オオカミのとおぼえブログ

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こどもに「なぜ?」「どうして?」と聞かれたとき

 

自分のこども、あるいは幼稚園や小学校の生徒等に「なぜ?」「どうして?」と質問されたとき、あなたはどうしていますか?

 

 

 

 答えられる範囲なら答えている

 

 

困るような質問はごまかす

 

 

質問ばかりしてきてウンザリするときは、いけないと思いつつもスルーしてしまう

 

 

いやいや、全力で答える!

 

 

  等々…おそらくそれぞれ自分流のやり方があるかと思います。

 

 

 でも時々こどもってドキっとするような質問をしてきたり、なかなか説明しにくいことを求めてきたりしますよね。

 

 

特にナゼナゼ期に突入されると困ってしまうなぁ~。というアナタ!

 

 

 

 そんなときに便利な本があります!

 


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 文部科学省 教科調査官の村山哲哉さん監修

「楽しく学べるシリーズ」です!!

 

 

 

たくさん種類があるのですが、主にこころのふしぎ・社会のふしぎ・科学のふしぎ等が発売されています。

 

 

 

この本の何が良いかというと、本嫌いな子でも「なぜ?」と思う疑問に対して書かれてあれば読んじゃうこと!

 

 

周りの大人に質問ばかりしていたナゼナゼ星人たちが、自分から学ぶようになるのです。

 

 

 

 具体的にどんな内容が書かれてあるの?

 では中身を少しだけご説明させていただきます。取り扱う本は楽しく学べるシリーズから「続・こころのふしぎ なぜ?どうして?」です。

 

 

この本では例えば「自分は、何のために生まれてきた?」という質問が載っています。

 

 

生まれてきてから誰しも一度は思う疑問の定番ですね。

 

 

 

それに対してのアンサーは(P126~7)

 

このしつもんに答えを出せた人は、ほとんどいません。そして、答えを出せたとしても、それが本当に正しいのかどうか、だれもたしかめることはできません。

 

(一部抜粋)

 

でも、一つだけできることがあります。それは、何のために生まれてきたのか、「自分で答えを決めてしまう」ことです。

 

(一部抜粋)

 

 

 

そう下手に理由をつけないんですね。むしろ素直に答えちゃう。その方がこどもも納得するし、何より自分で考えようとするのです。

 

 

 

また、こんなことも合わせて紹介しています。

 

 

自分が「がんばっていること」に対して、「このために生まれてきた」と、とりあえず考えてみましょう。

 

 

要は、歌が好きな子は歌うために。泳ぎが得意なら泳ぐために。はたまた仕事で辛いときは、仕事をするために生まれてきたんだと思えばがんばれそうな気持ちになるかもしれない。そうして自分の良いように便利に考えてみなさい!ということ。

 

 

なかなか面白い!!

 

 

 

ちなみに私は人間意味なんかのために生きているのではない!!がモットーですっっ。

 

 

 

他にも見てみよう!

もう一つだけ見てみましょう。多分よくこどもが思う内容です。

 

 

お母さんは、ぼくより妹の方が好きなの?

 

 

はい、コレ兄弟姉妹がいる方なら誰しも経験したことがあるのではないでしょうか。

 

そんなことはないと諭されても、モーーンとしちゃうものです。

 

 

そんな質問にはこんなアンサー(P178~9)

 

 妹や弟は、みんなよりも生きてきた時間が短い分、いろいろなことが上手にできないからです。言葉がわからない、ごはんをこぼす、一人で服を着られない…。でも、お母さんは一人しかいません。だからどうしても、いろいろなことができない小さい子に、時間をとられてしまうのです。

 

 (一部抜粋)

 

 

 ぼくが「お兄ちゃんなんだからしっかりしなさい」とか「がまんしなさい」と言われるのはお母さんが、ぼくならできると信じているからなんですね。だからお母さんはそれを伝えること大切。

 

 

おそらくこういった話は、どこの家庭でもなされているはず。それだけでは納得というか半信半疑なのがこども時代。

 

 

そこでこんなやり方がオススメされています。

 
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実際にお母さんの言ったことが本当かどうかを自分で確認してみるのです!!

 

 

ことばって不思議と聞きことばと書きことばじゃ受ける印象が違うもの。

 

 

こうして自ら確認することで、こども自身も納得・理解しやすいのではないでしょうか?

 

 

それでも寂しいし、嫉妬してしまうことは少々あるでしょうが、ぼくのことが嫌いなんじゃないよという事実をひたすら口や体で伝えていくことが大切なんじゃないかなと思います。

 

 

 

元からヤキモチやさんの子には外国人になったつもりでアイラブユー!ユーは世界一だよ!ハグ!でも私は良いと思う。

 

 

オハヨー今日もキュートだね!とか(笑)

 

 

母ちゃんバカだなぁと思う子もいれば、私って愛されてるって思う子もいる。

 

 

まぁ人それぞれですね。

 

 

でも、こどもが一人一人違うようにお母さんも一人一人違います

 

お母さんに向いていないことは、他の誰かにやってもらったり、色々な年代の大人に触れさせたりすることで、社会のしくみや人とのかかわりかたを学び自己を確立していくのだと思います。

 

 

 

まとめ

まぁ答えに正解なんてないですし、完璧な対処もないです。だからこどもが納得してくれたらOK。ただ、その答えた内容次第でこどもに与える知識がかわります。

 

 

こどもでいる時間なんて短いし、大人になれば次にこの質問に答えるのは、そのこども自身でもあります。だから大人もこどもも精一杯疑問に思い、死ぬ時まで全力で答えを探すんだーってのが個人的な考えです。そうしたらノーベル賞とれるかもね。

 

 

 

 

最後に他にはこんな疑問が載っているよ!を紹介して終わりにしたいと思います。

 

 

 

・「やれ」って言われると、やりたくなくなる。なんでだろ?

 

 

・宿題とか、お手つだいとか、めんどくさいことって多いよね?

 

 

・「ふつう」って何?

 

 

・人の悪口って、やっぱり言ったらダメ?

 

 

・神様って、誰が作ったの?

 

 

 

 

 

 

あなたなら何と答えますか?