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オオカミのとおぼえブログ

主にフィギュアスケート、BSやNHKの歴史・紀行番組について書いています。オオカミだけど一匹じゃないブログ目指します!

日本国籍をフル活用しまくった中国人の話

海外

今週のお題「私のタラレバ」



私には高校時代に日本に帰化した中国人の友達がいました。(以下Aちゃん)


Aちゃんは小学生の時に来日するまでは日本語を一言も話せなかったそうなんですが、私と出会った高校1年の頃には既にネイティブ並みの日本語だったので「中国から来た」という話を聞くまでは、ずっと日本人だと思っていました。


そんなAちゃんは"家計が苦しいから"とハードなアルバイトをしながらも、勉強熱心だったため成績も優秀でとっても努力家な子でした。私は単純に凄いなぁ~と思っていたのですが、Aちゃんは「中国人はもっと勉強するよ。日本の学校は全然勉強しないね。楽だから嬉しい。」とよく言っていました。




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しかし初めはバイトと勉強を両立していたAちゃんも、暫くすると成績が少しずつ落ちていったのです。そしていつしか完全にテスト勉強を放棄するようになり、受験シーズンになってもそれは変わらずで担任に何度も呼び出されていました。


さらに大切な3年の時には中国に里帰りしたり…お金もないとよく言っていたので、私はてっきりAちゃんは進学を諦めたと思っていました。実際に担任も「それなら…」と家から通学できる距離の国公立大や奨学金など色々と学費削減できる方法を紹介していたのですがキッパリ断っていたので、もったいないと思っていたのです。


が、実は彼女、就職するつもりなんてサラサラありませんでした。バリバリ進学するつもりだったんです!


じゃあなんで担任のアドバイスを断っていたの?ってなりますが、その理由はというと単に「地方の大学なんて行きたくない」「奨学金は使いたくない」というものでした!!



担任「え?家計が苦しいんでしょ?」


Aちゃん「そうだけど~有名な大学に入りたいもん。でもこの成績じゃもう無理だから受験しなーい。かといって地方の国公立とかは嫌!だって都会が良いんだもん。」


担任「………………」



そうなんです。Aちゃんの中で大学とは学費ではなくブランドだったのです。しかし途中から勉強を捨てたAちゃんの成績では、名の通った大学には行くことはできなかったため「何とかならないか」ということだったようなんです。いやいや何とかなんないだろ!勉強しないとさ!するとAちゃんはこんなことを言い出したんです。


Aちゃん「で、考えたんだけど中国の大学に行こうと思う。」


突然のカミングアウトに皆ぶったまげました。は?


担任「待って、今ご家族は日本に来たばかりで、もう中国には戻らないのでしょ?向こうの大学を出て就職はどうするの?」


Aちゃん「就職は日本でする!中国の有名大学出て、日本語も話せれば日本の良い企業に就職できるから!」


担任「日本で就職するなら日本の大学で良いでしょう?何かやりたいことがあるの?」


Aちゃん「さぁ?わからないけど有名な大学に行って有名な企業で働きたい!有名大学は日本のじゃ無理だけど中国なら留学生枠で有名なところに入れそう。だけど就職は日本の方が良いから戻ってくる!」


そうなんです。実はAちゃんは最初から日本人になって、中国の大学(中国語学科)に中国語の試験を受けて留学するつもりだったんです。


担任はせっかく覚えた日本語が中国に戻ることにより帰国した頃には質が落ちることや、頻繁に中国と日本を行き来できないことを案じていました。また中国に行く方が生活費等含め金銭面で大変になるのではないかと心配していたのです。


それでもAちゃんは、中国のそこそこ有名大学に入り、高級マンションでひとり暮らししながら通いたい!卒業したら日本に戻る!ということを訴えていました。とにかくAちゃんにとってはブランドが何より大事だったんですね。


こうした担任の必死の説得も届かずついにAちゃんは、日本の大学をどこも受験しないまま高校を卒業しました。


卒業後しばらくしてからAちゃんから連絡があり、中国の某有名(らしい)大学の中国語学科に入学したと聞きました。私は本当に中国に行っちゃったんだ…ぶっちゃけもう会うことはないだろうなーと思っていたのですが(一度中国に渡ったらもう飛行機代は出せないとAちゃん母が嘆いていたので)何のその!Aちゃんすぐにバカンスしに日本に帰ってきました(笑)


あれ…Aちゃんさ、中国の大学受けるってなった時に「妹の方が優秀だから学費はそっちに回したいの。だから私は中国の大学に行って学費を削るの!妹のためなの!そのためにも中国に行ってる間は日本には帰国しない!飛行機代がもったいないから。」と言っていたのに…。


しかもね、Aちゃんほんの少ししか中国に戻っていないのに外見がすっかり中国スタイルになってたんです。何だろう髪型とか服装とかが違うんですよね。


さらに言動まで違和感アリアリなんです。めちゃくちゃ反日思想になってる…?というか隠さなくなった?


「今度日本軍が人体実験に使ってた物の展示会に中国人と韓国人の友達と行ってくる」とか


「日本の大学と違ってこっちはグローバル。英語話せて当たり前だからね。日本人は英語ダメね。」とか
(え…Aちゃん高校時代英語の成績…………ゴニョゴニョ)


「こっちは日本と違って凄く勉強するの!大学卒業しても院に進むのが当たり前だから!皆そう。だから私しばらくは帰って来ないから。院に行かないとかありえないし。」とか



すすみません。日本人ですみませんね。でもAちゃん言ってること違うくない?結局中国行ってお金かかってないかい?普通に中国語ペラペラなのに、これから中国語を勉強するためにわざわざ中国まで行ったのかい?話を聞いてるとパーリーピーポーになってるんですよね。こりゃ相当セレブな生活しとるなって。


で、何より気になるのがね、Aちゃん軽く反日キャラになってるのに中国では「日本人」なわけですね。日本人留学生として中国語学科に入ったらしいんですが、「日本人」のまま中国人や韓国人の友達と反日しちゃってるわけですよ。


その一方、自分が「日本人」だと言うと周り(男)が寄ってきてモテモテだからと日本人ブランドを使いまくり、向こうに渡ってわずか数ヵ月で韓国人何人もと付き合ったとか自慢してきたのです。


向こうはオシャレとかちょっとセンスないからね、日本人みたいなスタイルでいればチヤホヤされる~とか言っちゃってるの。


ふざけるなあああ!!


アンタみたいな人のせいで日本人女が海外で軽くみられるだろーーーー!!


大体何?反日のくせに日本人になりすまして(もう日本人だけどさ)何がしたいの?


私は知ってる。Aちゃんが中国を恥ずかしがっていたのを。よく中国の◯◯は凄いといいながらも、中国のダークな部分のことは決して話したがらなかった。


中国人でありながらも中国にコンプレックスを抱いていたAちゃん。でも中国の利用できるところは何でも利用するし、日本の利用できるところは何でも利用する。Aちゃんにとって国とは、好きか嫌いかではなく利用できるかできないかなんです。


軽くショックですね。あんなに簡単に変わってしまうなんて。何だかんだで高校時代はお昼にジュース奢ってくれたり、優しいところもあったのに…。


Aちゃんがもし本当は元中国人だって知ったら周りの反応はどうなの?何か問題なの?って感じですよ。日本のこと悪くいいながら「日本人」としておいしい蜜だけ吸おうなんておかしくないですか?


別にアイデンティティーがどっちか決めろってことではなくて都合に合わせて日本人になることや中国人になることをやめてほしいと思ったんです。


色々事情があるのは分かるけどね。


ちなみに今、Aちゃんは日本の実家に戻ってきたそうです。噂によると高校時代に担任が懸念していた通り日本語はほとんど崩壊しちゃってるらしいです…。


そして妹はというと、結局Aちゃんの学費や生活費等でお金がかかっちゃったことから優秀なのに思うように進路が決められず、地元に残ってバイトをしつつ学費を稼いでいたそうです。その後は地元の中国語学科がある大学に入ったとか。




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きっと皆さんの中でも、海外で「なりすまし日本人」に出会った人は少なからずいらっしゃるかもしれません。


Aちゃんの場合は帰化しているので「なりすまし」とは違いますが、なんだろう中国と日本の使い分けが容赦ないんですよね。


アメリカのヒスパニック系の人でアメリカ国籍持ってるか、持っていないかだけでトランプ大統領によるメキシコの壁設立に対する支持率が違うみたいな感じで、人間ってコワイと思っちゃいますね。


私ももし日本人じゃなかったら、なりすましたり、国籍を変えたいと考えてしまうのかな…とか色々なこと考えてしまうエピソードでした。


ちなみにAちゃん、私にもまだわからない秘密がたくさんあったんじゃないかと今となっては思っています!ちょっとどういう経緯で日本に来たとかがわからないんですよね。


何せ誕生日も「12月生まれがいいから」という理由で勝手に12月生まれを名乗っていたことも後々判明しましたし(笑)誕生日までお祝いしていたのに…


もし~ならばいいなぁという理想を現実に適用しちゃったんだね。ウンウン。


今週のお題を見たらAちゃんを思い出してしまったMs.オオカミでした。


似たようななりすましエピソードがあるよ!って方がいらしたら是非教えてください。どう対応したら良いのでしょうか?気になります。


以上、今週のお題でした。
最後まで読んでくださりありがとうございました!