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子供に本好きになってもらうには?女の子編

こんにちは。

 

教育ブログを見ていると「子供に読書をたくさんさせよう!」というテーマと同じくらい「では、本に興味を持ってもらうにはどうしたらいいのか」という疑問があがっています。

 

そのアンサーとして多いのが小さい頃から絵本をたくさん読み聞かせればいいだと思います。確かにそうです。入り口は本が当たり前にある生活からでしょう。

 

ただ、どんなに読み聞かせをしても活字嫌いな子は嫌いですよね。

 

そこで今回は、私が本好きになったキッカケと自分自身が※幼少期おもしろい!と思った本の紹介をしていこうと思います。出来るだけありきたりな事を書かないようにしますので!

 

大人目線ではなく、童心にかえって考えてみたのでお役に立てれば嬉しいです。

 

※保育園~小学校低学年向け

 

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もくじ

 

 

本好きになった理由①母とのふれあい

うちの両親は共働きで母もフルタイム勤務だったため、朝は私が保育園に行くより前に出勤、1日の中で会えるのは夕ご飯~寝るまでの時間でした。

私にとって母と過ごせる夕食後の時間は貴重で、大好きな本を読んでもらう時間に使っていました。

 

本好きになった理由①は、ズバリ母と子のふれあい時間の確保です。他にも一緒にお絵かきをした記憶もありますが、読み聞かせの方がふれあい感があって好きでした。実は子供ってこんなところから甘えられたり、満たされたりします。というわけで、ふれあいの時間、これをこのまま本好きの道へと誘導してはいかかですか?

本好きになった理由②ひとり遊びの時間

私はひとり遊びが得意な子供でした。姉とは年が離れていたので、常に一緒に遊ぶというわけにはいかず、近所にも同い年の子がひとりしかいませんでした。色んな年齢の子と大勢で外で遊ぶ事も、もちろんありましたが予定が合わない時は、ひとりで過ごす事になります。

 

日中は祖父母に預けられていたため、子供心には暇をする事が多くて・・。そんな時にひとり遊びの達人になりました!シルバニアファミリーに昆虫研究、お絵かき・・・そして読書!!今思えば集団遊びもひとり遊びも両方できた経験が自分の中でいいバランス感覚になっています。

 

子供を適度な距離で放置させると(言い方は乱暴ですが)ひとりの世界も大切に出来るようになります。(子供なりに色んな想像をしたり、心の声を聴いたり・・)それが読書を苦にさせない事に繋がっていたのでは?と思います。

本好きのキッカケ=遊びにも役立つ


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管理人の園児時代の愛読書

私が本好きになったキッカケのひとつでもあるのが「世界名作ファンタジーシリーズです。誰もが知っている世界の童話が読める絵本。字も大きくて簡単だし、何より面白いです。300円ちょっとで変えちゃうし、小さいサイズも子供には持ちやすくてお気に入りでした。お気に入りは「ふしぎの国のアリス

 

子供ってシリーズ化されているとコンプリートしたくなる生き物じゃないですか。そういうところも次々と本を読みたい!という欲求を起こしてくれると思うんですよね。これを読んでいれば園児でも小1並みにスラスラ音読できるようになりますよ。

 

また、本の中のファンタジー観が遊びの面でもアイディアとして役立って、良い事づくし!私も物語を作ってみたい!という気持ちにもなりましたね~。そこから読み⇒書きと強制ではなく、自然に興味が出てくるので、世界名作シリーズはいつの時代もおススメです。

 

長く読み継がれ愛された本の力、侮ることなかれ!

女の子ならコレ!真似から学ぼう!


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絵本を卒業したらこちらへどうぞ。本という感覚すらなく楽しめます。わかったさんシリーズ!女の子なら誰でも興味を持つのでは?同シリーズでこまったさんシリーズもあります。主人公が不思議な世界に迷いこんで、タイトルのおやつを作るというストーリー。(ちなみにわかったさんがお菓子、こまったさんはお料理です)

 

本を通してお料理にも目覚めたり、真似してみたい!という気持ちから色々な学びが生まれます。そう、コレが大切!本のこういった面白さを知ると、本=新しい知識を教えてくれるものとなり、分厚いほどお得な情報が満載なのではないか?他のジャンルも読んでみたい!のステージへたどり着きます。

 

大人の真似をしたがる女の子の心理をくすぐるには手っ取り早い方法の本ですね。

こども心をくすぐる本


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 本というものは、次々と新しいお話が生まれるので、流行りすたりもありますが、私が子供の頃「面白い!」と思ったのは、このぞくぞく村シリーズです!ちなみにこのシリーズは男の子にも人気でした。

 

こまったさん&わかったさんシリーズで既に絵本を卒業していれば、こっちのシリーズも楽に読めるはずです。その後は、どんどん同じような文字数と厚さの本を読んで、少しずつ今の自分よりもちょっとだけレベルの高い本を読むようにしていけば、語彙も増え、読解力も育っていくと思います。ちょい難しめの文章をじっくり考えながら紐解いていく感じ。読み終えた後にしばらく余韻にひたる感じ。コレを知れば本当の意味で読書が苦にならないかもしれません。

 

私の場合、ここから伝記に進んでいきましたね。知識を得る場所=本と学んでからは、母からベートーベンは耳が不自由だったという話を聞いて、気になり「ベートーベンの本」を読みました。そこからショパンシューベルトと音楽家を読んでいき、エジソンアインシュタインなどの科学者から、聖徳太子に入り歴史本に突入していきました。なんだか本のリレーみたいですね。

 

気づくと結構読めるようになっている!がポイントです。

アニメは悪くない

あの、よくアニメばっかり観ていると本を読まなくなるっていう意見も聞きますが、私はそうではないと思います。この時代、情報を得る手段はネットに頼りっきりですし、動画からも色々な知識を得ているのが現状です。そんな中で映像から得る情報をすべては否定できないかな・・と考えています。

 

私自身はアニメ、いわゆるちびまる子ちゃんやドラえもんなどの短編アニメは観ない子でした。共に国民的アニメで素晴らしいのですが、単に興味がありませんでした。ただ、祖父がやたらとジブリ映画とディズニー映画を観せてくれました。私にとってアニメとは、この2つだったんです。

 

じゃあ何を観ていたか・好きだったか、というと圧倒的にラピュタ火垂るの墓が好きでした。私の人生、アニメはそこから入りました。この2つを観てからは他のアニメじゃ心が動きませんでした。

 

しかし大人になってから「ジブリ映画ってトトロしか面白くない。子供の頃、ラピュタもののけ姫が難しくて理解できなかった。」という人がチラホラいて衝撃を受けました。そして決まってその人たちは「活字が嫌い、本が嫌い」と言っていましたね。もちろんそうじゃないよ!と、いう方もいると思うので、決めつけているわけではありません。

 

彼らが言うには、どうやらジブリ映画は長すぎて子供には退屈だし、短くて分かりやすくスパッと終わるアニメの方がいい、という事らしいのです。なるほど。これを聞いてアニメにも本と同じで集中力がいるし、映像だからと言って分かりやすいというわけではないと知りました。

 

「短くスパッと展開が分かるのがいい」は、本とは真逆です。おそらくこの感覚に慣れると読書なんて面倒になっちゃうのかな。誤解を与えたくないのは、決してアニメに優劣をつけているわけでなく、短編、長編・具体的か、抽象的かの問題です。ストーリーの深さの話ではありません!ドラちゃんもしんちゃんも映画は泣けますから!私は逆にディズニーに関しては低学年で卒業しましたし

 

本と同じく、分かりやすいの心地よさに浸かっていると、なかなか次のステージにいけません。アニメは悪くない!逆に色んなテーマに出会うべし!という事です。好奇心が大事。大人も楽しめるアニメなんかは良さそうです。

漫画もいいよ

同じく漫画も悪ではありません。もうそんな事をいう人はいないかな?日本の宝ですから。まぁ、ほとんど絵ばっかりで効果音しか書いていないような漫画本は論外ですがね。(子供には絶対に読ませたくない変な漫画があるのも事実。なんでアレが普通に発売されているのだろう)

 

私は手塚治虫が大好きでした。ブラックジャックブッダ火の鳥・・。火の鳥は今の子にも読んで欲しい作品です。私も子供には必ず読ませるつもりです。

 

三国志も漫画化されていますよね。男の子は多分ハマると思います。本じゃちょっと分かりにくくても漫画にすれば分かりやすいパターンもあります。大切なのは理解や興味への入り口。

 

もちろん、その他の人気コミックでもいいと思いますよ(*^^*)何でも年齢よりちょい上のものを読むと勉強になるのではないでしょうか。

おわりに

以上が私が紹介する読書への入り口でした。

 

女の子編と書いたのは男女差別でも何でもなく、単に男の子が興味を持つお話と女の子が持つ興味とでは違いがあるなぁと感じたからです。

 

男の子編に関しては、追って書いていきたいと思います。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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