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真央ちゃんこれで最後なの?THE ICE 2017から見る時の流れ 

 

今年も始まりました真夏の祭典「THE ICE 2017」

これが始まらないと夏じゃない!という真央ファンも多いのではないでしょうか?

 

※ちなみにステファン(ステファン+ファンを合わせた私の造語)の私はファンタジーオンアイスが始まらないと夏が来た気がしません。冬です。

 

そんなTHE ICEですが、今年は真央ちゃん引退後初のショーということもあり、真央ファンもワクワクドキドキの大盛り上がりの状態となっています。しかし、その一方では「THE ICEは今年で最後なのかな」という話もチラホラとささやかれています。

 

 
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今年で最後?真央ちゃんはプロにならない説

なぜこんな憶測が飛ぶのかというと、真央ちゃん自身が数々のインタビューで「ショーが終わるまでは先のことはわからない。」と発言しているからなんですね。つまりは現段階ではプロとしてスケートを続けるかわからないということです。ということは、もちろん来年のTHE ICEはまったくもっての未定ということになりますから、今年で最後になるのではないかという噂に繋がったのです。

 

仮にもし、真央ちゃんがスケートを続けてくれることになったとしても、その決断の時期によってはTHE ICEは開催できないかもしれません。そう考えると、THE ICEは今回で最後・・プロの道に進むとしても今後は別なショーを新たにつくっていくのではないかという気がします。それと合わせて何となくですが、真央ちゃんはスケートを続けていくことに大きな責任を持っている気もするんですね。現役生活とTHE ICEは繋がっていて、このまま現役の延長でショーに出るのではなく、プロになったらプロとしてのショーの見せ方があると考えているのかもしれません。そうなるとまた新たに変えていかなければならないこともある・・色々な迷いや葛藤がありそうです。実に深い!

 

 

 

時代の変化

現在のTHE ICEは浅田真央による浅田真央のショーといった感じに演出され、真央ファンが満足することが第一にされているように感じます。同じくファンタジーオンアイスもすっかり羽生結弦による羽生結弦のショーになっています。人気者をとことん前面に出すといったところでしょうか。若干、他のスケーターの扱いが心配なところが正直あります。

 

その他のショーでもそうですが、アイスショー(試合も)には時代の変化と共にいつか後輩にショーを受け継ぐ瞬間があります。若手を売り出してあげたい、年齢と共に技術の維持が難しくなってきた等でショーから離れていく日が必ず存在するからです。残念ですが、荒川さんも羽生選手も、そして真央ちゃんもいつかは後輩にショーやそのポジションをバトンタッチする時が来ます。ですが、ファンとしてはやはり一日も長くリンクに立っていてほしいもの。私の理想は座長を酷使するスタイルではなく、現役からプロまでそれぞれが負担なく参加でき、スポットライトが当たるようなショーです。

 

 

 

理想はアイスレジェンドの進化版

一体どんなショーかというと、ズバリはアイスレジェンドのようなショーですね。あれはあれでステファンは大変そうでしたが、何が良いかというとバランスですね。ステファンが座長でありながらも、脇に真央ちゃん・大ちゃん・コストナーという絶対脇じゃない主役級のメンバーが揃い、そんな4人が同じプログラムに存在していても、お互いの個性を邪魔せず自然にストーリーの世界観が演出されていて凄く良かったです。また、トリをつとめたのが座長ではなく大ちゃんで、しかも皆さんが大好きなマンボというのも斬新でした。誰をメインにするかに重点を置くより、メイン級が勢揃いの大サービスコラボでひとつのショーができるのもいいなと思うのです。実際に真央ちゃん・大ちゃんも言っていたように何かひとつロミオとジュリエットのようなテーマを決めて、皆でストーリーを滑っていくショーがあっても面白そうです。毎年テーマを変えてやっていったら最高。個人的には「戦争」とか重いテーマのものをどう演出するのか見てみたい。技術的な盛り上がりや人気は現役に託して、表現面やもろもろの細かい負担はプロがカバーしちゃったり?妄想だけでも期待値上がります。

 

 

 

日本のアイスショー界の問題

しかし、そうはいってもアイスショーにそれだけのメンバーを集めるには所属事務所やスケーター同士の繋がり等色々と難しい問題があります。実際は不可能でしょうね。今はフィギュア人気も海外では下火で盛り上がらないし、ショーで食べていくとなると日本くらいしか仕事がない現状です。それなのに日本のショーのクオリティーってどれも少しお遊戯的というか・・アーティストとのコラボも微妙、衣装も微妙、人気選手のアイドルコンサート?といった感じ。おまけに最近では特定のスケーター以外のファンも減っちゃって・・(皆さんどこへ?)どこかで方向性を変えないと現役たちは引退後にショーという居場所がなくなっちゃうんじゃないかと心配です。そのためにも、ここでひとつ黄金世代組たちに流れを変えて新たなムーブメントをプロの世界で巻き起こしてほしいというのが密かな願いであります。

 

長年の選手生活から解放され、もう別な人生を歩みたい!という方にはもちろんそこを応援したいですが、今後もスケートの道を突っ走る方々には革命を起こしてほしいものですね。

 

 

 

おわりに

今年の夏季ショーでの現役組の新プログラムを見て「みんな若いのに上手いな~」と驚きながら、「でもこの輝きが短いのもフィギュアなんだよな。」と妙にしんみりしてしまいました。バンクーバー五輪の頃は当時活躍していたスケーターは今もプロとしてリンクにいるものだと思っていましたから、この現実が寂しいです。平昌五輪が終わったらまた誰かスケート界から去ってしまうのかと思うと今から悲しすぎます。私は真央ちゃんにはプロとしてバリバリやってほしいという反面、THE ICEで久しぶりの真央ちゃんを見て、「真央ちゃんは表現者というより、やっぱりファイターだったんだな。そこが魅力だったのかも。」と感じてしまいました。私は己の信念のもと、ひたむきに競技へ立ち向かう侍のような真央ちゃんの姿が好きだったのかもしれません。うん。表現者というより、応援したくなるファイターだったんです。

 

THE ICEを終えて、しばらく考えた後に真央ちゃんがスケート界に戻ってきてくれたら、今度はファイターではなく表現者として浅田真央をしっかりと見たいです。現役時代は真央ちゃんのことを選手というよりアーティストだと思っていたのに、今更こんな風に感じるなんておかしいですよね。私の中で何が起きていたんでしょう。謎です。

 

今回ローリーとのまるで別れを意味するような会話が世に出ましたが、あれはローリー=競技プロ=現役用プロ=ファイター用プロ=引退したら方向性変えるから少しの期間バイバイ、と勝手に解釈していいですかね?スケートを辞めるとかではなく、競技者から表現者へとステップアップする際にはちょっと新しくなろうかな~的なことだと思っておきます。

 

今回もまとまりのない記事を書いてしまいすみませんでした。いや~ここでは好きなことを書けるのでついつい思うままに言葉を並べてしまうんです。仕事用の記事だとそうはいきませんからね。それでも最後まで読んでくださった方には感謝です。ありがとうございました。

 

 

 

 

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