オオカミのとおぼえブログ

主にフィギュアスケート、BSやNHKの歴史・紀行番組について書いています。オオカミだけど一匹じゃないブログ目指します!

AbemaTV「織田信成のフィギュアべマ!!!3」を初視聴

 

2017.10.15にAbemaTVで放送された織田信成さんMCの「フィギュアベマ!!!3~GPシリーズ開幕直前スペシャル!!」の感想になります。

 

 

【キャスト】

織田信成 本田武史 河西歩果 石井てる美 富永利行

 

 

実は私、今更ながら今回が初AbemaTVでございました。視聴するにあたり色々と会員登録やダウンロードなどで面倒なのかな~と思っていたのですが、今日になって偶然”ただサイトを開いてお目当ての番組をクリックするだけでいい”と知り、そんなに楽ちんだったのか!だったら利用するしかない!と、さっそく遊びにいってきました。今の今までそんなことすら調べていなかった自分に後悔です。

 

それでは以下より、簡単な番組の感想をどうぞ!

 

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選手にインタビュー!

5歳からスケートを始め、全日本にも出場経験ありの河西歩果アナウンサーと、アイクリ歴13年の超フィギュアスケートマニアの芸人・石井てる美さんが選手たちに「好きな選手or演技」と「今季プログラムの見どころ」などをインタビューしたコーナーがありましたので、さらっとまとめたものをご紹介します。

 

宇野昌磨・・好きな演技はソチオリンピックの真央ちゃんのフリー。伝説のラフマニノフです。「フリーまでの過程を考えると感動してしまう」なんだそう。他にも(高橋)大ちゃんのオペラ座の怪人が好きで、手の動きだったり首の動きだったりと様々な「動き」からは影響を受けていて、今季フリーのトゥーランドットでも、その大ちゃんスタイルの動きから影響された振付を自分から入れてみたりしているんだそうです。何も考えずにスケートをしていた頃に初めてできた憧れのスケーターが、この「高橋大輔」というくらいですから、ただならぬリスペクトを感じますね。

 

ちなみに、トゥーランドットで出てくる手を天に向かって仰ぐような動きは「星をつかむイメージ」でやっているんだそうですよ。そのまま勝利もつかみ取ってほしいですね!

 

樋口新葉・・好きな演技はバンクーバーオリンピックキム・ヨナの007。色々な表情を持っていて、カッコイイのとプラスがもらえるジャンプが魅力的なんだそう。そして今季自身のプログラムで「ここがお気に入り!」という部分は、ショートのステップの途中にある独特な動きをするところ(伝わりますか?)らしいので、ぜひ皆さんも一緒に楽しみましょう。

 

田中刑事・・好きな演技は高橋大輔の「道」!またもや大ちゃん!人気者です。ジャンプだけではない、プログラムの世界観がすべて伝わるスケートが好きとのこと。また、町田樹ことまっちーのソチで演じた「火の鳥」もお好きだそうです。

 

田中「(まっちーとは)同じリンクで練習していた分だけ、世界に羽ばたいていく姿を見ると感動しましたね。」

 

本郷理華・・好きな演技はトリノオリンピックの荒川さんのフリー、トゥーランドット。もはや後輩たちの定番憧れプログラムですね。りかちゃんといえば長久保コーチが先月お辞めになられたようですが、現在の練習環境はいかがなものなんでしょう?あまりに突然の情報だったので驚きを隠せません。新たな道を歩むこととなり、大変だとは思いますが、万全な状態で全日本に挑めるといいですね。

 

三原舞依・・好きな演技はソチ真央。演技冒頭からすぐに見入ってしまって、あっという間の4分間だったそうです。三原さんは前から真央ちゃんファンだというのは有名ですが、ご自身もかなりのスケートオタクですし、本当にスケートが好きでたまらないんだろうなぁという気がします。そんな三原さんが今季注目してほしいポイントは、フリーのステップとスパイラルからの3Lo!特にループはバックスパイラルからの~カウンターからの~スリーターンからのジャンプですので皆さん目を見開いて拝みましょう。

 

無良崇人・・好きな演技にあげていたのは、ここでもやはりダイスケタカハシの「道」。うん、これは海外スケーターに聞いてもバンバン出てきそうなプログラムですよね。ここまで愛されるなんてもう才能よ、大ちゃん。さらにもうひとつ好きな演技に、ヤグディンの仮面の男を選んでいました。わかる~!御意、御意~!私もソルトレイクの仮面の男が1番好き。ベストを選べと言われたらコレです。あれほど理想的でドラマチックなオリンピックはないでしょ!というくらい感動的でしたから・・。

 

そんなセンスの良い無良くんの今季注目してほしいポイントは、フリーのオペラ座の怪人でクリスティーヌに手をのばす振付!ドラマチックさを全面に出していくので「皆さんクリスティーヌになった気持ちで見てください」とのことです。「はい♡」(このインタビューのムラントムさんはスーツが似合っていて大変イケメンでした)

 

 

織田君と本田さんの解説

続いては織田君と本田さんのよる各選手の「勝負プログラムの大予習」です。短くまとめるとこんな感じでした。

 

羽生結弦・・とにかく褒めちぎる。つなぎも凄いし、ステップでは体幹に影響するつくりになっているのにも関わらず、きちんとこなしていて凄い!と、とにかく「凄い」のオンパレード。

 

本田:ジャンプの質が良い。姿勢も以前は前かがみだったのが改善されている。

 

織田:3回転でやっても難しいプログラムなのに、4回転でも余裕でやっているのが凄い。

 

樋口新葉・・ジャンプが安定してきたら、他の要素がダイナミックになったと絶賛。後はスタジオの全員で演技を見ながら「スカイフォール♪」と大合唱が始まってお茶の間状態になったので省略。

 

他は、とにかく男子はジャンプが凄い!リスクをとるかどうかで迷う時代ではなく、人より難しいことをやらないと勝てない時代になった!というお話と、女子については・・特に・・。あっ、真凜ちゃんのGPSがカナダから中国と連戦なので調整が心配というのと、ロシアの選手はなぜあんなに体力があってミスをしないのかという疑問の声+なぜあそこまでタノるのかという話題で盛り上がっていました。本当に不思議ですよね。

 

織田さんのMCは地上波では絶対に見られないテンションと自由な進行なので、解説・・といってもあまり解説らしくなく、どちらかと言いうとお茶の間でおばちゃんたちがワーワーキャーキャー楽しく好き勝手に語る感じでした。

 

 

石井さんのデータ力

ここで少し石井てる美さんの素晴らしきスケート愛をご紹介。なんと石井さん、このたび番組のために?GPSの結果とオリンピックの成績の関連性を調べ、データ化してくださったのです!TVよりファンの方が普通に良い仕事してる

 

石井さん調べ(過去5回の試合で比較

 

男子・・GPF優勝者がそのままオリンピック金メダリストになったのは、過去5回中4回。

 

女子・・関連性は見られない。番狂わせが多い。

 

こんなこと考えたこと・・は、あったかもしれませんが、改めてデータ化すると勉強になりますね。面白かったので、世界選手権(OPプレシーズンの)とGPFとオリンピックの成績で考察したバージョンも作ってほしいです。石井さんは結構ナイスな質問もたくさんしてくださいますし、かなりマニアックなトークもできるので地上波の方にもきてほしい人材ですね。

 

 

フリーズに注意

仕方ありませんが、やはりネットTVはところどころフリーズしてしまうので、見逃してしまった部分もありました。何よりこの番組を観ようと思ったきっかけ「宮原知子のインタビュー」が不運なことにも途切れてしまい、途中からしか把握できなかったという残念な私。聞き取れたのは「SAYURIの冒頭のポーズに注目」ということや、ショートもフリーも日本が舞台の曲を使用するので「着物を着るしぐさの振付があるところも見て欲しい」ということだけ。休日は映画を観たり、自分でネイルするのにもハマっているというお話も途切れ途切れの画面の中でなんとかわかりました。

 

織田:さっとんはジャンプの練習もしていて順調に見えますよ~

 

とのことなので一安心。

 

宮原「まずは初戦をしっかりしたい。焦らないようにしたい。」

 

本当にそうしてくださいね!自分のペースで少しずづ点を重ねていってほしいです。

 

あとは真凜ちゃんもフリーズしていました。しかしコメント欄を見ていたら、かなり辛辣なことを書かれていたので・・お、おうという驚きと「女ってこわい」というドン引きの二重奏で、正直そこからは画面よりもコメント欄の方が気になって集中できませんでした。そしてその後出てきた三原さんには皆さん「かわいい」とか「天使」のオンパレードなんですよね。それは別にいいのですが、ふたりに対する反応のあまりの違いに「女子スケーターのファンはメンタル強くないとなれないな・・」と実感。海外男子オタでよかった。私は真凜ちゃんも三原さんも好きなので、そぉ~と見守りながら応援します。

 

 

まとめ

宇野昌磨「オリンピックがゴールではなく、あくまでも今季は通過点としてやっていく。最終的なゴールが何になるかはわからないけれど、記憶に残る選手になりたい。そのためには記録も必要。」

 

本田真凜「オリンピックという夢が目標になった。2枠は厳しいけれど、シニア1年目は皆に信頼してもらえるような演技を目指したい。」

 

田中刑事「成長したい。アピールしたい。」

 

樋口新葉「オリンピックで金メダルがとりたい。今季は無理かもしれないけど・・(大事なところでフリーズ!)・・頑張りたい。」

 

村上大介「(代表枠の)3番に入りたい!!」

 

本郷理華「人の倍頑張る。オリンピックに行きたい。」

 

 

以上、フリーズした部分はお伝えできませんでしたが、番組はこんな感じでおわりました。もし私のようにまだAbemaTVを視聴したことのない方がいましたら、なんの手間もいらないのでぜひご覧ください。できればコメント欄は開かないことをおすすめします。

 

個人的には、次回はゲストに村上佳菜子ちゃんを希望したいですね。そして楽しいのもいいのですが、できれば石井さんの鋭い質問に語彙力満載で返せる方を誰かお願いしたい・・。もっともっと技術的なことや裏話的なことや深~い話が聞きた~いです。

 

(本田さんが時々ぽろっと語る昔なつかしエピソードが良かったので、そこらへんももっと聞きたかったですね)

 

GPSはいよいよ今月20日からスタートですが、今回選手たちが見てほしいといっていたポイントによーく注目しながら観戦したいと思います。

 

 

おまけ

 

注目のジュニアは?

 

織田:紀平さん。トータルで素晴らしい。

 

本田:高志郎かな。あと星南も。

 

おわり

一万円で売られた犬の人生~売れ残りの犬をかいました~

 

昨年の11月、私は犬を飼いました。

 

それは幼い頃から飼っていた愛犬のゴールデンレトリバーが亡くなってから、早十年経ち、犬恋しくなったある日のことでした。

 

某有名ペットショップのホームページで、トイ・プードルが一万円で売られているという情報を耳にしたのです。

 

性別はオス。生後約5か月が経とうとしている茶色の犬でした。

 

私は、「今人気のプードルがなぜ一万円という値段で売られているのだろう」「なぜ売れ残ってしまったのだろう」と、衝撃を受けました。

 

なぜなら、近年はどちらかというと大型犬の方が人気が落ち、売れ残っている傾向にあると思ったからです。そのため私は、次に犬を飼うとしたら、そのような犬を飼おうと決めていました。

 

ところが、いざペットショップに行ってみると、売れ残りの大半はトイ・プードルを筆頭とした「小型犬」だったのです。

 

そこで私は、ようやく気づきました。犬と離れてから十年のブランクがあった私は、完全にペット業界から疎くなっており、単純なことに気がついていませんでした。

 

そうです。そもそも需要のない大型犬は売られてすらいないのです。欲しい人はペットショップを通してブリーダーにオーダーし、必要な数だけしか取り寄せないスタイルになっているため「売れ残り現象」が出ていないだけでした。

 

逆に需要のある小型犬は店中にズラリと並び、人気の犬種ほど売れ残っている状態だったのです。

 

ペットショップにいる大半はトイ・プードル。確かに一番売れる犬であることから多く仕入れるのでしょうが、その分買い手からは選びたい放題・・。見栄えの良い犬、小さい犬からどんどん売れていき、少しでも質が悪いと判断された犬たちは売れ残っていき、誰にも見向きもされません。

 

”少し前まではもっと色々な犬種で溢れていたのに・・”

 

私はペットショップの変わり果てた姿に言葉を失いました。

 

すると、あのホームページで売られていた犬を店員さんが見せてくれました。

 

正しくは見せるというよりは、「買ってくれと言わんばかりの押し売り状態」でした。

 

その子はゲージの中にいたのですが、店員さんは「抱っこします?抱っこします?出しますね!」といって私に犬を預けると、ぷらっとどこかへ行ってしまい、しばらくして戻ってきたかと思うと、このプードルがなぜ売れないのかを説明してきました。

 

その理由をまとめと

 

  1. トイ・プードルにしては大きすぎる
  2. 毛の色がまだらで、色素が薄い
  3. 売り出す旬が過ぎた
 
以上のことを含め「小柄じゃないとプードルは売れなくて・・この子があとここにいられるのも時間の問題なんです」と教えられました。しかし小型犬について無知な私は「え?小さい??これ以上大きくならないんですか?」とトンチンカンな質問をしてしまい店員さんを驚かせてしまします。
 
店員「は、はい。生まれた時から大きいんですよね~この子。でもこれ以上はもう大きくならないと思うので大丈夫ですよ!」
 
私「これって大きんですか?これが大きい方なんですか?」
 
店員「え?大きいですよね?」
 
私「そうなんですか?小さくないですか?」
 
ここから、このヘンテコなやり取りが続いた後、店員さんがおそるおそる「あの~もしかして以前もなにか他の犬を飼われてました?」と尋ねてこられたので「はい。レトリバーを飼っていたんですけど、今は売られていないんですね~。」と答えたところ「なるほど~!それじゃあ大丈夫ですね!!」と(なにが大丈夫なのかわからない)言われ、その後延々とこの子について講義を受けました。
 
 
その結果わかったことは

 

  1. 次々と新人プードルが入ってきて、通常お客さんはそちらにしか興味を持たない
  2. この犬より月齢が高い小柄のプードルの方が価値が高く売られている
  3. 一万円という値段は「既にワクチンを終えているから」(ワクチン代分)で、そうでなかったらもっと安い
 
そんな話を聞いている間に、黒い赤ちゃんプードルが一匹お買い上げされていました。
 
店員「あの黒いプードルは色がきれいなので人気あるんですよ。そういう子はすぐに売れてしまいます。」
 
”確かに・・。同じプードルとは思えないほどプードルらしいというか、毛がくるんくるんでぬいぐるみっぽい。あの犬に比べるとこの子はプードルっぽくないかもしれないなぁ"
 
小型犬を飼ったことがない私にとって、いくら店員さんに説得されても、ソファーからジャンプしただけで骨折するかもしれないワンコを飼うのは、ちょっとしたチャレンジでもあり、不安でした。「散歩も必要ないですよ」と言われても、むしろ運動不足解消に動きたかったのでそれはデメリットでした。トイ・プードルは力が弱く定期的にウ〇チがつまらないように、肛〇も絞ってあげなければいけない・・というのもここで初めて知りました。
 
しかし、店員さんのもの凄い熱心さと、その他の売れ残った犬たちの必死のアピール、そして絶対売れないであろうこの犬の人生を考えると・・さすがに気の毒になりました。何より天国の愛犬が「そういう犬こそ救ってやれよ・・マジで」と言っているような気がしたのです。
 
"うう・・未知の領域だけど、この状態を見て、知って帰るのは良心が痛む・・。生まれたての状態から育てるのとでは、お互いが苦労するだろう。しかもこの子はもはや他の犬たちの態度と違って飼われることを諦めている・・"
 
良く考えて判断しなければ・・。私よりもこの犬に適した飼い主がいるのかもしれないのだから。
 
迷いに迷い、長い時間考えた結果、この子には残された時間はないのだと思い「かいます!」と覚悟をしました。
 
案の定店員さんはホッとしつつも大喜びし、「前にも犬を飼われていたから心配ないと思いますが、大切に育ててあげてください」と、ひとり立ちする犬の新しい場所に慣れるまでのストレス行動や、外の世界をまったく知らないこの子に対する接し方などをお話しされた後、「カットをして綺麗にしてから渡したい」(すんごい毛もくじゃらのまま売られていた)とのことで1週間後に引き取りにいくことで決定しました。
 
 
こうして我が家にやってきたのが今現在、うちで飼われているワンコなのですが、ここを読まれている方の中にも「一万円の犬って大丈夫?」「赤ちゃんのときからしつけていないと、いろいろ教えるにも手遅れなんじゃない?」「売れ残りの犬はかわいそうだけれど、飼うのにはためらうなぁ」と心配に思われるのではないでしょうか。
 
そこで、前置きがとてつもなく長くなりましたが、今から処分寸前だった我が家のワンコを飼ってみた感想をメリット・デメリット合わせて公開しようと思います。
 
※デメリットなんて言い方はヒドイと言われそうですが、生き物を飼うというのは楽しいことだけではありません。大変な点を含めて愛してあげるのが大切だと思うからこそ、ここで売れ残りの犬の真実を知ってほしいのです。
 

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はじめに・・犬にはそれぞれ性格があり、以下の内容がすべての犬に当てはまるわけではありません

 

臆病

まずは生後長い間ペットショップで外の世界を知らずに育った犬が、どのように新しい場所で育つのか気になる方も多いと思うので、その点について大変だったこと紹介します。我が家のワンコはペットショップ時代、店員さん以外と必要時以外に触れ合った経験がなかったのか「人に無関心」でした。かわいそうなことに、ずっと放置されていたのでしょうね。最初は話しかけても目が合わず、ずっと周りをキョロキョロ見ていました。家族の顔を認識した後もよその人を見ると、とてつもなく吠えるのは今でも変わりません。しかし、これは今まで何も知らな過ぎたことが原因だと思うので、しかたないですよね。見る世界すべてが初めてのことだらけで、驚いているのでしょう。もちろん警戒心だってあると思います。ここに慣れるまでは根気が必要です。うちのワンコは落ち葉が足に当たっても飛び跳ねますし、家の前に車が通っただけでも吠えます。

 

興奮

また、臆病と同時にかなり好奇心旺盛で興奮しやすいです。飼ったばかりの頃は、嬉しいと直ぐにオシッコを漏らしていました。それも一日で何べんもです。一応飼う前に店員さんからは「トイレはバッチリしつけてあるので心配ありません!」と、言われてはいたのですが、実際は全くできていませんでした。これについては、まだ子犬だったという点、そしてトイレを失敗すれば誰かが処理しに来てくれるというかまってほしさに起こしていた行動だと思います。初めはずっとそんな感じでした。今まで誰からもかまってもらえなかった自分に急にスポットライトが当たったのですから、嬉しくてたまらないのでしょう。とても興奮しやすく、トイレには苦労しましたね。結局室内からトイレをなくし、決まった時間に家の外でさせることで解決しました。本来の室内犬らしくないトイレの仕方かもしれませんが、この方が犬も喜んでいますし、飼い主としては楽です。

 

食事

店員さんには「大型犬と違って食が細いので費用もかかりませんよ!今までもコレしか食べていませんでした!これだけあれば十分です!」とマズそうな固形のドックフードをすすめられたので、それを与えていたのですが全然食べてくれませんでした。そりゃぁ飼い主から見てもマズそうなんですもの・・。結局今は他の(高い)ドッグフードを食べています。というか高級のものしか食べない美食犬でした。結果、費用は少しかかりますが、大型犬を飼っていたときに比べれば大したことはありませんね。量が少ないので買い物も楽です。(ただ私の場合「小型犬ってこれだけでエサ足りてるの?」といつまでたっても慣れないドキドキ感があります)

 

しつけ

しつけについては、はっきりいって楽でした!よく生後時間が経った犬のしつけには苦労するといいますが、プードルは学習能力が高いという特徴があるだけに、そこら辺はあっさり済みました。芸を覚えるにはレトリバーより早いですね。それに従うかどうかの従順さは少し(小さいのに我が強い)ありませんが、何か悪さをしても叱ると聞き分けは早いのもこの犬種の特徴ではないでしょうか。かってきた初日も夜なきもせずに普通に朝までおりこうにしていました。

 

からだのケア

レトリバーと違って大変なのは「トリミング」です!店員さんには三ヵ月に一回くらいのカットで間に合うと言われたのですが、いやいや一か月でモサモサになってしまうではありませんか!特に耳の裏の毛が中にまで生えてしまうと、かゆくなってしまうため、マメに処理しなければなりません。しかしペットショップでは「トリマーのところでカットしてもらうにはハウスが出来ないと受け付けません」と言われたので、まだ飼ったばかりの興奮&頻尿シーズンの頃は不安だったのもあり、おうちでカットをしていました。骨ガムを与え、チョッキンチョッキンすれば何とかそれなりの見た目になりますが、素人がやると少々ヤギのようにも見えなくないです。こうした毛のケアに関しては大変だな・・とは思いますが、メリットもあります!それは毛が抜けないところ!毛が長い犬だと抜け毛が酷くてカーペットや服に着いた毛をとる手間がありますが、プードルはその辺のお掃除が必要ないので、室内でも清潔を保てます。さすが室内犬。それに秋冬の寒い時期は毛もモコモコに生やしていた方が良いことや、そんなに頻繁にカットをしなくても大丈夫だと分かりました。

 

運動量

プードルに散歩はほとんどといって必要ないと聞きましたが、やはり若い頃はどの犬もある程度の運動量を必要としていると思います。散歩の距離こそはなくても、たくさんカラダを動かして遊びたがるので、室内にずっと閉じ込めておくとストレスが溜まり、不健康だと思います。プードルは運動神経がめちゃくちゃ良いので、私は自宅庭の草っぱらで走らせたり、ブロックをジャンプさせたりしています。他の犬たちと比べて外での経験が圧倒的に少ないまま成長したので、最初は人気のないところで何度も訓練しながら社会に出ました。このような人に慣らす訓練は、本来生後三か月までにしなければなりませんが、その時期が遅くなればなるほど慣れるまでに時間がかかるのは本当です。(うちのワンコは今では外狂=外大好き犬です)

 

お出かけ

ちなみに、散歩と限らず車でのお出かけも早いうちに経験させておくと良いらしいのですが、これに関しては初めからスムーズに習得してくれました。(もしかしたらペットショップ時代に車に乗ってどこかに行ったことがあったのかもしれません)

 

 

こうしてみると、確かに生まれて間もない頃から育てるよりは、色々と大変だとは感じます。しかし、だからといって飼い主になつかないとか言うことをきかないというわけではないので、安心して良いと思います。

 

ちなみにうちのワンコが売れなかった原因であるカラダの大きさに関してですが、ここにはむしろ最大のメリットがありましたよ!それはカラダが頑丈扱いやすいというこです。トイ・プードルの飼い主さんの中には、頭を叩いたときに(私は叩かないけど)首をケガさせてしまったり、運動のさせすぎで足を骨折させちゃった方もいるようで、それらの多くが力加減が分からなくて起きてしまった事件なんですね。また、成犬になったときの体高が24~28cmに満たないと、健康を害するおそれがあることも分かりました。そのため可愛くてお人形さんみたいだから小さい方が良いというだけで、大きめのトイ・プードルを避けるのはもったいないと思います!大きい犬にも小さい犬にもそれぞれのメリット・デメリットがあるので、見た目にだけに過剰に拘るよりは、犬と飼い主との相性を最も重視して選ぶのが良いと思います。

 

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一万円の犬の価値

結果、一万円の犬の価値をまとめると・・

 

多くの売れ残りの犬たちは見た目年齢でしか区別されておらず、肝心の飼い主との相性や性格などはそっちのけにされているのだと思います。

 

なんとなく大人しそうだから育てるのが楽そう・・とか、この色が可愛いとか、愛玩犬としての役目を果たしてくれればそれで満足だと認識されている。特にそういう傾向にあるのが、この犬種トイ・プードルなのではないでしょうか。

 

従って、多少好みの見た目ではなくても、多少成長していても、その犬の持つ中身というものは誰もが飼ってみないと分からないのです。当たり前のことなんですがね。そしてその愛玩犬として需要のあるトイ・プードルセントバーナードや秋田犬と同様の「犬」であることは変わりありません。犬の本質は皆同じなのです。犬は犬。見た目がどうだからと言って育てやすいとか、可愛いとかは関係ないのです。 

 

むしろ犬を飼う時は次のことに注意した方が良いと思います。

 

  1. 性格・・最終的にどんな犬になるかは飼い主次第ですが、その犬の持つ背景により差があるのは確かです。親犬を見れば大体わかりますので、血統書の入手先には注意が必要です。
  2. 毛色・・自分の好きな色で決めるのは安易です。色によって性格も違うので、どの色の犬が自分の性格と合っているのかが大切です。
  3. コスト・・購入してからワクチン代、カラダが弱ければ病院代、サロン代、などなど時間とお金がかかります。最初に30万円払うのを我慢すればいいというわけではありません。安い価格の犬にも注意が必要ですが、きちんとした理由があり、安全な犬ならコスト的にはメリットがあります。
  4. 健康状態・・変なニオイがしない、カラダつきはしっかりしているか、目や耳の汚れがないかなど。これらを理解した上でかわれる方もいらっしゃいます。

 

いくらカワイイからとかっても、後になって「思っていたのとは違った」と手離す飼い主も少なくありません。大切なのは、自分が最後までその犬をお世話できるのかということです。一度飼ったら健康な犬である限り15年ほどは生きるでしょう。犬を飼うときには、もろもろの覚悟を持っておかなければなりません。
 
というわけで、私が一万円の犬をかった感想をまとめると、「安くても、その理由が怪しい業者から仕入れたおかしなものでなければ問題ありませんし、どんな犬でも育てれば飼い主色に染まるしカワイイよ」ということ。売れ残りだからといって、ダメな犬ではありません。どんなワンコでも一緒に過ごせば愛情がわいてくるし、とっても可愛いのです。
 
人間の欲だけで、好き勝手にされる犬の命。今日もどこかで一万円の価値を付けられ、やがて処分される犬たちが生まれているのでしょう。
 
しかしその犬の価値が本当に一万円なのかどうかは育ててみないと分かりません。
 
いえ、365日×15年過ごしたら、どんな犬でも価値など付けれないほどの大きな存在になるのです。
 

 

さいごに 

ここまで読んでくださった方へ。まず先に謝らせてください。ごめんなさい。あまりにも直球で、極端な書き方をあえてしてしまっているので、この意見には偏りがありますし、突っ込みを入れたくなる部分もあるかと思います。しかし、こんな書き方をしているのにはやはり、ペットショップで売られている犬の悲惨さを代弁したいという気持ちがあるからです。

 

私が初めて犬を飼ったのは小学生の頃。あの頃はまだ何の疑問も抱かずにペットショップの店頭に並んだばかりの犬をかってきました。しかしあれから何十年も経ち、再び犬を飼ってみようといざなったときに直面したペットショップと、そこで売られる犬の姿を見たら、とても心苦しい気持ちになったのです。

 

インターネットで知る「もうすぐ処分される犬」のセール、子犬を生むために交配させ続けられる犬、そして生んですぐ取り上げられる子犬、「直接手元に取ってご覧ください」と売り場から出張させられる犬、それでも「思っていたのと違った」と返却される犬。

 

売れ残った犬たちは、それぞれ里親探しに回されたり、ブリーダーにかわれていったり、最悪殺処分されたり・・。人間が犬を飼いたいと思うだけで、こんなにも犬に迷惑がかかるのだという事実を、私は犬を飼いにいく、まさにその現場で突きつけられてしまいました。

 

ここ数年は日本でも殺処分ゼロを目標に、全国各地で様々な活動が行われ、ペットショップで売れ残った犬たちを安易に処分しないようにはなっているようですが、それでもペット先進国と比較すると、まだまだ解決へとはほど遠いと思います。

 

うちのワンコが臆病だったのも、初めは目が合わなかったのも、すべての原因は自分の生きる世界が恐ろしかったからです。生まれてから5か月もの間をペットショップで過ごし、何も経験せずに育ってしまった犬の恐怖を人間などが想像することはできないでしょう。ペットショップですすめられた固形のドックフードを食べなかったのは、食べなかったのではなく、食べられなかったのです。5ヶ月になるというのに、離乳食が完成していなかったのだと思います。また、歯が抜ける時期に硬いものがほしくても、ペットショップでは適切な処置は施されていなかったのでしょう。うちに来てからぼろぼろと歯が抜け落ちました。

 

こんな風にペットショップ側には、何とか犬をかってもらうためにいくつかの嘘がありました。こうでもしないと犬を救えない気持ちも分かりますが、これを知らないふりをして、受け止めてくれるお客さんだっているのですよ。

 

セールなんて形にせずに、この悲惨な現状を知って引き取りたいと思う人もいるのではないでしょうか。

 

正直「自分を飼ってほしい」とワンワン愛想を振りまく犬たちの姿は、ペットショップという名の保健所にしか見えませんでした。

 

だからと言って、人間は犬を飼うのをやめるべきだとは思いません。なぜなら犬は人間との触れ合いを求める生き物だからです。

 

ここで伝えたいのは、カワイイの先に犠牲になっている命の存在と、私たち人間のペットを飼う意識です。

 

殺処分についての活動や、動物を保護する取り組みについての詳細は、他のブログなどで専門知識を持った方が説明してくれていますので、興味を持たれた方、何か行動にうつしたいと思われた方は、ぜひお調べになられてください。

 

私からは「一万円で売られた犬」を実際に飼ってみた身として、リアルに感じたことを綴らせていただきました。これから犬を飼おうと考えている方の参考になれば嬉しいです。

 

ペットとして生まれてくる命たちの幸せを願って・・。

 

最後に、病気や障害をもった犬を積極的に育てておられる飼い主の方には心から尊敬をします。誰にもできることではありませんから・・。

 

以上で終わりになります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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ジュニアの新星 荒木菜那のFS「善徳女王」が凄い!

 

先日行われたフィギュアスケートのジュニア・グランプリシリーズのベラルーシ大会で日本の荒木菜那選手が見事2位に輝きました。

 

ショートが62.98点、フリーが120.02点の合計183.00点というまずまずなスコア!

 

正直ノーマークの選手だったので「何??こんな素敵な選手がいたの??」とテンションが上がっております。特にフリーの「善徳女王」が素晴らしい!

 

今回は、そんなジュニア女子のニューヒロイン荒木菜奈那選手のプロフィールと、イケてるフリーのプログラムについて語っていきたいと思います!

 

 

 

荒木選手ってどんな子?

分からなかったので、さっそく日本スケート連盟のホームページで調べてきました。

 

名前 荒木菜那(あらきなな)

区分 強化選手B

生年月日 2002年3月5日

身長 151cm

所属 中京大中京高校(名東FSC

今年の目標 全日本ジュニアで上位に入り、全日本選手権に出場すること

過去の成績 2017年 第37回全国中学校スケート大会 7位    2016年 中部ブロックJr 2位

 

2002年の3月生まれですから、現在高校1年生の15歳ですね。コーチはあの門奈裕子さん。なるほどねー!という感じのジャンプです。名東といえば今は安藤さんも指導のお手伝い&お勉強をしているんですよね!そんな安藤さんも荒木選手の今回の活躍にはSNSで大喜びの声を上げていました。今後とても楽しみな選手です。

 

 

「善徳女王」ってどんなプログラム?

そして話題は、フリーのプログラムについてに入りたいのですが、実は私、今季は韓国でのオリンピックということもあり、シニア選手のうちの誰かひとりは、エキシビション用プログラムにK‐POPや韓流ドラマの曲を使うのではないかなぁと思っていたのです。さらに、大勢のライバルがいる中で個性を出すためにと、現地サービスを意識する子がいてもおかしくないと想像したら「いや、もしかしたら競技用プログラムで攻める強者もいるかも?!」と思ったのです。そしたら、まさかまさかのジュニア選手がフリーで使用しているではありませんか!未知の領域に踏み込むなんて凄いチャレンジャーではないか。しかも選んだのは「善徳女王」!渋い!

 

そこで「善徳女王って何?」というお方に少し、どんなプログラムかをお話したいと思います。

 

 

中身はファンタジー、でもストーリー性は最高

単刀直入にいうと、よくある韓流ファンタジードラマです。史実はほとんどどっかにいちゃっていて、現代風におもしろくアレンジしてあるというもの。「ええ~?!」っとあり得ない展開と、リアルを無視した分、逆にストーリー性はあるのでスケートのプログラムなんかにすると比較的演じやすく、作りやすいのではないかと思っています。

 

~ドラマのあらすじ~

時は、7世紀-。朝鮮半島では、高句麗(コグリョ)・百済(ペクチェ)・新羅(シルラ)の三国が勢力を競い合う乱世の時代が続いていた。
新羅では、妖女ミシルが美貌と色仕掛けで歴代王を操り、宮廷で絶大な権力を振るっていた。そんな中、ミシルは、チンピョン王の正妃マヤ夫人を拉致して亡き者にしようとするが失敗に終わる。一命を取り留めたマヤ夫人は、双子の姉妹を出産するが「双子を産むと王族の男子が絶える」との言い伝えにより、双子の妹のトンマンは侍女のソファに託された。ソファに娘として育てられたトンマンは、好奇心旺盛でたくましい少女に成長する。

 

詳細 BS朝日 - 韓流モーニング 「善徳女王」

 

荒木選手が演じているのは、この物語の主人公トンマンですね。家族と生き別れになった双子の妹トンマンが後に男(のふり)として宮廷に忍びこみ、再び王の座に返り咲くまでの困難と、三国統一までの波乱を描いた歴史ドラマです。

 
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出典  http://www.twellv.co.jp (左がトンマン)

 

振付は宮本賢二さん。衣裳もトンマンを意識した作りになっていてドラマの世界観が生かされています。1番良いのは編曲ですかね。ドラマで主要な部分に使われていた音楽をストーリー仕立てに上手く構成されてあります。

 

このような感じで、以前から「何気に韓流ドラマってファンタジーなだけにフィギュアのプログラムにハマりやすそうかも・・」と密かに思っていたのです。なぜ私がこのドラマや曲を知っているかというと、オリンピック前に選手に似合いそうな曲探しをしまくっていた時に、偶然いいかも・・!と出会ったからなんですね。あともうひとつ、この「善徳女王」と同じような内容なのですが、「奇皇后」という歴史ドラマも、フィギュアのプログラムにイメージしやすそうなストーリーと曲があり、使えそうだなと思いました。これ以上のドラマは知らないのですが、韓流ドラマはちょうどいい感じの安っぽさが、他のエイターテイメントとして違和感なく変えられるのかな~と(けなしているのではなく)いい意味で思います。

 

 

荒木選手の魅力を知ろう

それでは次にフリーの演技を振り返りながら、荒木選手の魅力を書いていきたいと思います。

 

youtu.be

 

3Lz3T 3Lo 2A / 3F 3Lz2T2Lo両手タノ 2A3T 3S

 

ノーミス演技です!何といって持ち味はジャンプですね。高いです。そしてスピンもいい。冒頭のルッツトウで1.3の加点をもらっています。続いてのトリプルループでも+1.20と高い評価で、技術点は66.82点でした。いやぁ~日本のジュニアの中でも久々なダイナミックジャンパーですね。幅が凄いので見ている方に強烈なインパクトを残します。こんなこと言ったら思いっきり否定されそうですが、少しジュニア時代のキム・ヨナと真央ちゃんを足した感じがします。

 

演技構成点は53.20点。今後トップ勢たちと渡り合っていくには、もっともっと伸ばしていきたいところですが、今回は突然の飛躍に成長真っ盛りという発展の中にいるので、未来に期待しておきましょう!今後はパフォーマンスの部分に力を入れると、がつんと魅力が引き立つんじゃないかな。見栄えのあるジャンプを跳ぶスケーターは、バネがあり過ぎるせいか、なかなか安定するまでに時間がかかりますが、それがコントロールできるようになれば他も強化できる余裕がでると思うので頑張ってほしいです!

 

 

感想

これだからフィギュアは面白いし、一度ハマったらやめられません!好きだった選手が突然いなくなるのは悲しいですが、それとは逆に突然ノーマークだった選手が飛躍し、メダル争いに食い込んできたりもするので見ていて飽きません。ノービス辺りでも「この年代は目立った成績のない隙間世代だな・・」なんて言われていても急にどこからか新しい風が吹き荒れたりするので、やはり日本女子の歴史は凄いぜ!と改めて感じました。

 

遅咲きの選手・・という表現がよくされますが、日本人選手の根性というか忍耐みたいな「諦めない精神」はDNAか!と思うくらい凄いと思います。遅咲きなんじゃなくて、諦めず努力した結果なんですよね。思うような成績が出ずに、そのまま消えてしまう選手が多い中「誰にでもチャンスはある!」と信じて、モチベーションを維持してくる選手達には報われてほしいです。

 

それにしても、荒木選手は本田真凜選手と同年代なんですね。そう考えると、やはり全体的な差というものは、まだまだ感じますが、今回の彼女の活躍を見て、他の選手たちも「私も頑張ろう」と希望を持ってほしいなと思います。(特に青木選手には復活を激しく希望)

 

以上、短めな記事になりますがフィギュアスケートはジュニアも個性豊かで楽しいですね!有望と言われている選手も、その背中を追う選手も応援して盛り上げていきたいです。

 

ここまで、お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

まとめ記事にコメントを入れて編集しました!

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0歳の記憶を持つ私が語る幼児期健忘について

 

突然ですが、皆さんの人生で最初の記憶とは何ですか?

 

そして、それはいくつの頃のものですか?

 

私には自分が生まれてから数か月ほどの頃の記憶がいくつか残っています。

 

しかし、普通はそのように、幼児期の記憶を持っている人は非常に少ないらしく、それらは、あまり一般的に語られる話題ではないようです。

 

なぜなら、人には「幼児期健忘」というものがあり、3歳以前の記憶は自然となくなってしまうからです。

 

では、なぜ幼児期の記憶はなくなってしまうのでしょうか。

 

これには色々な説があり、詳しい原因は分かっていないそうですが、主に「3歳前ではまだ海馬や前頭葉の発達が未熟なため、言葉として記憶にとどめることが困難」だからと言われています。

 

まだ日本語はおろか「言葉」そのものがわからない時期に起きた出来事を(視覚や嗅覚以外の情報)説明することは不可能だという意味ですよね。

 

確かにそれはそうです。確かにそれはそうなんですが、私はあの時なにをどう思ったのかを鮮明に覚えているので、あれは何を持って記憶していたのだろうと不思議でしかたがないのです。言葉でなければ、感情だったのか?いや、でも感情だけで説明がつくのか。自分でもよく分かりません。

 

また、幼児期の記憶が残る理由としてこんな例もあります。

 

ところが幼児期の記憶でもその後まで残るものもあります。
その典型が、幼児虐待に代表される継続的な身体苦痛を伴う経験だと言われています。

 

出典 日本語のチカラ: 幼児期健忘について 

 

虐待などの苦しい経験がトラウマとなって脳に埋め込まれてしまうというもの。よく人は喜びは忘れ、悲しみはずっと覚えていると言いますよね。愛されて満足しているほど記憶には残らないなんて声まであります。私も過去に幼少期のことを人に話したら「そんなに覚えているなんて何か辛いことがあったの?」と言われたことがあります。安心してください。もちろん、私は虐待など受けて育っていません。両親にも他人にも手をあげられたことはありません。むしろ大家族の中でわいわい育ちました。従って、この例は私が幼少期の記憶を残す理由として当てはまらないと考えます。

 

では、なぜ私には記憶が残っているのでしょう?

 

そこで今から私が記憶しているエピソードを数例ほど紹介しようと思います。これといって大した内容ではありませんが、ここを見て何かの役に立てる方がいたら・・という思いで綴っていきます。以下からどうぞご覧ください。

 

 

【目次】

 

Episode1 最初の記憶はベビーベッド

おそらく、これが私が持つ記憶の中で最も古いものであると思います。それは、生まれてまだ数か月もしているのか・・どうなのか分からないくらいの記憶なのですが、ベビーベッドに寝かされて、皆に話しかけられているというものです。

 

ベビーベッドの真上には、よくある(名前がわからない)あのぐるぐる回るおもちゃがぶら下がっていて、そこにはピンク色の飾りがついていたのを覚えています。私はこのメリーゴーランドみたいなおもちゃが回っているところを見るのが大好きだったのですが、なぜか普段は全く回っておらず、大人の気が向いたときにしか回してくれなかったため、とてもヤキモキしていた記憶があるのです。た~まに誰かが回してくれるのですが、私の顔がつまらなそうに見えるのか?すぐにスイッチを切り、いつもガラガラの方をすすめられたので、心の中で「そっちじゃない!」と思っていました。どうして皆、私がガラガラを好きだと思ったのでしょう。あれは音が鳴るだけだし、そんなに好きではなかったのです。そしてわりと早い段階でこのメリーゴーランドは撤収されてしまい、悲しかった記憶があります。

 

ちなみに、私は、このベビーベッドが置かれた部屋についても鮮明に覚えています。後に両親に確認したところ、記憶と一致していたので間違いではありません。私が寝かされていたベビーベッドは、当時なんと仏間にありました!えええ~という声が聞こえそうなので、少し説明させてくださいね。我が家には客間と仏間の間に襖があり、そこを開けるとひとつの部屋になるという昔ながらの和室があったのですが、私が生まれた頃は常に襖をオープンにしており、そこを一部屋として使っていたのです。(当時は両方客間のようにしていた)そして、客間には大きなテーブルがおいてあり、仏間には仏壇と掛け軸くらいしかおいていなかったため、ベビーベッドは仏間のエリアに配置されるかたちとなったそうなんです。しかし、私がベビーベッドを卒業したと同時に、その襖は閉められ、従来通り各部屋ごとに使用するようになったため、一部屋として扱われていた期間というものは極わずかでした。

 

と、そんな短期間の出来事なのですが、私はその部屋にいたこともはっきりと覚えています。ついでに言えば普段はずっとその部屋にいるのではなく、決められた時間にしかいなかったことも。夜は母と一緒に2階の寝室で寝ていましたし、それ以外は居間で過ごしていました。どういう時にベビーベッドで寝かせられていたのかは分かりませんが、私はベッドの横にある窓から見える緑色の葉っぱが好きでした。また、客間には洋間(姉のおもちゃ置き場)と繋がるガラス戸もあったのですが、時々そこも開けることがあって、そうすると姉が、いとこたちとおもちゃでワイワイ遊んで賑やかだったこともあり、尚更ベビーベッドの部屋が好きだった記憶があります。

 

面白いことに、私は小4くらいまで、上記の緑の葉っぱに心があると思っていました。ベビーベッドを撤収した後は、そこにオルガンを置いていたのですが、園芸にハマっていた祖父が「植物に音楽を聴かせると良く育つらしい」と謎のアドバイスをくれたので、よく窓を開けて演奏していたんですよね。懐かしい。そんなこともあって、何だかこの葉っぱちゃんが自分の成長を見てくれているような気がしていたのです。もしかしたら話せるんじゃないかと夢見ていた日もありました。やばいですね。

 

ついつい思い出して関係ないことまで書いてしまいましたが、一応これが最初の記憶です。続いて、第2のエピソードをご覧ください。

Episode2 時計

お次は、ハイハイもしない、まだおんぶされている頃の話。時期的には先ほどよりも少し成長しているとは思います。この頃、私は夕方になると祖母に散歩に連れて行ってもらっていました。毎日ではないのですが、天気の良い日に行っていた覚えがあります。私はこの散歩が楽しみで楽しみで仕方がありませんでした。あまりに行きたくて散歩に行く時間まで覚えたくらいです。ええ、自分でも赤ちゃんが時計を読めるなんて嘘だろうと疑いたくなります。ですが本当なんです!信じてください!

 

なぜ私が時計を理解できたのかというと、ちょうど散歩にいく前の時間くらいになると、私は居間に移動して寝かされていました。そして、その寝かされていた場所からは、ちょうど時計がバーンと見えるようになっていて(これは偶然です)私はいつも時計の針がチッチッと動くのを見ていたんですね。それである日気づいたんです。時計が3時になると祖母が散歩に行く支度を始めることを!もう私は散歩に連れていってもらう犬状態で喜んでいたので、もの凄く細かなことまで記憶に残っています。

 

散歩コースは家から近くのお宮まで。途中で近所のおばあさんに祖母がつかまると、ついつい話し込んでしまい、お宮まで行かない短めのコースで帰ってしまう!・・というところさえ覚えています!「ええ~もう帰るの~??」と衝撃だったのが忘れられません・・。家の近くには、真っ赤でデッカイ綺麗な夕日が見えるスポットがあったのですが(今は建物で見えなくなってしまいました)そこに行くと、いつも祖母が「ほ~ら真っ赤っかだ、綺麗だね~」と言っていました。「真っ赤っか」は何度も言っていましたね。全体的に毎日同じほぼセリフで「また同じことを言っている」と不思議に思っていましたが、そのせいか?言葉の意味が少しわかるようになったのだと思います。だから絶対に赤ちゃんでも言葉はなんとなくでも理解できていると思うんですよね。私みたいな凡人がわかったくらいなので、他の人ならもっとわかってたはず。ただ、幼児期健忘とやらで、言葉を理解していたことを忘れているだけなんじゃないかなぁと思うのですが、どうなんですかね?

 

そうそう、この散歩時間になると家にもオレンジ色の日が差し込んでくるので、そこから外の景色を想像したり、日の流れを感じたりもしましたね。とにかく外が好きでした。関係ありませんが、散歩ではいつもおんぶされていて、それが抱っこより安定していて気に入ってました。

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Episode3 とにかく泣かない

私は泣かない子でした。誕生の瞬間も「ギャ!」の一言で終わったらしいです。(安産でした)そして生まれてからも母親いわく「まったく泣かない手のかからない子」だったらしいです。そうでしょう。私も覚えていますから。というか赤ちゃんってそんなに泣くんですね、と後から知りました。用事があるときは泣けばよかったのか・・。

 

ミルクは常に一気飲みで時間がかからなく、食後はすぐ寝てくれるので、母は毎晩よだれを垂れして寝ていたんだとか。母がよだれを垂らしていたかどうかは覚えていませんが、確かに私は体内リズムがキッチリしていました。まず、ミルクは本当に一気飲みでした。決してミルクをケチられて飢えていたわけではありませんよ!単なる食欲旺盛な元気な子でした。皆が私にミルクをくれるとき、めちゃくちゃ「わぁ」と喜んでいました。後で親や親戚に聞いたところ、飲み干すスピードがはやくて面白かったらしいです。そして7時になるとお風呂に入ります。これも時計で確認していたので本当にそうです。私はお風呂も大好きだったので、毎晩とても楽しみにしていました。いつもは大体祖母が入れてくれたのですが、たまに父が早く帰宅すると父が入れてくれました。いつもと違う人がお風呂に入れていくれると、ワクワクして面白かったのを覚えています。

 

家は両親が共働きで、母もフルタイムで働いていたため、その間は祖父母に面倒をみてもらっていました。母は私がお風呂に上がるくらいになると、帰宅し、着替えをしてくれました。その後ミルクを飲んで8時になると、私を寝せに2階に連れていくのですが、ある日私が食後すぐに寝るからなのか、2階に連れていった後、「良い子だね~」と言って下に降りていったことがあったのです。しばらくすると私はもう爆睡しているので、その後の記憶はありませんが、次の日も同じように母は私を2階に連れて行くと、下に降りていきました。そんな日が続いたある日、いつものように母に話しかけられながら床についた私は「もしかして、またお母さん下にいっちゃうのかな?」と急に不安になりました。案の定、母はすぐに下にいってしまったのですが、いつもミルクを飲んだ後すぐに寝る私を「良い子だね~」といっていたので、泣くに泣けなかったのです。赤ちゃんにもこんな感情あるのですよ。驚きですよね。でも実際に体験した話なんで本当です。

 

これについてはネグレクトじゃないかー!!私はサイレントベイビーかー!と、大人になってから母に問い詰めたのですが「ごめん、てっきり寝ているかと思ってダッシュでごはん食べに行っていたわ~。あなた毎日食事に寝る時間にと、なんでもキッチリしていたからね~。こんな楽な子育てあるのか~って快適に過ごしてたの。」と言われました。※ちなみに2階の寝室には母がいなくなった後、姉や父が来てくれていたそうです(すぐに寝ていたからわからなかったけど) そんな軽くいうなよっ!っと突っ込みたくなりますが、母は姉が赤ちゃんのときに、それはそれは手を焼いたらしく、毎晩夜は眠れなかったそうで、ふたりめ(私)が生まれたときも覚悟をしていたのに、いざ育ててみると拍子抜けするほど何の問題もなかったため、リラックスしてしまったみたいです。

 

おいおい母よ・・という感じもしますが、愛情をかけられなかったわけではないので許しましょう。

Eepisode4 1~3歳までの記憶はより鮮明

最後にご紹介するのは、1~3歳までの記憶です。このくらいになると、もうほぼほぼ覚えています。2歳前くらいですかね~いつも祖父が「メイプルタウン」というアニメの歌を流してくれるのですが、そのテープは、姉のお古だったのもあり、しかも私自身はそのアニメの世代でもなく、見たこともなかったので、まるで興味がありませんでした。しかし祖父は私が喜ぶと思って毎日エンドレスでそのテープを流してくれたんですね。さらにそのテープには歌詞付きの絵本がついてきていて、うさぎさんだのなんだの動物の可愛らしい絵が描いてあったのですが、1ページだけ人相の悪いオオカミが載っていて、その絵がただでさえ不気味なのに、オオカミのパートの歌はもっと恐ろしくて、とても苦手でした。そのため私の中で「メイプルタウン」のあのオオカミの曲はいまだに忘れられないものとなっています。

 

あとは2歳の頃に母の会社の日帰り旅行に行った時、はじめての長旅に不安になり、バスの中で泣いたことと、その後いじけて記念写真で鼻をほじったことを覚えています。(なんてヤツ!)

 

その他にも、写真を見て思い出すことなんかも結構あります。今回は特に古い記憶を書いてまとめてみました。嘘のような話もありますが、すべて真実です。

おわりに

不思議なのは、赤ちゃんでも言葉は理解しているということ。ここでは、変なヤツだと思われそうなので、詳しい会話の内容は控えましたが、いやいや言葉は知ってたぞと思うのです。それとも私、前世で日本人だったから日本語知っているんですかね?(これに関してはそんな気がする)それともただの勘違い?・・うーん、それは違う。子どもの頃から「なんで人と違う経験があるんだろう」と真剣に悩んでいた時期があるくらいなので。

 

そもそも今回この「幼児期の記憶」について書こうと思ったきっかけは、「約束のネバーランド」という漫画を読んでいたら「幼児期健忘」というワードが出てきたからなんですよね。この本カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」に似すぎ。

 

登場人物のひとりに幼児期健忘がなかった子がいるのですが、その子は胎児のころの記憶から現在までの記憶を色濃く覚えていて、それを見て私は「人が幼児期の記憶を忘れる現象に名前があったんだ~」と思ったのです。むしろ知らない方が少数でしょうが、私は知りませんでした。(その程度の女)そこで、これってそんなに珍しいことなのだろうかと思い記事にしてみようと思ったのです。

 

まぁ私のこのエピソードだけを見ると単に「嫌な経験だけを覚えているんじゃない?」と思われそうですが、どちらかというと嫌な経験として記憶しているのではなくて、当時の会話と自分の心の中の声をまるごと記憶している感じなんです。だから楽しいことも嫌なことも覚えているのです。

 

なんでだろう・・私はIQが高いわけでもなく・・素晴らしい頭脳を持っているわけでもないのに・・もっと言えば暗記が得意なわけでもないのに。

 

ひとつだけ考えられるとしたら、母が「赤ちゃんの頃に色んな人に話しかけられると、言葉を覚えるのが早くなって、脳にも刺激になると聞いて声かけはかなりした」ということと「大家族で色々な年代、性別に囲まれて育つと色んな言葉を覚えていいらしいよ~」という刺激系の話です。私の母は教育ママというわけでは全くありませんが、「自分の意見をしっかり伝えられる子になってほしいから」という理由で、そこら辺には意識をしていたそうです。結果、少女時代は「ああいえば〇〇」というあだ名をつけられるくらい口達者になりましたがね。こんなことも記憶と関係しているのでしょうか。

 

あと、もうひとつありました!それは遺伝!私の甥っ子のうちひとりが胎児の頃の話をするんですよ。彼は双子なんですが、お腹の中にいた頃、片割れが蹴ってきたとか、大豆みたいだったとか言うんです!(何かいいたいこと分かる)もうひとりはそんなこと言わないんですけどね。

 

結局の記憶に関しての理由は分かりませんが、どなたかが謎を解明してくれるといいなと思います。人間の脳は未知ですね~。

 

大変長くなりましたが、そろそろここで終わりにしたいと思います。

 

全部目を通してくださった方はありがとうございました。

 

同じような方がいらしたら嬉しいです。

 

おわり

 

 

 

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文学白熱教室 カズオ・イシグロの世界

 

金木犀の香りが漂う季節になりました。世間はすっかり秋めき、何もない夜には大きな月明かりの下で読書なんかしたくなる今日この頃。毎晩「なにかしら読んでいるよ」「もっと深い話が読みたいなぁ」という方も多いのではないでしょうか。

 

そんな”読書の秋”真っ最中の現在、ある人物がノーベル文学賞を受賞したことで日本は賑わっています。その人物の名は、日系イギリス人のカズオ・イシグロ

 

今回はそんな話題沸騰中のカズオ・イシグロさんがNHKの番組「文学白熱教室」に出演した際の講演の様子をまとめたものをご紹介します。

 

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【目次】

 

なぜ小説を読みたいと思うのか、なぜ書きたいと思うのか

人はなぜエッセイや歴史書、または科学の本などの「事実」ではない不確かなものを求めるのでしょうか。それについてイシグロさんは以下のように語っています。

※かなり要約した内容になります

 

「私が小説家になった経緯は、その生い立ちにあります。5歳まで長崎で暮らし、日本語を話し、畳がある普通の日本家屋に住んでいました。そして5歳で渡英してからはずっと、いつか日本に帰国するものだと思って生きてきました。イギリスでは日本に関する本を読み漁り、両親から日本の話を聞くことで自分の中の”日本”を膨らませていたのです。」

 

しかし、その後イシグロさんが日本に帰国することはありませんでした。

 

「大人になるに連れて、記憶と共に日本が薄らいでいきました。そこで22歳の頃、自分の頭に描いた”日本”を書いてみることにしたのです。この時、私は現実の日本をリサーチする気もなく、自分で秘密裏に残していた個人的でかけがえのない”日本”を書き記したかった。それが、私が小説を書きだした動機でした。」

 

イシグロさんにとって小説とは、自分の中の記憶を安全に保存する方法だったと言います。子どもの頃の薄らいでいく記憶の保存。それがまさに、イシグロさんが小説家になったきっかけになりました。

普遍的なものを描く作家でありたい

イシグロさんのデビュー作「遠い山なみの光」は、そんな幼少期から抱く”想像の中にある日本”そのものでした。続く2作目の「浮世の画家」でも同じように”私の中の日本”を描きました。これらの作品は欧米でたくさん読まれ、イシグロさんも注目されました。しかし、当時日本はまだ現在のように世界に広く知られてはおらず、西洋人にとってカズオ・イシグロの小説は大変エキゾチックなものでした。そのため、イシグロさんが描いた”日本”は普遍的なものであったのにも関わらず、世間からは”リアルな日本人のマインド”だと誤解されてしまったのです。

 

「舞台を日本でないものにしても、読者は受け入れるのだろうか。」

 

そこでイシグロさんが書いたのが、後に映画化もされ有名になった3作目「日の名残り」です。

 

「舞台はイギリス。内容は”浮世の画家”とほぼ同じ、設定がイギリスというだけです。」

 

この作品でイシグロさんはブッカー賞をとり、小説家としての地位を手に入れます。

 

「上手くいったと思いました。舞台はどこでも認められる。」

 

しかしその一方で、いざジャンルも時代も舞台も自由に書けるとなると、どこに焦点を当てたらいいのか迷ってしまうという負担が出てくるようになりました。この悩みはここ20年ほどずっとつきまとっているそうです。それでも、イシグロさんが描きたいのは普遍的な世界であり、実際に経験したことよりも「感覚」を伝える作家でありたいことから、この感情や情景を自らで作り出せるフィクションに拘り、追い続けているそうです。

小説の価値

「小説の価値は表面にあるわけではありません。歴史書の時代を変えてもいいとしたら、おかしくなるし、それは許されないことです。しかし、小説ではそれは可能です。小説の価値はもっと奥深いところにあるのです。どの時代に設定したらストーリーが最も生きるのか。例えば”わたしを離さないで”は舞台を3回も変えました。小説の中は自分たちのことと似ています。歴史上の出来事とは違っていても、倫理上の繋がりは同じです。」

 

人はそれがフィクションだと分かっていても、それを求めます。よく大河ドラマなどで史実に基づいた内容であるから興味深いと視聴する人も、どこかで求めているのは登場人物の魅力的である内面だったり「こういう人であってほしい」「こういう流れであってほしい」という理想や願望です。そしてそれらを、吸収し、自らのマインドに重ね満足しています。フィクションとは、異なる世界をつくることで、この世界に入ることで私たちは様々なことを思い起こすのです。

 

「実生活の中で生まれる多くは、すべて創造から生まれたことです。多くの文明の力は、まずは創造から来ていて、私たちはどこかで異なる世界へ行ってみたいと思っています。現実とは違っていていい。こんなことができるのはフィクションだけ。人はフィクションを必要としているのです。」

 

つまり人が無意識にフィクションを求めるのは「本能」なのでしょうね。こうして誰かの話を聞いたり、自分で文を書いたりするのも欲求であり、生きる力だとも言えます。

記憶を通じて語る

「フィクションで使われる方法のひとつに”記憶を通じて語る”という手法があります。これはテレビドラマや映画では使えない、紙の上でしか描くことのできないものです。読者も小説を読まないとコレを体験できません。」

 

イシグロさんは、小説は筋書きや時系列に固執せずに、語り手の内なる考えや関係性を表せることが魅力だと言います。例えばジャーナリストが信頼できないことを伝えたら大問題になりますが、それが小説であればフィクションであるほど面白くなると言います。これはイシグロさんが先ほどもお話されましたが、具体的に説明すると、小説で「信頼できないこと」は良いツールになるということです。イシグロさんいわく、人間の記憶とは不愉快なものを消したり、良いことは誇張したりと、歪められたものであるそうです。この場合自分はどう思うだろうか、どうあればいいか、そこからわき上がる想像でストーリーは生まれてくるのが小説であり、フィクションこそが小説の進行役となるのです。

フィクションの中にある真実を求める

「価値ある小説には何らかの”真実”があります。私はその真実を伝えるために物語を作っています。真実とは現実の事象とは違っても、人間として感じるものにあります。事実では伝えられないことを表すのが小説なのです。」

 

人はフィクションの世界だけを求めているわけではありません。その異世界の中に見える真実を探し求めているのです。再び例を出して考えます。テーマが飢饉の時代とすると、ノンフィクションでは実際の状況(いつ・どこで・何が起こった)を伝えることはできますが、そこで誰がどう苦しんだのかを伝えるについては、その記録だけでは不十分です。そう、事実だけでは人々が「どう感じたか」を伝えることができないのです。しかし小説は違います。人々の知りたい欲求にこたえることが可能なのです。なぜなら、フィクションの中でもリアルな登場人物の訴えに心を動かせれ、共感することができるからです。

共感こそがすべて

イシグロさんは小説に娯楽以上の価値があると言います。

 

「私は小説で心情を伝えたい。私の気持ちを理解してくれるのか、この点を最も大切にしています。」

 

イシグロさんが小説に求めること、そして読者が小説にもとめること、それは共感イコール分かち合うことにあります。人は自分のおもいを共有したい、誰かと繋がりたい、安心したい、それを叶えてくれる材料が「小説」であり「フィクションの世界」なのでしょう。やはりすべては私たち人間の「本能」からきているのですね。

おわりに

とても面白いお話をたくさん聞けた講演でした。特に興味深かったのは「人間の記憶は歪められている」という点ですね。確かに私も何か物語を書くとしたら、記憶の通りストレートには描かないだろうと思います。当たり前の現実なんてものには、嫌気がさして別世界を求めるのですから、本の中では違うストーリーがあっていいじゃないかと、そこで新しい体験をした気持ちになってみようではないかと感じるでしょう。または、気になったまま終わってしまった過去や、叶わない理想、幼い頃の記憶、夢の中の続きなどは妄想の世界でしか完結できないので、それらを完結へと結び付けるにはやはりフィクションが必要ですね。社会的な題材もただ、現実だけを提示されても共感はできませんが、そこにいくつもの仕掛けを加えるだけで、もの凄く共感できるのだと思います。

 

私は博識でも、もの凄い読書家でもないので難しいことはまとめられませんが、この講演を見て感じたことを一言で表すなら「良かった。私だけではない。」です。

 

人間は少なからず空想をして、それを表には出さずとも都合よく脳内で処理をし、自分が安心できる情報を集め、刺激を得る。小さな記憶でも、鮮明でなくても、大切に残しておきたい感情もある。そんな秘密の宝を持つ人たちが他にもいて、同じものを分かち合いたいと思っているのかと思うと、何だかとても嬉しかったです。そして、こう思う時点で私はすでに他人に共感していますし、きっと知らない誰かにもこの出来事を共感してもらえたら、より嬉しいのだと思います。頭で考えることではなく、心で感じる「感覚」を共有できるから夢があるのでしょうね。

 

私もまだ出会ったことのない秘密の共有者と、思いっきり共感する人生を送りたいな、と感じた時間でした。

 

以上でおわりになります。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。

 

2015.7.17 放送 NHKEテレ)「文学白熱教室」

 

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ジャパンオープン2017~女の熱い戦い~

 

2017年10月7日に開催された「木下グループカップ フィギュアスケート ジャパンオープン」の感想になります。

 

今回、注目したのは、日本の三原舞依選手・本田真凜選手、そしてロシアのエフゲニア・メドベージェワ選手・アリーナ・ザギトワ選手です。さっそく、ひとりひとりの演技についてをファン目線で自由に語っていきたいと思います!

 

 

【目次】

 

三原のフリーはスルメになる

「ね?言ったでしょ?プログラム変更なんてしなくてもいいって。」

 

ジャパンオープンでの三原選手の素晴らしい滑りを見て、私はドヤ顔でそう思いました。フリーはショートよりも三原選手の雰囲気に合っている!そう確信していたので、後は物足りない表現力を補えば絶対に輝くはず!これは時をかけてじわじわと磨かれ、良さが分かってくるスルメのようなプログラムなんだー!!、と思っていたのです。それがこんなに早く全体に伝わって嬉しい!この記事を書いたらもう一度ピリートしにいこうと思えるほどの出来栄えでした。

 

フリーのスコアは147.83点(TES77.25 PCS70.58)という、やや高めの奮発したものではありましたが、TESが77.25点で、何とあのメドベージェワ選手(77.03点)よりも高いのですから、この先は今以上に闘志を燃やし、そこに自信も合わせてライバルたちにに挑んでいけるのではないでしょうか。特に3Sの両手タノジャンプは良質でしたし、インパクトがありました。ステップでも今までになかった情感溢れる動きが見られ、課題だった腕の使い方にも意識し、少しずつ改善を図っているようでした。やはりオータムクラシック後に振付師のデビッド・ウィルソン氏から厳しいダメ出しと、指導をしていただいたことがポツポツと生かされつつあるのだと思います。まさにスルメプログラム!腕以外の上半身の処理の仕方にも気持ちが乗ってくるようになると、よりシルエットが美しくなり、心のこもった演技に化けてくるでしょうね。完成が待ち遠しいです!


問題はショート。ショートでいかに他の選手に近づけるかです。正直、苦しいかなという気持ちはありますが、修正を重ねて食らいついていってほしいです。もし、三原選手が代表に選ばれた場合、表現専属の人材を確保し、サポートに入ってくれると心強いのですが・・。その辺はいかがでしょう?今大会の結果からしても、日本スケート連盟は三原選手に期待していると見たので、ぜひとも強化の手助けをしてあげてください!

ビジュアル担当の本田は客寄せパンダ?

本田選手はシニア転向後、思ったように成績が伸びずにやや残念な空気になってきました。フリーの方も今までショーと試合とで数回観て、既に飽き感が出てしまっているのも私だけでしょうか。お披露目する度に質が下がっているような気がします・・。何よりジャンプの低さが目立ちます。

 

本田選手は結局「客寄せパンダ」だったのか?と、心配になってきました。世界ジュニアで優勝してから今までのメディア露出が歴代最高級でしたし、どの試合に出ても他の選手を差し置いて「マリンちゃん、マリンちゃん」と凄かったので、私はてっきり連盟は”本田真凜”を押しているのかと思っていました。ですがここ2試合の評価を見ると、むしろ、この過剰なメディア露出は、本命選手たちの風よけにしかなっていないのでは?と感じます。トリノの安藤さん的な立ち位置とも違う・・何というかマスコミも成績よりもカワイイかどうか、一般層に受けるかどうかで「人気があって話題になればいいから」という勝負を消し去ったタレント的扱いになっているのではないでしょうか。

 

これは非常にもったいないです。確かにジュニア時代の成績だけで、あのように期待するのは早すぎますが、それでも本田選手はシニアでもう少し勝負できるスケーターになっていると1年前は思っていました。まだまだトップ選手にはなれなくても、トップ選手が崩れた時に逆転ありくらいまではイケるかな~と想像していたので、今季の空回り感は見ていて辛いです。

 

しかし、シニア1年目。今はまだジャンプ構成などを見ても試行錯誤しているのが分かります。ここから授かる多くの経験を通して「これがシニアの本田だ!」という持ち味が出てくることを信じたいです。本田選手は日本女子の中でも、1番素質のあるスケーターだと思っているので、覚醒してほしなと思います。でも、シニアでステップレベル2というのは、さすがにきついので、どうにか頑張ってほしいですね。(ラストの時間を持て余してた部分は振付が足されて良くなっていました)

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女王メドベージェワの審美眼

絶対女王のメドベージェワは圧巻の演技で152.08点をマーク、前大会と同様ルッツにエッジ違反があったものの、その他のジャンプは質が高く、昨シーズンよりも出来栄えが良くすら見えました。

 

私がネペラ杯でボロクソ言ってしまい申し訳なかったフリーのプログラムですが、ジャパンオープンではショーナンバーで使用していた「アンナ・カレーニナ」に変更して挑んでいました。詳しい情報が(ロシア語読めない)分からないのですが、これはプログラムの変更とみていいのでしょうか。だとしたら嬉しいです。さすが、女王わかってる!という感じ。

 

だって、「アンナ・カレーニナ」を観た時から「え?なんでコレを競技で使わないの?」とじれったく思っていましたから。メドベージェワ選手はここ最近マニアックな路線にいきすぎて、正直(音楽的にも)良くわからないプログラムが続いていたので、こういう分かりやすい題材をテーマにしたプログラムの方がオリンピックには適してるともどかしかったのです!!案の定、このプログラムは映画のワンシーンのようで、スケートファン以外がみても「素晴らしい」と納得できると思うし、何より似合っているのが戦略として正しいですよね。日本人が演じる蝶々夫人もこんな風に外国人には見えているのかしら~?なんて思いました。

 

そして、「やはり計画通りだったな」と感じたのは、ピークを本番へと向けて調節しているなということ。ここが本気でおそろしあ。明らかにネペラとは違う滑りでした。はぁぁここからさらに本気出してきたら、敵わないではないか~!と、もう一度おそろしあ。それでも隙があるとしたら、フリーがまだ競技用に作った即席感ある仕上がりだったという点と、ルッツ!ですかね。いくらでも乗り越えてきそうですが、隙が見えないよりは望みがあるでしょう!レッツポジティブ!

ザギトワに感じる未来

シニアに参戦してから順調な滑り出しのザギトワ選手。今回は演技前半部分を丁寧に滑っていたのが好印象でした。ロシアは思うようにスコアが伸びなかった部分を徹底的に研究しているな、と感じた瞬間でしたね。日本はココについていかないと勝てません。幸い三原・樋口の両選手はそこら辺の対応はきちんと処理できていると思います。

 

フリーは145.28点(TES79.21 PCS66.07)で、TESは断トツの高さ、ここでまず敵はいないでしょう。さらにPCSもメキメキと評価を上げてきています。ザギトワ選手はタノジャンプのフォームもメドベージェワ選手より長けていますし、まだ若いのに「勢い」だけで戦おうとしていない着実さが見えてきて楽しみな選手です。リスクを負いつつもジャンプを後半に固めるのは、それだけしないと自分が勝てないことを分かってやっているんですよね。自身の表現面での未熟さを補うための作戦です。このまま評価を重ねてPCSが上がってきたら、もう少し楽に戦えるかもしれません。しかし本田選手とはPCSでもすっかり差を広げましたね・・。トホホ。

ここからは短期決戦

女の戦いは凄すぎる・・。ジャパンオープンは日本人に甘く点が出ていて国際試合の参考にはなりませんが、今シーズンの女子の気迫は半端ないです。どの選手もライバルの試合を入念にチェックし、追い越されないように、低評価な要素には素早く対応しています。ダメ出をしくらっても這い上がってくるので、短期間でどんどん上達していきますし、12月で代表を決めるのが早いとさえ思えてきました。

 

しかし泣いても笑っても、ここから短期決戦で枠とりに向かわなければなりません。どれだけ力を出せるか、精度をあげるかが勝負。もう、あれこれと作戦を練り直す時期は過ぎ、戦いの場に挑む時間です。

 

日本としては面白くなってきましたね。樋口がザギトワに負けたと思ったら、三原がザギトワに勝ったり・・。オズモンドとメドベージェワの差が迫りつつあると思ったら、その後ろに安定感を手に入れたロシアや日本の若手が「ミスは命取りよ」と隙を狙える位置にまで来た。ジャパンオープンはフリーだけなので総合的な結果と比較するのとは話が違いますが、ここに各選手の今シーズンのショートの演技を重ねてみると、ロシアと接戦に持ち込めるくらいにまで日本はイケるのではないかと思います。もちろんミスがなければですが。

 

三原選手のショートは、もう少し先にならないと答えが出ませんが、三原・樋口コンビが安定の活躍を見せたら盛り上がってきますよね!そこに宮原選手が大復活を遂げて割り込んでくれれば最高なのだけれど・・。

 

戦うにはあまりにも短すぎるような、そのくらいがちょうどいいのか・・よく分からない全日本までの時間ですが、「オリンピックにいくため」の熱意より「オリンピックでメダルを狙う」熱意と覚悟を持った選手に神様はロックオンしてくれるのではないでしょうか。選手達が決して枠とりで燃え尽きないように、こちらも注目し、応援していかなければ!今はオリンピックがすべてになっている選手が(仕方ないですがね)多いと思いますが、「自分の持てるすべてを出し切ろう」と頑張っていってほしいです。

 

以上でおわりになります。最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

補足

本田選手は新ショートの作成で、フリーに練習をさく時間がなかったのかもしれませんね。辛口になってしまったのでリカバリしておきます。でもね、本田家はサラちゃんといい、芸能界にどっぷり浸かってせっかくの才能が生かしきれなくなりそうで、ファンとしては不安なんですよ。(また余計なことをいったのでMs.オオカミに-1)

 

記事を大幅に編集しました 

goldenretrievers.hatenablog.com

 

トップダウンペナルティ?ブログが終了した話

 

本日は本来のブログの主旨とは全く関係のない内容というか・・ひとり言です。

まさしく「オオカミのとおぼえ」ってヤツです。

 

 

あまりにも辛く心が折れそうになったので、ここに1週間分の想いを綴らせていただきます。

 

 

 

それは突然の出来事だった

このブログを本格的にスタートさせたのは昨年の12月。ブログをはじめてから3か月間は、ほぼ毎日更新をしてアクセス数も4万PV~くらいにまで伸びました。しかし、ひょんなことから数か月ほどおサボりをしてしまい、今年8月頃にはアクセス数も1万PV台まで下がってしまったため、先月から少しずつ復帰し、「ようやく2万PVまで戻りそうだ~」という目前、なんと急にアクセス数がガッツリ下がってしまったのです。

 

月の中ごろには調子が良いと1日1000PV台まで上がったものの、9月27日前後からややアクセスの動きが不安定になり、28日以降には最近見たことのなかった数値にまで下がってしまいました。突然の出来事に驚いた私は何が起きたのかわからず、とにかく記事を増やそうと1日に2記事書いたり無駄な努力を施しました。

 

 

アルゴリズムの変更による影響か

日に日に落ちていくアクセス・・お昼になっても100PVちょっとしかありません。「このままいくと1週間後には0PVになるのではないか?!」と焦った私は、ネットで原因を探ろうと色々と検索する旅にでました。

 

アルゴリズムだか何だかの変更で記事の価値が下がったのではないかと睨み、まず、グーグルアナリティクスで、どの記事が読まれなくなり、どこからアクセスが減ったのかを見てみることに。すると、ブログトップページへのアクセスのみが異常に減っていることに気づきます。さらに元から検索流入からしかお客さんがいないブログなのにグーグルからのアクセスも減っていたのです。

 

これは・・一体??と思った私は、グーグルトップページにいき、「site:~自分のドメイン」で自分のブログがネット上にきちんと表示されるかを調べました。

 

結果、それはありました。上位に載っていたので大丈夫そうです。次に「このブログのタイトル」を検索してみました。

 

結果、「ない・・!!」ありません。記事は載っているのですが、トップページがどこにもないのです。なんで。なんで。なんで~!!!

 

最近はこのトップページからのアクセスが多くなっていたので、めちゃくちゃ不安になってきました。いかん・・いかんぞ。原因を探らねば!何かペナルティでもくらってしまったのだろうか。そこで急いでウェブマスターツールに確認しにいきましたが、何も通知は届いていません。そもそもここでは手動によるペナルティしか知ることができません。「お知らせがなく、ペナルティをくらっているということは自動ペナルティなのか?!」それだったらもう終わりです。趣味でブログなんぞをはじめた私には、それらを解除させる技術など持ち合わせておりません。お・・終わった・・・。そう思った瞬間でした。

 

 

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蘇るブログとの思い出たち

それからは、短い間でしたがここでのブログ生活が走馬灯のように頭の中を駆け巡りました。開設当初は完全なる趣味の域で、好きなことしか書いていなかったのに、いつの間にか(今は閉じているけれど)コメントを頂いたり、他のSNSでシェアして頂いたり、知らぬ間にリンクして頂いていたり・・こんなにこのブログが誰かに反応して頂けるとは思っていなかったので、途中からはこれでも結構頑張って書いていました。このまま終わってしまうのか、もったいないな~。大変だったのにな。今までの時間がなんか悔しい!!、と思うと、とてもとてもやり切れない気持ちになりました。

 

こういうのって、膨大なアクセスを誇るプロブロガーだからとか、弱小ブロガーだとか関係なしに「ブログへの愛」があるからこそペナルティをくらうのは辛いんだなぁとしみじみ感じましたね。なんの思い入れもなかったら新しいブログを作ればいいだけですから。今のブログを続けたいからこそ悲しいのです。

 

 

奮起する

諦めきれない私は「トップページ」が消えた原因を突き止め、解除するべく、さらなる調査を開始しました。(1日に何度もお世話になったサイトもあります。ありがとうございました。)そんな中、TDPトップページダウンペナルティなる存在を発見。名前の通り、もろもろの理由でトップページの順位が大幅に下落してしまうことらしいです。記事自体は生き残っているのに、トップページだけ行方不明な点からしても、私のブログはこのTDPに違いありません。

 

ただ、それでもなぜペナルティをくらったかの理由はわからないままです。ペンギンやパンダも調べてみましたが、それらは問題ありませんでした。もう意味が分かりません。

 

急激に記事を増減させることや、修正することも影響するようですが・・それは多分関係ないと思います・・。久しぶりに更新しただけでそんなのあり得ないですよね。最近書いた記事が悪いのかと思いましたが・・全部消すのも気が引けるしなぁ。(北朝鮮の記事がヤバかったのかと真剣に思った)中身のない薄い記事だから嫌われちゃったのかな?確かに同じキーワードがたくさんあったかもしれない。

 

まぁ結論を申し上げるとTDP事件の真相は、「わからなかった」です。私の知識では解除は無理なので泣く泣くブログとおさらばするしかないパターン。ううっ。わけもわからずアレコレいじって逆にサイトの評価を落とすのも良くないので、とりあえず誘導ページで偏っていたリンクだけ外してブログには手をつけないことにしました。

 

 

あやしいリンク

実はひとつ気になっているのが、少し前から海外のサイトから大量・・というほどではありませんが、結構な数の被リンクがあって、これも悪影響なのかなぁと思ったり・・。某魚拓サイトからのものらしいですが、ゴルフに行った日記とか高級ホテルの写真とか、どこかの大学のサイトとかが載っているんです。しかし変なやつなら通知が来るだろうし、こういう処理をしたことがないので悩みます。

 

それと同時に今回の騒動の中、私のブログを紹介してくださってくれた方々がいたことを知り、悪いことばかりではないのだなぁとも思いました。こんなことがなかったら私、リンクの状態など調べることはなかったです。無知すぎて反省しました。

 

昨日はこんなことを、ずっと調べてモンモンとしていたわけですが、夕食を終えて、はてなアクセス解析を見てみると・・・

 

 

復活したトップページ

なんと18:30くらいには約200PVしかなかったアクセス数が19:00には300PVに迫る勢いになっているではありませんか!いつもこの時間帯だと1時間で5PVとかしかなかったのに、40PVとかに回復していたのです!それから夜まで順調に伸びて最終的には500PV台に届き、「少しだけ復活しつつある??」と希望が見え始めます。

 

ちなみに日付をこえた後もアクセスはあったのですが(最近はなかった)、なぜか今週のPVの欄だけ数字が動き、今日の部分が0のままストップしていたので、グーグルアナリティクスの方で確認するとリアルタイムでもちゃんと人の動きがあって、ブログトップからのアクセスも増えていたんです!感動!しかもグーグルから恐るおそる検索したらブログトップページが上位に復活していました。やったー!さらに、ここではリンクをしていないツイッターアカウントまでバレて?いつの間にか1ページ目に載っているではないか!あれはそんな使っていないから別にいいんだけど。

 

これで安心快適ライフだぁぁぁぁ!!!ありがとう神様。これは早めの誕生日プレゼントね。と思ったのもつかの間、朝になったらびっくり!!!

 

60PVくらいしかないじゃん・・・・・

 

 

質の悪いサイトということでOK

あれ?結局、トップページどうのこうのではなく、復活してもコレじゃぁただ単にアルゴリズムの波にのまれた質の悪いサイトってこと?に至ります。日本語おかしいし?旬の過ぎた古い記事が多いですもんね。やはりサボっていた期間が大きかったのかなと思いました。

 

正直、ペナルティでなければいいです。ペナルティでブログが消えなければ頑張ってマトモな記事を増やせばいいだけ。私の場合、記事にタイトルをつけるセンスが絶望的になく、語彙力も乏しいため同じワードを1記事に詰め込みすぎるのがいけませんよね。わざとやっているのではなく、ナチュラルなところが困ります。似たり寄ったりな内容を世に放ってグーグルに迷惑かけないようにしなければ。

 

しかし、あまりのアクセスの落ちぶれっぷりに戸惑いを隠せません。こんな時、はてなからの集客って大切なんだなぁと思いました。はてなでは、ブログのことを書くブログが主流で、営業ブロガーがたくさんいて、意識高すぎて場違いだったな・・という迷いがあってか「書くだけの場所」になっていて上手く利用していませんでした。

 

しかし、色々な場所で読まれるブログというのは力が凄い。ちょっとやそっとのことでは動じない。私ももっと根元を太くしないといけませんね。

 

今後、どんな制裁をくらうかは分かりませんが、びくびくしながら様子見します。ただペナルティを受けたことに変わりはないので、勉強してやれるところまでやってみてダメだったらどうしようもないけど潔く終了するしかないですね。

 

ブログって難しい!

 

わざわざここのブログに直接きてくださる方には感謝です。

 

おわり