【小3】自学ノートを攻略本にしよう【国語】
こんにちは。
本日は小学校3年生用の自主学習(国語)ノートの作り方について説明したいと思います。
ちなみに前回の算数編はこちらから
goldenretrievers.hatenablog.com
この記事で扱うノートのサイズや、教科書などは各学校の指定によっては違うかもしれませんが、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
※ここではcampus 6号 179×252ノート・教科書は光村図書「国語三上わかば」を扱っています
それでは、短いですが、さっそくご紹介します。
目次
何をすればいいの?
まず、はじめに「自学で国語って何をすればいいの?」「国語は書くことが多くて疲れるから、いつも算数の計算問題ばかりしてしまう」「漢字練習は漢字練習ノートにするから自学では国語って何をしたらいいの?」という方たちへ。
それはズバリ簡単。国語の自学は自分だけの、世界でひとつだけの「攻略本」にしてしまえばいいのです!「攻略本」とはなんぞや?!といいますと、自分のわからないところ、まちがえやすいところ、興味のあることをピックアップして、それを自由にまとめるということです。
今から数例ほど、具体的にどういったものかを載せていきますので、ぜひともご覧ください。
漢字練習はこうする!
国語といえば漢字!小学校では学年が上がるにつれて、覚える数も多く、またテストも多く大変ですよね。宿題でも漢字ドリルや、漢字練習がぞくぞくと出てくるのもこの3年生という時期から。
しかし、いくら漢字練習ノートに一通り全部の漢字を練習しても、その中でも必ず苦手な漢字というものが出てきますよね。たまーに自分では当たっていると思っていた漢字が、実は勘違いして覚えてしまっていたとか、字に厳しい先生なんかだと、完璧にポイントをおさえて書いていないとバツにされるとか。
「これだから漢字は嫌いだ・・」という、まさにそんなときこそ自主学習ノートでおさらいをしてほしい、いや自学のネタになる絶好のチャンスなんですね。
まず、自分の苦手な漢字を選びノートに書いていきます。
次に、自分が先生になったつもりで、自分の書いた漢字を評価していきます。
例「バランスよく!」とか「きちんとはらう!」など(自分がわかればOK)
尚、この際はカラーボールペンを使って注意事項を書くと、とても見やすくなります。
ポイントは漢字ドリルの字をよく見ながらチェックすること。
やり方は至って簡単ですよね。実はこれ、子どもにとっては先生気分になれるのが楽しいらしく、効率よく漢字を覚えてくれ、おまけに結構イージーミスが減ったり、字がきれいになったりするんです。
もちろん普通の漢字練習をした後にするのが前提ですが、自学では苦手部分にポイントを当て書くだけなので、時間がかかりませんし、手にも負担がかからずマスターできます。そして何より学習中に自分の理解している範囲をきちんと知れることもでき、後でノートを見ておさらいする際にも役立ちます。まさに自分だけの攻略本!自分の「わからない」に合った本ができるのです。
今はやりのう〇こドリル
今ちまたで流行っている漢字をおもしろおかしく学ぼうという「う〇こドリル」、あれをやったら本当に漢字嫌いな子もやる気が出るのかは試したことがないので分かりませんが、実はこれも自分で作ろうと思えばわざわざ買わなくてもいくらでもできるんです。しかも自分で作れば常に旬なネタで学べるという特典付きで!
ちょっと自学には書けないような面白すぎるネタは、ちらしの裏に作って練習して、自学に載せても大丈夫そうだなというネタはそのまま書くなどしてみるのもいいと思います。
親子で問題を作りあったりするのもいいですね。何より子どもの想像力も鍛えられて知識も増えるかも??
おバカ問題
はい、そんな私もよくここでは載せられないような問題を作って子どもたちに出しています。今回はネットに配信していいレベルまで抑えて少しだけ考えました。
太字の言葉を漢字にしましょう。
①もう、いえにはかえらない。
②ぼくのへやのかべは花がらです。
③先生のギャグはさむいです。
④トイレまでおにのようにはしる。
⑤はな毛がそだつ。
アウトなものもありますが、ぜひ、皆さんも考えてみましょう。
ローマ字
続いては「ローマ字」です。3年生の国語で習う大目玉といったら、この「ローマ字」なる存在ではないでしょうか。3年生くらいだと既に英会話教室や英語塾などに通っていて「もう知ってるよ~」という子もチラホラ。大体の学校が2学期のはじめくらいには習っているのではないかな?と思うのですが、こちらも夏休み中に予習したり、2学期の自学でおさらいできたりもします。
単純に教科書をうつすのもいいですし、
ノートにボールペンで4本線を引いて、色々な言葉を書いてみるのもいいですよ。
ローマ字は専用のノートやドリルを使って学習すると思いますが、自学でも工夫次第で同じように書くことができるので、授業でやるだけでは不安な子は、お家でも挑戦してみてはいかがでしょうか。
し・ち・つ・ふ
特にやっかいなのが「しちつふ」シリーズ。し(si)ち(ti)つ(tu)ふ(hu)と、し(shi)ち(chi)つ(tsu)ふ(fu)の二通りの表記がある部分が嫌いだという声が子どもたちの間でも結構あるのですが、これをひたすら自学にやる!というのも個人的にはアリだと思っています。
こんな風に書くといい
「しちつふ」に関する問題を集めて書いていくというやり方なんですが、この際に「しとちとつとふがつく言葉を考えよう~」と皆で「こんなのがある!」「あんなのもある!」と言葉づくりをしながらノートを埋めていくのもいいですね。
ちなみに私も考えたので、良かったら使ってください。
・次に言葉を2つの書き方で書いてみましょう。
①もち ②ふね ③はち ④つき ⑤つり ⑥しか
・・と、まぁこのような感じで練習していくと自然に覚えていくと思います。
ローマ字表
後は、時間があればローマ字表をまるまるうつすという方法もあります!これだけで、わりと頑張った感がでますし、1ページで済みます。
意味調べ
3年生から登場するもうひとつのジャンル、それは「国語辞典」です!授業でも辞典を引く機会が増えるので、なるだけスピーディーに引けるようになっておきたいところ。そんなときも、自学で意味調べなんかをやると、辞書引きが身に付きます。
やり方は簡単。自分の好きな本をなんでもいいので(それこそゲーム本でも漫画でも)その中から「知らない言葉」や「あんましよくわからないや」というものを抜き出して調べるだけ!ノートには扱った本のタイトルと、調べた言葉の意味をただ書くだけ!これも4つくらい書いたら1ページ埋まるので楽~に終われます。
例 「グスコーブドリの伝記」 意味調べ
1噴火口・・火山の噴火する場所。
一行スペースを空けて
2〇〇・・ほにゃらら
例文は短いですが、このようなスタイルでどんどん書いていくとオリジナル辞典が出来上がりますし、最初は調べるのが遅くても慣れてくるとパッと引けるようになります。ただ言葉選びにあまり時間をかけすぎないように注意してください。
他にも
ノートの下の部分だけちょっと余ったけど何を書けばいいのかな~と困ったとき用に「ことわざ」や「四字熟語」の意味を書くという方法もあります。おうちにそのような本があれば、それを使えますが、ない場合は自分で作ってみるのもいいかもしれません。
文章を鍛える
低学年の頃は自学で書写をよくした子も多いと思います。しかし、3年生ともなると「字をきれいに書く練習よりもっと他のことをした方がいいのかな・・」と算数や漢字の学習を優先する子の割合が高いのではないでしょうか。
ただ、3年生といえば字が激しく乱れやすい時期でもあります。どんどん書くスピードも上がってきて、知力も上がってくる、そうすると頭の回転の方が手の動きより上回って結果、字が雑になってしまうようですね。ちょうどお医者さんのカルテみたいな。プリントの数字も0なのか6なのかわからない!おまけに自分の字を読み違えてミスをする・・!なんてことも。これではもったいない!
そんなときは「詩」をうつすことをおすすめします。1年じゃないのに教科書をうつすのは気がひけるぜ!という子は、短い「詩」をうつしましょう。そして、詩を書いたら「感想」を書くのです。感想を書くことで「3年生っぽさ」が出てきます。
少しずつですが、こうしたことの積み重ねが文章力を鍛えることにも繋がります。自分がどう思ったか・何を感じたかを言葉にする力は作文にも役立っていくのです。
おわり
以上で3年生の自主学習ネタ(国語編)終わりになります。いかかでしたでしょうか。あまり参考にならなかったらすみません。
学習方法は多種多様なので、個人個人に合った方法でお試しください。
それでも自学ネタに困っている方がいたら、ぜひ自分だけの学習攻略本を作る気持ちで挑戦してみてください。
今、一生懸命学んだ分だけ、後にゆとりがもてるよ。今、持てる知識は今のうちに吸収しておこう!時間は有効に!がんばれ小学生。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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