オオカミのとおぼえブログ

ブログ概要に関しては、ブログトップ記事からどうぞ!

【本田真凜】異例のプログラム変更、その真意を探る!

 

本田真凜選手が2017/2018シーズンのショートプログラムを変更するとのことで、今回はそれについて少し書いていきたいと思います。

 

ちなみに新プログラムの振付はこれから。時はもう9月の開幕直前になぜそんなリスキーな選択を?!という状況ですが、本田選手や濱田コーチのインタビューでのコメントからその真意は何なのかを勝手に妄想していきます。

 

 
f:id:goldenretrievers:20170903131538j:image

 

素敵な曲に出会えた

今季当初予定していたプログラムは本田選手本人が「ずっと使ってみたかった」と言っていたタンゴ”ジェラシーとラ・クンパルシータ”でした。しかし8月30日に応じた取材では、濱田コーチの車で偶然出会った素敵な曲に運命的なものを感じて、1週間前に急きょプログラムを変更することにしたということが明らかになったのです。どうやら本田選手はその曲を聴いた瞬間すぐに「曲名教えてください!」と濱田コーチに言い、「この曲で滑りたい!」とお願いしたそうなんです。えっ!あれだけ今季のために大切にとっておいたというタンゴをあっさり捨ててしまった凄い曲とは一体誰の誰のどんな曲なの?と興味深いところですが、それについてはまだ内緒だとか。ヒントはピアノ曲らしいのですが、濱田コーチに曲名を聞くあたりからすると、有名な曲ではないのかな?とか、ただ単に今までスケーターがあまり使わなかっただけで(本田選手は知らなかったけど)一般的に知られている曲なのかな?とか色々と気になるところ。この時期にプログラム変更とは随分賭けに出たなとは思いますが、濱田コーチも「真凜の流れるスケートに合っている曲」と言っているので発表を楽しみにしたいですね。

 

 

 

濱田コーチの言葉から見える本音

一方「衝撃的なぐらい素敵な曲に出会ったからプログラムを変更した」という本田選手に対し、濱田コーチは新ショートプログラムについて濱田美栄コーチが宮原選手の状態明かす | ブームスポーツ編集局で次のように語っています。

 

「まだ決めてはいないんですけど。今シーズンはタンゴをやっていたんですが、ここ最近になって〝もうちょっと違う曲もしてみたい〟と。彼女は芸術家なので、いろいろ発想が変わるので…。私はかねてから大好きな曲があって、真凜にこの曲よく聴いているよと聴かせたら〝これで振り付けをしてみたい〟と。これも作ってみようということで、まだ選択中なんですけど。今度、米国のUSオープンに行った帰りにデトロイトで振り付けして帰ってくることにしました。マリーナ(ズエワ)さんにお願いしようかと」

 

また、予定していたタンゴについては

 

「タンゴは悪くないのですが、曲調がきざんでいく曲なので。流れのある滑りというのが彼女の良さなので・・」

 

うーん、濱田コーチのコメントからは”本田選手がたまたま良い曲に出会い、感化されたのでプログラム変更を決めた”というよりは”はじめからプログラム変更をする予定があって、いきついた結果が今”なのかなと思いました。確かにタンゴは私も以前他の記事(記事下にリンクあり)にも書いたのですが、本田選手の好むスケートのスタイルとプログラムの持つ色がミスマッチだったんですよね。実際タンゴを観たファンの感想も厳しい意見が多かったですし、本当のところは滑ってみたところしっくりこなかったので勝負にでるために変更を決意したのではないでしょうか。

 

正直なところシニアデビュー年の今は、いくらジュニア時代から表現力に定評があった本田選手でも、その芸術性の幅を出すという域に達するにはまだ早かったのかもしれません。ただ本田選手は所作が美しい選手なので、綺麗で流れのあるスケートはPCSでも強みになります。後はそこからプラスアルファの演じ方・踊り方ができればシニアでも表現力の本田として見てもらえるはず。濱田コーチとしては大事なシニアデビュー作で今まで積み上げてきた本田選手の自信や評価を落としたくないのでしょうね。新プログラムの振付はズエワさんのようだし、冒険よりも安定を選んだのかな?と。少しでも迷いがあるのならプログラムの変更をするということは、リスキーでもありますがとてもポジティブなチャレンジだと思います。

 

 

 

突然の変更に対応できるのか

さて、ここでプログラム変更が決まったのはいいとして、今から準備して間に合うの?という疑問があります。それについても濱田コーチは

 

「時間がかからないし、気分さえ乗ればできるので。あれ滑りたいなと思って、消化不良のまま出すとかえって悪影響だと思う。1週間あればできると思うので、あんまりそれは気にしていない。同じプログラムで、シーズン途中で飽きてくる時があるので、もうひとつあった方がかえっていいのかなと思う」 (ソース先と同じ)

 

とあまり心配はしていなさそうです。濱田コーチ曰く本田選手は振付をマスターするのが早く、気分が乗れば何でもパッとできちゃうとのこと。逆に気に入らない曲だとできなかったり、気に入ってても一度飽きてしまうと完全にやる気なしモードになったりするらしく、本人が「これだ!」と意気込んでる状態の時はチャンスとして見守るんですね。ちなみに本田選手のシニアデビューについてはこんなことも語っていました。

 

「気分だけなんで。あの人の場合。向こうに行って、演技前に立った時に気分良かったらやるんじゃないですか。本当に読めないんです。正直能力もあるし華もあるし、シニアはシーズンを通し試合数が多くなって、集中力を切らさないことが大事。気持ちの問題と思います。とりこぼしが多く、試合ごとに幅があるので…。本人も課題は集中力だと言ってました。それが一番大事じゃないかと思っています」

 

前にグッと!スポーツ(記事下にリンクあり)で本田選手も自身の気まぐれさを語っていましたが、この様子だと濱田コーチは本田選手のコントロールに手を焼いているようですね。本田選手はなんというか、この緩さ加減がある意味いい感じにここまで活躍できたポイントでもあるようにも思います。このスタンスがシニアでも通用するかはわかりませんが、とにかく突然の事態にも不安なく楽しめているのかな?という感じがします。そんな本田選手の今季初戦は今月9月に行われるUSインターナショナルです。ここではまだ新プログラムは間に合わないので、昨季のSP「スマイル」で挑む予定だそう。肝心の新プログラムお披露目は10月のグランプリシリーズで予定しており、タンゴの方はEXナンバーになるそうです。初戦でもタンゴを使わないとなると、余程難しかったのでしょうね。でも、せっかくのジェフリー・バトル作のプログラムなので、いつか彼の作品が似合うようになった時には再び挑戦してほしいななんて思います。

 

 

 

戦略や今後の課題など

こうやってまとめていると、実は最初からプログラムを変更するというサプライズありきの戦略だったのかな~と半分くらい思ってしまったりもする私。なんせ今季は本田選手がリスペクトする荒川さんのフリーを勝負曲に持ってきていますし、そんな荒川さんも五輪シーズンは曲を変更するというサプライズがあって成功しましたしね。実は本田選手デザインのタンゴ衣裳を見た時「本当にこれを本番で着るのかな?」と思うくらいの遊び心を感じたんですよね。なんていうかあくまでもショー用の衣裳感というか。多分競技用なら本気で勝ちにくるから完全にプロにまかせるんじゃないかな?となんとなく思ったのです。ま、実際のところはわかりませんが、ある程度タンゴを滑ってから新プログラムに変更しようとしたのではないかというのは私の勝手な妄想なので流しちゃってください~。(ただ予想では全日本前後で変更すると思ってました)

 

最後に、今回の報道を受けての大まかな感想を書いておわりにしたいと思います。

 

今回、ショートプログラムの変更や濱田コーチのインタビューなどを聞いて、やはり多彩な技術と表現の両方を持つというのは天才の中でもさらに選ばれた天才というか、もろもろいる上手い選手の中でも一握りなんだなということです。だからこそジュニアからシニアへの転換期は誰もが苦戦するんですよね。そんな中で本田選手の今後の課題といえばやはりシニアで通用する表現力だと思います。ロシアの選手なんかは自分の滑るプログラムについて、それがどういったものなのかを的確に答えることができるので、本田選手と限らずですが日本の選手も、もっとプログラムの中身を知るためにオペラやミュージカル、本や映画で勉強するのもひとつの良い練習となると思うのです。「ロミオとジュリエット」が具体的にどんなストーリーか分からず滑るよりも、それがどんなストーリーでどこをどんな風に表現したいのか自分自身で把握した上で演じるのとでは絶対にプログラムの仕上がりが違うと思うのです。そうすれば同系統の曲で滑る機会があったとしても、この世界でありがちな「曲が違うだけで演技は一緒」と言われる現象は免れるのではないかと思います。やはりその曲、その曲にしか似合わない・できない振付というのがありますから、”なんとなくインパクトがありそうだからこんな振付・曲がしたい”というのではなく、若手選手たちにはどんどん積極的にプログラムを追求し、自分だけの世界観を出すための意見を持っていってほしいです。

 

ただ、本田選手のプログラム変更といい、樋口選手のプログラムのブラッシュアップといい選手たちが五輪への切符獲得のために考えて考えて、並々ならぬ努力をしているんだなと思うと頭が下がります。もう耳元で、絶対に五輪に行きたいんだ!今できることは後で悔いがないようにやりきっておきたい!という声がリアルに聞こえてくるような勢いを感じます。どうかその努力が実ると信じて、ひとりひとりの夢を応援したいです。

 

ということで、皆さん、本田選手の新プログラムが素晴らしい出来になることを願いながら楽しみにしましょう!

 

がんばれ真凜ちゃん!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

リンク記事その1

goldenretrievers.hatenablog.com

 

 その2(グッとスポーツ記事)

goldenretrievers.hatenablog.com

 

韓国とロシア「復帰しないって?さようならソトニコワ」

 

こんにちは!今日は昨日のリプニツカヤ特集に引き続き、ここ数日間アクセス数がビヨーンと伸びた原因であろうロシア女子記事の後編となります。

 

 

 

 

まえがき(長め)

実はこのブログ、特にフィギュアスケート専門ブログでもなく、初めは旅番組やドキュメンタリー番組の感想を主に書いていたのですが、いつのまにか”フィギュアスケート”で検索して見に来て下さる方の割合が増え、最近では、ほぼほぼスケートネタになりつつあります。そこで皆さんに問題。そんなフィギュア記事の中でも最も読まれている・検索されているスケーターと言えば誰だと思いますか?やっぱり真央ちゃん?それともプリンス羽生?いやいやマリーンちゃん?

 

正解はその3人の誰でもありません。なんと犯人(?)は意外にも意外、キム・ヨナさんです。え?となった方に念のためもう一度書いておきますね。私のブログのフィギュア記事で最も長い期間検索される記事・人物はキム・ヨナなんです。

 

キム・ヨナの記事なんてそんなに書いたことあったけなーと思ったのですが、やはり過去記事を辿ってみても今まで記事のタイトルにしたのは二度だけでしたし、他の記事でも名前だけ登場したのは極わずかだったのにも関わらず注目されています。それと合わせて多いのがフィギュアスケート関連のワードと合わせて”韓国”と検索されるパターンですね。羽生選手と韓国だったり、平昌五輪と韓国とだったり・・。なんとなくわかります。皆さん気になるんですよね。「韓国で五輪とか開催できるの?」「北朝鮮があんな状態なのに選手の安全は大丈夫なの?」と。私も心配です。かなり心配です。開幕直前になってから文在寅大統領が「平昌五輪の開催を断念します!」と言わないかヒヤヒヤしています。北朝鮮が当たり前のように海に飛ばすミサイルも、外国人選手にとっては恐怖そのものですよね。今後東アジア情勢がどのような動きになるかわかりませんが、パニックに巻き込まれたくない選手は五輪を辞退する・・なんてことが続々と起こる可能性もあると思います。

 

まえがきが長くなりましたが、そんな事情もあり韓国関係のワードを検索されている方が多いのかなと察します。が、それと同時に次のようなことが気になってキム・ヨナに辿りつかれる方も多いのでは?と想像します。

 

 
f:id:goldenretrievers:20170901142549j:image

 

ソトニコワ平昌五輪断念

2014年ソチ五輪後、韓国とロシアの間で激しい嵐が駆け巡ったことは、スケートファンの中ではもう何度も話題になりました。このブログでもいくつか記事にしたと思います。

 

ソチでキム・ヨナを破って金メダリストに輝いたソトニコワに対して、韓国人は尋常ではないくらいの怒りを叫び、反応しました。「ソチでパーフェクトな演技をした女王キム・ヨナがなぜ一発屋のロシア人に負けるんだ!」「ヨナの金メダルを奪った!」(本当にこんなニュアンスで叩いています)と国中が嘆き悲しみ、挙句の果てに「(平昌五輪)に心配せずにおいで。実力を確かめてあげる。」などと脅すようなメッセージを送るなどしたことから、ソトニコワはすっかり韓国を怖がってしまいメディアに「韓国に行くのが怖い・・」「韓国人たちは私のソーシャルネットワークを批判でめちゃくちゃにする」と言ったところ、「強盗に対して強盗と指摘するのは普通のこと。」「実力で証明しろ。それだけがお前の生きる道だ。」などとますます攻撃を受けることになったのです。

 

 

そんな騒動から早4年、ついに五輪シーズンがやってきました。ソトニコワはあれから現役を続行してはいるものの、選手として活躍する機会はほとんどといってなく、半分引退しているような感じでした。本人は「五輪を目指す」とは口にしていたものの、ファンの中には半信半疑だった方もいらっしゃたったのではないでしょうか。そして無理もない、韓国中総バッシングの中でその地に乗り込む勇気は持てないだろう・・と感じたのではないでしょうか。しかしそんな状態の中で彼女はプルシェンンコを新たなコーチとして迎えると発表し、「あれ?本格的に復帰なのかな?本当に五輪を目指すの?」とファンを驚かせました。

 

そんな矢先、それをひっくり返すようなニュースがロシア中を駆け巡りました。

 

ソトニコワ、怪我で平昌五輪断念”

 

いくつかの報道によると、現コーチであるプルシェンコはロシアメディアに対し「ソトニコワは怪我のため今シーズンの試合に出場しない。」と明らかにしたそうです。プルシェンコによると、怪我の治療が上手くいかず、練習が思うようにこなせない状態なんだとか。おそらくですが、この怪我はずっと悪くしていた足首の怪我のことでしょう。まあ状態はずっと良くはなかったとは思いますが、本格的な練習を積めば悪化してしまうのは何となく予想できました。それでも五輪に出たい宣言をしたのには簡単にリンクを去ることができない事情があるのだと思います。リプニツカヤと同じようにソトニコワもロシアのスターであり、もうこのふたりはロシアの看板みたいなものですからね。そのふたりに一緒に去られたら連盟もファンもプチパニック状態です。

 

そして、もう一度彼女が大舞台でタイトルとる姿が見たかったという方には申し訳ないのですが、やはりこんなコメント見てしまうと「出ないものありだよな・・」と思ってしまいます。

 

 

以下ソトニコワの五輪断念に関する記事を見た韓国人のコメント

 

 


「けがは言い訳だろ」

「恥をかくより不参加の方がいいよね!」

「実力がばれそうだから逃げたな」

「審判も買収できそうにないし」

「ソチで金を取ったことがずいぶん後ろめたいようだね」

「ぷはは、今年に入って一番笑える話だよ」

「金メダル泥棒」

「僕らは君を金メダリストとは思っていない」

「あなたの1位は偽物。ロシアでしか通じない1位だよ」

「結局、ソチの金メダルは食い逃げかよ」

「ヨナの足元にも及ばない実力で金メダルとはない」

 

出典 http://www.recordchina.co.jp/b188943-s0-c50.html

 

 

 ね?危険ですよね。精神上よろしくないですよね。だから五輪に出ないのもありかなって。例え平昌には出ないにしても現役としてもう一回くらいは国際大会でメダルとるところは観たいなとは思います。せっかく才能ある選手なのに五輪一発勝ち逃げみたいな印象がついてしまったのは残念ですし。ただ韓国はちょっと怖いかもなので後輩に任せましょうというのが私の考えです。

 

上記のニュースの流れからキム・ヨナ関連の検索が増えたのでしょうか。フィギュアスケートファンの皆さんの関心がソトニコワの復帰断念よりも韓国に行かない選択をした安心の方が上回ったという結果みたいに思えます。

 

 

 

ロシアの反応

肝心のロシア国内での反応はどうなの?というと、まあ、お国柄もあり皆さん厳しめにコメントされていますね。最も多いのは「彼女が今後(現役として)大会に出ることはないでしょう。」とか「もう復帰しても時代が違うよ。」といった辺り。もちろんファンは残念がっていますけど、正直現実はそうですよね。今はミスしない、鬼メンタルなジャンパーが多いですし、繊細な選手は生き残れないと言い切っていいかも。あの中でソトニコワが勝つというのは難しいですよね。さらにソトニコワに対して一番キツーイことを言ってくれたのがタラソワさん。ソトニコワ復帰の際に「プルシェンコアデリーナはゲームをしている。私は真面目な人間だからゲームには乗りたくないの!私は競技に出ることの大変さを知っているわ。彼らには既に学校やプロスケーターとしての道があるじゃない。(超意訳)」と怒って?いました。要は本気で選手をしようとしたら、あれこれ他の活動をしながらなんてできないよねってことですよね。今の女子フィギュアはもう時代が違うんだよ、必死にトレーニングをしてもついていけないレベルまで来てるとわかりきっているのに期待をかけさせるようなことばかり言わないでっ(あたいのところにマスコミが押しかけてくるじゃない)という感じ。タラソワったらゲームなんて言って酷~いという意見もチラホラありましたが、うん、まあタラソワだって本当ならソトニコワがバンバン活躍してくれる姿が見たいはずですよね。でもまあ、それが叶わないのが現状ですし、だったら次の道となるのもロシアンスタイルだという気持ちもわからなくもないです。

 

きっとロシアはプルシェンコのこともあったし、ソトニコワの復帰は会えない恋人でも待つ気持ちなのでしょう。だったら待ち続けるより、次に進むわ!ということだと解釈しましょう(?)なんかこうして見ると、韓国でもロシアでも人ってシビアですよね。日本のアンチもなかなかだけど、なんていうかステージが全然違う気がします。(言いたいこと遠慮なしにバンバン言えるのはちょっと羨ましいけど)

 

 

 

まとめ

さてキム・ヨナ繋がりでここまで話が飛躍した今回でしたが、あんまり韓国人コワイ言うのも平昌に行かれるファンの方には悪いので、フォローしておきますと、実際の韓国人はびっくりするくらい自国開催の五輪に興味がなく、キム・ヨナ引退後のフィギュアスケートのことなんてだーれも興味ない状態なので(もはやキム・ヨナのことすら劣化したとかケチつけてる)イライラした観客を目にすることはないと思います。ちなみに向こうの方にキム・ヨナの話題を振ると話が止まらなくなるので要注意です。韓国では神様みたいなものですからね。平和に観戦するためにはいつも通り、余計なことは語らない日本スタイルでほんわか応援することをおすすめします。でも、韓国のフィギュアファンより羽生ファンの方が勢い的にはヤバいかもしれませんね。会場でも強いですよね、羽生ファン。ある意味凄いぞ!

 

色々と情勢は不安ですが、せっかく近くで好きな選手が五輪で滑る姿が観れるなら・・!とチケットを用意されている方は安全管理には十分に気を付け、事故なく怪我なく病気なく帰ってきてくださいね。そして良い思い出を作って来てください。

 

以上でおわりになります。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

ロシア女子記事前編

goldenretrievers.hatenablog.com

 

 ソチ後からの因縁は続く・・

goldenretrievers.hatenablog.com

 

リプニツカヤ引退?拒食症、エテリコーチなど

 

またまたお久しぶりのブログです。今日何となーくアクセス数を見てみたらしばらく更新をしていないのにも関わらず、ここ数日間だけニョッキリとアクセスが伸びていました。なぜだろうと思い、グーグルアナリティクスで読まれている記事を調べたらフィギュア関連のワード、特にソトニコワに関する記事が検索されていることが判明。そこで「もしや最近ソトニコワ選手が怪我で五輪を諦めたことや、リプニツカヤ選手が引退するといった情報からの流れかな?」と考えた私は、少しでもここを訪れて下さる方がいらっしゃるなら頑張って更新しようではないか!と遅れながら、超細々と女子フィギュアのロシア情勢?を書きたいと思います。

 

 
f:id:goldenretrievers:20170831151905j:image

出典 Wikipedia

 

突然の引退報道

まず今回の記事でピックアップしなければならない重大ニュースは、何といっても「リプニツカヤ選手の引退」です。それは本格的にシーズンが開始する直前とでもいう時期に突然現れた衝撃のニュースでした。いや、突然なのかはわからない。訂正します。リプニツカヤ選手(以下リプちゃん)といえば今年4月頃だったかに「重大な発表がある~」とは言っていたものの、結局それがなにかは語られず話がどこかへ消えていった状態だったので、もしかすると今回の引退についての報道は実際は発表がされなかっただけで、早い段階で決定していたことだったのかもしれません。

 

ただ気になるのが、この引退報道はリプちゃんのお母さまが(以下リプママ)メディアに「引退しました」と語ったことがきっかけなんですが、一方ロシアスケート連盟のゴルシコフ会長は「まだ引退届は受け取ってない。」と述べているんですね。さらにリプちゃん本人に記者が電話でコンタクトをとったものの「私は何も話すつもりはありません。」と意味深なコメントを残しているのが心配なところです。一体リプちゃんの周りでは何が起きているのでしょう?引退報道の真実はしばし謎に包まれることとなりそうです。

 

 

 

拒食症と闘った選手生活

本来、引退報道が出るとしたらそれは選手本人からの声明があると考えていいでしょう。しかしそれが出来なかった何らかの理由のひとつとして病気のことが関係しているのではないでしょうか。実は今回の報道の際にリプママは次のように語っています。

 

「引退プランについて、ユリアは4月すでに連盟指導部に伝えていました。ヨーロッパで拒食症の治療を3ヵ月間続けた後の帰国後すぐのことでした。」

 

ん??4月??やはりこの時期には何か動きがあったのかという気がしないでもないですが、リプちゃん拒食症だったんですね・・・。病気の治療中となれば選手を続けることは困難ですし、もし復帰したとしても今のロシアは争いが激しく、それが五輪金メダリストであろうと待ってはくれません。これは完全なる憶測ですが、自分にとって不利な情報をライバル選手たちには流すことはできない、マスコミのエサになるようなネタは絶対にばれたくない等、たくさんの不安を抱えたまま再びリンクに立つため、ひっそりと病と闘っていたかと思うと胸が痛いです。今思えばリプちゃんはSNSに写真をアップするたびに太った!痩せた!と話題になっていましたよね。酷いときは「妊娠した!」なんてデマまで流れたことも・・・。こうした人気者であるが故の注目度はいつしかリプちゃんにとって多大なるプレッシャーとなってしまったのでしょう。いつまでも「赤いコートの少女像」を強制された本人も「一生37キロでいれるわけがない!」とそりゃあ言いたくなるし、ストレスも溜まったはずです。そんな状態の彼女の口から今、直接あれこれと表にでて語らせるのは健康的によくありません。引退報道がどのような経緯でされたのかどうかよりも、まずは本人の体調面を一番に考えて、元気な姿になるのを待ってから真実を知りたいところです。

 

拒食症は近年テレビでもよく特集されていますが、治療中は食べることが困難になったかと思えば、食事が出きるようになったらなったで体が今までの栄養を取り戻そうとして逆に過食になってしまい、そこで体重が増加した自分を受け入れられるかどうかで回復への道が決まると言っていたのを思い出しました。リプちゃんの場合せっかく体重が戻ってきて、一度治療として正しい太ってしまう段階がきても、ファンにあれこれ言われるとまた痩せなきゃ・・となってしまわないかがとても心配です。どうか容姿に理想を押し付けるファンの方には彼女の心のコントロールが上手くいくように応援してあげてほしいです。

 

 

 

ロシアのダイエット事情

リプちゃんといえばソチ五輪ちょっと先まではロシアのエテリ・トゥトベリーゼコーチのもとで練習をしていました。エテリ時代のリプちゃんはまだ成長期前で体の軽さを利用したジャンプを跳んでいたのですが、ソチ五輪が終わったと同時に急激に体型変化が起こりました。その後ジャンプの調子は乱れ、成績は瞬く間に落ちていき、結果、リプちゃんはエテリコーチのもとを離れる決心をしました。

 

そんなリプちゃんが去った後に、エテリコーチのもとで活躍しているのが現・世界女王のメドベージェワ選手(以下メドベちゃん)です。彼女はまるでリプちゃんと入れ替わるように現れ、シニアデビュー以降圧倒的な強さで世界選手権を二連覇しています。じゃあこの選手もリプちゃんと同じで体重に変化があったらジャンプが跳べなくなるんじゃない?と言いたいところですが、今のところそれはノーです。確かに少しでも体重が増えたらジャンプには影響が出ると思いますが、不思議なことにメドベちゃんは太らないどころかずっと痩せています。いや痩せすぎています。身長ももう伸びないでしょう。一体どんな管理をしているのかというくらい体型が変わりません。たまに浮腫んでいたり、大きくなったかな?と思ってもすぐにほっそりするので、その体型コントロール力においてはただならぬ技術を持っているかと推測します。しかしそのやり方は相当過酷かつ身体に負担をかけているものでしょうね。リプちゃんもエテリコーチについていたときの食事はスクロースの粉末と水だけだったようですし、おそらくメドベちゃんも似たようなメニューなんじゃないかなと思います。(紅茶だけの選手が多いのも驚きます)

 

ロシアはあんなにフィギュア大国で国が熱心に選手育成に力を入れているのに、肝心の体調面に関しては選手独自の方法に頼っているというか、コーチも「栄養面とかそんな専門的なことはしらないよん♪太ったらダメよ、とにかく痩せなさい!食べちゃダメ!」的な根性論で済ましているように思えて恐ろしいです。まあ日本の選手もプロの栄養士の指導のもと~というよりは結構セルフで試合前に食べないダイエットとかしていたりするので同じといえばそうかもしれませんが、とても不健康だし、怪我や引退後の体調面がとても心配ですよね。フィギュアスケートがこのまま体重の軽さに頼る競技になっていくのか、もう少しヘルシー路線でいくのかはわかりませんが、やはり若手が軽さで五輪を乗り切って、1~2年単位でトップが入れ替わるところを見るよりも、年月をかけて存在感を出してきた選手たちが熟練した技術を見せ合うような試合が観たいです。

 

うーん。しっかりとした技術を持った選手は、高度な技を持っていたとしても長く活躍できていると思うんです。その理由にはやはり無茶な健康管理や基礎の疎かさがない徹底した管理があるからだと信じています。だからこそ、選手を使い捨てではなく、大切に育てて欲しいと思います。確かにたくさん強い選手が出てくるのは面白いし、ライバル争いがハードなほどレベルも上がって見ごたえはあるんですけどね。でも好きな選手にはずっと活躍して欲しいじゃないですか。少なくとも私はそうです。だからこそ若さや勢いだけでない部分の評価がもっとされるといいなと思います。(ジャンプとその他・・両方のバランスが偏ることなくルール化されるのは難しいのですがね。もちろん高度なジャンプは思いっきり評価したいですし・・でもジャンプにPCSが引っ張られるのは違うと思うし・・わからない!)

 

 

 

いつか日本のショーに来てね

と、まあ勝手にロシアにあれこれ言っちゃって申し訳ないのですが、それだけリプちゃんは引退するには惜しいくらいの選手だったと言うことです。いや~だってあんなに雰囲気あるスケーターってなかなかいないじゃないですか。美人だし。個人的には女子シングル歴代ナンバーワン美女ですよ。(2位はコルピちゃん)カリスマ性っていうんでしょうかね。ユリア・リプニツカヤにしか出せない独特の世界観があったと思います。なかなかリプちゃんと似たタイプの選手は出てこないんじゃないかな。彼女の歩んできた道にしか出せない人生観がスケートにそのまま出ていました。そう思うと19歳で引退なんて、ますます惜しい選手です。最後にリプちゃんの引退報道後にコメントを出した方々の声を載せます。

 

 

「偉大なスポーツ選手は2014年五輪後も去ることなく、スポーツマンとしてのキャリアを積み続け、公式大会に出場し、傷や心理的な障壁を克服しようと闘い続けた!ユレーチカ、人生は続いていくよ。君は本当に偉かった。よく頑張った。君は小さなレジェンドだよ。」

エフゲニー・プルシェンコ 

出典 http://jp.sputniknews.com

 

 

プルシェンコの中ではリプちゃんはソチでロシアを金メダルへ導いてくれた誇りのような存在なんでしょう。小さなレジェンドか。皆の記憶にはあの頃のリプちゃんが残ったまなんだろうな。本人的には悩める部分だったりするのだろうか。

 

 

 

「おそらく彼女はこれ(爆発的な人気)と折り合うことができなかったのではないかと思う。たった15歳で記者団、ファンが嵐のように襲いかかってきたとしたら、あなたならどうだろうか。常にTV画面に姿が映し出され、あちこちでサインを求められるんだ。こうした試練は聡明な年齢に達した人間だってそうこなせるものではない。それがこんな小さな女の子を襲ったのだ。」

アレクサンドル・ジーリン

出典 http://jp.sputniknews.com

 

 

 ジーリンさんのコメントは擁護的なものというよりは、体型変化のことも引退の原因として触れていましたし、どちらかというと注目を浴びるようになってからも、その人気と折り合いをつけて技術を維持していく必要があったというようなニュアンスでやや厳しめ?に語っておられます。

 

 

 

ユーリャは星。長く輝き続ける星もあれば、激しく放つ星もある。しかし、彼女はすべてを照らした。彼女の素晴らしい人生を願う。

タチアナ・タラソワ

ロシアでのインタビューより

 

 

タラソワさんはリプちゃんはスターだから。星というものは急速に消えてしまうものなのよなんていう美しいコメントを出してくれたと思ったら、リプちゃんのことをすっかり過去の人認定したようなコメントもあったりして・・まあソトニコワ選手にも同じようなこと言っていましたし、その厳しさもロシアンということで!それだけ愛があるってことでしょうか。

 

 

 

ロシアにはロシアにしかわからない事情があって、今後も色々情報が出回ると思いますが、私は日本からそっと見守らせていただきます。リプちゃんが引退後はどんなプランを描いているかはわかりませんが、もしスケートを続けてくれるのならぜひ日本に来て欲しいですね。今でも日本ファンの間で人気なロシア人スケーターはリプちゃん、あなたよ。(私はスルツカヤも好きですが)ロシアは現役よりも引退後の生き延び方の方が大変そうです・・。でもリプちゃんならプロとして本気だせばいくらでもお呼びがかかる!そう期待して待ってます。またあの美しいキャンドルスピンを魅せて!

 

今回の報道の真相はまだ話8割くらいに留めておきますが、また何か動きがあったら追加してアップしますね。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

追記

ロシアスケート連盟から正式にリプニツカヤ選手の引退が発表されました。

今後は大学に進学し、勉学に励むとのことです。

現在19歳。第二の人生を歩むにあたって、まだまだ多くの挑戦ができるでしょう。

そう考えると、30歳で外の世界に放り込まれるより、10代で次のステージに上がることの方がいいのかもしれません。

フィギュアスケートから得たものは、時間と共に宝となって返ってくるはず。

リプちゃんのこれからの人生が実りある豊かなものであるよう祈っています。

2017.9.11

 

 

ソトニコワ記事はこちら

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 

その他

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 

 

真凜VS舞依VS新葉 平昌への夏

 

前回の記事で真凜VS舞依VS新葉の新プログラムについて感想を書くと言ってから、またまた日にちがあいてしまったのですが、今から2017年8月現在での3人娘の新プログラム(勝手な)ランキングをアップしたいと思います。

 

※完全なる私が受けた印象のみで書いておりますので悪しからず・・

 

 

 

まずは真凜評から


f:id:goldenretrievers:20170816164031j:image

出典 www.hochi.co.jp 今季ショートの衣裳、赤と黒バージョンがあるそうです

 

えーと、はじめにですね、本田真凜選手のフリーに関しては以前こちらの記事で書かせていただいたので、今回フリーの内容は省略させていただきますね。

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 

というわけで、今回はショートの「ジェラシー&ラ・クンパルシータ」方の感想をご覧ください。

 

本田選手の今季ショートは本人が「滑ってみたかった!」というタンゴです。私は新プログラムを観る前までは、てっきり妖艶系のプログラムで攻めるものかと思っていたのですが、お披露目されたものを観てびっくり!超キュート系なタンゴじゃありませんか!終始ニコニコ笑顔でふんわりと滑っていて、まさに妖艶さとは真逆のプログラムだったのです。

 

そこから私が感じたのは「キュートさを前面に出すのならタンゴではない方が良いのでは?」

 

本田選手といえばノービスの頃から表現力を評価されてきた選手だったので、こちらが期待しすぎているせいもあるのかもしれませんが、演技の雰囲気がスプリングソナタロミオとジュリエットの時と同じようなやわらか~くて儚~い女性らしい動きでまとめられており、一般的にイメージされるタンゴの情熱的で力強いピシッとしたものとは違っていました。もしかしたらこれから滑り込んでどんどん完成形へと変化していくのかもしれませんが、本田選手自身はとにかく衣裳やヘアメイクからしてもキュート系を好んでいるように見えるので、好きな曲と好きなスタイルに開きがあるのかな?と思ってしまいました。ただ、ショーの間に来ていた衣裳も(自身でデザインしたらしい)今だけ限定で、試合本番ではTHE タンゴな大人衣裳で勝負するかもしれないので、今のところの評価は星★★★☆☆といったところでしょうか。これが本人のイメージにも合う曲だったら文句なしだったのですが、シニアデビューということもあり少し未知な音楽に挑戦してみたかったのかもしれません。

 

それでも本田選手は決してかわいらしさのみを特化したプログラムしかできない選手というわけではないと思うので、シニアではどんどん個性的なプログラムを試していってほしいです。(個人的には坂本選手のアメリみたいな路線もいいのではと思う)

 

 

 

おそるべし舞依評


f:id:goldenretrievers:20170816164444j:image

出典 https://www.nikkansports.com/sports/news/1851816.html タンゴを舞う三原選手

 

続いては三原選手。三原選手のショートは「リベルタンゴ」!、そう本田選手と同じタンゴなんです。(フリーの映画ミッションより「ガブリエルのオーボエ」はまだ観れてないのでショートだけの感想です)

 

こちらは逆に本田選手の時と違って「三原選手のタンゴはイメージわかないな~」と思ったのですが、実際に観てみると「勝負に来たな」とわかる凄く良い振付でした。また、技術的にも調子の方も日本女子トップクラスといっていいくらい順調に仕上げていますね。この時期でこんな完成度だと三原選手は平昌への切符をいち早く手にするんじゃないかと思ってしまうところですが、こればかりはシーズンに入ってみないとわかりませんよね。もしかしたらジャンプにエラーがつくかもしれないし、ミスがあった時でもPCSでカバーできる選手になるかどうかは悩めるところ。三原選手はスケートが上手いので欲を言えば身のこなしがもっと丁寧になると(ぐにゃっとした上半身の動きをきっちりこなす)振付にも余韻が残り、見栄えが良くなると思います。

 

従って三原選手の新プログラムの評価は星★★★★☆です。ひとつ白いのはもう少しトータルで大人っぽさがが加わることを願っての期待です。

 

ちなみにフリーの評価はネットの様子を見るとかなり高いので楽しみですね。13日に行われた「げんさんサマーカップ」では総合200.52点で今季初優勝を飾りました。

 

 

 

期待したい新葉評


f:id:goldenretrievers:20170816164505j:image

出典 mainichi.jp 007のコーディネートでニヤリ

 

最後は樋口選手の新プログラム評です!ショートは「ジプシーダンス ドン・キホーテ」、フリーは映画007よりアデルの「スカイフォール」となっていますが、全体的に感じた印象を書きますと、「個性が生かされていて良い」の一言です!

 

何が良いかって、昨シーズンはシニアへの挑戦&冒険もということもあり、プログラムを自分のものにするのにかなり苦戦し、なかなか本人の良さが出せずにいたのですが、今シーズンはショートもフリーもハマりプロ!持ち前のスピード感が生かされのびのびと滑っています。さらに昨シーズン苦労して冒険したおかげで、今シーズンにハマりプロが来てもまた新鮮な気持ちで観ることができ、シニアで「こんな表現もできますよ」というアピールにもなるんではないでしょうか。個人的にはフリーの007が似合っていると思います。樋口選手の長所は誰とも被らないところ!日本女子・・アジア女子の中で樋口選手の個性と被るスケーターがいないところが彼女の強みだと思います。なんとなく北米女子の雰囲気があるんですよね。アジア女子の清楚なイメージというよりは健康的なセクシーさというか、独特の貫禄みたいなものがあります。ぜひ、この個性を大切にしていってほしいですね。

 

そんな樋口選手の現時点の評価は星★★★★★

やっぱりスケーティングがぐいぐいしてるのと、観ていて勢いのあるパワフルな動きが気持ちいいです!五つ星にしたのはプログラムが気に入ったのと、本人らしさが戻ってきたという意味でです!これでミスがなければいいのですが・・。平昌の女神は誰に微笑むのでしょう(よくあるフレーズでごめんなさい)

 

 

 

さいごに

以上が完全なる独断と偏見なる勝手な妄想評になります。

最後にお伝えしたいのは、これはあくまでも夏現在の評価だということ。シーズンに突入して試合をすれば、また全く違う感想になると思います。しかも今回は夏季ショーや試合などを観てこの3人をピックアップしましたが、日本には他にも宮原選手や本郷選手、それに坂本選手や白岩選手などなどたくさんの有力候補がいますので、日本女子の勢力図は目まぐるしく変わると予想されますし、その都度気になる選手を書いていきたいと思っています。

 

基本的にすべての選手が好きなので偏らずに書いていきたいのですが、現役選手以外も大好きなので、たまにというか、かなりそちらの方をピックアップしたブログになってしまうかもしれません。この記事では、なんだかランキングなんて大げさなこと言っちゃって申し訳ないですし、評価にもばらつきが出てさらに申し訳ないのですが、つまりは皆さん頑張って♡という愛なのでお許しください。

 

それぞれのプログラムが今よりももっと素敵なものになりますように!

グランプリシリーズ開幕まであと少し!ケガせず、病気せずに挑めるよう応援しています。

 

 

合わせてどうぞ

 

NHKの「グッと!スポーツ」のまとめ(あとで更新あり)

goldenretrievers.hatenablog.com

 

関口知宏の「来宮博せ」がおもしろい

 

こんにちは!今日は珍しくただの雑記を書いていきます。(多分ここでそういった記事を書くのは初めてですね)

 

何を書くのかというと、このページを開いてくださった皆さんにオススメしたいyoutube動画について。かしこまった挨拶はこの辺にして、さっそくご紹介したいと思います!※記事のおわりに動画のリンクがあります

 

 

 

来宮博せって何?

私がぜひとも観ていただきたいのは「来宮博せ」さんの動画です。来宮博せって何?という方に簡単に説明致しますと、NHKの鉄道旅で有名なあの関口知宏さんの音楽プロジェクトのことなんですね。関口さんはここで自身の作品を公開されているのですが、それがちょっと普通じゃない!そう面白いのです。

 

 

鉄道旅がわからない方へ(参考記事) 

goldenretrievers.hatenablog.com

~ 俳優・ミュージシャンの関口知宏さんは今までNHKで放送された鉄道旅シリーズの旅人として様々な国を巡って来ました~

 

 

 

才能ありすぎて凄いことに・・

実は関口さん、ここで公開している作品の作詞・作曲だけでなく、演奏や歌まで全部セルフで行っているのです!なんといっても凄いのが、関口さんギターは弾けるのですが、それ以外のできない楽器のパートは少しずつ自身で演奏して曲を作るんだそうですよ。そう考えて聴くと「この人凄すぎ・・」と思います。だってひとりバンドですよ?パートごとに録音して、必要な音を足していくなんて地道すぎる作業です。このやり方でロックからジャズや演歌にブルース、韓流その他もろもろまで作っちゃいます。もちろん歌はご自身で性別・言語関係なく歌い、音楽ソフトを駆使しながら完成させるという神業。才能あるがゆえにやりたくなっちゃうんでしょうね。

 

 

 

こだわりは音楽だけじゃない!

さらに注目したいのが、動画に出てくる写真です。作品ごとに人種も性別も違うのですが、これらは全て関口さんご本人なんです。これめっちゃ笑えます。写真を加工して作っているそうですが、写真そのものの雰囲気から明らかに気合いが入っています。動画の編集もおひとりでされているのですから、この方ホントどうなってるの?という感じ。絵も上手いし、字も達筆だし、DIYも得意だし・・一体何ができないのでしょう。

 

 

 

目を通すべし動画3選

その中でも動画をご覧になる方にぜひとも目を通していただきたい作品を3つご紹介しておわりたいと思います。

 

まずは「せッチーノ・ガルアルディ」

関口知宏をご存じないお方はここから入るとわかりやすいかと思います。あの一時流行ったお笑い芸人の「ヒロシです・・」のネタが「宏です・・」で楽しめます。まあここまで行っちゃえばお分かりのことかと思いますか、関口知宏イコール関口宏の息子さんです。こちらの動画は曲というより自虐ネタなので、そこをまずは堪能してください。

 

続いては「せまくらちよこ 伊豆桜」

せまくらちよこシリーズは他にもあるのですが、この曲が特に好きですね。昭和の古~い感じが妙に心地良いです。まさにタイムスリップした感じ?

 

最後は「訪秋」

こちらは鉄道旅でポルトガルを訪れた際に作った曲(ファド)ですね。ちなみにファドとは、ポルトガルの民族歌謡で宿命を意味します。ポルトガル人が即興でファドをうたう姿に感化されてできたのがこの「訪秋」なわけですが、現地で購入したギターで作曲したこだわりもあって普通に良い曲です。おそらく動画の中でも人気のある作品なんじゃないかな。個人的にはオーストリアで作曲した「Mein Freund 我が友よ」も好きなのですがそちらはまだアップされていないようです。(他の方がアップされているのはあります)

 

 

 

おわりに

以上が私のオススメしたい動画でした。完全なる趣味の領域ブログになりましたが、この関口さんのセルフプロデュース力を多くの方に知ってもらいたく書きました。少しでも興味を持たれた方は、最後に「来宮博せ」のリンクを貼って置くのでぜひ観にいかれてください!

 

それでは次回からまた通常ブログに戻ります~。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

動画はここからどうぞ

www.youtube.com

 

本田真凜特集「グッと!スポーツ完全版」を見て

 

今やフィギュアスケート界のニューヒロインとして話題にならない日がないくらいの本田真凜選手。かわいらしいルックスから「アイドルみたい」とあちらこちらで新たなファンを製造中なわけですが、実際の本田選手はそんな見た目の印象とは違って「サバサバして男っぽい」らしいとか。

 

 ※2017.10.10の追加放送分も合わせて編集しました

 
f:id:goldenretrievers:20170809114915j:image

 出典 www.sankei.com

 

 

五輪に出場していない自分は想像したことがない

その証拠に2017年8月8日にEテレで放送された「グッと!スポーツ」に出演した際には、「小さい頃から五輪に出場していない自分は想像したことがない」と堂々と語っています。平昌では必ず代表になり良い順位までいくこと、そして北京では金メダリストになると決めているそうなんですね。また、「試合では緊張に飽きる」「その日の気分で振付を変える」「カメラ大好き」など大胆な発言も。言葉だけ見るとかなり強気に感じますが、一体どういうことなのか番組を見た感想をもとに、ここから解説していこうと思います。

 

 

 

緊張に飽きる

実はかなり飽きっぽいという本田選手。コーチいわく「集中力も短時間だけ」だとか。それでも世界ジュニアで2年連続表彰台に乗れるのですから天才肌なのでしょうね。

 

そしてその飽きっぽさは練習だけでなく、試合中にも出るとの情報が。なんと本田選手は、試合でさえ待ち時間の間に緊張している自分に飽きてしまうそうなんです。そんなときはyoutubeで退屈しのぎし、テンションを上げるのですが、演技中になる頃にはすっかりスケートのことなど忘れて「お腹空いた~」なんて思いながら滑っているようで(ホントかいな)どうやら自分のマイペースさを楽しんでいる気がしますね。さらに演技中は「今日はこの人!」とお目当てのジャッジをひとり決めて、その人に向けてアピールして滑るのだそう。それ以外のジャッジは野菜だと思って滑れば「大丈夫!」ということですから凄いです。まあ、これも注目されることが大好きな本田選手だからこその発想なのかもしれませんね。

 

 

 

振付はその日の気分で変える

試合中のマイワールドはさらに続きます。それはその日の気分で振付を変えちゃうというところ。本人は記憶にないらしいのですが、細かい腕の動きなどに変化があるそうなんですね。私なんかはこの話を聞いた時、もしかしたら今季のプログラムにも自己流の振付が入っている?と思ったんですが皆さんはどうですか?なんだか今季プログラムはショートやフリーでやたら手を振って盛り上げて~とやる動き(高橋大輔選手がやってたやつ)が多い気がするのですが、あれも気分でやる回数が違ったりするのかな?なんて思いました。振付の一部も本田選手のリクエストだったりもするのかな?両プログラムとも歴代選手の印象的な振付セレクションといった感じがします。(欲をいうならもう少し個性が見たい)これに関してはセンスの良し悪しとは別に、自分で積極的に意見を取り入れることはとても良いことだと思います。

 

 

おしゃれ大好き!

本田選手は振付だけでなく、衣装のデザインにも拘りを持っています。今季フリーの衣裳でも「もっと透け感のある素材があるといい」とか「ゴールド感を出したい」などと自らデザイナーさんに注文をしていました。さらに、ヘアメイクにも並々ならぬ情熱を注いでおり、好きな髪形は編み込みで、特にツインテールがお気に入りだと語っていました。番組では実際にマネキンを使って、いつもの編み込みスタイルを作ってもらったのですが、5分くらいでさくっと結んでいて驚きました。左右で編み込みの位置や、太さは違いましたが、きちんと毛が飛び跳ねずにまとめられていたので、とても器用だと思いますよ~。「幼稚園の頃からヘアスタイルは自分でセットしている」というだけに(凄くないですか?)きょうだいが多いからか、何事も自立している子なんだなという印象を持ちました。

 

ただメイクだけは言わせて~!今の10代女子の韓国メイクはファンデーションの色が白すぎるよ~!顔の大きさは年齢と共に成長し、どんどん余白が出てくるので、日本人はそこをカバーするため立体感を出すメイクをするといいのだけど・・若い子はどんどんお面みたいになっていて、カワイイ子ももったいないよ~。こう思うのは私がおばさんだからなのでしょうか?

 

 

練習嫌い

美を争う競技において、おしゃれには研究熱心な本田選手ですが、プログラムの通し練習は大嫌いなんだそうです。フリーも四分の一ずつに分けて細かく練習し、通し練習は長いのでほとんど行わないんだとか!何といっても衝撃だったのは、通し練習をしないまま本番で各パートをパズルのように合わせて、くっつけて挑むということ。それで結果を出せるのだから凄いですよね。でも、学生時代にもよくいる「テスト勉強?全然していないよー」という子に限って成績よかったりするパターンと同じで、本田選手も人前では練習嫌いを公言していても、裏では努力していると思うんですよね。もちろん、もとからのみ込みの早い選手だとも思います!

 

 

  カメラ大好き

私たちがテレビでよく見る選手たちの廊下でのウォームアップ風景。あれはカメラがあると集中できないから嫌だわ!という選手は駐車場でやったりするそうですが、本田選手はカメラが大好きなので、あえて公の場でやりたいタイプとのこと。本当に人から見られるのが好きでたまらないのでしょうね。とことんこのフィギュアスケートという競技に向いている子なんだと思いました。こうして番組に出演してる時も全く物怖じせずにゆるーい感じでトークを満喫していますし、根っからのポジティブ人間といったところでしょうか。これが若さゆえなのか、もとからの性格なのかはもう少ししないとわかりませんが、そんなのびのびとした面がスケートで今後も生かされてくれたらいいなと思います。

 

 

本田家の子育て法

ここまで見て、「本田家って他のきょうだいといい、みんなのびのびして天才肌だよなぁ」と思いませんか?一体詳しいことは非公開のご両親は何者なんだろうと気になります。番組では、そんなスーパー人材育成所でもある本田家の子育て法も紹介していました。まず、本田家には家の中にトランポリンや鉄棒がある!とか廊下に本が並べてある!などは既に有名な話だと思うのですが、今回は本田家の食についてスポットを当てていました。

 

本田家では、幼少期から「脳に良い食べ物」を食べて育つらしく、本田選手もこどもの頃から、おからや緑茶ミルク、納豆ペーストなどを食べていました。お菓子を食べる時も、チョコレートやスナック菓子ではなく、ひたすら歯ごたえのあるおからクッキーを食べていて、こうしたかたい食べ物を噛むことで脳に刺激を与えていたそうです。また、ミルクに緑茶粉末を入れて飲んでいたり、納豆をペースト状にして、しらすや豆腐と合わせて食べたり(離乳食からコレ)と、からだに良さそうなことはすべて試して今の本田きょうだいがあるようです。むむむ!凄すぎる・・ご両親の教育熱心さと、それをこなせる財力!!理由なしに天才は育たないな、と実感しました。また、こうして兄弟姉妹に囲まれてお互いから刺激を受けて育つのも、本田家ならではの強みですよね。こんな家庭で育つことができるなんて、正直羨ましいです!

 

 

最後に

凄く簡単にまとめましたが、本田真凜特集は以上になります。本田選手には周りの大人たちや、マスコミに持ち上げられて、トリノの安藤さんみたいに低迷してしまわないように大切にしてあげてほしいですね。(本田家なら大丈夫でしょうが)まだシニア1年目。今はスタートラインに着いただけで、結果はこれからです。早くに立ち位置を決められ、期待をかけすぎるのは酷だと思うのでゆっくり応援してあげたいところです。本田選手自身もメディア向けにと無理に自分を演出せずにアスリートとしてスケート一筋な面を見せていくだけで十分だと思います。やはり人気だけの選手で終わってほしくないですからね。シニアでは、より技術や表現が洗練されていくことを願って楽しみにしています!

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございまいた。

 

 

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 

真央ちゃんこれで最後なの?THE ICE 2017から見る時の流れ 

 

今年も始まりました真夏の祭典「THE ICE 2017」

これが始まらないと夏じゃない!という真央ファンも多いのではないでしょうか?

 

※ちなみにステファン(ステファン+ファンを合わせた私の造語)の私はファンタジーオンアイスが始まらないと夏が来た気がしません。冬です。

 

そんなTHE ICEですが、今年は真央ちゃん引退後初のショーということもあり、真央ファンもワクワクドキドキの大盛り上がりの状態となっています。しかし、その一方では「THE ICEは今年で最後なのかな」という話もチラホラとささやかれています。

 

 
f:id:goldenretrievers:20170801180921j:image

 

今年で最後?真央ちゃんはプロにならない説

なぜこんな憶測が飛ぶのかというと、真央ちゃん自身が数々のインタビューで「ショーが終わるまでは先のことはわからない。」と発言しているからなんですね。つまりは現段階ではプロとしてスケートを続けるかわからないということです。ということは、もちろん来年のTHE ICEはまったくもっての未定ということになりますから、今年で最後になるのではないかという噂に繋がったのです。

 

仮にもし、真央ちゃんがスケートを続けてくれることになったとしても、その決断の時期によってはTHE ICEは開催できないかもしれません。そう考えると、THE ICEは今回で最後・・プロの道に進むとしても今後は別なショーを新たにつくっていくのではないかという気がします。それと合わせて何となくですが、真央ちゃんはスケートを続けていくことに大きな責任を持っている気もするんですね。現役生活とTHE ICEは繋がっていて、このまま現役の延長でショーに出るのではなく、プロになったらプロとしてのショーの見せ方があると考えているのかもしれません。そうなるとまた新たに変えていかなければならないこともある・・色々な迷いや葛藤がありそうです。実に深い!

 

 

 

時代の変化

現在のTHE ICEは浅田真央による浅田真央のショーといった感じに演出され、真央ファンが満足することが第一にされているように感じます。同じくファンタジーオンアイスもすっかり羽生結弦による羽生結弦のショーになっています。人気者をとことん前面に出すといったところでしょうか。若干、他のスケーターの扱いが心配なところが正直あります。

 

その他のショーでもそうですが、アイスショー(試合も)には時代の変化と共にいつか後輩にショーを受け継ぐ瞬間があります。若手を売り出してあげたい、年齢と共に技術の維持が難しくなってきた等でショーから離れていく日が必ず存在するからです。残念ですが、荒川さんも羽生選手も、そして真央ちゃんもいつかは後輩にショーやそのポジションをバトンタッチする時が来ます。ですが、ファンとしてはやはり一日も長くリンクに立っていてほしいもの。私の理想は座長を酷使するスタイルではなく、現役からプロまでそれぞれが負担なく参加でき、スポットライトが当たるようなショーです。

 

 

 

理想はアイスレジェンドの進化版

一体どんなショーかというと、ズバリはアイスレジェンドのようなショーですね。あれはあれでステファンは大変そうでしたが、何が良いかというとバランスですね。ステファンが座長でありながらも、脇に真央ちゃん・大ちゃん・コストナーという絶対脇じゃない主役級のメンバーが揃い、そんな4人が同じプログラムに存在していても、お互いの個性を邪魔せず自然にストーリーの世界観が演出されていて凄く良かったです。また、トリをつとめたのが座長ではなく大ちゃんで、しかも皆さんが大好きなマンボというのも斬新でした。誰をメインにするかに重点を置くより、メイン級が勢揃いの大サービスコラボでひとつのショーができるのもいいなと思うのです。実際に真央ちゃん・大ちゃんも言っていたように何かひとつロミオとジュリエットのようなテーマを決めて、皆でストーリーを滑っていくショーがあっても面白そうです。毎年テーマを変えてやっていったら最高。個人的には「戦争」とか重いテーマのものをどう演出するのか見てみたい。技術的な盛り上がりや人気は現役に託して、表現面やもろもろの細かい負担はプロがカバーしちゃったり?妄想だけでも期待値上がります。

 

 

 

日本のアイスショー界の問題

しかし、そうはいってもアイスショーにそれだけのメンバーを集めるには所属事務所やスケーター同士の繋がり等色々と難しい問題があります。実際は不可能でしょうね。今はフィギュア人気も海外では下火で盛り上がらないし、ショーで食べていくとなると日本くらいしか仕事がない現状です。それなのに日本のショーのクオリティーってどれも少しお遊戯的というか・・アーティストとのコラボも微妙、衣装も微妙、人気選手のアイドルコンサート?といった感じ。おまけに最近では特定のスケーター以外のファンも減っちゃって・・(皆さんどこへ?)どこかで方向性を変えないと現役たちは引退後にショーという居場所がなくなっちゃうんじゃないかと心配です。そのためにも、ここでひとつ黄金世代組たちに流れを変えて新たなムーブメントをプロの世界で巻き起こしてほしいというのが密かな願いであります。

 

長年の選手生活から解放され、もう別な人生を歩みたい!という方にはもちろんそこを応援したいですが、今後もスケートの道を突っ走る方々には革命を起こしてほしいものですね。

 

 

 

おわりに

今年の夏季ショーでの現役組の新プログラムを見て「みんな若いのに上手いな~」と驚きながら、「でもこの輝きが短いのもフィギュアなんだよな。」と妙にしんみりしてしまいました。バンクーバー五輪の頃は当時活躍していたスケーターは今もプロとしてリンクにいるものだと思っていましたから、この現実が寂しいです。平昌五輪が終わったらまた誰かスケート界から去ってしまうのかと思うと今から悲しすぎます。私は真央ちゃんにはプロとしてバリバリやってほしいという反面、THE ICEで久しぶりの真央ちゃんを見て、「真央ちゃんは表現者というより、やっぱりファイターだったんだな。そこが魅力だったのかも。」と感じてしまいました。私は己の信念のもと、ひたむきに競技へ立ち向かう侍のような真央ちゃんの姿が好きだったのかもしれません。うん。表現者というより、応援したくなるファイターだったんです。

 

THE ICEを終えて、しばらく考えた後に真央ちゃんがスケート界に戻ってきてくれたら、今度はファイターではなく表現者として浅田真央をしっかりと見たいです。現役時代は真央ちゃんのことを選手というよりアーティストだと思っていたのに、今更こんな風に感じるなんておかしいですよね。私の中で何が起きていたんでしょう。謎です。

 

今回ローリーとのまるで別れを意味するような会話が世に出ましたが、あれはローリー=競技プロ=現役用プロ=ファイター用プロ=引退したら方向性変えるから少しの期間バイバイ、と勝手に解釈していいですかね?スケートを辞めるとかではなく、競技者から表現者へとステップアップする際にはちょっと新しくなろうかな~的なことだと思っておきます。

 

今回もまとまりのない記事を書いてしまいすみませんでした。いや~ここでは好きなことを書けるのでついつい思うままに言葉を並べてしまうんです。仕事用の記事だとそうはいきませんからね。それでも最後まで読んでくださった方には感謝です。ありがとうございました。

 

 

 

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 

goldenretrievers.hatenablog.com