オオカミのとおぼえブログ

フィギュアスケート・犬・紀行番組・ニュースなどをひとりで語りつくします!

新葉と花織 明暗を分けたモノ、日本人の魅力とは?

 

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いします!

 

今年の目標は、ブログの更新を増やすこと!

新年早々サボり気味になってしまいましたが(ダメ人間の基本)、今日から心入れ替えて月10記事を目指して頑張りたいと思います!(宣言したからにはやらないとね)

 

皆さんにとって実りある一年でありますように・・♡

 

 

さて、記念すべき2018年の一発目の投稿は「フィギュアスケート」について。

 

以前私は、グランプリシリーズ中にこんなことを呟いていました。

 

私はずっと日本人スケーターの魅力ってなんなんだろう?と思っていました。ロシアにはロシアの色が、カナダにはカナダの色があるじゃないですか。日本はロシアほど高度な技術を持つわけではないけれど、カナダのようなパワーがあるわけでもない。一体、日本人スケーターは世界からどんな風に映っているのかな~と考えていたんですよね。でも、最近少しずつココなんじゃないかな、という部分が見えてきた気がします。その武器になる部分が間違っていなければ、日本スケート連盟はあのふたりを五輪に出すのではないかな。(ここについては全日本後に書きます)

 

大事なところをピックアップすると

 

その武器になる部分が間違っていなければ、日本スケート連盟はあのふたりを五輪に出すのではないかな。(ここについては全日本後に書きます)

 

うぅ・・本当は全日本後すぐに書こうと思っていたのですが、私のポンコツな頭での五輪代表予想が見事外れてしまったのと、年末年始にパソコンを開ける機会がなかったので話が流れてしまっていました。

 

が、日本女子の魅力なる部分というのは、代表選手が誰であっても変わらないと思うので、そこだけは書いておきたいなぁという気持ちと、一度「書く」と宣言したからには、きちんと約束を果たしたいので、少々時間差となりますが、上記のテーマについて書いていこうと思います。

 

 

まず私の五輪代表予想はこうでした

告白と懺悔を致します。今季に入ってから観れる試合や報道はすべてチェックし、その結果をもとに感想をかける余裕がある時はすべて記事にしてきました。

 

ちなみに、その様子のごく一部

goldenretrievers.hatenablog.com

 

そして、それらを総括した結果、私の中で「女子の五輪代表はこのふたりだろう」という考えがありました。

 

今だから隠さずいうと、それは宮原知子選手と樋口新葉選手

 

※あくまでも全日本前の時点でです。

 

このふたりには、それくらい日本女子の持つ魅力が詰まっている!そう確信していました。(坂本選手には本当に申し訳ないです・・。坂もっちゃんも大好きです。)

 

日本女子にしかない謎のカリスマ性

日本女子の強みってなんじゃい、ロシアほどテクニシャン&強心臓でもなく、カナダほどパワー+スピード&パフォーマーでもない!一体どこが彼女たちの魅力なわけ?

 

そんな嘆きの声を上げているスケオタさんたちも多くいらっしゃいました。

 

確かに外国人スケーターたちのスター性は凄いです。勢いがあります。一気にスターへの階段に上ってしまう。日本がいくら頑張っても次々と狂人的なライバル選手が現れ、あっという間にメダルを総なめされてしまいます。

 

しかしですね、個人的にですが、日本女子にはスター性はなくてもカリスマ性はあると思うんです。

 

いやいや、スター性とカリスマ性って何が違うの?と突っ込まれそうですが、日本には、一瞬でパッと結果を出す、ポテンシャルを兼ね備えたスター選手はいなくても、「あぁココが惜しかったね」「もう少しでメダルだったね~」「正直トップには立てないよね」と言われながらも、長い時間をかけてコツコツとやった結果「あれ?この子こんな素晴らしい選手だったっけ?」「今季で凄く磨かれたんじゃない?」「頑張っている姿を見ていたらファンになっちゃった」と、知らぬ間に応援したくなるドラマティックで不思議なオーラを持つ選手が昔から多い、とにかく愛される選手が多いと思いませんか?

 

そして、こういう誰でも出せるわけではない魅力って、ある意味カリスマ性と言っていいんじゃないかなぁと、私は考えているわけです。

 

何だかどこか健気で、一生懸命戦う姿に胸を打たれるというか、プログラムにその選手の人生や思いが詰まっているのが伝わる演技というか。選手の入れ替わりが激しい中、小さい頃から知っている子たちがシニアの舞台で地道に頑張っている姿に、海外ファンたちも愛着が沸いてきて、おじいちゃんおばあちゃんが孫を見ているような気持ちになるんじゃないかなぁ、と思います。これって少し、日本のアイドルオタク文化にも似ています。選手ひとりひとりに歴史があって、その子たちが頂点に立つまでの成長を皆で応援していく感じ。不思議と日本人選手には海外ファンもそんな目で見てしまう謎の魅力があります。

 

「誰がメダルをとると思いますか?」と聞かれたらロシア人とカナダ人選手の名前をあげる人が大半だと思います。しかし、「誰の演技をもう一度みたいですか?(感動でも可)」と聞かれたら今季の宮原・樋口の名前をあげるファンが多いのではないでしょうか。

 

伊藤みどりのDNAは続いている

まさにそんな日本女子の謎のカリスマ性は、遡ると伝説のスケーター伊藤みどり氏にたどり着くわけです。すべてはこの方から始まった。だっていまだに魅力的な日本人選手を見つけると海外勢はこう言いますもの。「彼女はミドリのようだ!」って。その言葉を聞くたびに「あぁ日本女子には記憶に残るスケーターになるDNAが引き継がれているんだなぁ」と感慨深くなります。今まで私が日本人だから、日本人の演技に感動するのかな?と半信半疑な部分があったのですが、やはり海外解説者やファンの声を聞くと、それは間違いではないと実感できます。

 

確かに強さ=スターだったり、華やかさ=スターだったり、国が変わればスポ根=スターだったりもする。しかし、そのスターというのは、観ている側の視点の問題で決まり、好みは人それぞれ。そう言った意味では誰でもスターになり得るのです。一方、感動する演技というのは、好みや頭で考えるものではありません。意図していないのに心が動き、感じるものです。そういう演技が、そういうスケーターが今後も日本からたくさん育ち、誕生してくれることを期待しています。

 

新葉と花織

と、これだけ熱弁しても、今いったことは感情論にしか過ぎず、それらが直接「点数」として反映されるのかといったら「感動点」なるものはないので、勝つためには結局、技術向上が必須という事実には変わりありません。ただ、なぜ私がその「感動できるカリスマ性」を日本女子の強みにしたかと言えば、それはズバリ今季が五輪シーズンだったからです。五輪という特別な舞台では、いつもと違うプラスアルファなものが好まれます。それがこの「感動できるプログラム」と「感動できるサクセスストーリー」。この二台柱が五輪女子フィギュアの醍醐味といっていいくらい、重要視されているものだと思います。話は初めに戻って、その点からしても(実をいうと)私は五輪代表発表ギリギリまで2枠目には、樋口選手が選ばれるのではないかと淡い期待をしていました。坂本選手の成長と勝負強さも素晴らしかったのですが五輪には点の出る樋口、世界選手権には枠を取り戻すため勝負師の坂本だろうと思っていたのです。

 

まぁ実際はその逆でしたが、スケート連盟の決断も「普通」というか、正しいと思います。ただ、私は、ここで日本が世界に挑むためには、先を見据えてスケート連盟がチャレンジしても良かったんじゃないかなぁぁとも思いました。いや、坂本選手の豪快なジャンプや、とにかく加点がつくスケートも私はとても期待しているんです。あそこで力を発揮できたことは、もちろん選考に値します。でもね、こうも思っちゃったんです。

 

ロシアだったらここで坂本選手に決めるのだろうか?、と。

 

ソツコワとツルスカヤ

私の脳内では選考基準に当たって、勝手にソツコワ=樋口、ツルスカヤ=坂本だったら・・という風に思って考えていました。ロシアだったらこの立場でどちらにするか・・。そう考えたときロシアだったらこの全日本での結果は保留にするなと思いました。多分年明けに最終決着をつけさせるのではないかと予想したのです。僅かな差でも、違いでも、入念に見極めるのがロシア。なるべく周りの空気をよんで無難なところにおさめようとするのが日本。そうではないでしょうか。五輪を坂本選手にしたのに世界選手権を樋口選手にしたあたりなんかはモロにそう感じてしまいます。選手を大切にしている証拠?そうなのかな?五輪を一か八かで坂本選手の爆発力にかけるのなら、大事な試合でピークを合わせられなかったからと落選した樋口選手を世界選手権に選出するのは・・あれ?勝負強さを重視とかどこいった??という話。坂本選手の今後の活躍を期待して五輪に選出したなら、半分こみたいなやり方は選手にとっても、実績をつむための評価が中途半端でおわり良くないのでは?と、疑問に思うのは私だけなのかと思いましたが、おひとりだけ同じことをおっしゃっていたブロガーさんがいたので、ひっそりと同意しました。

 

「五輪は枠取りとか関係ないし、宮原選手以外にメダルの可能性はかけていないから2枠目の成績とかは重視していません、だから全日本で良かった人が勢いでいってきな~。でも世界選手権は1点でも点が出る人のが必要だから休んでね。」ということみたいでなんだかな。う~ん、坂本選手の安定感(ここぞという時のメンタル)を評価して選出したのなら、3枠取り返すための世界選手権になぜ坂本選手を選ばなかったのだろう。そして五輪の扱いが謎すぎる。なぜ全員で戦おうとせず、いつもひとりのメダルだけに期待をかけるのか。ひとりが崩れても、もうひとりが取り返すくらいじゃないと今のトップとは戦えないのに。

 

実績が発揮されるタイミング

代表選手の選出で選考基準から総合的に判断するという例として、過去に高橋大輔さんがソチの代表選手に選ばれたことがありましたが、その時彼は世界選手権での優勝経験やオリンピック銅メダリストなどといった既にスケーターとしての大きな実績がありました。一方今回女子の選考基準では、まるで「宮原以外ワールドメダリストもいないし、実績といえる実績を持つ選手はいない」と、実績で評価されるような選考ではありませんでした。本当にそうなのでしょうか。大きな大会でのメダルがなければ、それ以外の成績が実績というかたち(目安)になるのではないかと思います。だってそれが現在の女子の実績なのですから。そもそもワールドメダリストがごろさらいる男子の基準で語っても仕方がないことなんです。女子には女子の「実績基準」がある。そんな違和感がありました。

 

女子の場合は今季の成績をよく考慮することも重要でした。まずは、今季のSB、そして最低スコア。その選手の上下を見ることは、かなり大切なことだと思います。五輪なんてどの選手も初めてで緊張はしてあたり前。いつも通りに出来ないなんてことがあってもおかしくありません。そんな時に助けてくれるのが経験だったりする。シニアでトップ選手の見たこともないピーク状態と共に戦わなければいけない中、それに負けない演技と、少しでも勝負できる演技構成点がもらえるかは、少なくても経験と実績が鍵になると思います。

 

そういうことから、あの日本女子が惨敗したといわれた名古屋ファイナルは、五輪前に経験しておくべき大切な試合だったはずです。あの成績をそのまま惨敗と受け取るのは早すぎたのではないかと残念に思います。

 

五輪で誰が0.1点でも多く点をだせるか、もっと突っ込んでいってもよかったのではないでしょうか。

 

明暗をわけたもの

ここまで書くと「あなたただのワカバ贔屓じゃない」「坂本さんに失礼よ」と言われそうですね。すみません。文才がなくて失礼な言い方になっていたかもしれません。でもそんなことはありませんよ!!坂本選手が五輪に選ばれたことを不満になんて思っていませんし、あのスケートは磨けば磨くほどキラッキラになると思っていますから。選考方法に疑問は抱きましたが、決まったことに関しては、素直に応援したいし、納得もしています。また、坂本選手のショートの完成度の高さは本当に素晴らしいですし、昨年のフリーはPCSの評価もまだ眠っていた感じでしたが、個人的にはシーズンが進むにつれて情緒が出てきて「表現が芽生えてきている!」と興奮したので、まだ粗削りと言われている部分にも坂本選手ならやってくれるはず!と、これからに期待しています。

 

あ、あともうひとつ。中国の方が言っていました。「カオリのスケーティングを見ると日本人のスケートだあぁぁとすぐ分かる!日本人のスケートは滑らかでキレイ。みんな丁寧だよね。」これも日本人スケーター、特に坂本選手の魅力でした!!忘れちゃいかん!

 

結局、樋口・坂本選手の明暗を分けたものは、選考会で力を発揮できたかどうかでした。だからといって、どちらのメンタルが強いとかは、この結果だけで私は判断できかねませんが、やはりその人が持つ「運」のようなものはどうしてもあるんだろうなぁという気もします。坂本選手はそういう面で「持ってるな」という印象は強いですよね。しかし運も実力のうち。五輪にはそれが必要だったりもするので、スケート連盟はそこにかけたのかな、と最終的には思いました。

 

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ノーミスの神様

最後になりますが、フィギュアスケートで一番大切なのはノーミスでどこまで点がでるかだと思っています。私が宮原・樋口オシだった理由には、このノーミス点において、他の選手よりアドバンテージがあると思ったから。しかし坂本選手もこのふたりとはグイグイ差をつめてきているので、今後ノーミスで思ったより点がでなくても、持ち前のガッツでのぼりつめてきてほしいです。もちろん、実力があってもミスしてしまえば、メダルをとらせてもらえないのが五輪。ミス待ちではいけませんが、日本勢がノーミスすれば、その評価は上がると思います。

 

平昌ではぜひ、日本女子の魅力・強みを発揮して、普段フィギュアを見ない人々にスケートの素晴らしさを感じてもらえたら嬉しいです。そしてひとりでも多くのさっとん・さかもっちゃんファンを増やしてきてほしいです!

 

 

さらに、ワカバ応援団としては、樋口選手を世界選手権に選んでもらって、もう一度ジプシーダンススカイフォールが見られるのは最高です!もう「枠を減らした」と、日本女子が責められる姿は見たくないので、次こそ中国杯を超えるような素敵な演技ができるように祈っています!

 

ノーミスの神様、どうか日本女子にお恵みを~~!!

 

おわり