オオカミのとおぼえブログ

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2016年の日本人の心を振り返る

今の時代悪いことは"ゆとり""ゆとり"って全部ゆとり世代のせいにするけど…

 

本当に今の日本がダメなのはゆとり世代のせいなの?

 

日本が良かった時代は全てゆとり世代以外のおかげだって?ゆとりがいなければ上手くいってるって?

 


いやいや、今の日本があるのは【戦時中日本のために命を懸けて戦ってくれた世代と戦後なんにもない状況から奮闘してくれた世代】もしくは明治時代に日本の未来のために多方面に渡り改革してくださった方々のおかげじゃないですかね?

 


と、言ったら極端すぎておかしいと思うでしょう。

そうです。それはおかしいです。

 

でも何でもかんでも「ゆとりが!!」というのはコレと同じこと。

 


では、バブル世代はゆとりを叩くほど偉いの?って言われたら絶対反論で溢れると思う。


それも同じことですよね。

 


私が思うに若い子の方がよっぽどリスキーな未来を警戒して浮かれずに生きていると思います。

 

というか若い世代に明るい道をつくってあげられなかったという見方は一切ないのでしょうかね。


世代や時代って辛いことの経験がバネになって素晴らしい未来を生み出すんじゃないかと思います。

逆に甘い汁を吸ってしまうと辛さがわからない分、余程の考えを持っていない分もろく崩れてしまうのでは?


こうしたゆとり叩きは、今20代のゆとり世代が成人したばかりの頃から急激に言われるようになったと思います。


いやいや、この"ゆとり"を決めたのは誰なんだって。

実験台じゃないんだぞ。


今の世の中何でもダメダメダメダメと誰かのせいにして批判ばかり!


本当にそれは誰かのせいなの?


自分はそんなに完璧ですか?


私は違います。完璧とは程遠いポンコツです。


多分一度も自分を誇れたことなんてないですよ。


だからこそ悩んでいる人や頑張ってる人を応援したいですね。


おっと、話がズレそうなので戻しますけど!

 

2016年はとことん誰かを批判する一年だったと思います。


まぁよく言えば悪いことが暴露される年でもあった。


しかし近年は至るところでクレーマーの嵐です。


古くはモンスターペアレントに始まり、モンスターペイシェント、それにお店なんかやメディアの世界でも様々な批判。

 

人間ってそんなに赦せない生き物でしたっけ?

 

少し前までは韓国ネット社会の炎上っぷりを引いた目で見ていた私たちは気を付けないと同じになるのではないでしょうか…。

 

中高生のLINEいじめなど…本当に話を聞くだけでも気の毒です。

スマホがなかった時代で学生できて良かったとすら思いますもの。


皆が人目をびくびくしてストレスを溜めて生きなきゃいけないなんて、そんな世の中いやだ~!!


でも誰かを批判した以上は自分も受けても文句は言えないもの。

自分は嫌だなんて勝手ですよね。

 

今年批判をした人はいつか我が身にくるかもしれません。ですが、それは自然の流れなのかもしれません。


このストレス社会の要因の中の一つの批判、すなわちクレームが薄れるだけでも生きやすさは変わると思う。


そもそもあらゆるところで見られるクレームの多くが間接的なもの。


電話やアンケートやネットで苦情は言えても、同じ内容を本人の目を見て言える人ってどのくらいだろう?


日本人の持つ"他人を傷つけてはいけない"という美しい心がいつしか"直接悪いことを指摘してはいけない"になり、それがストレスになった今爆発している。


でもね、本人に直接言えないようなことは苦情でもなんでもなく悪口だよ。


欧米みたいにガツガツ文句言っちゃうのは違うけど年齢や立場関係なく、間違ったことは違う!と正論ぶちかませるようになるといいなと思います。

 

 

そう、きっと上手な意見の言い方ができるようになると素晴らしい世になりますよね!

 

きっとゆとり世代の【自分の考えを持ち・主張する】という教えは活用次第でとっても日本にとって役立つ財産になると思う。


ただのワガママではなく、正論を大切にしたい。

 


2017年はもっともっと日本の社会が生きやすく、日本人が心身共に健康になってくれると良いな。


もちろん世界中がそうなると良いですがねっ。

 

ということで、2017年は皆様にとって良い年になることを願います。


読み苦しい意見もあったかと思いますが、最後までお付き合いしてくださった方はありがとうございました。良いお年を!