オオカミのとおぼえブログ

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【スケートアメリカ】日本が返り咲く!まだまだこれからだ!

GPS2017 アメリカ大会

 

グランプリシリーズ第6戦「スケートアメリカ」の男女シングルの感想になります。

 

ロシア大会から始まった今季のグランプリシリーズも、いよいよこのアメリカ戦で最後となりました!次は名古屋でのファイナル!早いですね~。

 

その目標のファイナル進出をかけて、男女ともにメラメラとする今大会に日本からは、無良崇人宮原知子・坂本花織選手が出場します!

 

ここでファイナル進出者がすべてが決まる・・・

 

一体誰が「TOP6」に残れるのか?

 

一番アツい大会になるであろうが、全国放送orゴールデンではなかったため、ファンの盛り上がりもバラバラになってしまった最終戦。そのかわりに??今日はここで、ひとり大会を振り返ってフィーバーしたいと思います!!!

 

さっそくですが、男子の結果からどうぞ。↓

 

男子結果

1 ネイサン・チェン (米) 275.88点
アダム・リッポン (米) 266.45点
セルゲイ・ボロノフ (露) 257.49点
4 ボーヤン・ジン (中) 246.03点
5 ハン・ヤン (中) 228.33点
6 ロス・マイナー (米) 219.62点
無良崇人 (日) 212.77点 

 

男子はネイサン・チェンが優勝、2位、3位にはNHK杯に続き表彰台のリッポン&ボロノフコンビとなりました。若き4回転ジャンパーボーヤンはケガの影響に苦しみ4位に、日本の無良は今季なかなか調子を上げられず7位で大会を終えました。

ケガ人続出へ・・

まず今回はとても残念なことがたくさんありました。リッポン選手やボロノフ選手がNHK杯に続き、良い成績を修め、ファイナルへの切符を手にしたことは嬉しいのですが、コフトゥン選手の棄権、ボーヤン選手の痛々しい姿、サモヒン選手の演技中のケガ、チェン選手の靴問題による乱れたフリーなどを見ていると、演技よりも選手たちの体が五輪まで持つのかが心配になってきたのです。

サモヒン選手の悲劇

特にイスラエルのダニエル・サモヒン選手のフリー演技中での故障には、他人ごとではない恐ろしさを感じました。ジャンプが乱れ、氷に手をついた時に肩を痛めてしまったようで、途中棄権をしたのです。毎回切ないなぁと思うのが、演技中にケガをして、声にならない状態になっても、リンクではひとりぼっちだということ。誰も駆けつけてあげられない。本人がストップを要求するまでは、ひたすら虚しく音楽が流れるだけ。同じようにリッポン選手も演技途中に肩を痛め、中断はしましたが、最後まで演じ切りました。強い。アスリートのこういった強さは心から凄いと思います。

 

サモヒン選手のケガの状態は、どんなものかはわかりませんが、個人的な話をしますと、脱臼でしたら人によっては自分で入れ治せることもあります。(私はできませんが)、ただ、私は過去に脱臼だと思っていたら肩を支える部分の骨が割れて、腕が天秤のようにブラーンとなったことがあるので、同じような状態だとしたらとても心配です。当時、異常に痛いとは思ったのですが、我慢になれると状態が悪くても気持ちで突っ走るのが人間。特にこういうことは、アスリートには多いです。現在ケガをしている選手が多いですが、ここ一番の大会に出るためには、日頃あまり無理をせず、「棄権」という判断も間違いではないと思います。なぜ出だしからこんなことを書くかというと、アスリート同士のケガを比較して、「この選手はケガを言い訳にしないのに、あの選手は逃げるのか」という心のない声が目立つからです。

 

最後まで結果を残したリッポン選手も素晴らしいですし、棄権したサモヒン選手の判断も正しいのです。ケガの程度やケアの仕方は本人が決めることですし、本人の人生なのだから、その判断に責任をとれない外野があれこれ言うことは出来ません。サモヒン選手にはケガの回復と大事に至らないことを願います。

ファイナル行きを果たすも・・

さて、このアメリカ戦でコリャダ(露)・ボロノフ(露)・宇野(日)・チェン(米)・リッポン(米)・ボーヤン(中)の6人でファイナルを競うことが決まりましたが、ボーヤン選手のジャンプを見ていると、連戦が出来る状態なのかが心配です。チェン選手がフリーで乱れてしまった原因は靴の問題であるそうですが、靴で悩む選手は、とことん靴に悩まされるイメージがあるので(靴の消耗のはやさに追いつかないんだろうな)、そこもまた心配。男子は皆、4回転の着氷で尋常じゃない負担がかかっているので、今は何ともない選手もいつどうなるか分からりません。ファイナルはフェルナンデス選手も羽生選手もいないし、そんなマックス構成でやらなくてもいいよ~と言いたいところですが、まぁ勝負の世界だからそれはあり得ませんよね。それぞれ代表入りのため奮闘している最中ですし。んん~とにかく安全に終えてくれ~~という感じです。

無良は復活なるか

30歳のボロノフ選手が体を絞り、今季好調の中、無良選手の五輪行きを応援している私としては、全日本でなんとか素敵なアクセルを取り戻し、代表入りを果たしていただきたい。試合ではちょっとアレでしたが、エキシビジョンの演技は良かったですよね??あんな感じで滑っておくれ~。このまま終わるのは悲しすぎる。ぜひ復活を。

 

同じくハンヤンも毎回なにかと不運な気がするんですが、年々表現力が上がっていると思うんですよね。色々あった選手だけに報われてほしいです・・。

 

もはや男子の感想が、精神的なことのみになってしまいましたが、それ以外今は何も出てこないのが事実です。ピークが代表選考会と五輪だとしたら、今はまだまだ技術的な挑戦だったり、調整だったりでアレコレ細かなところを考察する段階ではないよな・・という感じ。それぞれが上手く波に乗っていってほしい。それだけです。

 

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NEXT、女子の結果はこちらです↓

女子結果

宮原知子 (日) 214.03点
2 坂本花織 (日) 210.59点
3 ブラディー・テネル (米) 204.10点
4 ポリーナ・ツルスカヤ (露) 195.56点
セラフィマ・サハノヴィッチ (露) 189.75点
6 ガブリエル・デールマン (加) 189.14点

アシュリー・ワグナー(米)棄権

 

優勝は日本の宮原知子!!!!!感無量でございます!!!2位は日本の坂本!!日本のワンツーフィニッシュです!!3位はアメリカのテネル、4位5位にロシアのツルスカヤとサハノヴィッチが並び、デールマンはフリーで崩れ、6位となりました。残念ながらアメリカのワグナーはフリーの途中で棄権し、ファイナルへの進出はなくなりました。

見よ!日本女子の巻き返し!

グランプリシリーズの最終戦にて、ようやく日本人選手の優勝が叶いました。それだけじゃない。久しぶりの日本人選手2人の表彰台!やっぱり言葉って本当になるんだな~。前回宮原・坂本やったれー!!と書いておいて良かった。いや、この結果は選手本人による努力の賜物に違いはないのですが、今回ばかりはファンたちのパワーも届いたんじゃないかなと思います。フランス大会の後、それだけ皆さんの応援が凄かった。宮原選手も坂本選手も日本人ファンのみならず世界中のファンから愛されているなぁぁと感じましたもん。。やっぱりネガティブな言葉はマイナスを呼び起こすけど、ポジティブな言葉はプラスへと導いてくれますよね。スケートファンはどんどん応援していきましょう!

チーム宮原は計画以上の出来?

チーム宮原の計画としては、NHK杯で試合の感覚を取り戻す→スケートアメリカで200点&表彰台→全日本でパーソナルベスト付近で優勝なんじゃないかな~と思っていたのですが、まさか2戦目で214点も出して優勝してくるとは凄すぎて目ん玉が飛び出ました。当然のごとくミスパーフェクトの復活ですよ・・。この想像以上の出来に、さっそく

 

アメリカ人 「ミヤハラは表現者!一流の芸術性。ケガしていたのが分からないくらい素晴らしい!!」

ロシア人 「メドベージェワの方が凄いメドベージェワの方が凄いメドベージェワの方が凄い」

 

と、分かりやすい反応を示しています。ロシア人がこれだけメドベージェワの方が凄いと怒って言うんだから、宮原選手を「脅威」だと認識しているということでOKですね。正直、表現面では宮原選手は一流の域まで足を踏み入れているんじゃないかな。それくらい復帰後の音楽の解釈や曲との調和は素晴らしいと思います。(ちょっとそこら辺はJ7氏とJ9氏のFSの評価が低かったぞぉぉ)

短期決戦の注意点

ショートもフリーもあんな短期間で洗練されるなんて、かなり練習しているんだろうなぁと思います。結構大会前のジャンプリポートでも、もの凄い数のジャンプを跳んでいるなぁと感じたので、さっとん頑張り過ぎないで~とハラハラしてしまいました。また、ジャンプの方は復帰後に飛距離が出たように見えます。どうか膝に負担がかかりませんように。NHK杯では、SAYURIの滑り込みが相当されている演技だな~と、その完成度に圧倒されましたが、今回は蝶々夫人の完成度に圧倒されてしまいました。上手すぎるし、隙がない。どんな瞬間にも表現が施されている。これは五輪かというくらいの感動を貰いました。(EXのアランフェス協奏曲も競技プロにしてもいいくらいグレイト)もう後はジャンプの精度をあげるだけですね。本当にそれだけ。認定はされましたが、ルッツやループの回転は危ないかな?と思ったので、全日本でそこがクリーンに決まれば、アンチに文句なしの結果になるんじゃないかな。宮原選手を応援している人はたくさんいるから、そのまま駆け抜けてほしい!

私がカオリ・サカモトです

ショートから絶好調に月光を舞う坂本選手。アメリカ人のハートを鷲掴みにしてしまいました。そのハート泥棒の罪なのか?ショートの「こんな超人的なジャンプを跳べる人他にいるの?」というくらいビックリする3LoのGOEが「ここで出さなきゃいつ出すの?今でしょ!」というくらい控えめでした。+1ってなんだよう!あそこは全員+2か3だろうよ~。69.40点。もう少しで70点台でした。まぁ最後にスピンでミスが出たのはもったいなかったのですが、そこを含めてクリーンにすれば、まだまだスコアは伸ばせますよね!実際ミスも気にならないほどでしたし!もう、このショートのインパクトは、世界中のスケート関係者を魅了したと思いますよ!「この爆走娘の名はカオリ・サカモトだと・・OMG!!」とね。

200点超えへ仲間入り

フリーでもあっさりと夢の140点台&総合200点超えを果たした坂本選手。その内容は

 

TES 73.71 PCS 67.48 Total 141.19

大きな加点を貰った要素

3F3T(+1.30) 3S(+1.30) 2A3T2TX(+1.30) Stsq4(+1.30)

 

全要素オール加点で、PCSも67点台まで上がりました。SSとTRが全体の中でも低めに出されていましたが、SSは絶対に今後爆発していくだろうと思います。今回の点数が今後も他の国際大会でも出してもらえるのかは、慎重にいかねばならぬ部分ですが、もしかしたら町田選手的に這い上がってくる選手になるかもしれないので楽しみです。いやぁ全日本がさらに分からなくなってきた。坂本選手はもう一年早くシニアデビューしていたらどうなっていたのでしょうか。日本女子おそるべし。

蘇れ!アメリカ

ゴールド選手の休養、昨季は調子を上げたベルやカレンの低迷、そして、感染症からの病み上がりで練習が出来なかったワグナー選手は、足首にサポーターを巻いて出場と、アメリカ女子にとっては何かと暗い時期が重なっている現在、一筋の明るいニュースが差し込みました。

テネルが光になるか

それは今大会で3位という活躍を見せてくれたテネル選手の存在です。長身かつ細身でスピンが印象的な正統派フィギュアスケーター。特にフリーのシンデレラは、とても華やかで目を奪われてしまいました。個人的に「シンデレラ」はノービスやジュニア選手が使う曲だろうと思ってしまうんですが(ディズニー=こどものイメージがある)、19歳のテネル選手が演じるシンデレラは、まるでディズニー映画のワンシーンのように美しかったです。やっぱり見せ方なんだろうなぁ。どんな印象になるのかはスケーター次第だと改めて感じました。テネル選手はこの調子だと、五輪代表枠に入れそうですね。アメリカ女子も大変そうです・・。

カレンは美しいスケーター

私はカレン・チェンが好きです。ジャンプの回転不足は日常化していますが、それ以外はとても才能あるスケーターだと思っています。チェン選手には、抜群のセンスがある。振付を見ていても、感情豊かで、アーティストなんだなぁと感じる。衣裳はいつも素敵だし、日本人選手の衣裳にアドバイスがほしいくらいです。きっと裏方に回っても成功する人なんじゃないかな。カレン・チェンデザインの衣裳、カレン・チェン作のプログラム・・。どれも絶対に良さそう。だからこそジャンプを改善して、その才能溢れる姿を五輪という場で色んな人に知ってもらいたいと思うんです。プログラムも昨季のものに戻したり、チェン選手もこの苦しい中、諦めず戦っているんですよね。プログラム自体はどれでもチェン選手の場合は素晴らしいので、何とかジャンプを頑張って、次に挑んでほしいです。

ワグナーは足首の感染症

ワグナーは不運にもスケーターにとって命ともいえる足首に病気を負ってしまいました。足首の感染症ということで詳しい病名はわかりませんが、傷口から菌が入ったか、化膿してしまったのでしょうか。熱も出ていたでしょう。とにかくお大事にしてください。ショートも足が痛かっただろうに、我慢していたのでしょうね。フリーではいくつかジャンプを跳びましたが、動きに制限をかけているように見えました。途中棄権となってしまいましたが、演技中はずっと笑顔のワグナー選手は強い女性だと思います。次にワグナー選手を見るときは元気な姿であることを願います。

ロシアの勢いストップか

今大会で優勝して、そのままファイナルへ行ってしまうのではないかと囁かれていたツルスカヤ選手でしたが、意外にもショートでミスをし、緊張している様子がありました。一方、アンナ・ポゴリラヤ選手の欠場にかわり、アメリカ大会に出場したサハノヴィッチ選手は、本人も満足のいく結果を残すことができ、ファンにとっても嬉しいサプライズとなりました。

 

ロシアと言えば、シーズン開幕前の期待値とは裏腹に、後半になるに連れバタバタしてきているのが気になります。どうやらロシア女子安全神話も世代交代に復帰組、故障組が入り交じり、複雑な模様を描き出しているようです。

点が伸びなかったツルスカヤ

ショートとは見違えるように、全力で滑り切ったフリーでしたが、その得点は132.36点と予想より低いものでした。PCSも前回から約2点ほど下がってしまいましたね。しかし、ツルスカヤ選手の評価はまだまだ安定していなくて当然。これから試合を重ねていくうちに、大よその位置が決まってくると思います。総合は4位。正直ツルスカヤ選手が表彰台を逃すとは思っていなかったので、これもまた驚きです。ワグナー選手の棄権とツルスカヤ選手の成績により、絶望的とされていた樋口選手のファイナル行きが決定しました。日本人としては「これは夢?」というくらい嬉しい出来事ですが、それと同時に願いが叶わなかったふたりのことを思うと複雑な心境でもあります。よし、もし五輪でこのふたりを見ることができるなら、今回の分も合わせて応援しよう!そうしよう。

サハノ+プルの効果

プルシェンコを引っさげアメリカ大会に挑んだサハノヴィッチ選手。ショートもフリーも良かったと思います!というか良かったです!表現面ではまだジャンプのことを考えるだけで精一杯!という感じで、音と合わせて滑るというところまでは持ってはいけませんが、今の段階でやれるレベルまでには十分達成できていること、そしてキスアンドクライでの嬉しそうな笑顔を見ると「良かったねええ。おかえりー!!」と拍手したくなっちゃいます。まだ若いですもの。これから。きっとプルシェンコが道を繋げてくれるはず!頑張れ。

 

以上が女子のささっとした感想になります。何か書こうとしたことが他にあった気がしますが、いつも途中で抜けたり、間違って消したりして、後で思い出す&気づくんですよね~。というわけで最後のまとめです↓

まとめ

GPシリーズ6試合を終え、最終的にファイナルへの切符をつかんだメンバーは

 

メドベージェワ・ザギトワ・オズモンド・コストナー・ソツコワ・樋口

 

となりました!!もう一度言いますよ!樋口新葉が行きますよ~!

 

ロシア3人にカナダ1人、イタリア1人に日本1人。あれ?意外にも多国籍になりましたね。現在メドベージェワ選手が右足甲骨折の中、出場しようとしているそうですが、(またまたケガネタで申し訳ありません)、私も甲が弱くて、アレ絶対足の形も影響していると思うんですよね!痛くて無意識に体重をかけるとろを他でカバーすると、私の場合は親指に負担をかけてしまうのか、爪が黒くなって剥がれます。スケーターはジャンプの衝撃で甲を痛めやすいでしょうから、気の毒でなりません。それでも出場するのは、他の選手にトップの座を譲りたくない気持ちや、代表選考も兼ねての決断なのでしょうか。メドベージェワ選手には早々に内定を出しても良さげですがね。どうなんだろう。大切な時期に、これ以上悪化させないでほしいな。でも出ると決めた以上は、しっかりと見守りたい。

 

樋口選手にとっては急きょ舞い込んできたチャンスとなりましたが、樋口選手ならいつ試合が来てもいいように準備していることでしょう。ここでは結果も大事かもしれませんが、「ファイナルで滑ったという経験」を次に繋げられる力として収穫できたらいいですね。日本勢唯一の出場なので注目を浴びてしまい、いつもと違った空気になるかもしれませんが、それも五輪の練習だと思って頑張ってほしいです!

 

そんなこんなで、目が飛び出たり、奪われたりと、驚きの展開ばかりのスケートアメリカでしたが、アメリカの観客が盛り上げてくれていたので、波乱はありでしたが、とても感動した&楽しい大会でした。

 

そして日本女子はやっぱ凄い!それに尽きる!

 

まだまだこれから追い上げるのが日本なので、見ていろよ!という感じで、(自分が滑るわけではないのに)構えています!