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オオカミのとおぼえブログ

主にフィギュアスケート、BSやNHKの歴史・紀行番組について書いています。オオカミだけど一匹じゃないブログ目指します!

急増中!ネット・ワーカーの実態に迫る【クローズアップ現代+】

NHK

NHK総合で2017.2.1に放送された「クローズアップ現代+ 急増中!"ネット・ワーカー"の実態に迫る」のまとめと感想になります。

 

 

突然ですが問題です

2030年に8人に1人が◯◯になると言われています。◯◯とは何でしょう?

 

 

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正解はフリーランスです。


2030年に8人に1人がフリーランスになると言われているそうです。年々クラウドソーシングやテレワークといった雇用契約を結ばずネットを通じて働く新しい内職や副業のかたちが広がっています。ところが今、こうしたネットワーカーにとって「価格破壊」や「使い捨て」といった問題が深刻になりつつあるのも現状です。

 

元教員で今は主婦の松浦さんは母親の介護のために仕事を辞め、現在はネットワーカーとして仲介サイトから自由な時間を選択し、ベビーシッターをしています。賃金は一時間で3,312円、月に10万円以上は稼ぐそうです。松浦さんの場合は資格を使っている(=専門職)仕事というのもあり、一般的な副業・内職より賃金は高い方だと思います。よって空いた時間に働くことができる仲介サイトの存在は役立っているのではないでしょうか。

 

しかし誰しもが仲介サイトを上手く利用し稼げるわけではありません。

 

現在、仲介サイトを通して隙間時間に家事代行をしたり、自宅でプログラミングしたり、副業でウェブデザインをしたりする人の数は増えています。その登録者数は、のべ約330万人以上で、2020年には1000万人以上まで膨れ上がると推測されています。

 

こうした働き方は注目されているものの問題も多く抱えています。その一例として昨年12月、著作権侵害や信憑性のない記事が発覚した大手企業DeNAが運営するまとめサイト問題がありました。こうした仕事を請け負っていたのは、まさにネットライターたちでした。

 

 

ライターの難しさ

関西在住40代女性は、育児と仕事との両立が困難になったため勤め先を退職し、内職を探しました。仲介サイトで見つけたのは医療・福祉に関係する記事執筆の仕事です。報酬は1200字の記事につき600円、そこから仲介料120円を引いたわずか480円でした。また、記事を書きはじめると事実確認などが発生し最終的に5時間はかかってしまったそうで、結局時給にすると96円ほどにしかなりませんでした。

 

一般的に仲介サイトは評価を上げないと高い仕事を得られません。この女性も初めは「数をこなせば次に繋がる」という声を聞いてどんな仕事も引き受けることにしたそうなんです。ところが、いくら記事を書いても報酬は上がりませんでした。そのうち単価の低い仕事を数で稼ぐようになり、他の記事を参考にして書くことで時間短縮していったそうです。本来質より量になってはいけない中で、そのように誘導されちゃう感じみたいですね。うーん。

 

長時間労働と低賃金で前職を辞めたエンジニアの男性は「実力があればネットなら稼げる」と思っていたものの現実は会社に勤めていた頃の環境と変わらないことに気づき後悔していました。受注したどの案件でも納期間際の変更や修正が相次ぎ、破格競争にもさらされ、長時間労働・低賃金からは免れなかったそうです。

 

発注側として欲しいときにいくらでも安い価格で発注できる環境なわけですから会社以上に自由に労働を求めることができてしまうんですね。しかも代わりはたくさんいて、人件費も払う必要もない使い捨てやすい人!といったお墨付きまである状態…。社員ではないリスクが満載なんですね。

 

一方、月に10万~20万稼ぐという女性もいます。彼女は今までで200件以上の仕事をこなしてきたといいトータルでは200万以上は稼いできたという強者!そんな彼女、報酬の良い仕事が貰えるようになった今は別のライターに自身の仕事を回しているそうなんです。下請けから孫請けへ…みたいな感じで。というのも、4,000円の仕事を1,200円で再発注したところ多くの応募があったので、そこを利用したみたいなんです。相場が不明確な上、匿名でも利用できるシステムのためこうしたやり方はいくらでもできるんだそうです。まさにピラミッド構造!何だか問題だらけ?

 

ちなみにこうしたネットワーカーの平均月収は専業で73,268円、副業で30,249円らしいです。さらに80万人の登録者がいる大手仲介サイトで月収20万円超える人は8000人に1人だそうです。

 

 

問題は海外でも同じ

海外では仲介サイトによる被害を訴える運動が盛んに行われています。ウーバーという仲介サイトによる一般人のドライバーを使ったタクシー代わりのシステムが、料金やノルマを管理されていることから、これは事実上の従業員ではないか?と問題になり訴えられています。こうした動きからフリーランスの仕事のリスクをカバーするしくみが必要だという流れになりつつあるそうです。

 

会社で終身雇用が減り、簡単にネットでビジネスができる今、仲介サイトを通して仕事を得ることは便利ですしマッチングしやすいことから、ついついネットというものに依存しつつある世の中です。しかしそういった環境にある中で制度の方はまだまだ追い付いていないため、早急に改善することが望まれます。

 


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エンジニアの吉川さんはネットワーカーで毎月30万円稼いでいると言います。そんな吉川さんが登録しているサイトは高いスキルを持ったエンジニアを対象に時給2500円を約束されているそうです。しかし専門性の高い仕事に限定されるため発注は多くなく、2000人の登録に対し企業からの求人は300件しかありません。専門性のあるライターでも、これではいくら時給が高くてもお得ではありませんよね。

 

せっかくの専門性を持った人材をきちんと確保し、労働環境を整えないと、スキルの低い人たちが大量に参入することで記事の質が下がり、価格も下がってしまうという負のスパイラルに陥ってしまいそうです。

 

しかしながら、立場の弱いライターが連携する動きもあります。育児をしながらライターをしている土屋さんはチャットを通して仕事仲間と情報交換をしています。横の繋がりを持つことで報酬の相場などに加え共同で仕事を請け負う機会が増えました。労働組合がない世界では、このように自身で力をつけていくことが必須なのかもしれません。

 

そう考えると最終的には国からの制度が必要ですね。この問題は働く側にも介入する側にも発注側にも、まだまだ改善し、学んでいく点があります。おそらく数十年後には会社勤めなるものが減って在宅勤務が主になるでしょうから遠くない話にはなるんでしょうけどね。

 

 

感想

とりあえずネットワーカー(ライター)は甘くないよってことですよね。自分のスキルだけでやっていくわけですから能力や専門性の高さが備わっていないと、稼げるラインには到達できないってことですし、儲けがでない前提で勉強させてもらうくらいでないとリタイアしてしまうよって感じですかね。まぁ本来自分のスキルを売りにするわけですからね~。生計をたてるつもりでやるなら、社員になったつもりでやらねばならん!ってことかな?

 

スケートで言えば無名のスケーターがプロに転向して活動してるのと同じです。そりゃオリンピックメダリストと比べたらギャラは少ないし、数をこなしていくしかありませんわ。そもそもアイスショーに呼ばれるかどうかも怪しいところ…。そりゃ難しいわー。

 

私はまだネットで稼ぐといった行為はしたことありませんが、もし自分がやるとしたらスキルが0なので、やはり安い単価の仕事を同じようにやっていくと思います(笑)でも右も左もわからない状態でライターを始めて色々なところを調べまくって書いた結果、例のまとめサイト事件みたいになるのは嫌ですよね。皆さん身近でも、ほとんどパクりじゃん!とかただのまとめじゃん…という記事を見たことある人は多いと思います。でも自分が一生懸命書いたものを手っ取り早く真似されていたら誰だって良い気分はしないわね。そういう意味でも、管理する側にはきちんとした知識が必要だと思いました。

 

結局まとめるとフリーランスって良いじゃん!自宅で稼げるって最高じゃん!ていう気持ちでは危ないよ?他のネットワーカーからノウハウを教えてもらったりして、この業界についてきちんと勉強していかないと痛い目にあうよ?ってことですね。いつどうなるかわからないわけですし。

 

しかし才能ある人や、本気で書くこと・学ぶことが好きな方は、どんな案件でもこなして自分のスキルに繋げていくと思うし、きっと成功者の一人に仲間入りしていくのでしょう。それはその人その人がやって感じてみないとわかりません。それでも魅力的な文章を書く人はたくさんいるし、博識な方もたくさんいらっしゃるので、あまり悲観せず勉強だと思いチャレンジしていくのも私は全然良いと思いましたけどね!いつの世もビジネスはやり手が上にいくんだし、ネットでも多分フットワークの軽さは成功者へのひとつの才能だと思います。ですからフリーランスとして、個人事業主として一人何役もこなして仕事していくことが大切なんだなと思いました。

 

番組を見てライターで稼いでる方、本当に尊敬しますね。行動力がある方はやっぱり強いなぁと感じました。今後、未来の働き方とはどういう風に変化していくかは未知ですがネットワーカーはその先端をきっている職業なので参考に見ていきたいと思います。今や誰だって気になる働き方ですからね!未来への良いモデルになることを願います。

 

 

以上、番組のまとめと感想でした。

 

 

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