オオカミのとおぼえブログ

主にフィギュアスケート、BSやNHKの歴史・紀行番組について書いています。オオカミだけど一匹じゃないブログ目指します!

金正恩のタイムリミット

 

今回は短いですが、北朝鮮関連のことで書きかけで放置してあった記事があったので完成して紹介したいと思います。時系列が少しおかしい部分がありますがご了承ください。

 

 

では、さっそく本題に入りますね。

 

 

先日、ネットサーフィンをしていたら興味深い記事を見つけました。

 

samurai20.jp

 

 

行橋市市議会議員 小坪しんやさんが9月15日に投稿した「北朝鮮有事の中で国連が有効に機能した」という話。

 

 

昨日2017年9月15日の朝(これを書いたのは16日)、北朝鮮のミサイルがまたまた日本の上空を通過してしまいました。この記事はまさにその後、すぐに書かれたものなんですが、どんなことが書かれていたかを今からざっとまとめていきたいと思います。

 

※今回紹介させてもらったブログからは、記事の一部分をピックアップし、この記事に載せたので、それ以外にも色々と書かれている詳しい部分はぜひ直接読みにいかれてください。

 

事態は日本に有利?

最近ネットニュースのコメント欄では、あれだけ北朝鮮が暴れていても平和ボケした日本人はアメリカの背中に隠れて「遺憾の意」しか述べることができないだとか、腰抜けだとか言われていますが、小坪さんいわく今の状況は日本にとって有利なんだそう。

 

理由は、シンプルである。
このミサイルを受け「安保理の緊急会合」が設定されたからだ。明日16日、午前4時(ニューヨーク時間15日午後3時)に開催される。

 

国連は、常任理事国が「拒否権」を持っているため、上手く機能した例は少ない。CHINAは戦勝国ではないのだが、かつて我が国と戦った「連合軍」が国連そのものである。実態としては、戦勝国クラブと言える。

 

だがしかし、
「それは常任理事国が拒否権を発動」した場合であって、【全会一致】の場合、これにはあたらない。国連の在り方に悔しさを覚え、組織形態を調査していた者には常識だ。この解釈により、評論家のレベルが一発で露呈したように感じた。

 

なぜならば、安保理決議には「拘束力」がある。
190か国にも及ぶ、国連加盟国に対する拘束力。安保理の決議は、「世界を縛る」力がある。ただし、全会一致の場合であり、常任理事国非常任理事国との【凄まじい調整】に成功した場合に限る。

 

今までは、これが不可能とされてきた。
だが、我が国の首相は、安倍晋三総理である。そして、米国はトランプ大統領である。ここは、両人の得意分野への、スキルへの「評価」だと思う。ビジネスマンであるトランプ大統領は、このあたりの「構造」に気付いていたように思うのだ。

 

不可能と思われた、全会一致。
これは日米の勝利である。

 

 

というように語っておられます。安保理の制裁決議が出た際には「アメリカは全会一致のために大分譲歩した」とか「無意味な制裁」なんて言われたりしましたが、ここでは「全会一致したことが重要」となっています。

 

確かに最初言われていた石油の禁輸や金正恩の資金凍結などの強い制裁にはなりませんでしたが(これをしたら本当に北朝鮮が我慢できなくなる)、焦点を全会一致に絞ることで少しトーンを落とし、中国・ロシアを引き込むことができました。

 

逆に今回制裁を緩めることで、次に何か事を起こしたらその時はもう誰も強い制裁にも文句はいえないよな?というアメリカからの釘差しにもなったように思えます。

 

事実、この決議を受けてから数か国が北朝鮮に対し、何らかしらの動きをみせていることから、「全会一致したからにはなにかしないとならない」風は吹いているようですね。

 

この状態で、「もう一回」、【安保理】が開催”できてしまう”ことは、当方にとって有利と言わざるを得ない。
なぜならば「もう一回、さらなる決議」が出せる可能性があるからだ。

「さらなる決議」は、【さらに踏み込んだ】ものとなるだろう。
前回が全会一致であったため、ハードルを上げたとしても、「そうなる公算」が高い。繰り返しになるが、安保理決議には「拘束力」がある。

 

 

はい、そんな中で昨日北朝鮮はやっちゃいましたね。ミサイル。一応グアムまで届くことをアピールした内容・脅しではありましたが、相変わらず飛ばす方向には気をつかったものでした。(日本からしたらたまったもんじゃないですが・・)

 

今朝の発射は、失敗だった。
あれは、政治的に、外交的に「終わる」道だ。

 気持ちはわかる。
安保理決議は、打撃がでかい。
何かやらねば、内政的にもきついとは思う。
(国民に恰好がつかない。)ならば、何か撃って失敗してみるとか。
ほどほどで「手を打つ」べきだった。安保理決議から、時間が経過していない。

ここで、あの発射は失敗だ。グアムまで、射程に入った。
それを誇示することで、安保理決議に応えてみせた。チキンレースは、倍々ゲームで戦うもの。

このカードは、確かに釣り合う。
だが、それはドボンだ。これは戦争だ。
ゆえに、我が国の側にたって「利」を軸に述べる。

 

日米は、安保理を緊急会合を開く「口実」を得た。
これが全てだ。

 

この結果、さっそく15日午後3時(日本時間午前4時)に再度安保理緊急会合を開くことになりましたが、今回は非公開なので実際は何が話し合われていたのかはわかりません。

 

一応、メディアではいつものミサイルへの避難と、前回採択された新たな制裁決議も含め、北朝鮮に圧力をかけていこうという確認になったと発表されているようですが・・。ただ言葉にこれといった変化はないように見えても、次の強い制裁を出す前にこういった警告を出すこともありえると思うので、何とも言えないな。一気に制裁を強めるのではなく、じわじわと調整しながら攻めていくような気がします。

 

 

 

・・・と、ここまでが9月16日までに書きかけでストップしていた内容なのですが、あれから数日経って、またまた色々な情報が流れてきているので以下に続きを載せていきます。

 

 

まずは、ここ最近にメディアで発信された新たな動きを大雑把にまとめます。

 

 

  • トランプ大統領、国連総会での演説にて「北朝鮮を完全に破壊するしかないだろう、ロケットマン金正恩)は自殺行為をしている。」と発言
  • トランプ大統領、同じく国連総会で北朝鮮による日本人拉致事件を非難
  • アメリカ、北朝鮮に追加制裁「北朝鮮と取引の企業に制裁を科す。」
  • 金正恩委員長、初の直々声明。トランプ大統領の演説に対し「我が国をなくすという歴代で最悪の宣戦布告をしてきた以上、我々も史上最高の超強硬な対応措置の断行を慎重にする。」等と反発
  • 文在寅大統領、北朝鮮に800万ドルの支援を決定。年内に実地。
  • リ・ヨンホ北朝鮮外相「(史上最高の対応措置とは)おそらく水爆実験を太平洋上で行うことだ。」と威嚇。
  • 河野外相、米コロンビア大で、北朝鮮と国交のある160以上の国々に対し外交関係・経済関係を断つように強く要求。

 

 

思いついた順から打ち込みましたが、この他にもトランプ大統領が国連の昼食会で安倍総理に米軍が北への軍事攻撃に挑む際に日本からの協力や支援を期待?(この表現であっているのか)したことや、日本国内では突然の衆議院の解散が決定したりと、短期間でとても慌ただしい動きになっています。あとはNATOまでも声明を出しましたよね。

 

やはりすべては15日のミサイルが影響していると思うのですが、決議後の世界の勢いある態度に北朝鮮はとても慎重になり、ひどく警戒しているのではないでしょうか。決議から間もないミサイル発射は自分の首を苦しめる結果になってしまったと思います。

 

ミサイルを飛ばしたのも、国民に向けて一応何かアクションしておかないと、強さを見せつけられないという北朝鮮ならではの事情もありますが、今後トランプ大統領は波に乗って絶好調に圧力をかけてくるだろうし、そのひとつひとつに対して判断を誤らないようにしないと不利になる北朝鮮にとっては、ますます難しい状況になってきそうです。まさにトランプ大統領の罠にかかった状態。金正恩はどうするつもりなんでしょう。テレビは簡単に対話、対話というけれど、それが1番不可能に近いのが問題です。北朝鮮はずっと「平和協定を先に結ばない限り、核・ミサイル放棄は考えられない」と言っていますよね。そうでなければ放棄したとたんに命が狙われてしまう・・こういった危機感がある中では、どんな脅しをかけられても金正恩が屈することはないでしょう。

 

これはもう完全にアメリカと北朝鮮のプライドの問題です。

中国にも見下した態度の金正恩

いつか北は予想外な動きに出る気がしてならない・・そう思います。

 

 

金正男氏暗殺事件から誰かに仕組まれたように急展開していく北朝鮮情勢。

その終わりの始まりが私たちの知らないところで進んでいるのかもしれません。

 

 

 

まとめ

確かに安保理制裁決議の全会一致は北朝鮮にとってダメージになり、日本にとっては有利という流れを生んだかもしれません。

 

しかし、ここから先の展開は全く読めませんが、周辺国の不審な動きなどを見ていると、決してトランプ大統領が何とかしてくれると安心していていいものではなく、むしろより一層慎重に考えていかなければならないのでは?と思います。

 

韓国はこのタイミングで北に支援を、しかも年内になどと言い出すなんて一体どんな思惑があってそうするのだろう?と疑ってしまいます。下手するとソウルが火の海になるかもしれないという時期に、まるで自ら南北統一を志願しにいくかのような行動です。

 

まぁある意味、南北統一したらソウルが北から狙われることはないけど・・。

 

何かいざという時に変な計画を起こすのではないかと、韓国には信用できないところがあります。本当に北朝鮮や韓国の動きは日本人にとって想像もできないパターンがあると思うので、一瞬でも希望が見えたとしても油断できないと肝に銘じておかなければいけません。

 

今回小坪さんの記事を読んで感じたのは、今まで進んでいないと思っていたことが、実は進んでいないどころか、戦争は既に始まっていたのだなということ。一見、成果のないように見える制裁内容も記事を読むと「なるほどな」と思いました。裏では着実に現代版の戦争が行われているんですね。そう考えると金正恩のタイムリミットも遠くはないのかなと思います。

 

完全に道を塞がれる前に北から攻撃してしまうかもしれませんし、それより早い段階でトランプ大統領が我慢できなくなるかもしれません。

 

実は私アメリカの方がいつどんな行動に出て、日本に何を突きつけるのかが恐かったりするのですが・・日本やその他の国の人々の命が守られる未来であってほしいと願います。

 

北朝鮮で貧しい生活を送りながら、外の世界を何も知らずにいる夢も希望もない一般市民たちの一生が「戦争」という二文字で終わると思うと、どうにか対話で解決できないものか、せめて彼らの命だけは守れないのかと願う一方、気の毒にはなりますが現実は甘くないかもしれないと思います。

 

平和的に解決できるのか、間もなく戦争が起こるのか、どちらかというと胸騒ぎの方が強いと感じる最近の北朝鮮を取り巻く世界情勢についての意見でした。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

 

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