そっくりさんアプリをやってみた
今さらながら【そっくりさん】アプリをやってみました!
そっくりさんアプリについてはこちらから↓
簡単に言うと、AIが自分の顔写真を見て有名人の誰に似ているかを判定してくれるアプリなんです!(人気、女優、アイドル、タレント等ジャンル別に判定してくれます)
1位~順に似ている有名人を教えてくれるのですが無料版では1位のみしか分からないので私も1位に出てきた人しか知りませんw
どのくらいマッチしているのか謎ですが、ひとまず私がやってみた結果を載せてみますね。
そっくりさんランキング!女性版
1位 福原愛 人気・スポーツ 85.4%
2位 鷲尾伶菜 アイドル 82.5%
3位 芦田愛菜 女優 82.1%
4位 夏帆 女優 80.0%
5位 西内まりや 女優 77.6%
6位 観月ありさ 女優 77.5%
7位 YUKI ミュージシャン 76.9%
8位 あやなん YouTuber 76.8%
8位 大島優子 アイドル 76.5%
9位 小池里奈 タレント 75.2%
10位 おのののか タレント 75.1%
11位 佐々木彩夏 アイドル 74.9%
12位 山崎夕貴 アナウンサー 73.6%
とりあえず、1位で出てきた人のみ。それ以外は分からないのですが、一応スポーツとかアイドルなんかだと何の競技の人か&何のグループかくらいは無料版でも確認できます。スポーツの2位はバトミントンだったんですが周りからは「潮田玲子じゃね?」と言われました。とにかく「パーツが丸い系の人に似てるよ!」と指摘されました。
アイドルはグループ名が出てもAKB関連だと誰かまったく分かりません😅
※他にも海外セレブ部門や韓国女優部門等があるのですが、そこはまだ私のバージョンではできないので分かるところまで!(色んな似ている有名人を集めると他の部門も使えるようになります)
実際どのくらい似てるのか
今回出てきた有名人の中で似てる!と言われた事のある人はひとりもいませんでした。
ただ、自分でもこの結果を見る限り、パーツに丸っぽいところがある人に似てるのかな?と思いました。ちなみにすっぴんで撮ってもメイクありで撮っても判定は同じでした。そこら辺は他のアプリと違って凄いですね!おそらく形で見てるんでしょうね。
卓球の愛ちゃんは絶対に何がなんでも出る感じ!人気でやっても1位で、スポーツでやっても絶対1位。女優は一回だけ観月ありさが出て、夏帆と西内まりやが数回、あとは何十回やっても愛菜ちゃんでした。
アイドルは愛ちゃんと同じ確率で鷲尾伶菜。大島優子は1回だけ、ももくろピンクが数回。ミュージシャンはまだYUKIしか出てなくて、YouTuberもあやなんのみ。タレントは、おのののかが一回と小池さんって方が数回。
アナウンサーは山崎アナのみ。自分でも思うし、周りからも言われたのですが山崎アナだけ系統が違う(シュっとしてる)し、似てないそうです。だから12位?と思いきや11位のあーりんは「そういうタイプだよ」と言われました。ん~
そっくりさんランキング!男性版
女でも男性バージョンで判定できたので少しだけ試してみました。
結果
堀江貴文71.6%
大泉洋 77.1%
さすがに80%超えはありませんでした。残念。
ただ、女性版より分かる気がする!!せいやは家族にさえ「あ~分かる分かるww」と爆笑されました。
でも、せいやってカワイイですよね?サンキューせいや。今度から自己紹介の際には「霜降り明星のせいやに似てるって言われます」と使わせてもらおう。
この中だったらホリエモンに近い気が自分ではするけどw
まとめ
他の人の結果を見てると、知らない方でも何となくこんな感じなのかな~ってのが想像できて面白いです。まだ試したことのない方は是非やってみてください!
まとめとして、全体のパーツというよりは、似ているパーツがあると候補に上がってくるんじゃないのかなーと思います。それと、後で分かったのが他の方の感想を見ていると、愛ちゃんが出てる人が合わせて山崎アナも出ているという事!AI的に何か関連があるんでしょうね。そういうセット判定もあると思われ。
まぁ気持ち盛って判定してくれる優しいアプリだと思うので、安心してやってみてください。
最後に私は縄文人、弥生人で言うと、縄文人顔になります。偉人でいうと、小学生の時には社会の資料集に載っていた西郷どんに似てると言われました。
以上。
キセキの復活?ヘルニアになったトイプードルの闘病記
私は現在、トイプードルのオスを飼っています。
今回は、その愛犬が3歳前の誕生日を迎える約2か月程前に起こった話について書こうと思います。
▼ちなみに愛犬の詳細はこちらからどうぞ
goldenretrievers.hatenablog.com
それはまもなくGWを迎える4月下旬のことでした。
毎朝、家族が起きる気配がするとワンワンと吠える愛犬が、その日は変なお座りをした状態で動かず、ブルブルと震えていました。
いつもなら散歩に行きたがる時間のハズなのに、まったく元気がなく、様子がおかしかったので診察時間と共に動物病院へ駆け込みました。
病院で一通り検査をしてもらった結果、内臓からくる病気ではないと分かりました。しかし、腰に痛みを抱えているようなので、ひとまず痛み止めを処方してもらい、数日後また来院してくださいとの事でした。
ちなみにこの段階では、まだ自分で立つ事ができ、自力でトイレも出来る状態でした。高い所から飛び降りたわけでもなく、事故に遭ったわけでもない。
獣医さんも「どこかで痛めたのかな?小型犬だとジャンプした時にも痛めたりするからね」と、3歳未満のトイプードルという状況からもヘルニアを疑うには判断に迷っていました。
ひとまず帰宅し、決められた時間に薬を服用させたものの愛犬の体は震えたまま。この震えは痛みから来るものだそう。状態は変わらないどころかますます悪化しているのでは?と心配になりながら夜を越え・・・
迎えた朝。今度は後ろ足が完全に棒状態になり(力が入っていない)歩けなくなっていました。再び診療時間と共に病院へ。到着して私たちの姿を見たとたん獣医さんも「あ~やっぱりヘルニアだったかぁ」と即、診察台へと促されました。
診断結果はヘルニア。足腰の感覚がなく、麻痺状態。自力でトイレができない。等の理由からグレード5でした。グレード5だと回復は不可能に近く、一生介護が必要、治療うんぬんよりも飼い主に最後まで育てられる愛情、根気、環境があるかどうかの問題になってくると言われました。
手術・・という道もあるけれど、それをしたからといって完治するわけではなく、気休めにしかならないかもしれない事。実際にすぐ手術をしても歩けなくなったり、逆に手術をしなくて治った犬もいて何ともいえない。犬にとっても金額にしても負担になりますが、手術するかどうかは、飼い主次第ですと・・
ただ家のようなグレード5の犬は手術しても・・という感じでした。
そもそも3歳未満のプードルがヘルニアになるのは珍しい。事故に遭ったわけでもなく、ここまで悪くなるのにも急すぎる。普段からお座りをする時にもなまけた座り癖(オネエ座り)があったこと、元から筋力を使うのを嫌がっているように見えることから※遺伝性の疾患かもしれないね、と言われました。
※トイプードルは軟骨異栄養症犬種(なんこついえいようしょうけんしゅ)の一種で、生まれつき椎間板が編成する恐れのある遺伝子を持っている犬種です。
そのため遺伝的にも椎間板ヘルニアになりやすいと言われています。
子犬時代には症状がなくても若年層で発症しちゃう事があるそうなんです・・。
その日は圧迫排尿のやり方を教わり、獣医さんオススメの利尿作用のあるドックフードを1週間分ほどいただきました(ある分だけタダでくださった)。
ここの獣医さんには歴代愛犬からお世話になっているのですが本当に神なんです。「今日はワンちゃん頑張ったからお金いらないよ!」「このオムツをコルセットがわりに使いなよ(大量にくれる)」と犬第一に考えてくださります。逆に飼い主の怠慢にはメチャクチャ怒ります。
そして、こうも念を押されました。以前同じ病気を持っていた犬の飼い主さんは途中で介護が無理になった事(それだけ大変だという事)、動物の闘病は犬の力でなく人の努力が99%必要だという事、頑張るのはワンちゃんじゃなくて飼い主だからね!と。
犬はしゃべれないんだから。
その強い言葉のおかげで、ここから先の介護を乗り越えられたといっても過言ではありません。
そして闘病生活へ
こうして愛犬と飼い主の?闘病生活が本格化したわけですが、一番苦労したのは「トイレ」でした。
ヘルニアになり下半身の感覚を失った犬は、自分で排尿することができません。そこで人の手でお腹を圧迫してオシッコを出してあげるのですが
これが最初はムズかった。
獣医さんがやっているように上手くできなくて。しかしそこは、今の世が助けてくれました。YOUTUBEで勉強し、何とかシャーシャーできるようになりました。YOUTUBE様様、マジで便利です。
トイレポイント
これ大事だなと思ったのは、愛犬が発病したのがちょうど春から初夏にかけてのシーズンだったので、トイレの際は必ず、いつも外でオシッコをするところまで連れていっていました!
たとえ自力で出来なくても野生の感覚?みたいなものは忘れてほしくなくて・・。そこでトイレをするように心がけました。治らなくても絶対に治すと決めていたので。あんなに散歩好きなヤツが散歩できなくなるなんてオカシイだろーという根性で、外のニオイを嗅げば愛犬も再びここでマーキングしたる!と奮起してくれるだろうと願って・・。
まぁ季節が冬だったら、こんなこと出来なかったので不幸中の幸いこの季節で良かったです。
通院生活でのキセキ
で、手術の件ですが家族会議の結果、しない事になりました。中途半端なことをして、負担をかけて・・かわいそうだなと。状況が違えば手術もありでしたが。そのかわり、ほぼ毎日通院することになりました。
しかし、そこでキセキが起きます!
実は毎日の通院で、お灸をしてもらっていたんですがある日、片足の肉球に僅かな反応を見せたのです!獣医さんもこれはもしや・・頑張れば可能性あるかもよ?と。
その時使っていたお灸はキセキというものだったのですが、ペロペロっと舌を出して初めて反応を示したのです。どうやら舌をペロっとするのは気持ちが良いという感覚を持っている事らしく、これは効果あるかも!と、反応を示さない部分にもしつこく試していくことになりました。
合わせてマッサージも!
さらにお灸に合わせてマッサージもしてあげるといいよ!と言われ毎日抱っこをしながら両足をビョーンビョーンと伸ばす運動をしていました。最初はホントにかたい棒のようでしたが毎日思いついた時にはマッサージしていたら段々とやわらかくなっていきました。
これが硬いままだとマズイと獣医さんにも言われていたので、マッサージしてもしても直ぐに硬くなっちゃうところをめげずに頑張りました。
あとは血行が悪くなった冷たい足先を指と指の間を割るように揉んでいました。
お灸生活
痛みによる震えもなくなり、排尿もなんとかなった頃、「排便がなかなか上手くさせられません」と相談したら、その日たまたまキセキではなく「伊吹」というお灸があったので、それで百会(腰としっぽの間)というツボを刺激してもらいました。
そしたら出る出る。ついでに足もしてみようかとなりやってみると・・
これがキセキよりも凄かった
通院して初めて足がビョーンビョーンと(片足だけだけど)耳をかく時みたいに動きました。これには一同感動!
獣医さんも「これ凄いよ!治るよこの子!伊吹!薬局にも売ってるから探して買ってみて!」と超笑顔。
実はこの伊吹、他のヘルニアで通院中の患者さんがセルフで色んなお灸を試してたらしく、その中でコレは効く!と先生に紹介し、この時少しだけ病院にもあったみたいなんです。もちろんその日中に「伊吹」を買い、家でやってみることにしました。
体重管理
下半身を使わないと、前足だけで生活するため体重が減ってしまいます。ひどく体力も消耗し、食べても食べても痩せやすくなります。だからこそ食事は徹底してね!好きな物なんでもあげてOKだから!ササミ、チーズ、ウインナー、たまご、好きなの食べさせて!と。
とにかく痩せちゃダメ!と言われたので色んなエサでつりました。今まで与えたことのない食べ物をたくさんあげました。
結果、一番好きなのはドックフードだったのですがwまぁ体重は健康体重をキープできたので良かったです!とにかく肉とドライフードをミックスしてあげました!それに飽きた時は米!そんな感じです。
痩せるとリハビリさせる体力がなくなるので、とことん管理した方がいいです!
リハビリ
伊吹を毎日やっていると、段々と反応が大きくなってきました。
https://www.sennenq.co.jp/shop/products/detail/12
反応が薄い時は位置を少しズラしてみたり、とにかく反応を見ながらやりました!獣医さんにも言われたのが「この子、我慢強いよ!普通は痛いことされると噛みついて当たるんだけど、それをしない優しい子」。知らんかった。お前さん我慢強かったんか。
そのおかげもあって、この頃は毎日通院は終わり、毎日お家でお灸・マッサージ・リハビリをしていました。
歩行練習
闘病中にも外に出ていた効果がありました!それは喜んでリハビリをしてくれたこと!ずっと屋内にいたり、痩せて体力なくなっちゃた犬は散歩も嫌がるそうなんです。
リハビリしないと回復も遠のいてしまうし、タイミングを逃すと厳しいものがあります。そんな中、愛犬はマーキングしたいし、散歩したいし中毒に侵され、動かない足を引きずりながら庭を駆け回っていました。
しまいにはコンクリートのところまで脱走。なぜかコンクリートに立つときちんと四つ足で立てるし、僅かですが歩ける。それを獣医さんに話すと「この子にとってはコンクリートが歩きやすいのかもね!そっちでやらせてあげれば?」と。
ただコンクリートだと、まだ足を上手く使えないので擦った部分から出血しちゃうんです。それでも獣医さんは「多少は仕方ない!それがリハビリ!喜んでやってることが凄いからどんどん動かせて、食べさせて!傷薬出すから」
の流れで、そこからリハビリと言う名の散歩を頑張りました。
散歩再開の効果が凄すぎた
気にせずどんどん動け!動物のリハビリは人間より根性あるから!の言葉を信じ、いよいよ散歩再開をしてみた私たち。介助用の胴輪をつけて100mくらい歩かせました。下半身は全然使えてはいませんでしたが、そこはすぐに結果を求めずに繰り返します。
胴輪を嫌がる時は後ろ足支えながら歩かせたりw愛犬もゲージで休んでいる時は後ろ足を舐めるようになってきました(感覚が戻った証拠)
野生のパワーは人間の想像を超えます。散歩再開からあれよあれよと復活劇を遂げ、6月半ばの誕生日を迎える頃には補助なしで歩けるようになりました。
完全体ではない
最終的に獣医さんにみてもらった時も、以前のような運動能力には戻れないと言われました。普通に歩ける、それが合格ラインだし、それ以上を求めたら鬼だと。
しかし、それからさらに数ヵ月立つとジャンプしてくるようになりました。腰に負担がかかるのでやめてほしいんですが。(やるなっていってもしたケガは自業自得by獣医)
いまだに後ろ足は浮いてるなーという瞬間や調子が悪い日もあります。人間と同じで寒くなってくると古傷が痛むんでしょうね。とにかく再発しないように何かあったらすぐお灸をしようと思います。
ここまでの思い
やっぱ1万円の犬だから体も弱いんじゃない?と言われそうですが、それは私にも分かりません。ただ、健康な犬や人でもいつ何が起こるかなんて分かりませんしね。大切な人に何かあった時どうするか、何が出来るかが問題です。
その辺もあり書くかどうか迷いましたが、獣医さんの「この子めちゃくちゃ性格いい犬だよ」の言葉を信じ、1万円の犬でも素晴らしいですよーとお伝えします。バカですけどね。
さて、現在は再発防止のため病院ですすめられたこちらのフードをサプリ用としてあげています。
https://www.royalcanin.com/jp/dogs/products/vet-products/canine-mobility-support-js-dry-dog-food
獣医さんから「値段もお安いとは言えないから一日10粒でいいんだよー」とのアドバイスで、その通りにしています。
一度大きいヘルニアをやった犬は、ほとんど(今回と同じレベルの)再発はしないよ、と言われたのでそれを願います。
それでも最近は調子悪いかな?と思う日もあるので、これからも様子見ですね。
この記事は色んな犬の中の一例なので、あまり大きくは受け止めないで下さいね。中にはどうやったって治らない犬だっていますから。
愛犬は元々、腰が弱かった兆候として前足を強く使う癖があり、筋力が半端じゃないと言われてもいました。普通の犬よりマッチョだからリハビリも頑張れたんだろうと。犬用車椅子をこの子に使っていたら前足も楽になるし、そしたらリハビリもしなくて歩けなかっただろうと言われました。
ただこれは家の犬の場合ですから。少しずつ条件が変わってくれば話はまた違うはず。
参考になるか分かりませんが一応参考までにとの事で。
以上、ヘルニアになったトイプードルの闘病記でした。
科学研究発表会レポート2019
今年も日本人がノーベル賞を受賞しましたね!
そんな中、少し前になりますが私も未来の科学者?研究者?のタマゴがいるとかいないとか?!の「科学研究発表会」に行って来ました!
科学研究発表会とは・・
夏休みにやった科学研究の中で、市内すべての学校の各学年から市の科学研究発表会に出品する作品を決めます。その後、紙上審査を通し、実際に「科学研究発表会」で発表してもらう代表を選びます。
実は昨年もこの「科学研究発表会」とやらに先生からのススメで応募することになったのですが、その時はそんなところに応募する意識もなく、宿題の1つとして、やっつけ仕事で1日で出来るヤツがいいよね!と、超簡単な実験をして終わらせていた作品だったんですね。
最後に参加者すべての作品が冊子になって送られてくるのですが、それを見ると、どの学年もクオリティが高すぎて凄かったんですよ!何ページにも渡る記録の証がズラリ!それを見た子どもが「やべー皆マジじゃん。俺のだけ短いしw(1Pだけ)なんで先生こんなガチの中に俺のを選んだんだ??」と苦笑い。
しかし、その年は科学工作の方をメイン(実は毎年そっちの方に出品されていた)にしていたので、来年は科学研究の方に出品されても大丈夫?なように気合い入れよ~とのことで今年に至ったわけです。目標は冊子に載った時、もう少しページ数を盛ることw
そんなこんなで、今年はテーマ選びからマジモードで実験に取り組み、再び発表会に出品させていただく事になりました。
しかしこれがまた緊張するんですわ。
発表会は平日なので、給食後ひとり早退して会場まで向かいます。現地に着いたら受付をし、子どもと保護者は別々の席(エリア)に座り、開会式に参加します。その後、各学年ごとに分かれた発表会場にそれぞれ移動し、発表となります。
今サラリと発表といいましたが実際はプレゼンです。子どもたちはこの日のために指導者(担任)と資料を作成し、プレゼン練習をしてくるのです。
うちの学校はちょうどイベント重なりで、練習したのは1日だけというのは小声・・とにかく周りが凄すぎた
このプレゼンの仕方も学校によって気合いの入れ方が違います。うちの学校はパソコンと原稿を使用しながらの発表だったのですが、マウスを操作しながら30枚近くある原稿をペラペラめくるのは少し大変そうでした。時間もオーバーしちゃった汗
いいな、と思ったのは発表歴3年目のM小の男の子。マウスは使わずタッチパッドを使用。発表原稿もパソコン画面を通してそのまま読んでいたので紙をめくる作業もいらない!さすが経験者は違います。何が良いかって、この二点で発表すると背筋を正しながら、時々アイコンタクトをとりつつ声をだせる事です。
また、この子は動画を使っても発表していて分かりやすかったです。素晴らしい!他にも言葉では分かりづらい説明を実際に動作で説明している子や、大事なところだけパワポを使って発表している子もいて良かったです。(大事なところだけっていう工夫に先生の気遣いを感じました)
発表後には審査員からひとり、ひとりへ評価の言葉をいただけるのですが、こうしたらもっといいよ~のアドバイスからお褒めの言葉までとても勉強になる内容が盛りだくさん!
我が家の坊ちゃんの研究は、テーマの決め方や追加実験を行っているところ、条件を細かく設定し、合わせているところが素晴らしいとお褒め頂きました。まとめ方や実験の流れも評価ポイントだったみたいです。
最後は賞状とバッチを頂き、めちゃくちゃ長い一日が終わりました。ホッ
んで、後日。
なんと、今度は市の推薦をいただき、県大会の方に出品されることになりましたー!!
やったね!おめでとう!本人も今回は喜んでいました。何でもいいから達成感や充実感を持つのは大切な事。ここから先の結果はどうあれ、これからも地道にコツコツ続ける努力を頑張って欲しいな。
余談
「自由研究問題」あるあるについて気になる事があったので。学校の代表だったり受賞関係の話題の中で「凄いよね~絶対親が手伝ってるんでしょ?って嫌味言われた~」という嘆きを聞きました。
そりゃー親がやったものを提出しちゃうのはNGですよ(子どものためにならない)ただ、親がやったからといって選ばれるかと言ったら違うと思いますね。
正直、この科学研究なんてものは親がどんなに手を出したとしても、上には上がいますよ。子どもの疑問や熱意にどこまで付き合えるか。どちらかといえばソコです。
親がサポート。一方的に手を出してアレコレやらせるのは違いますが、興味関心を与えたり、分からないことや困ったことに答える準備やヒントを与えるのは大人の大切な役目だと思います。子どもの視点をメインに必要な部分をサポートしてあげる感じかな?
まぁ、その辺のサポート力に関しては研究職や理系族のご両親がいた方が適切なアドバイスは貰えそうですが
大事なのは親子の二人三脚であって、どちらのやる気も同じくらいないと難しいと思います。何事も。
以上。
不安定さを残したまま続行中?内申点の使い方を変えて欲しい!
既に中学生のお子さんを持つ方々から得る「内申点」情報について・・。これ、なかなか侮れない&おそろしい制度で今からビビってます。
内申点とは?
「内申点」とはざっくり言うと、各教科の成績を5段階評価したもの。もう少し詳しく説明すると、国・数・英・理・社の主要5科目+音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技教科を含めた9教科を学年ごとに評価し、合計した点数のことをいいます。
そして、その3年間で得た内申点とテストの点数を合わせて合否(比率については後程)を決めるというのが現在の高校入試になるわけです・・。
※ちなみに都道府県によって内申点の計算方法は違ってきます。ここでは、3年間の内申点が必要な場合を例として書いていきます。
内申点が足りないと偏差値が高くても志望校を受験できない?
で、この内申点なんですが、決してテストで高得点をとれば5が貰えるというわけではございません!授業態度や提出物もろもろが合わさって総合的に判断されるので、お勉強だけ出来る子じゃダメなのです!さらに体育や美術といった実技もできるオールマイティな人間にならないとオール5、下手すると4も危ういといった状況に。内申が足りないと志望校さえ受けられないパターンもあります。
中学時代ってその後の人生を大きく左右する大事な時です。中学の成績が将来を決めると言っても過言ではありません。だからこそ教師がつける内申の1点1点に重みがあるのです。
個人的に高校入試は、進学校ほど本番テスト>内申点なことからも、優秀な人材を育てていくには主要5科目の存在は実技教科よりも遥かに重要視すべきだと思います。偏差値は本当に大事!優秀な人を切り捨てちゃ日本の未来が危ない!
やる気の定義って?
そうは言っても何とか5を目指してやっていかなければならないのが現状です。じゃあ、どうしようか。テストは常に高得点をキープする、提出物は期限日までに高クオリティで出す、授業では発言する?
いや、ただの挙手する子では「関心・意欲・態度」でOKは貰えません。いるらしいです。発言しているのに評価されなかったと悩む子。
先生は自分の求める受け答えや反応をしてくれる子が好きです。ただの積極的じゃダメなんですね~。空気をよまなければなりません。
逆にテストで満点近くても先生から見て、消極的だと4がつきます。
しかしここで疑問が。そもそも「やる気」って何よ。やる気ってさ、テストで90点以上とってりゃフツーに学習意欲あるんじゃないの?一部の天才をのぞいて。
いくら授業中に(内申のために)積極性をアピってもテストが60点じゃ本当に勉強したの?って感じですよ。難しいテストしか作らない学力高めな学校を除いた場合ね
しかし、それでは積極的な人間が育ちませんから、そういった子がやる気のある子として評価されるのも間違いではありません。
ただ、積極性や空気をよめる子の努力を評価するなら、テスト勉強を頑張っている子の努力も同じように「関心・意欲・態度」で評価してあげようよ、と思います。
ノートをカラフルにとってるだけが意欲じゃないの!授業中はノートより先生の説明に集中した方が覚えられる子だっているのです。勉強スタイルが違うだけなのに、ひとつのやり方しか認めないなんて、それが多様性?何か違う気がします。
あと、分からないところを先生に聞きに行くってのも内申をゲットする裏技らしいです。(英語なんかは学校の先生にも当たりはずれあるし、塾の先生に聞いた方がいいと思ってる子が多そうだけれどね)これについても学校以外で努力してる子もいるわけで単純に評価できませんよね。
先生の説明じゃ分からなかったのに同じ先生に聞いても・・と、兄弟に聞いてる子もいるかもしれませんし、やる気の評価ってあくまでも先生の主観で本当に難しいと思いますね!
長期入院したら内申崩壊
実はこれが一番心配なんです・・。なんとこの内申点ってのは、事故や病気で長期入院したり、不登校になると評価できないので斜線もしくは1になるらしいです。
いやいや1じゃまともな高校受験できんやん!って話です。(内申書の備考欄に欠席理由は書いてくれる)
私の甥のひとりが(今は元気ですが)幼稚園時代に病気で長く入院していたので、この制度は本当に心配です。
中学生で水ぼうそうになった男の子が回復するまで長期間かかった例もありますし、もう病気や事故に遭ったらオワリですよ。
不登校に限っては斜線がつくらしいので、いじめられても登校するしかないんです。これは絶対におかしいです!不登校になったら中卒になれと?本来いじめた方にペナルティがつくべきですから!極端な話、いじめた子は、改心するまで公欠で構わないので欠席するべきかと。勉強してる場合じゃない!(研修でもカウンセリングでも受けてきてほしいです)それこそ、成人してもその状態のままだったら社会に必用ですか?いじめで足を引っ張る子。社会で活躍する子で一番大切なのは、人から愛される子です。いじめっ子は誰からも愛されません。
この長期欠席問題については、他に課題を与えるなり、補習するなりで何とか評価してあげてほしいです。それじゃ中学の先生が大変でしょうか?せめて提出物に関しては、欠席していてもプリントを本人に渡して期限までに届けるなど、少しでも授業に参加できる道を残してあげて欲しいです。
社会で活躍する子とは?
内申制度のいいところは、中学時代という面倒なお年頃の子どもたちを先生が管理しやすいところですね。それはそれでいいのだけれど、(先生業はマジで大変だし、理解不能なバカ親が多いので)やはりその使い方や評価方法にまだ不安定さを残しているのも事実だと思います。
まとめになりますが、社会で活躍する子=社会で使える子&リーダーになって日本を引っぱってくれる子を育成するにはどうしたらいいのか。
①学力
まずは何といっても主要5科目!中でも数学と英語はグローバル社会で日本が生き残っていくには大切です。ここでの評価を意味不明な主観で下げてしまうのは学力向上において妨げになるかと。この入試でも直接点数化される科目は、テストの点のみで評価(英語はスピーキング能力もテスト)すべきだと思います!ある程度、競争させないとダメですよ。勉強も最終的にはスポーツと一緒です。
②自立性
社会性がある子は自立した子のことです。中学時代は小学生時代から少しずつ、自分のことは自分で出来る子になる教育を徹底させるべきです。部活動やボランティア、コンクールや資格取得などを先生が強制したり、内申のために脅したりするのではなく、何かしら自分で目標を決めて、3年間で成し遂げたことを書類にさせるなどの自己アピール力をつけるのもいいかもしれません。自分で強みを見つけてくる、絶対に今後に役立ちます。
また、生徒自身が自分の成績達成度を管理するのもいいと思います。提出物を出したら保護者のスマホに確認済みとA~Cまでの評価が送られてくるとか。普段からサボっている人はいつまでも達成度は0%のままで評価もC。それで内申が悪くても自分で分かるでしょう。
③実技教科の評価
これが一番評価するのに難しいです。難しいからこそ、あんまり評価にバラつきを出さない方がいいと思います。体育だったら記録で判断するとか、美術だったら賞をとった人にのみ5とか、基本的に5か4の世界でいいと思います。極端にダメ(破滅的にできない)な子でも3より下はつけないであげてほしい。技術家庭なんかだと男女差も出ますし、副教科分の点数は主要教科と違い内申のみで勝負するという不公平さがあるので、ここで差をつけるのはどうなのか?という気持ちがあります。
よくあるのが運動部だったら5。運動部に所属していないと3かよくて4ですから。私なんて体育で成績(記録)上位者が玄関に張り出されるやつで名前が載っても5が貰えませんでしたよ。(ひとりだけ部活動の所属なしでしたw)でも運動部にいた頃は何もしてなくても5貰えちゃうんですよね~。
美術だと賞をとっても5は貰えないとか、運動部と違って美術部だから5というわけでもない。先生の感性ってヤツ。まぁ芸術は爆発だからね。もはやこの世にあるすべてが芸術だ。私は作品作りは男子より上手いくらいでめちゃくちゃ上手いわけではなかったのですが、一度、作品を鑑賞する授業で「視点がすばらしい!」と呼び出されて、職員室で紹介までされたのですが成績に変化はありませんでしたw奥が深いです・・芸術。
④生活態度
これはもう減点方式でいい。中学生でもいるのかな?授業中に私語をするとか、注目を浴びたくて騒ぐ子。後は寝る子も。そういうのは減点すればいいです。項目は授業態度に当たるかな?
総論
いわゆる積極的な子、先生が気に入るコミュ力の高い子、というのは学力+にそれらの社交性が加わっている子と、学力はそこそこな内申美人の2パターンがいると思われます。
ここまで書いておいてアレですが、私はこの媚びるのが上手い子たちは大人だと思います。子どもの頃からゴマをすれるって凄いですよ。自分のためにできることを必死にやっているのだから。実はとても勇気がないと出来ないことだし、将来も人間関係上手くやっていける可能性が高いです。
ただこの社交性に比重を置き過ぎると全体のバランスが悪くなってしまう。小学校までの先生や周りに認められて自信をつけていく健全な積極性と、内申のための積極性じゃ全然違う。特に日本の中学時代って中1ギャップという言葉が生まれる程、中学生になったとたんアホみたいに上下関係を強要され、友人関係でも気持ちの悪いゴマすり・媚びりが始まります。女子なんかそこでいっぱいいっぱい。
1ミリ単位を気にする前髪とかスカートとか、先輩はいいけど後輩はやっちゃいけない謎ルールとか。体育の先生も急に怖くなり、みんなで楽しむ行事が軍隊の訓練になる中学時代。子どもにとってはストレスフルな箱の中で、先生がさらにゴマすりを強要するなんて、ひとつのやり方に拘るなんて・・そんなことして何か変わるの?24時間戦士☆サラリーマンの精神を学べと?
いや、違うよね。そんな日本を変えたいからできた内申制度だったはず。中身のないダラダラ会議だったり、空気をよんだ無意味な残業だったり・・ボーっとしてる間に中国や韓国の勉強熱心で出世意欲の高い人材が生まれてて危機感あるんだよね?
それなら尚更、風通しを良くして、せっかく世界に誇れる?日本の小学校時代に築いた子どもを大事にする文化を中学校の15歳までは継続してあげてほしいな。中学生のうちから夢も希望もない人間関係のドロドロを教え込ませたくない。それよりも部活動や様々な経験で健全に心を鍛えていってほしい。
もっと生活のルールはゆるくして(髪なんて長くても短くても問題ない。ヘアゴムだって何色でもいい。冬場は体操着の長ズボンで帰宅してもいいじゃない)自立性を養った方がいい。
まぁ私立の中高一貫校組や私立高校受験すれば関係ないっちゃないんだけどね。
でもこのままだと、公立は息苦しいし、逆に自由な発想なんて生まれなそう。
内申・・・私は志望校の選択を各都道府県の共通テストの偏差値で決めるのが妥当だし、あくまでも内申点は、参考程度の付録的役割で十分だと思います。同点だった場合に内申で判断すればよろし。
あとはクラス割の参考とかにね←
ほら高校だとトップクラスで入学してもその後(誘惑に弱いタイプだと)落ちぶれる子とかいるし。人物像を想像する目安としての書類的な。コツコツ型じゃないとか内申みれば分かるわけだしw
最後に内申の例をのっけて終わります。
内申点(計算方法)と高校受験
5×9教科×3年で135点満点
オール4なら108点!つまり1点の重みは大きい!
高校によって内申点と本番テストの比率は異なる
県トップ校クラスだと大体3:7 その他4:6 5:5もあり
例えばよくある4:6のパターンだと、4:6を1000点満点とします。
4が内申点なので400点満点としたら、本番テストは600点満点となります。
その二つを合計してより高い点数の者から合格していくわけですが、内申が高い人は本番でヘマしても内申の貯金に救われます。
逆に進学校では、本番の点数の割合が大きいので、一発実力勝負です。さらにトップ校クラスだと内申点でもほぼ満点さんが集まるので、結局どちらも大切になります。
ここまで見ると、この制度で救われるのは、上位層でも下位層でもなく中間層かなー?
何はともあれ、今後の日本はもっと科学者(研究者)を大切にすべきだし、優秀な人材を海外にやってしまうわけにはいきません。そのためには育てる段階から正しい判断をしていかないと。
また、同じくらいコミュ力、行動力のある人材も大切です。間違いなく。
どんなタイプの人間でも評価次第によって大きく変わる。
色んなタイプが存在し、認められ、発展していける世の中であってほしいです。
※都道府県によって内申点のもろもろが異なります!すべてが同じルールではないので詳細はご自身でお調べください
2018/2019の締めくくり!ネイサンの強さを解明せよ
世界フィギュアスケート選手権2019
ついに用意していたこの↑画像を再び使用する日が現実となりました!
ネイサン世界選手権優勝おめでとう!!V2達成!!
【最終結果】
1ネイサン 323.42点
2羽生 300.97点
3ジョウ 281.16点
4宇野 270.32点
5ボーヤン 262.71点
6コリャダ 262.44点
7リッツオ 257.66点
8ブレジナ 254.28点
1位2位が300点超えとかスゴすぎるww
異次元の強さを持つ男
この記事の最後にチラッと、今季はネイサンが世界王者になるんじゃないか・・と、予想していたのですが、結果はまさにその通り、アメリカのネイサン・チェン選手がショート・フリー共にやっちゃってくれました。
goldenretrievers.hatenablog.com
なぜネイサンが王者になるかと思ったかについては・・タイミングとしてこの時ですね。
goldenretrievers.hatenablog.com
2018年グランプリファイナルでの演技。
この時に「あ、あれ??なんかネイサンヤバくない??あれ?あれれれれ?」と、思っちゃったわけです。
ショート・フリーとノーミスされたら異次元級のTESはもちろん、着実に上がりつつあるPCS、そのふたつが融合した時には他の選手がMAXで挑んでも勝てないのではないか。そしてそのノーミス演技とやらを出来る可能性を彼は既に持ち合わせているではないか!!と恐れ入ったのです。
ネイサンと言えば、名門イエール大に通っていることで有名ですが、さすがに今季は学業とスケートの両立は難しいんじゃないかなーと思っていた私を驚かせたのがこの試合でした。
今思うと勝手に無理と決めつけてごめんよ、ネイサン。ただ、この試合を観てから私の周りでも「世界選手権はネイサンかも・・」という声が結構ありました。
しかしながらこの男、なぜこんなに強いんだ??
どうしたら二刀流生活をこなせるんだ??
なんか秘密があるんじゃない??
結論から言うと、凡人にはまったくネイサン・チェンの秘密を解き明かすことはできませんでしたwしかしながら、ネイサンの何が凄いのか、強かったのかを改めておさらいしたいと思います。
高難度構成でも安定しちゃってる
ショート
107.40
TES60.98 PCS46.42
基本的に演技前は超絶緊張フェイスのネイサンですが、曲がかかってしまえばニヤリフェイスで落ち着いた様子に大変身。この気持ちの切り替えは凄い。
3A 4Lz / 4T3T
全てパーフェクト。GOEも高い!アクセルで2.74点、ルッツで2.63点、コンボで2.31点もゲット!その他の要素もオールレベル4で揃え、ショートでノーミス発進を達成!早くも優勝へ王手?!それでもフリーはもっと鬼構成よ?こうなると、逆にフリーが不安になってきちゃうところなんですが・・
ネイサン、動じない。
フリー
216.02
TES121.24 PCS94.78
フリーは素晴らしい演技を披露した羽生選手の後!それだけでもビビっちゃう状況ですが、やはりここでもネイサンの表情は緊張フェイス。ただ曲が流れると再びあのニヤリフェイスに変わり、美しい4Lzへと向かっていきました。
4Lz 4F 4T 3A / 4T3T 3Lz3T 3F1Eu3S
得点源の4回転をすべて着氷させたのも凄いのですが、苦手なアクセルをショート、フリー共にきれいに成功させたのは大きかったです。ジャンプ以外も落ち着いて確実にレベルを取りにいっていました!!4LzのGOEは驚異の4.76点!!化け物かな?
全米では確かにナショナルなので他の大会よりモリモリ目でスコアは出て(全世界お約束)、「ネイサンいくらなんでも高すぎ」なんておちょくられて(愛ね)こそいましたが、今回は全米の再現といって良かったんじゃないかな?と個人的には感じました!
そして高難度構成でも安定しちゃってる姿を観て改めて、こんなんされたら誰も届かんやん。力振り絞ってもネイサンを超えるの難しいパターンやんと、覚悟はしていたものの心はザワザワドキドキ状態。
日本人としては、嬉しさと来シーズンはやったるでーというメラメラが半分こな気持ちになりましたとさ。
実際すごいよね
ネイサンが学業とスケートの両立で、練習時間が十分に確保できていないことや拠点の問題で自主練に励んでいたことからも「ただでさえ人より鬼構成なのに、思うような練習ができないのは不利になっちゃうんじゃないかなー」という中で、大切な試合にピークを持ってこられたのはスゴいです。
おまけに今回はインフルエンザにかかってからの感染症で、病み上がり状態での直前練習という仕上げ方。テスト期間中は学業に比重を置き、スケートに専念するときは短期集中といった具合。
それでも大学の成績はAばっかで、スケートは金メダルなんだもんね。人の努力って素晴らしいね。努力は才能って本当なんだね。本当にそんな人がいるから生まれた言葉なんだな。
シーズン中、五輪やワールドといった大きな試合になると、私の身近な(スケオタではない)人たちが、毎回テレビで知り得た知識や話題を振ってくれるのですが、今回言われて「??!!」となったのが、どこかでネイサンが午前:大学→昼:練習→午後:大学→夜:勉強という生活をしていると紹介されていたのを聞いたらしく、私に
「ネイサンにとって、フィギュアは部活みたいなものなん?すごくね?」
と言ったのが衝撃で。確かにこのスケジュールは部活だよなぁと思った反面、決して簡単にタイトルがとれているわけではなくて、めちゃくちゃ時間を有効活用して計画性を持った結果なんですよね。あとさっき言ったけど努力!さらにコーチに甘くないよーと厳しく釘をさされていたことも必ず両立しなければ!という決意として大きかった思います。
でも部活発言には度肝を抜かれてしまったわい。そんなことはないのだけれど、そんな発想もでるかーとw衣装の件も練習着で登場とか空気抵抗あっても跳べるん?とか君らどこからその情報見つけたんや!ってwネイサンのイメージ、これから日本でどんな風になるんだろうか。どんな報道のされ方になるんだろう('ω')??
なんかもの凄い超人化していると思うのですが、努力のネイサンよ!確かに凄いけどw
これから
最後に。ネイサンの優勝を経て・・。いままでPCSといえば日本勢がトップクラスのスコアを貰っていたのが通常でしたが、今シーズンのネイサンの成績を観ると、このまま今回のような演技を続けていけばフリーで出した94点台、もしくはそれ以上の点数というものを出してくる可能性が大きいです。
ネイサンは少し前までは、表現力が足りない~ジャンプだけ~など色々言われていたスケーターではありますが、このPCSというのはそもそも、とても曖昧な基準で、ココが優れているから9点台出そうとか、でもココは質がよくないので7点台とか、そこまで細かくは評価されていないものだと思っています。SSから順番に5項目で大体同じような点が並びますよね(9点台の選手はオール9点台)
だからこの選手は強いけどつなぎが残念だからーとかいうファンの憶測とかは、全く無関係で、今も昔も上がる時は全部上がるものだと解釈しています。その逆にどんなに今までPCSが出ていた選手でも「よろしくない」と判断されれば急に下げられるものとも感じています。特に今シーズンは旧採点っぽくなった
個人的には5項目でもっと評価にバラつきがあっていいとは思いますが、そうするとスポーツとしてのフィギュアスケートではなくなってしまう(PCS有利な選手が勝ってしまう)のが悩めるところなのでしょうね。曲の解釈とか実力と関係なさげな気もする
もちろん、どんなに上手くてもところどころジャンプで流れが止まってしまっては全項目で点が下がるのは仕方がないとも承知済み。逆に全てが滞りなく滑れた選手に良い点が出るのも納得。演技が見やすい分、表現も伝わりやすいもの。
色んな見方や考え方があるとは思いますが、そんなPCSに関わる部分でも今シーズンのネイサン・チェンは頑張っていたと思います!めちゃくちゃカッコよかった!細かな部分に気を配っていたのが伝わりましたぞ。元々、体幹がしっかりしていて器用ですし、技術面でも表現面でもそこは重要なポイントです。
ネイサンと限らず他のスケーターも演技全体がまとまり出せば、色々な面が相乗効果で上がっていくと思っています。ネイサン自身まだまだと言われる部分も「ネイサンすまんかったー」と唸らせる勢いで圧倒していってほしいですな。
もちろん日本勢も負けませんぜ!
宇野選手はスケーティングが良すぎてスピードとジャンプの呼吸が合わなくなっているのかな?でも自分でベストなタイミングさえ見つければ、彼こそボスキャラスケーターになるんじゃないかしら。苦しんで苦しんで一番ステキなものを取る気がします。
そして羽生選手。フリーはさすがでした。鳥肌。ただ足首は大分無理をしておりているように観えました。辛いのは、無理したくないのに無理しかできないところ。年齢的にも難しさを感じ出す時期に突入していますが、あの状況で300点超えは立派でした。強いスケーターというのは今も変わらずよ!どうか足首、良くなれ!頼む!
以上
お知らせ
突然ですが、来シーズンはお茶の間観戦オンリーで楽しみたいと思います。
また、暫くの間、大会やショーやその他フィギュアに関するネタ記事も、気が向いた時にのみ更新することにしました。
理由については、いつか話せるときがきましたらお伝えします。
不定期更新でも、遊びに来てくださる方は引き続きよろしくお願いします。
尚、あんまり関係ないかもしれませんが、フィギュアネタ以外は時間が取れた際には普通に更新します。取り急ぎ報告まで。
さいたまワールド2019 女子のキーパーソンは誰?
世界フィギュアスケート選手権2019
お久しぶりです。女子シングルの結果が出ましたね。
わたくし、チャレンジカップ、ロシア女子の代表選考などなど暫し沈黙、あえてスルーしておりました。
それには理由がございまして・・今回はその中のひとつをお話しようかと思います。
少し前までの予想と本番の現実
日本勢にとってはホームの世界選手権。もちろん表彰台のチャンス!と、だけ言わず、ナンバーワンの座にも紀平、坂本、宮原の誰かが試合展開によっては届くのではないか??という期待込みで進んだ今シーズン。
しかし結果はロシアとカザフスタンの勝利となりました。
1ザギトワ 237.50点
2トゥルシンバエワ 224.76点
3メドベージェワ 223.80点
4紀平
5坂本
6宮原
(1ロシア2カザフ3ロシア4日本5日本6日本なので、日露互いに来季3枠確保だったのはハッピー)
蓋を開けてみたらビックリ!1エテリ2エテリ3元エテリ・・といったエテリ組の底力を見せつけられた世界選手権だったのです。体の成長で低迷したら再起不能と囁かれているエテリ組生。それを覆す姿を見せつけられた数日間だったのです。
それでもトゥルシンバエワがメダル争いに食い込むとは、大会ギリギリまで予想できませんでしたねえ。ただショートを観てありりりり?進化しとる!!こりゃ楽には勝てないぞ!と、嬉しい焦りに変化。以前、彼女は日本人選手が不調のとき何気にひょっこり出て来る侮れないキャラと書いていたのですが、まさかワールドでそれが来るとは思いませんでした。スゴw
メドベージェワがキーパーソンだった
で、ここからが本題なんですが、私があれだけ「リーザかメドか」と大モメしていたロシア代表選考に触れなかったのは、ズバリ・・ごめんなさい・・「メドが選ばれたら、一度出来上がった日本有利な勢力図の流れが、またガラッと変わる」予感がしたからなんです。私のたまに当たる野性の勘が発動した
今季、好調だったリーザにこそ心情的には、誰より1番に枠をあげてほしい。でも今のロシアの負の流れを変えるのはメドかもしれない・・。そんな複雑な心境があり、ワールドの結果を見届けるまでは「こうした方がいい」と軽はずみには言えないな・・と胸にしまっておいたのです。
やはりザギ・メドの五輪金銀コンビが参戦してくるイメージというのは大きいです。見た目ノーミスすればPCSも日本人選手よりも出るんじゃないかと警戒していました。(ロシアはそのパターンに賭けていた気がする)
さらに、このふたりは日本での知名度も異常に高く、ライバルの本拠地でありながらもほぼホームみたいな国での試合。むしろふたりにとって五輪後なにかと心理負担を浴びせるロシア国内よりパワーが出そう。おまけに日本開催なら日本勢への地元アゲもなさそう←
今季序盤~中盤まではメドが沈み、ザギVS日本人という構図の中、ザギトワ選手にとってはメンタル的にも辛い試合が続きました。きっとプレッシャーが半端なかったはず。そして、それをどう跳ね返すのか、どうすればいいのかを模索していたように感じていました。
しかし急なメドべージェワ選手の登場は、そんなザギトワ選手のプレッシャーを少なからず別な方向へ飛ばしてくれるのでは?と思ったのです。これまでの「紀平」や「トリプルアクセル」といったプレッシャーから「復活しつつあるメドにも負けられない」というイメージも沸かせてくれるのではないか。
そうなるとザギトワ選手は、再び五輪でのメドVSザギ劇場にあった情熱という名の作用を思い起こし、力に変えることが可能では?と、考えたのです。
そしてあれだけ叩かれているメドベージェワ選手の立場を思うと、「こんな状況で選出されたら結果出すしか道ないじゃん」「最低でもザギを超えるか、メダルとるかしかロシアに帰れないじゃん」だったら絶対根性見せてくるでしょ!そうでなきゃリーザが報われない。
普通のメンタルだったら怖くて怖くて仕方ないはずですよ。でもやんなきゃ終わりな状況ですよ。もの凄く強い気持ちで挑んでくるのは当然な大会でした。実際、目の奥の闘志が半端なかったです。だからこそ、メドべージェワの存在は、ロシア女子へのスパイスにもなり、キーパーソンにもなるとにらんでいました。
しかしもう一度言うと、そんなことは「ワールドの結果が出るまでは口が裂けても言えないわー!」が本音でした。リーザを思うとどうしてもね。選考方法もハチャメチャで日本だったらあり得ない。実際に彼女が出ていても良い演技をしてくれていたことでしょう。
リーザ、ザギ、メドどの選手も脅威だし、代表としての3人のバランスが取れている・・。ただ、この中でひとりは選べない・・そんな苦しい状況がロシア女子の心にいつも以上の責任感を与え、力になったのだと思います。(サモもお疲れさん)
ジャッジ
今大会はエッジや回転不足にやさしい大会だと思いました。見た目ノーミス演技にはドカンと点が出て、ミスありの演技にはメダルは難しいよ、という風な印象でしたね。ある意味分かりやすいジャッジだったのかも?!
今までは「はーせっかく良い演技だったのにURかー厳しいなあ」とか「エッジエラー厳しすぎいいい」と、盛り上がりたいのに盛り上がれないフィギュアスケートあるあるの状況下に置かれた身としては、普段の「もーこんなの認定しちゃえよーしらけるじゃーん」というズボラな考えはNGで「あ、やっぱ少しは厳しめジャッジも必要かもね」と教えてくれましたw
当たり前だけど、みんな認定しちゃうと、少しずつ本来の点からかけ離れるし、エラーなし回転不足なしの選手が報われないわね。バンバン点が出ていくのは面白いし、精神上も良いんだけど、いつものに見慣れていると違和感でちゃうので少し混乱しました。大会によってジャッジがコロコロ変わるんじゃなくて、どっちかに統一してほしいなー。でも選手はだーれも悪くないよー。みんな公平に認定だったと思うので、結果には文句ありません。
さすが世界選手権!というような全選手のピーク(本気)を実感させられた演技の終結でした!ザギ、トゥルシン、メドおめでとう!!
ジャパニーズガール
最後に日本女子の感想を。個人的にさいたまワールドのキーパーソンはメドベージェワですがMVPは坂本選手にあげたい。
私は坂本選手のピークが全日本で終わってはいないか心配していました。しかし、実際は違いました。相当な練習を積んでいるのが丸わかりな・・それくらい短期間で何もかもを改善させているスケートでした。
トリプルアクセルにセカンドループ、はたまたついにタノやら四回転・・と高難度構成の選手が渦巻く時代の中「ジャンプの質」を極めることで、トップにのぼりつめている坂本花織の存在にはカッコよさがありました。ショートのジャンプは今季一。
ただ坂本選手の構成ではミスが許されません。それゆえパーフェクトが表彰台への絶対条件でした。フリップの抜けは本当に悔しかったね。それでも、課題とされていた体の使い方がとても美しく、それが本来のスケーティングの良さと溶け込んだ動きになっていて素晴らしかったです。
坂本選手は豪快で清らかなスケーティングのわりにはPCSが出ない選手でした。しかし、今回のような所作もパフォーマンスも美しい坂本選手であれば当然トップクラスのPCSが狙える。時々、緊張でスポーツよりの動きになっちゃう試合もあるけれど、今回のような演技がコンスタントに出てくるとスポーツの良さもアーティストとしての良さも両方出せる面白いスケーターになりそうです。
来季もリショーさんとの名コンビでリベンジしてほしい!ループの神様という曲があったら滑った方がいいレベルにループが神!
紀平選手について。チャレンジカップのショートでトリプルアクセルを成功できていたら、少しは心の負担も軽くなっていたのかな・・と思いました。それくらいショートでのトリプルアクセルは成功体験が少なく、イメージが弱いまま本番を迎えてしまったように観えました。
アクセルに関しては、どーーーしても「跳べ」「跳ぶな」「やらなきゃよかった」と注目を免れない難しさがありますが、来季を考えても高難度構成は必須なので、挑戦したことは無駄ではないと思います。
むしろバンバン挑戦して成功体験を積んでほしいです。大切なのは100%出てくる外野の言葉なんか気にしないこと!歴代選手、男子も女子も高難度構成を組む選手はみんなが通る道ですよね。応援しています。
また、いくら紀平といってもまだシニアデビュー年、最終Gに入らないとどうしてもPCSは期待するほど貰えないのだなと改めて悟りました。それくらい最終Gに意味はあったと思います。(+ミスを最小限に抑えたメドザギのPCSに対抗するのは、宮原含めまだまだよされた気がした)ぜひリベンジを。
今季は追う立場として伸び伸びと挑戦できるはずのシーズンでしたが、先輩たちが本領発揮してくる後半になっても、メンタル面を維持することが鍵となっていました。振り返れば、昨季のザギトワ選手も世界選手権では心身ともに持たなかった・・。それでも今季はその学びを生かしました。次は紀平梨花の番。今年の分を来年に繋げて欲しいと強く思います。
そして宮原選手。
ルール改正後は困難の多い日々だったことでしょう。回転不足気味のジャンプに波があるのは本人が一番もどかしかったと思います。
大きなジャンプや難しいジャンプを跳ぶ選手の中で戦うには、ジャンプの前後に難しい工夫が必要、ジャンプでつけられた差はスピンやステップのGOEで重ねよう、少しでも多くのPCSを出せるようにプログラムのブラッシュアップは念入りにしよう。
宮原選手は宮原知子のできる技術を最高までに押し上げているんですよね。自分ができる精一杯までのことはきちんとやっている。だからこそ悩んだシーズンだっただろうな・・とフリーを観ながら思っていました。
しかし、あえて言いたい。スケートアメリカの演技。あれは素晴らしかった。あんな演技がこれからも見たい。シーズンが進むにつれて、どんどん自信をなくしてしまったような滑りになったのが逆に「さっとんはもっと凄いのに」と思わせてくれました。
だから限界なんてないし、もっと伸びしろもあると思う。若手選手の中に挟まると、色々考えちゃうだろうけど、私はスケートアメリカの宮原を観てしまった以上は期待しています。
手直し前のプログラム。全然悪くないどころか、むしろ良かった。動きも洗練されていたし、何より滑り慣れていてスムーズだった。来季は自信を持ってミスパーフェクト復活だ!
おわりに
来季は4回転合戦の幕開けでしょうかね。シニアでもトゥルシンバエワ並みの細さならイケるのかも?と新たな発見ができたような・・。
日本勢もトリプルアクセルトライ組が増えていきそうです。高難度ジャンプを練習するとケガも増えちゃうので、それでシーズン使えなくなっちゃうのは厳しいなあ。みんなケガだけはないように祈っています。
なんかやっとケガが治り、安定してきた選手がまた高難度ジャンプで離脱するのとか見たくないなーという不安が・・。公表していなくても大体の不調の原因がケガや体のことだったりするので。
健康な高難度構成が拝めますように。
【ババリアンオープン】ひっそりと頑張る知子ちゃんにエールを!!
ババリアンオープン2019
実は四大陸選手権中、私のブログでは「四大陸 宮原」で検索されたお客さんが多くおられまして、世間での“宮原知子認知度”が高くなっているのを実感していました。
「あれ~宮原って子は出てないの」という感じだったのでしょうか。ファンとしてはスオタ以外からの興味を持っていただくことはありがたき幸せ。
が、そんな宮原、今回は四大陸ではなく、ババリアンオープンに出場していました。さっそくですが感想を載せていきます。
*目次*
ありり?PCSに7点台が・・
まず、結果から言うと優勝です。しかーし、サトコクラブの中ではショートからPCSの低さにざわめきが・・!!なんと31.80点。しかも評価は9点台~7点台までバラバラ。えっ今さら7点台?!
でも大丈夫。私はなんの心配もしておりません。B級大会あるあるです。世界選手権では通常通りのスコアに戻ると思いますよー。去年、新葉ちゃんもチャレンジカップで渋いPCSをもらっていましたが、世界選手権ではドガンと頂きましたので。大丈夫なのさ!
めずらしいミス
ショートは67.79(TES 35.99 PCS 31.80)
3Lz3T<になってしまったのと、ステップでレベルをおとしてしまってのスコア。ジャンプをしっかり回り切ることは、宮原選手にとっての課題です。美スパイラルがなくなったの寂しいよ~
続くフリーは136.77(TES 71.75 PCS 65.02)
3Sso 3Lz3T 3Lo 3Lz / 2A3T 3F 2A2T2Lo<ハンド
ショート、フリー共に完璧とは言えない出来でしたが、フリーでは3連のUR以外は回転不足も取られずホッとしました。同じミスでもトリプルにURがつくかどうかでメンタルも違いますよね。
ステップでもレベル4を獲得、成功した要素には高い加点もつき、TESも70点台だったのは収穫です!
私が知子ちゃんを応援する理由
今季も色んな個性が羽ばたいて、それぞれのスケーターの演技をありがたく観させていただいていますが、やはり私の中で宮原知子のスケートは特別です。
何ででしょうね。好きなものは好きってくらいしか説明の仕様がないんですよね。もちろんジャンプで他の選手たちに後れをとっているのは承知だし、小柄な彼女にとってダイナミックな表現をするには限界があるのも分かっています。
それでも宮原はやってくれるんです。自分の弱いところを克服して、今までも結果を残してきました。
そしてもうひとつ私が宮原知子を応援する理由。それは知子ファンが穏やかでほのぼのしているから。
低い点が出た時には「ええ~なんでこんなに低いの~」と嘆きつつも「あとでプロトコルが出たら要因を調べよう!」というところや、「今の回転不足だったね」と誰かが指摘しても「心配だね。次はクリーンに出来るといいね」と話せるところ。指摘が悪にならないところです。
たまーにジャッジやライバル選手に不満をいう人がいても「そういうこと言っちゃダメだよ」と注意する空気が好き。
そういう居心地の良さも少なからず、彼女をずっと応援できる雰囲気を作ってくれている気がします。
過去にはファン同士の争いに巻き込まれて、細々としか応援できなくなったこともあるだけに、自由に応援できるのはホントほのぼのします。
自分の強さを信じていくんだ
ババリアンでは青木選手もショートで高得点を出し、とてもワクワクさせてくれました。いや、ホントに良いショートでしたよ。
宮原選手は、これから総仕上げに入っていく中で、どこまでジャンプをベストな状態に持っていけるかですね。きっと四大陸の紀平選手や坂本選手の滑りもチェックしているでしょうし、紀平選手とはリアルタイムでお互いの調整を見つめながらの時間になります。
紀平選手からは、表現面において、本田選手や宮原選手の長所を吸い取ったような面影があるように感じます。逆に宮原選手にとっても紀平選手から受ける影響は大きいはずですし、どんどんプラスなものを吸収していってほしいです。
正直、全日本3位の焦りはあると思いますが、自分らしく滑ることが宮原知子の底力を一番に発揮できると信じています。
そして、紀平、坂本と一緒にみんなが笑って終われる大会になるよう願っています!