オオカミのとおぼえブログ

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メドベージェワがブライアン・オーサーの新弟子に!凄い決意だ!

 

日本時間5月7日(月)に、メドベージェワ選手から2018/2019シーズンの拠点をカナダの名門クリケットへ移すことが発表されました。

 

新たなコーチは、オリンピック・世界選手権等で数々の金メダリストを育てているブライアン・オーサー氏。

 

現在分かっている情報によるとメドベージェワ選手は、ロシア国籍のままロシア代表として今後も活動していくこと、ホームリンクをロシアのサンボ70に籍を残したまま練習を積んでいくのだそう・・。この表現だと「サンボ70に所属したままオーサーコーチにどうやって指導してもらうの?!」となりますが、おそらくサンボ70は所属先(学校みたいなもの)のような形で、練習はカナダで!ということではないでしょうか。実際にカナダに住み、練習をするとなっているので、そういうことなのでしょう!

 

何はともあれこの人生がガラリと変わるような重大な出来事を、まだ10代の若いアスリートが悩みながらも決心したことを素直に応援したいです!オリンピック後は多くの選手の移籍を予想こそしていましたが、この移籍が一番驚いたニュースだったことは私の中で間違いではありません。そんなわけで、今回はメドベージェワ選手の来シーズン以降の活躍を願って、世界女王エフゲニア・メドベージェワ選手がエテリコーチと別れ、カナダに渡るまでの経緯や今後について考えてみたいと思います!

 

 

息の長い選手であれ!

ロシアといえば、毎年毎年シニアにジュニア上がりの軽々ジャンプを跳んでくる若い選手が現れ、タイトルを総なめしていくと思ったら、翌シーズンには成長期を迎え不調となり、それと共にまた新たにやって来た他の若い選手と交代したかのように消えていく・・というスタイルが専らのお約束となっています。私の記憶の限りでは・・ロシアで20代でもトップスケーター(代表選手・表彰台等)として君臨していたのはトリノオリンピック銅メダリストのイリーナ・スルツカヤ選手が最後ではないでしょうか。それくらいロシアでは選手の入れ替わりが激しい環境がスタンダード化していると思います。

 

そんな中、メドベージェワ選手はとても息の長い選手だと言えます。シニアデビューしてから少なくともピョンチャンオリンピックまで一度もロシア代表から漏れることなく常に1位か2位をキープし続けてリンクに立っています。また、悲願だったオリンピック金メダルを逃しながらも、そこで引退を考えるどころか「まだまだやってやる」という気持ちがあったからこそ、もっと向上するためにカナダへ渡ることを決めたのでしょうし、その強い意志からも「自分はいくら”使い捨ての選手””世代交代”、”もう若手ではない”と言われようが、1日でも長くトップ選手として活躍していくんだ」という思いが伝わってきます。

 

実は私、メドベージェワ選手のココを一番応援しています!ロシアの選手でも息の長い選手はいるんだということ、そしてやがて、成長期を迎え、スランプを迎える後輩たちにとっても希望となるような、シニアの熟練者として戦うメドベージェワ選手の完成形を心待ちにしています。だからこそ、どうか、どうか、このクリケットへの移籍が実りあるものであることを願います。

 

エテリ式とオーサー式の違い

さて、実際にコーチが変わるとなると、メドベージェワ選手は一体どんな風に変わるのか?なぜオーサーコーチなのか?というところですが、私なりにこんな感じになるのではないかな?という予想を立ててみました!まず、クリケットが目指すのはトータルパッケージな選手。ジャンプ、スピン、ステップ、スケーティング、表現力・・すべての要素を不得意なく磨いていこう!というのが特長であり、そこが現ルールにピタリとハマり、オーサーの弟子は強い!という流れに繋がっていると思います。しかし、この点においては、エテリコーチも同じで、とにかく隙のない演技をミスなく行うという意味でも一致しています。ただ、エテリコーチとオーサーコーチの違う点は、その中でもどこまで難度の高いことを要求するかです。どちらかと言うと、オーサーコーチは今できる範囲の中で質を上げていこうとしますが、エテリコーチの方はトータルパッケージで質を上げるのはもちろん、そこからさらに難度を上げることを目標としています。まさに、こここそが、シニアで数年経った選手が体力・技術・体型的にも難しくなっていくポイントなんですよね。だからこそ、と言っては何ですが、もうシニアでも上級生になったメドベージェワ選手のようなスケーターにとっては、こうしたロシア式のやり方よりも、今後はカナダ式の質を上げる取り組みに切り替えた方が正解なのではないかということです。

 

今までは詰め込み型でとにかく動く動く!というパフォーマンスが目立ちましたが、来シーズンからはそこに洗練された動きが加わるのでは・・?と期待しています。

 

ロシアとカナダ

フィギュアスケート界において、ロシアとカナダというと、何だかあまり仲良くないイメージというか、良いとするスタイルも真逆で、そんなところにメドベージェワ行っちゃって大丈夫??と心配するファンの方もいらっしゃるのではないでしょうか。そうですよね。少なくとも今までのメドベージェワ選手の演技の特徴でもあった劇場型パフォーマンスプログラムは、カナダでは変化を遂げ、まったく新しい表現方法を手に入れるかもしれません。ただ、メドベージェワ選手の持ち味としては、非常にプログラムを読み解き、その世界観を大切にすること(最近そうなってきた)なので、そこはカナダに行っても失わないでほしいなと思います。また、メドベージェワ選手がカナダとのパイプを結んだことで、他のロシア選手もオーサーコーチと契約を結べる未来が出来れば、ロシアの選手たちにとっても、練習拠点の幅が広がり、助けにもなると思います。

 

メドベージェワ選手もカナダ行きについて「新しい可能性や異なる指導法を活用するため、最高レベルのロシア代表であり続けるため」と語っており、両国に敬意を持っていることが伝わりますし、夢を自由に追いかけてほしいですね。

 

ザギトワとの確執?

エテリコーチといえば、毎度毎度教え子たちが自身から去る度に、選手に毒を吐くのが恒例行事化していますが、まあ厳しい方なんだろうな・・というのは、あれだけメダリストを送り出していれば察しますし、とにかく自分にも他人にも厳しい方ということで、悪い人ではないとは思います。愛情の裏返しみたいなものですよね、多分。本当に嫌いだったらそれこそスルーでしょうし。それにしても、今回もやってくれちゃった。言ってくれちゃったな、という感じで憶測をよんでいます。それは・・エテリコーチがメディアにメドベージェワ選手がザギトワ選手をもう1年ジュニアに留まらせることは出来なかったのかと言ったことを公表した件です。ん~、これ言葉だけだと、その時のニュアンスまで伝わらないので、この発言が「ホント、アリーナ強すぎ!もう1年シニアに遅れて来てくれればよかったのに~」と冗談で言ったのか、殺気立って「あの子をなんでシニアにしたのよ!」と憤慨したのかは詳細分からずなので、何とも言えませんが、オリンピック後のメドベージェワ選手とザギトワ選手の対応を見た分には、二人とも立派だなぁと思いましたし、そんな少女漫画のような確執もないようには見えますが・・。そりゃ、ライバルを目の前に敗北して、何もダメージを受けない選手なんていないでしょうし、そこの気持ちは多少組み取ってあげないとね・・と思うのですが、こんな余計な暴露をされちゃうと、ザギトワ選手が一番可哀そうですよね。金メダルをとってもややこしくなるなら喜べないじゃない!そう考えると、この騒動の一番の被害者はザギトワ選手かもしれません。自分のせいでこんな大事になっちゃったのかな?!とか周りを見ていると不安になっちゃうよね。そんな時はMASARUに癒されて元気にシーズンを迎えてほしいです。

 

コーチ変更なんて普通

オーサーコーチがオリンピック後に新たな生徒を1~2人受け入れるかもしれないと言っていたのが、まさかエフゲニア・メドベージェワとボーヤン・ジンだったなんて誰が予測していたことでしょう。個人的には樋口選手か坂本選手か紀平選手か・・日本人選手の移籍を密かに希望していましたが、これは将来的にも難しくなってきましたね。やはりひとりのコーチにトップ選手ふたりというのは、分かり切ってはいても難しいですよね。オーサーコーチの元にも羽生選手とフェルナンデス選手というライバルが共存していますが、あれは協調性のある日本人と陽気なスペイン人コンビだったからこそ成り立っていたんだろうなと、希少ケースだなと、思っています。まあ、一番怖いのは互いに意識し合って共倒れしてしまうことですが、オーサーコーチとエテリコーチが凄いのは、どちらにも結果を出すということですね。そして、実はどちらも去る生徒には皮肉を乗せるのも共通点。それでも自分の生徒でいる期間は精一杯導いてくれるコーチなのは確かです。

 

色々ありましたが、シンプルに考えれば、コーチ変更なんて普通のことなんですよね。自分がこのままではダメだと感じたら移籍すればいいだけのこと。そこに憶測など乗せる必要はなく、よくあること、心機一転だと思えばいいだけのこと。やってることは、どこも一緒だし、選手はただ、自分に必用なものを求めに行っているだけ。このように2018/2019シーズンも新境地で出発するスケーターがたくさんいますが、そのすべてのスケーターたちが、そこで才能を育てられ、力を発揮できるように応援しています!

 

別れの言葉

最後に、エテリコーチの怒りの暴露事件などもありましたが、メドベージェワ選手がチームエテリを去るにあたって出した別れの挨拶が公表されましたので、紹介して終わりになります。↓こちら

www.fsrussia.ru

全文ロシア語ですが、翻訳機をかければ読めるので、ぜひリンクから直接目を通してください!(ネットで探せば翻訳記事もありますが、まずは情報元からどうぞ~)

 

大雑把に言うと、エテリコーチと過ごした11年間に対しての感謝と、チームの今後の発展と繁栄への願いや、今までどんな貢献をしてくれたか、みたいな感じです。

 

タラソワ氏もエテリコーチとメドベージェワ選手の関係は親子のようだったと言うくらいですから、この挨拶と共に綺麗に終わってほしいですね。噂によれば、オーサーコーチも「メドベージェワは前コーチのことを悪くはいいたくはないと言っていた」らしいので、エテリコーチとの時間はそのまま美しい日々として記録される方向でいってほしいです。

 

それでは、途中書きかけで誤アップしてしまいましたが、また詳細や新たな情報が見つかり次第、再編集します!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

    \北京まで頑張るぞ~~!!/

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出典  jp.rbth.com