫大な費用がかかるが、悩んだ末、愛犬を治すためにキャシーさんは来日する覚悟を決める。その後、無事に手術は成功し、愛犬も元気になった。

 

※上のリンクには、このテーマに関連する海外記事の翻訳がたくさん載っています

 

そこには、愛犬を救うために家族が下した大きな決断と勇気、それと奇跡の神業で命を繋ぐ名医のストーリーが綴られてありました。一方、かけがえのない命を救った感動の裏には「限られた医師しか治せない僧帽弁閉鎖不全症(MVD)とはどういったものなのか」という疑問が浮かぶストーリーでもありました。

 

愛犬と飼い主さんを悩ませたこの恐ろしい難病とそれを治す名医、それは一体どんなもの、人なのでしょうか。

 

【目次】

 

僧帽弁閉鎖不全症とは・・

心臓の左心房と左心室の間にある僧帽弁という弁の異常で、老年期に後天的に発生する、犬の心臓病では最も多いものである。とくにマルチーズポメラニアンヨークシャーテリアといった小型犬に多く、小型犬の欝血性心不全の95%はこの病気である。発生は年齢とともに増加し16歳になると75%がこの病気を持つと言われている。

 

またキャバリアキングチャールススパニエルでは1歳ですでに33%がこの病気を持ち、4歳以上では60%にもみられる。弁や弁を動かすための構造が変性を起こし、しっかりと弁がしまらなくなるために、左心室が収縮して全身に血液を送り出すときに、左心房の方に血液が逆流してしまう。この時点で疲れやすいなどの症状が徐々に発現する。左心室からの血液の逆流の影響で左心房は肥大する。臨床症状で一番目立つせきは、左心房の肥大で左側の気管支が圧迫されることによる。

 

さらに左心房に流れ込む肺からの血管にも影響が及び、それが肺に影響を及ぼし、肺水腫や右心系の異常も起こる。右心系の異常が起こると、今度は心臓に戻る血液の欝滞が起こり、胸水や腹水がたまるようになる。また肺水腫が急激に起こり、心臓の収縮リズムも異常になると死亡することが多い。

JBVP - 日本臨床獣医学フォーラム

 

 

説明を読む限り、MVDは小型犬に多く発症する病気で、その治療法はないとすら言われているようです。多くは薬物・食事療法により改善を図り、少しでも進行を防いで長生きをさせることでしか負担を減らすことができません。

JASMINEどうぶつ循環器センター

しかし、そんな数々の犬と愛犬家を悩ませる病を治療できるMVDのスペシャリストが日本にいます。その名はJASMINEどうぶつ循環器センターの医院長、上地正実さんです。上地先生はMVDの専門医であり、今まで難しいと言われてきた小型犬の手術を9割も成功させてきた神の獣医師です。この手術自体は、病を完治させるものではないものの、病気の進行を遅らせ、元の生活レベルまで症状を改善することができるそうです。また、犬の適格基準によっては手術で病の再発を防ぎ、老衰まで命を繋ぎとめることも不可能ではなく、世界でも上地先生に助けを求める愛犬家たちがたくさんいることで有名です。

 

そんな上地先生が勤務されている「JASMINEどうぶつ循環器センター」は、神奈川県横浜市にある農林水産省獣医師臨床研修指定施設でもあります。センター名であるJASMINEとは、Japan Animal Specialty Medical Institute Incのことを指しているそうです。

 

上地先生の経歴を見ると、今まで様々な経験を積まれてきたことが分かります。ネットでお名前を検索してみると、日本に留まらず海外からも「上地先生の手術で救われた」という方からのメッセージを見つけられることが出来るので、これは正真正銘の凄腕ドクターで間違いありませんね!そんな上地先生がいらっしゃるJASMINEどうぶつ循環器センターのホームページは以下になります。

 

〒224-0001
神奈川県横浜市都筑区中川2-7-3
TEL: 045-532-8451
FAX: 045-532-8456
E-mail: info@jasmine-vet.co.jp

 

https://jasmine-vet.co.jp/

 

上地先生の他にも優秀なドクターがたくさんいらっしゃるとのことなので、頼もしいですね。獣医さんという時点で凄いのに、皆さんが優秀なのでもっと凄いです。どの分野においてもスペシャリストは尊敬しますね!ちなみに、サイトからは海外からのアクセスも多いからか翻訳機能も備わっています。

自分の愛犬にも起こる可能性、その症状は?

マルチーズポメラニアンヨークシャーテリアといった小型犬に多いこのMVDは、皆さんが飼われている愛犬にも起こりうる病かもしれません。特に昨今の小型犬ブームの中では、その割合というのも多くなっていると推測します。病の早期発見には、健康診断や何かあったらすぐに病院に連れていくことが大切になってきます。こればかりは犬も人間も同じですね。

 

こんな異変があったら気をつけて

咳をする・散歩に行きたがらない・食欲がない・呼吸困難になる・血液の循環が上手くいないため手足が冷たいなど

以上の症状は既にMVDに侵されている可能性があるので、早め早めに病院に連れて行ってあげた方がよさそうです。今まで元気だったのに急に動きたがらなくなった・・なんて場合は分かりやすいかもしれませんね。

 

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予防法はなし?!

実は予防法もはっきりとしないこの病気。私は大型犬・小型犬の両方を飼った経験があるのですが、やはり小型犬には大型犬には見られなかった特有の症状があるように思えます。我が家のワンコ(トイプー)も、時々寝ている最中にけいれんを起こしたり、むせたような咳をすることがあります。食欲もない時が多く、散歩は大好きですが、ただ外の空気を吸うだけで満足(散歩はしたくないけど外に出たい)という日もあり、どうしても大型犬と比べ、からだの作りが繊細なように感じますね。

 

そんなこともあり、以下に予防効果があるのかは分かりませんが、個人的に気を付けていることを挙げました。それは・・

 

・運動は適度に!

運動はストレスがたまらない程度に留める。(晴れた日に健康な骨づくりのため小庭に放す+ストレスを発散させる・散歩の距離は短め・騒いだ後まだ遊びたがっても無理をさせない(制限させる)などをバランスよく組み合わせる)

底する!食事は徹

体重の上下変動がないように毎日決まった量を与える。基本良質なドックフード。人間の食べる味付けされたもの(人間用の料理・食べ物)は絶対に与えない。

・温度調節で負担をなくす!

冬は毛をモコモコ、夏はマルガリータ、または室内温度を季節によって適温にキープし、体を守る!散歩も季節によって方法を変える。

フィラリアの薬を忘れずに飲ませる!

 

とにかくこれらを行って、少しでも元気でいてくれたらと思っています。

気を付けたい

とは言っても・・私自身、ボクもまだまだ遊びたいわん!と、興奮した犬を抑制させるのには、毎回手を焼いています。それでも人間の子どもと同じで、体力の続く限り好きなだけ暴れさせたら倒れるまで遊んでしまうので、飼い主として適したタイミングでストップをかけることは必要です。

 

以前チワワを飼っていた人が毎日隣町まで散歩させていたという話を他記事でしたことがあるのですが、結局その犬は関節を壊し、心臓病で亡くなってしまいました。飼い主は、「長距離の運動が体の負担になるなんて知らなかった」と泣いており、私は口をあんぐりしてしまったのですが、この方のように意外と可愛がっていることが犬のためになっていないことってあるのだと思います。ちょっとこの例はぶっ飛んでいますが・・。

 

犬にあげる手作り料理においても、知らずにNG食品を与えていた・・という例もありますからね。もちろん、私も犬のスペシャリストではないので、間違ってしまっていることはあると思います。だからこそ、日々気を付けていくことや、病院で分からないことを聞くことは大切だな、と感じながら今もここに書いています。

さいごに

「僧帽弁閉鎖不全症」、この病気を知らなかったという飼い主さんも多いかと思います。現に私がそうでした。小型犬が心臓を悪くしやすい・・という知識はありましたが病名までは把握していませんでした。

 

犬も長寿になってきたこの時代、MVDと限らず、どんな病気でも患ってしまったら飼い主は心配です。しかし、1番辛いのは言葉を話せない上に病を患っている愛犬なので、飼い主は愛情と知識を持って守ってあげなければいけません。

 

現在はSNSを通し、同じ悩みを抱える飼い主同士の情報交換が機能している世の中なので、そういったところを活用しながら愛犬の病と闘っていくのもいいかもしれませんね。また、この病気は人間にも言えることです。ここをご覧になられている方にも、健康に不安を抱えている方がいらっしゃるでしょう。そういった皆さんにとっても、SNSを通し、どんな些細な悩みでも誰かと共有することで、少しでも楽になっていただけたら・・と思います。

 

さいごになりますが、動物の世界も人間の世界も難病とされているものや、治療法が見つからない病に、今後どんどん光が射し込むことを願っています。そのために私ができることは、ほとんどといっていいほどありませんが動物に愛情を注いでいくことだけは、これからも変わらず続けていくつもりです。

 

投薬治療だけでは完治できない「僧帽弁閉鎖不全症」の手術について、そこに至るまでの歴史や治療についての詳細は、上のJASMINEどうぶつ循環器センターのサイトに載っているので、ぜひご覧ください。この手術が行われるまでに多くの方々の努力があったこと、その熱心な思いに頭が下がります。

 

私自身、犬のMVDに関して経験者ではなく、ネットからの知識が大半を占めているため正確な情報は、病院やドクターによる専門サイトから得ることをオススメします。こちらでは、あくまでもこんなに素晴らしいドクターが日本にいるんだよ!という紹介でした。

 

おわり

 

 

 それぞれにある犬のストーリー。私の愛犬による完全実話です。

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【訃報】さよならデニス・テン選手、天国で安らかに

 

2018年7月19日、フィギュアスケート男子シングルの2014年ソチオリンピック銅メダリストのデニス・テン選手が25歳という若さでこの世を去りました。

 

死因は刺殺による出血多量。大腿部からの出血が致命傷となりました。

 

報道によると、テン選手は地元カザフスタンアルマトイで、自身の車のミラーを盗もうとしていた2人組に襲われ、大腿部などを刃物で刺されたそうです。

 

犯人はその後逃走、あまりの突然の出来事に、フィギュアスケート界ならず世界中に衝撃が走りました。

 

先月25歳の誕生日を迎えたばかりの未来ある若者の命。

 

それが車のミラーと引き換えになってしまうなんて、あまりに惨すぎるし、悔しすぎる思いです。

 

スケーターの命でもある脚を狙った犯人・・テンくんがどんな気持ちで助けを待っていたか想像もしていないのでしょう・・。

 

強盗犯に問いたい。そのミラーを奪うのに人ひとりの命を奪う必要があったのか。

 

あなたたちは、ミラーだけでなく、人の命までも奪ったのだ、その自覚があるのか。

 

大量生産されるミラーとは違い、デニス・テンの命は再生できない。

 

人間の命は唯一無二なのだ。

 

正直、このニュースを知った時は誤報だと思いました。英語の記事だったので、読解力のなさからくる読み間違えであってほしいと思いました。今、こうして記事を書いている時でさえ信じられない気持ちでいっぱいです。

 

しかし、どんなに願っても現実は違うようです。

 

テンくんはもうこの世にはいないのですね。

もうあのスケートを観ることが出来ないのです。

 

もしこの世に神様がいるのなら、神様どうかテンくんに、天国で大好きなスケートを思う存分やらせてあげてください。そして、これまで酷使してきた身体を癒してあげてください。どうか安らかに。せめて天国では安らかに・・・。

 

心よりご冥福をお祈りします。

 

 

カザフスタンの英雄として活躍

名前 デニス・ユーリエヴィチ・テン

誕生日 1993年6月13日

国籍 カザフスタン(朝鮮系カザフスタン人)

経歴 2013年世界選手権銀メダル。2014年ソチオリンピック銅メダル。2015年四大陸選手権金メダル。2015年世界選手権銅メダル。

歴代コーチ フランク・キャロル、エレーナ・ブイアノワ、タチアナ・タラソワなど

 

デニス・テン選手はカザフスタン初のフィギュアスケートにおけるオリンピックメダリストであり、祖国にフィギュアスケートを広めたカザフスタンの英雄的存在でした。2022年の冬季オリンピック誘致のため、カザフスタンの顔としても活躍。惜しくもライバル北京に開催国の座は渡してしまいましたが、現役生活と誘致のプレゼンターとしての両立はとても大変なことだったと思います。それでも国のためにと努力してくれた彼をカザフスタン人は誇りに思っているでしょう。

 

また、カザフスタンで行われたデニス・テン選手と”その仲間たち”によるアイスショーでは、世界中のスケートファンにカザフスタンの魅力を知ってもらえるよう、PR活動にも力を注いでいました。日本からも多くのファンがはるばるショーに赴き、カザフスタンでは大変喜ばれました。その成果もあり、カザフスタンと日本の間には友好関係が芽吹き出し、日本の安倍総理カザフスタンにおける大臣政策スピーチでは次のように述べられました。

 

ここから地平の彼方に日本があります。日本人がいて、皆様への敬意と、友情を抱いています。日本の私たちがみな大好きなフィギュア・スケートの浅田真央選手が、お国のデニス・テン選手に敬意と友情を抱いているようにです。

 

このように、フィギュアスケートを通してテン選手が国に残してきた功績というものには計り知れないものがあります。ひとりの人間の並々ならぬ努力が国のための活力に繋がること。愛する国のために尽くしたいという大きな夢と責任感。これらはデニス・テン亡き今も永遠に語り継がれることでしょう。

 

カザフスタンの英雄であり、国の宝を失ったカザフスタン人の方にとって、このようなかたちでテン選手とお別れをすることは辛く、悲しく、やりきれないお気持ちかと思います。それでも、彼が築いてきた功績は誰にも消すことは出来ません。例え彼の命が消えてもです。この偉大なる英雄の素晴らしく尊い宝が、未来永劫カザフスタンに生き続けますよう祈ります。

 

ありがとう、また会う日まで

ここ数年はケガに悩まされ、満足のいくような結果が残せなかったテン選手。

色々トラブルも抱えたりして、忙しい日々を送っていましたね。

 

それでも常に努力、努力で、もう努力の塊のような彼がなぜ殺人なんかで亡くなってしまわなければならないのか、どうしてこんなにも頑張っている人が殺人なんかで逝ってしまわなければならないのか。ただの凡人である私が当たり前のように、こうして生きていることが不公平な世にすら思えるほど無念です。

 

今、改めてテン君の写真を振り返って見ると、全部が全部ほっこりするようなものしかありません。

 

皆が良い笑顔で写っている。

 

それだけ人望の厚い選手でしたね。

 

テンくんほど世界中のフィギュア関係者と交流のある選手はいないんじゃないかというくらい、皆の友人だったテンくん。

 

きっとこれからも、姿は見えなくとも、リンクにテンくんは立ち続け、笑っているのだと思います。

 

今まで素敵なスケートと思い出をありがとう。

 

カザフスタンから世界のトップスケーターが続くこと、テンくんの夢が叶うことを日本のファンはずっと応援すると思います。

 

だからその心配はしないでくださいね。

 

ありがとうテンくん、また会う日まで、さようなら。

 

天国ではきっとケガも体も元通りのはず。好きなだけスケートを滑ってくださいね。

 

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Denis Ten (@Tenis_Den) | Twitter

浅田真央のタクシーが遠回りした発言に擁護が少ない理由

 ※今回のテーマは人によって不快に思う率が高いです。予めご了承ください。

 

フィギュアスケーター浅田真央さん(27)が18日放送の日本テレビ「PON!」(月~木曜前10・25)に、姉でタレントの浅田舞(29)とともにVTR出演。最近、激怒したエピソードを明かした。

真央さんによると、その日は大切な打ち合わせがあり、品川から渋谷のNHKまで移動しなければならず、タクシーに乗ったといい、「品川から渋谷まで行くのに30分としても余裕をもって出たんです。遅刻できないと言っていたんですけど、約45分ぐらいかかってしまって、すごい遅れてしまったんです。着いたら、偉い方がお待ちになられていて…。タクシーの運転手さんがその時に遠回りしていたことに気づいたんです」と明かした。「タクシーの運転手さん、遠回りをするのは本当に良くないと思います。それはちょっと本当に許せなかったです」と怒りは収まらない様子だった。

 

浅田真央さん 不誠実なタクシー運転手に激怒「本当に許せなかったです」― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 

この件、完全に真央ちゃんは世間から共感してもらえる内容だと思って話したのでしょうね。しかし世間の反応はそうではなかった・・と、言う認識のズレがプチ炎上に至ったのだと推測します。

 

なぜ擁護が少ないのか

実はこの話、一般人が「この前タクシーで遠まわりされてムカついたー」と周囲に愚痴る分にはなんの問題もなかったのだと思います。では炎上の原因はなにかと言うと、それはテレビの向こう側の人間が、特定の職業に対しての不満を世間に発信してしまったということでしょう。例え運転手側に問題があったとしても、今回世間が真央ちゃんを100%擁護できなかった理由はここにあると言えます。

 

真央ちゃんが好きなんだけど・・

このブログを読んでくださっている方はご存知の通り、私はフィギュアスケートが大好きで、浅田真央ちゃんも大好きです!だからこそ、最近のスケート関係者の炎上事件には胸が痛いのも事実・・。また、以前私はスケートネタとは別に、タクシー運転手について以下のような記事を書いたことがあります。

goldenretrievers.hatenablog.com

 ここで私は、芸能人によるタクシー運転手への電波を通しての不満はいかがなものなのか?と、意見しました。全国ネットでひとつの職業を名指しで否定する行為は営業妨害ではないのか、公人がそのような発言をすることで職業差別が生まれてしまうのではないか等のことを申しただけに、まさかそれに近いことで応援している人物が批判されているという状況に戸惑いが隠し切れません。私自身「真央ちゃんの気持ちも分かるけれど、擁護できない気持ちも凄く分かる」という複雑な心境です。

 

トラブル回避のために

こういう記事を書くのは既に2回目とあって、前回でもほぼ同じようなことを書いたと思いますが、改めて確認してみますと、今回のようなトラブルを防ぐにはルート確認が1番ということでしょう。

 

おさらいすると、真央ちゃんは品川から渋谷NHKまで行くのに約30分と見積もっていたが、実際には45分かかったことで遅刻、おえらいさんを待たしてしまったそこで遠まわりされたと気づく運転手さん許せない!となった。

 

トラブル回避ポイント

①お客さんが「急いでいます」と言った場合、運転手は正規ルート(最短距離)よりも信号が少ない・渋滞がないといった距離がある方のルートを選択することもある⇒その場合でも交通状況によっては5~15分くらい到着に誤差があることも考えられるため、何時までに目的地に到着したいかを伝えておいた方が良い※渋滞で間に合いませんとなるのは良くあるパターン(それで間に合いそうにないことが分かれば事前に会社に連絡ができる)

②運転手は乗客とのトラブルを回避するため、出発前にどのルートを希望するか尋ねるorこのルートでいいのか許可・確認を取る(これは大切!)

 

また、運転手自身がまだ仕事に慣れていない場合や、ルートに詳しくないと言ったことも考えられるため、運転手にとって乗客との基本的な意思疎通というのは、相手の要望に応える上でも重要になってくるかと思います。

 

真央ちゃんへのイメージ

真央ちゃんは現役時代からやたら神格化されたイメージというか、ファンが無理やり押し付けた人間像に応えていた印象があります。しかし、これについても私は「引退したら自由な真央ちゃんになっちゃいなよ!」と引退会見の際にブログで語っておりました。そりゃ世界のトップに立つような人間が気が強くないわけないし、そこら辺にいるか弱き乙女なわけないじゃない!、と。もっと強靭メンタルな真央ちゃんや若い頃のような自由な真央ちゃんでも良いんじゃない?と、思っていたのです。だから今出ているこの件で「清純なイメージの真央ちゃんが消える」・・という話題は個人的にどうでもいいです。マスコミに追われ、スランプに陥ってからすっかり別人になってしまった真央ちゃんよりも、自由奔放で天真爛漫な今の真央ちゃんの方が本来の姿に近いですからね。ただ、そうなると失言には要注意になるので、テレビ業界でやっていく方たちは小さなことでも意識して発言していかなければなりません。

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タクシー業界をフォローしたい

この遠回り事件の真相は、テレビで流れた内容だけではよく分からないというのが本音です。果たして運転手による故意だったのか、そうではなかったのかは分かりません。ただ、発信したのが有名人(それも浅田真央!)という状況では、どうしてもタクシー側が弱者になってしまうので、あら真央ちゃん大変だったわね、とは言えてもそれ以上は何も言えません。もしも間違った内容でタクシー業界に迷惑がかかってしまっては、それはそれはとても失礼なことになってしまいます。一方でアンチのようにネチネチと有名人のミスを叩くようなこともあってはならないと思います。個人的にこの件に関しては、真央ちゃんにも、タクシー業界にも同情できるので、真央ちゃんは怒っていいとは思います。しかし、それをテレビではなく、タクシー運転手本人・会社に伝えるべきだったと考えます。

 

番組では浅田姉妹にインタビューしていた永野さんもフォローしていた通り「(確かに運転手の一部にはおかしな方もいらっしゃるとは思いますが)、すべての運転手さんがそうなわけではないですからね」(というものに)、私も同意し、重ねてフォローしたいです。

 

ということで、以下には全国の真面目に頑張っている運転手さんへのフォローを乗せたいと思います!

 

真面目に頑張っている運転手さんたちへのフォロー

私も以前、駅から自宅までタクシーを利用した際に遠回りルートだった時があるのですが、だからと言って運転手が悪いことをしているとは思わなかった事例があります。

 

①遠回りルート・・大通りで最もメジャーなルート。しかし信号多しで、止まる度にメーター上がる。

②近道ルート・・マイナールート。普段から使う人は限られている道。信号なし、外灯や民家もほとんどなし。暗く、誰もいないからという理由でスピードを出す人も多く、事故率も高い。

 

私はこの①ルートで自宅に向かったのですが、自分の中では②ルートで行くものかと勝手に思っており、特にルート指定もせずに発進してもらいました。しかし、出発したとたん「あれ?」と運転手さんが想像とは違うルートで発進したことに気づきましたが、もう逆方向に進んだ後だったので仕方ないと思い、そのまま自宅まで行きました。

その後よく考えてみたのですが、女性客ひとりを②ルートで連れて行くのは運転手さんからすると気を遣ったのかなぁと思いました。運転手さんから見たら若い女性客が普段②ルートなんぞ使っていないと思い、誰もが知る①ルートを選んだのかな~と。むしろ②ルートで行ったら不審に思われるのではないかと警戒されていたのかも知れません。実際、その運転手さんは安全運転で、家の周辺に来た時も「こちらから曲がった方がよろしいですか?」など細かなところを確認していたので、不快には思いませんでしたし、希望のルートがあるのなら、次は自分から言えばいいのか~と思ったくらいです。自分にとっての当たり前と、相手にとって当たり前は違うというのは、よくある話ですよね。

 

過剰なサービスを求められているのかも・・

タクシー運転手の批判の中によく「プロなんだからさ~道くらい覚えておけよ!」と、自己流の裏道&近道を強制してくる方っていますよね。若いお兄ちゃんがおじいさん運転手に「荷物いれて!」と命令したり・・。プロとは言いますが、目的地まで安全に乗せていくという以外の過剰な知識とサービスは、タクシー運賃と比較すると求めるものが大きすぎません?と思うのですよ。安い賃金で高すぎるプロ意識を強要するのはタクシー業界だけではありませんが、過剰なサービスや質というのは時に労働者を虐待しているようにさえ思えます・・。格安となっているなら尚さら、その分の質しか客は期待してはならないのではないでしょうか。なんだかとても日本のサービスや質に対しては、対価と労働が伴っていない気がしてなりません。お金を払っているからと威張っている人が多すぎる・・少し行き過ぎていると感じます。皆がもっとイライラせずに、心にゆとりが持てる世の中になることを願うばかりですね。

 

おわりに

今回の騒動が多方面で敵を作り、大事にならなければいいのですが、そうならないように解決できることを期待します。これを機に、テレビ側も芸能人によるタクシー批判を編集でカットするなどの配慮をしてほしいですね。いくらスポンサーに関係ない業界だからといって、あまりにもこうした内容を流してしまうと敵しか生まない結果になるのではないでしょうか。何よりも1番は語る側の意識が大切ですがね。

 

そしてぼったくりタクシー(金銭問題以外の危険なタクシーも含む)がゼロなわけでもないので、そこは警戒しないといけません。気を付けたいですね。それを取り締まり、扱うのは芸能人やバラエティではなく警察のお仕事。

 

いやぁ~しかし、真央ちゃんを乗せた運転手さんは相手が真央ちゃんだと分からなかったのかな??さすがに浅田真央は知ってると思うのですが、その状況でわざと遠回りなんてするのでしょうか??う~ん、コミュニケーションの行き違いで起きた件だと思いたい。

 

まぁ飛んだアクシデントはよくあること!!これで真央ちゃんも次からは(都内では地方の倍)時間に超絶余裕を持って入念に出かけるという技を生み出すことで急なアクシデントを回避できるでしょう。そして今後浅田姉妹をタクシーに乗せるかもしれないとドキドキしているドライバーさんたちも多いはず!こんな事件があってからは互いに気まずさが残りそうですが、何らかの対応でそれがなくなることを願います。

 

最後に真央ちゃんにも、運転手さんにも、私にも、ここをご覧の皆様にも、誰にでも言えることを紹介して閉じます。

 

沈黙している者も非難され、多く語る者も非難され、少し語る者も非難される。

つまり、世に非難されない者はいないのである。 

仏陀

 

「完璧」がいかに難しいかを人間自身が物語っていますね。だからこそ人は寛容になる必要があるのでしょう。

 

以上、渋谷駅からNHKまで徒歩で移動する私からでした。