オオカミのとおぼえブログ

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誰が勝つの?ピリピリムードなグランプリファイナル2018

グランプリファイナル2018

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グランプリファイナルの結果が出ました!!

日本人スケーターたちが頑張ってくれましたよ!!

映像が途切れ途切れの中、イライラしながらの観戦でしたがとりあえず、(まだインタビューや各社の記事をみていませんが)感想だけ載せます!

やっぱ女子が賑やかだと面白い!

 

目次

男子は宇野VSネイサン

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まずは、シニア男子の結果から。優勝はアメリカのネイサン・チェン選手、準優勝は日本の宇野昌磨選手、そして3位には注目の若手、韓国のチャ・ジュンファン選手が輝きました。

 

その他の結果は以下をどうぞ。

 

【男子総合順位】

1 ネイサン・チェン アメリカ 282.42点

2 宇野昌磨 日本 275.10点

3 チャ・ジュンファン 韓国 263.49点

4 ミハル・ブレジナ チェコ 255.26点

5 キーガン・メッシング カナダ 236.05点

6 セルゲイ・ヴォロノフ ロシア 226.44点

羽生結弦選手が足首の怪我でOUT⇒キーガン・メッシング選手がIN

 

今大会では、お互いが大崩れをしない限り、ほぼ宇野かネイサンがワンツーで並ぶだろうと予想されていましたが、結果はその通りで、まさに二人の戦いとなりました。

 

金メダルはネイサン、銀メダルは宇野。どちらが勝ってもおかしくない、どちらかのほんのちょっとの不調で勝者が変わる・・そんな二人のファイナルを今回は少しだけ追ってみたいと思います。

二刀流なハイブリット・ネイサン?!

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SP 92.99 TES 48.78 PCS 44.21

3A 4F / 4Tso

 

とてつもなくカッコいいショートプログラムを引っさげて登場のネイサン。これは目立つし、誰とも被らないスタイルが目を惹きます。リズム感とセンスも良いし、ショートに関してはもう「ジャンプ以外が薄い」なんて言わせないレベルに押し上げてきました。

 

後半4Tからのコンビネーションジャンプでミスが出てしまったのは惜しかったですが、スピン、ステップはオールレベル4で揃え、成功したジャンプにも高いGOEがつきました。これは侮れない・・。

 

FS 189.43 TES 101.79 PCS 88.64 Ded-1

4F 4Lz<fall 4Tot 3A / 4T3T 3Lz3T 3F1Eu3S

 

続くフリーでは、なかなか曲がかからなくて変なスタートになってしまったのが気の毒でしたが、かなりまとめてきた演技でした。ショートほどの濃さは、まだないかもしれませんが、今回の演技は全体的にも「あ、これちょっとヤバいな」「近いうちにネイサンの覚醒くるな」と思わせる内容だったと思います。

 

告白すると、「今の男子シングルスケーターの中で一番好きかも・・」と心揺れる魅力がありました。この調子で行けば演技構成点も上がってくるかも!ネイサン通によると(?)今回はファイナルに向けて学業の方をセーブし、スケートに時間を割いて準備してきたようなので、それが結果として結びついたのでしょうね!

 

いやー。最近は二刀流人間が若い方の間で出てきますが、皆さん凄いですね。時間のやり繰りもですが、人生の歩み方に無駄がない!絶対、人間はじめてじゃないでしょ!ってくらいハイブリットな生き方が素敵です。

 

そんなネイサン、後半も大事な時は、そこら辺を上手に調整してくるだろうから恐ろしい!これから冬の補講が待っているのかな?どちらも悔いなく頑張ってください。

君はグレイテスト・ショーマンだから

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SP 91.67 TES 46.88 PCS 44.79

 4F<so 4T2T / 3A

 

ネイサンと同じく、とてもお似合いで素敵なプログラムを武器に戦う宇野選手。音ハメが心地よすぎて、いつまでも見ていたいと思わせる演技です。そんな宇野選手、どうやら絶不調だったようで、本番前は心配していたのですが、覚悟していたよりは大きなミスがなくてホッとしました。やはりそこは気持ちの強さだったのかな?

 

FS 183.42 TES 93.29 PCS 90.14

4S<<so 4F< 4T 4T2T / 3A 3A1Eu3Fso手 なんとか3S3T

 

実は前に「宇野選手は顔つきが変わった」と書いたのですが、これ違ったら失礼だと思ってぼかした言い方をしていただけで、本当は「ミラノワールド以降、苦しそうな顔をしているな」と思っていたのです・・。

 

金メダルのプレッシャー。1番を目指す気持ち。目の前にいる多くのライバル。普段のおっとりとした雰囲気とは裏腹に、そういうのがずっとあり、ずっと戦っているのだと思います。

 

最近なかなか上手く決まらなかった4Tに対しては「回り過ぎてしまう」「調子が良すぎてセーブできない」という自己分析がありました。このコメントを聞くたびに、それだけ「成功させたい」「勝ちたい」という彼の気持ちの強さが演技に出ているのだと感じていました。

 

ただ、今はその強すぎる気持ちが良い方向へ傾かずに、想像より遠くまで進みすぎちゃっているだけ。きっと、その気持ちは正確にジャンプへとプラスの方向に乗ってくれると信じています。

 

あとひとつ、これだけは間違いない!やっぱ宇野昌磨はファンを増やすスケートをする。どんな状況にあれこれに尽きる!全日本ではグレイトなショーマ待ってます!

女子は紀平VSザギトワ

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あんまりこのお約束な煽りは使いたくなかったのですが、結果がそうなってしまったからには仕方があるまい!2018/2019シーズンは紀平VSザギトワの対決としてスケート界に記録されそうです。

 

今季は日本人の表彰台チャンスありかも?という予想通り、やはり紀平選手が優勝というかたちでファンの夢を叶えてくれました。五輪女王にして早くも岐路に立たせられるザギトワ選手は準優勝となりました。

 

その他の結果は以下からどうぞ。

 

【女子総合順位】

1 紀平梨花 日本 233.12点

2 アリーナ・ザギトワ ロシア 226.53点

3 エリザベータ・タクタミシェワ ロシア 215.32点

4 坂本花織 日本 211.68点

5 ソフィア・サモドゥロワ ロシア 204.33点

6 宮原知子 日本 201.31点

 

全体的に大きなミスなく良い演技で終えられた大会でした。それだけに、この結果というものは、それぞれが現在の限界からどうスコアを上げていけばいいのかを改めて考える経験になったのではないでしょうか。

強い心を手に入れた紀平

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SP 82.51 TES 47.36 PCS 35.15

3A 3F3T / 3Lz

 

ショートで世界最高記録を更新。が、驚くのはそこではない。全ジャンプを成功させれば80点くらい出るのはファンですら分かっていたこと。凄いのはまずスピンでひとつレベルを落としいる中(FSSp2ですね)、つまりまだパーフェクトではないのにこのスコアに乗せたこと。

 

そして何より凄いのは、アクセルの注目に隠れている男子のようなルッツ!!ここでGOE+2.36ゲットです。いや強いでしょ、武器すぎるでしょ。アクセルの加点も2.51点なので、とんでもない保険になります。2点超えがふたつ、こりゃ他と差がつくわけだ。

 

FS  150.61 TES 78.21 PCS 72.40

3A<<ot手 3A2T 3Lo 3Lz3T / 3F 3Lz2T2Lo 3S

 

フリーに関しては冒頭のアクセルの後、映像が乱れ、ループが終わったっぽい直後から再び観られたので途中ちんぷんかんぷんでしたが、リプレイで2本目のアクセルが決まったのを確認したらバッチリきれいなジャンプだったので安心しました!

 

紀平選手はメンタルが本当に強くなりました!こんな短期間で何があったの?というくらい逞しいです。高校も通信制にしたことで練習時間も確保できるし、それが自信にも繋がっているのかな?

 

今季は挑戦者として戦うので、マスコミの煽りにも屈しない心を持ち合わせているとは思いますが、なんせマスコミは未来のスターに執着するのがお決まりのパターンなので、練習や試合の悪影響にならない程度に彼女を追ってあげてほしいです。アスリートをアイドル扱いだけはしないでね!

 

冒頭のアクセルがDGかつ単独だったので、次にもう1本いく勇気は凄かったです!でも、あそこは勝つためにはいくしかなかったですよね!その判断が凄い!守りも攻めの判断もきちんと状況を把握している賢さが凄いです。

 

また、アクセルをミスした場合に、ルッツにセカンドトリプルをつけられる技術も、それを想定しながら準備している練習も隙がありません!あとは難しいフライングシットスピンが整えば完璧。今季はこのままでいってほしい!神様お願いしまーす!!

追われるザギトワ

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SP 77.93 TES 42.10 PCS 35.83

3Lz3Lo 2A / 3F

 

やたら煽られるザギトワ選手。世間はニューヒロインが誕生するところが見たいのね~という空気を嫌でも感じながらの試合だったと思います。それでもノーミス+レベル取りこぼしなしは偉かった!もう、演技前は泣き出しそうな顔をしていたのでヒヤヒヤしましたが、気持ちで押し切りましたね!

 

ザギトワちゃんがノーミスでも80点いかないんだ?」というお声もチラホラ聞こえましたが、今回はザギトワ比でトレードマークの美しいスピンがあんまりでしたね。一方で紀平選手はFSSp以外はいつもより良かった・・そこら辺もGOEで差をつけたのかな?

 

あとは2Aの完成度がやや落ちてしまい、上手く点を重ねられませんでした。しかし最近は、どの選手も複雑な入りから2Aを跳びますよね。特に日本人選手はメドベージェワ選手やザギトワ選手よりもアクセルが上手い子が多い。どんどん詰められてくる恐怖と戦うのは怖いものです。

 

と、全体を見ても余裕のない滑りで、PCSもそんなに高く評価しづらい状況だったため、その点も紀平35.15点、ザギトワ35.83点と差をつけられなかったのがショートのスコアだったと思われます。

 

FS 148.60 TES 75.90 PCS 72.70

2A 3Lz1T 3S 2A / 3Lz3Lo 3F2T2Lo 3F

 

 

前半のコンボでミスが出てしまったときには、ミラノワールドが頭をよぎりましたが、そこを経験したからこそ強かった。あとはきっちりまとめましたザギトワ選手!最近セカンドループが調子悪いので、回転不足にならないかドキドキしていましたが心配なしでホッとしました。

 

以前、日本のテレビ番組で素のザギトワ選手を観た時に、競技の時は大人っぽいけれど、プライベートではまだ幼い面もあるのだなーと感じたことがありました。今回、会見で意地悪な質問をされた際にも、その一面が見られましたね。

 

まだ十代の少女、どうしても感情が表に出てしまうもの。適当に交わすなんてことは出来ません。アスリートの心の強さと人としての心の強さは種類が違うと思います。年齢を重ねないと出てこない強さもあるからです。

 

ここからはアスリートである前に、ひとりの女の子としてアリーナ・ザギトワを扱ってくれるような雰囲気があれば幸いです。大人が若い子を食い物にするようなところは見ていて気持ちがいいものではありませんからね。

ジュニアは島田が銅メダル!

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はい、そしてここからはジュニアを秒速でおさらいします!

 

【男子総合順位】

1 スティーブン・ゴゴレフ カナダ 233.58点

2 ピョートル・グメンニク ロシア 218.75点

3 島田高志郎 日本 214.38点

 

いえーい!!高志郎くんがフリーで4Tを決めて3位になりました!!最後だけ惜しかった!けど、いいの!よく頑張った!3Aも決まって良かった!アクセル決まったの良かったですよね?ランビエール先生!!

 

 高志郎くんについては先月アツく語ったばかりなので以下省略。

goldenretrievers.hatenablog.com

 

ゴゴレフくんとピョートルくんも金銀おめでとう!

コストルナヤ様の時代が来た

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 女子の結果はこうでした。

 

【女子総合順位】

1 アリョーナ・コストルナヤ 217.98点

2 アレクサンドラ・トゥルソワ 215.20点

3 アリョーナ・カニシェワ 198.14点

 

えーっと・・まず表彰台は全員ロシアです。タラカノワが4位、シェルバコワが5位。おそらくジュニアは順位がよめん!という方が多かったと思われますが、私のイチオシがコストルナヤ選手なのは相変わらずで、しかも優勝できたのがめちゃめちゃ嬉しかったです!!!!!

 

初めて観た時は衝撃でした。「えっ?ロシアにこんな綺麗な滑りをする子がいるの?なになに?突然変異?」と、かなりロシアに対して失礼な感想を持ってしまった私。それくらい年齢に対してありえない、もはや知性すら感じるスケートのコストルナヤ様。

 

この子こそシニアに参戦してきたら脅威でしょう・・と過去記事のどこかで鼻息荒くしていた記憶があるのですが、今回の結果を受けて本気で楽しみになってきました。

 

ただ、それと同時にトゥルソワさんも以前より進化した滑りになっていたので未知数。てっきりリプ⇒メドベ⇒ザギからの進化系になるかと思いきや、ライバルに感化されてか彼女も美しい滑りを意識して戦っています!

ロシアっ子から思うこと

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私は女子の4回転がシニアで使い物になるのかが全くイメージできません。とてもリスキーだし、それこそ短期集中決戦でしか結果を出せない技だと思っているからです。やはり選手が狙うのは五輪金でしょ?そうなると時期的にこの子たちはどうなるのかな?という思いも・・。

 

でもトゥルソワ選手ならシニアに上がっても4Tまでなら操れそうな気がしないでもない・・。

 

今思うと安藤さんはやっぱり天才だ。途中4回転に色んな意味で潰されかけたけど、それをなくしても世界女王になれるしっかりとしたジャンプ技術を持っていた。年齢特有の体重管理に悩んだ後も健康さを失わず身体を絞って復活したし、何より勇気あるシフトチェンジが素晴らしかった。

 

もしロシアの高難度ジャンパーたちが同じような壁に今後ぶちあたったなら、私は彼女たちが使い捨てのように消えていくのではなく、安藤さんのように4回転を捨ててでもいいから他に勝てる方法を見つけてほしい。

 

確かに昔と現在じゃ技術も時代の流れも状況もルールも違うし、もちろん安藤さんとロシアっ子の跳ぶ4回転の質や成功率が違うのも分かります。しかし、結局ジュニア時代から高難度ジャンプを跳ぶ女子選手がぶち当たる壁は世界共通、時代なんぞ関係なく同じなので、そんな風に感じました。

 

だからこそ、「備え」がある紀平選手は強い。彼女は北京を見据えて「短期決戦」ではなく「長期決戦」で技術を磨いています。もしかしたら北京までの間、後輩の4回転ジャンパーに負けるシーズンが来るかもしれない。しかし、最終的に生き残るのは、安定した基礎があるベテランスケーターという流れに返るのではないでしょうか。

待ち構えているもの

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さて、ここからいよいよ代表選考への本格ラッシュと各自なるわけですが、一体どうなるのでしょうね?

 

宇野、宮原の調子が悪そうだというのは分かりましたが、ベストを尽くせば高い点数が出るということも分かりました。

 

宮原選手は今季、改善中のジャンプの浮き沈みがあるのは仕方がないと思います。しかし、彼女は大事な時にここぞという力を見せてくれるので、頑張って後半へ繋げていってほしい!きっと今は後輩の活躍に少なからず衝撃があると思いますが乗り越えられるように祈っています。

 

坂本選手は、ファイナルに向けて気合いを入れて練習してきたのが伝わってきました。メダルに届かなかったのはショックだったろうけど、あの女子のピリピリムードの中、修羅場を駆け抜けたリーザ姉さんの余裕はさすがでしたね。

 

あとは全日本!ファイナル、全日本どちらもMAXでいくのは気持ちの面でも大変だと思いますが、こちらも祈るしかない!頑張れ!

 

ファイナルに出場していない組も北京まで誰が花開くかは分からないと思っているます。今年がダメでも来年がある。まだまだ先のことは分からない。色んなネガティブな意見が届いているとは思いますが、全日本、何があるか分からないし、誰だってチャンスがあると真剣に思っています。

 

ファイナルを見ていて思ったのは、勝つために重要なのは、最終的にその選手がベストを出したときに何点出せるのかということです。いくらノーミスでもザギトワに届かなければ敵わない。ミスしないのも大切ですが、結局はミスろうがいかにトップ選手を超せる点数を出せるのかが鍵ですよね。

 

チャンピオンになる選手は、PCSの出方が違います。徐々に積み上げていくというよりは、一気に出せるチャンスを逃さずに上げて来る。あとはちょっとしたエッジづかいも違う。ほんのちょっとした部分だけど、そのちょっとした部分が大きな差をつけてくるし、そのちょっとした部分がなかなか埋まらない。

 

と、そろそろ終わりにしたいのに、終わりがしみじみしちゃっているので、明るくしめると、

 

最後まで誰が勝つのか分からない試合は久しぶりでワクワクしたー!!!

 

トップスケーターって凄いんだなぁと改めて感じたグランプリファイナルでした。

 

いきなりー完ー

 

走り書きなので誤字脱字誤変換は後程チェックし、直します。ズボラですみません。

 

▼この先スケートとは無関係の記事をあげる場合がありますが、スマホからだと記事トップにある”フィギュアスケート”というタグからスケート関連の記事がまとまっていますので、もし見にくかったらそちらからお越しくださいませ。PC・タブレットではサイドバーにカテゴリー分けされたタグがあるのでそちらからどうぞ。

ジュニアも注目!高志郎くん、桃亜ちゃんの演技にうっとり!

全日本ジュニア2018

 

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こんにちは、甥っ子(10)が島田高志郎くんに激似のオオカミです。

 

世界には3人ほど自分と同じ顔の人間がいるといいますが、高志郎くんは他人とは思えないレベル・・!!細身な体型までそっくりなんです。

 

残念ながら、インターネットに甥っ子の写真をアップすることは出来ませんが、そんなこともあり、いつも高志郎くんのことはめちゃくちゃ応援しています。

 

日本から遠く離れたスイスで練習し、頑張っていた姿にはジーンときちゃいましたよ。

 

ということで、島田高志郎選手、全日本ジュニア3位おめでとうございます!!

 

パチパチパチ~!!!

 

もくじ

男子の最終順位

※色付きは全日本選手権への推薦選手となります

 

1位 壷井達也 222.79点

2位 佐藤駿 222.30点

3位 島田高志郎 210.03点

 

4位 木科雄登 198.84点

5位 鍵山優真 197.60点

6位 三宅星南 197.02点

 

7位 須本光希 192.88点

8位 三浦佳生 190.88点

9位 本田ルーカス剛史 174.63点

10位 片伊勢武 163.56点

 

 詳しくは⇒JOCジュニアオリンピックカップ大会 第87回全日本ジュニア選手権大会

 

壷井選手、優勝おめでとうございます!愛称はたっちゃん。演技中の表情が緊張⇒真剣⇒笑顔となっていくのが分かって、何だか一緒に滑っているような気持ちで見入っちゃいました。そして、準優勝の佐藤選手もおめでとうございます!14歳の若きホープ!頼もしすぎます!フリーが衝撃でした。鳥肌もんよ。

 

須本選手は股関節を痛めてしまったようで・・大丈夫かな・・。

高志郎くん特集

私のブログはいつ誰をピックアップするか分からないスタイルで、ほぼ気分で更新したり、しなかったり・・なんですが、今回は出だしでも紹介した島田選手について感想を書きたいと思います。

 

はい、では、男子ショートの結果からおさらいすると、なんと島田選手は82.35点の首位発進という最高のスタートでした。

 

1位 島田 82.35点 (TES 45.90 PCS 36.45)

2位 壷井 78.23点 (TES 43.58 PCS 34.65)

3位 木科 74.26点 (TES 40.21 PCS 34.05)

 

ライバル勢が70点台~60点台の中で唯一80点台をマーク!しかも、やたらめったらカッコイイ振付!滑る方は大変そうな動きが多いですが、観ている方は「良いものを届けてくれてありがとうございます!」なプログラム。ランビエールコーチの元で磨いてきた表現や技術が解き放たれ、今後がますます楽しみな演技です。

 

しかしフリーでは、4Tとアクセルという得点の大きいジャンプでのミスが全体のスコアを下げてしまい、127.68点で総合3位となりました。ただ4T含むミスについてはコレ!

 

失敗、失敗、失敗・・言葉にすると失敗しか見えないかもしれない。しかし、この中には、すべての成功が隠されているってヤツです。理想の構成通りにノーミスできたら、それは過去の失敗から生まれた証ということで!と、勝手に生意気なことを思いながら次へと進む島田選手を応援します。

今日から俺は!!

フリーには、アストル・ピアソラの「ブエノスアイレスの冬」を使用中の島田選手。表現者としての滑りを大切にしている彼にとっても、この曲はピッタリではないかと思います。

 

ただ、シニアの友野選手もそうなんですが、どうしても振付を歴代の有名選手にサポートしてもらうと、「ミーシャっぽい」だの「ランビっぽい」だのと言われてしまうんですよね。

 

別の言い方をすれば、本人たちが熱心に教えを吸収しようと努力しているからこそ、そのように反映されているんでしょうね。私はショートとフリーを比較すると、ショートにはランビじゃない高志郎くん感が、フリーは高志郎くんじゃないランビ感があると思っています。

 

おそらく徐々に、ふたりの個性が技術の向上と共に融合していき、最強になるのではないかと。そう考えると、やはり楽しみしかありませんね!

 

怪我の治療でしばらくストレスがあったでしょうし、身長もグングン伸びて大変だったことでしょう。そんな中での今季の復活には、皆さんが嬉しくってたまらないはず!ここからまた新たなスタートだね!ファイト高志郎くん!

女子の最終順位

※色付きは全日本選手権への推薦選手となります

 

1位 横井ゆは菜 181.84点

2位 荒木菜那 170.90点

3位 川畑和愛 158.16点

 

4位 渡辺倫果 157.70点

5位 青木祐奈 157.34点

6位 長縄和奏 154.94点

 

7位 岩野桃亜 153.60点

8位 松生理乃 150.62点

9位 住吉りをん 150.38点

10位 手嶋里佳 147.57点

 

優勝は横井ゆは菜選手!やはり来ましたね!別格でした。準優勝は荒木菜那選手!本調子でなくともジャンプの上手さは目立ちましたね!3位は川畑和愛選手!ショートからよくここまで来た~!おめでとう!

 

改めて表彰台の皆さん、おめでとうございます!

 

▼ノービスから推薦選手として出場した手嶋里佳選手は10位!本田紗来選手は17位でした!(望結ちゃんは12位)

桃亜ちゃん特集

ええっと、女子の方でも気になった選手・・というか昨シーズンも言ってましたが私の好きな岩野桃亜選手をピックアップしたいと思います。

 

ショートは56.31点で3位発進。この時点では「総合で何とか6位以内に!」と祈っていた私ですが、フリーでは、ほぼ全てのジャンプに回転不足を取られてしまい、大きく順位を下げてしまいました。

 

3Lz3T<  3F<!  2A3T<2T  3F<e2T  /  3Lo<<  2A  3S<

 

演技中から覚悟はしていたんですが、この結果は辛すぎる・・。総合結果は惜しくも7位。目標の全日本選手権まであと一歩。順位と点数が出たとたん顔を覆って泣いてしまいました。

 

www.youtube.com

エメラルドグリーンの衣装が曲にも岩野選手にもぴったりです

ぜひ、トップに来て欲しいスケーター

岩野選手を好きなファンは多いと思います。ひと際、大人っぽい見た目と美を追い求めた表現力には華があり、もしかしたらシニアにも負けない芸術性を持っているのでは?と思わせる才能があるからです。

 

フリーの使用曲ラベルの「水の戯れ」は、正直いって、この曲で滑ろうと思う選手は、なかなかいないレベルの難解曲。流れるようなピアノの調べには、普段は踊ることが得意な選手でも表現にはとても苦労すると思います。

 

とにかく音楽が印象的なので、そこに寄せようとしても本来ならチグハグになってしまうところなのに、岩野選手が滑ると「なぜこんなにも綺麗なんだろう?」「なぜこんなにお似合いなんだろう?」と不思議なプログラムに変わるんです。

 

そして気づいたのが、無音で観ても美しいと思える域に達してはじめて、この曲で滑れるんじゃないかということ。彼女の「水の戯れ」を無音で観てみてください。まるで水が流れているような、美しい水の動きに見えてきます。そこに、音楽を乗せたら当然、スケートリンクに景色が見えてくるような心地よさを感じるはずなんですね。

 

まさに桃亜ちゃん自身が水になった!!

 

もう、ここまでくると「才能」ですよね。この感受性の高さは根っからのアーティストです。なんか話がズレちゃいましたが、それくらい素晴らしい才能を持った選手だから必ず上に立つところが見たいなって思うのです!

 

ジャンプさえハイパーになれば、もの凄い選手になります!信じて待っています!頑張れ桃亜ちゃん!

まとめ

以上で感想は終わります。選手の皆さんお疲れ様でした。

 

本田紗来ちゃんが可愛すぎてびっくりです。毎年、可愛さを更新している気がします。

 

今回、悔しさでいっぱいの選手たちが多いと思うのですが、長くて暗ーいトンネルの中から突然飛び出してきた先輩スケーターたちも過去にたくさんいたので、良い影響やイメージを浴びて前向きに次へ向かっていってほしいです。

 

こちらからは、応援しか出来ませんが、いつも皆さんがベストな演技を発揮できるよう、そして怪我なく健康でいられることを願っています。

 

おわり

 

今日の一言

一発変換できないカワイイお名前が多くなってきて、自分も年をとったんだなーと悲しくなったw

 

 昨シーズンの☟

goldenretrievers.hatenablog.com

 

大和撫子3人娘のフランス杯

GPS2018 第6戦 フランス大会

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こんにちは。カルロス・ゴーン会長の騒動に慌てふためく日仏ですが、ここフィギュアスケートグランプリシリーズのフランス大会では、現地のお客さんが日の丸を振ってくれ、日本女子がワンツーフィニッシュを果たすエキサイティングなムードに包まれました。

 

紀平選手、三原選手、表彰台おめでとうございます!

 

ショートはチラホラ空席が目立ちましたが、フリーになるとお客さんが大勢入っていましたね。お誘いを受けて観戦しに来てくれた方も多くいらしたかもしれませんが、現地の方からの温かい声援と拍手がとても嬉しかったです!

 

と、いうわけで、さっそくフランス杯の感想に入りたいと思います。

 

タイトルが昭和だけど、それほど日本の3人娘がかわいかったー♡

 

目次

気になる演技、男子編

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今回はフランス杯で気になった選手・演技をピックアップ。男子ではもちろん、このお方、ジェイソン・ブラウン選手です!!総合で2位になりました。

 

ジェイソン・ブラウン 総合256.32点

SP 96.41 TES 50.69 PCS 45.72

構成:3F 3A / 3Lz3T

 

はい、凄い点数きました!クワドなしでもルールを最大限に活用すれば、こーんなに点数が出るんだよ!という例を見せてくれましたよん。まさにクワドを入れない選手にとっての理想の滑りですね。

 

GOEにおいても+4~+5が並ぶ並ぶ!オンパレードです。しかしコレには納得。だってジェイソン・ブラウンですもの。今回は彼の本来持つ美しさが完璧に試合で解き放たれたもの。これがあなたの才能です。

 

特にフリップがジャンプではなく、振付のように跳んだのが印象的でした。気づくとジャンプを跳んでいる、そんな滑りになっていて驚きです。

 

ジェイソンを見ていて思ったのは、これは女子選手の参考になるのではないか!ということ。今季はまだセーフとして、今後はロシアから4回転ジャンパーがシニアに上がってくることを考えると、フランス杯のジェイソンのような戦い方は、他のトリプルで挑む女子選手にとっては希望になるんじゃないかな。

 

もちろん誰もがあんなに美しく動けるとは限りませんが、とても勉強になる滑りでした。

 

FS 159.92 TES 70.28 PCS 89.64

構成:2A 3A2T 3S 3Lo /  3A<2T2Lo 3F2T 2Lz 

 

と、自由なことを書いてしまいましたが、当の選手本人はクワドを入れることを考えて滑っています。フリーでは4Sを予定していましたが、今回は着実性を優先し、回避を選択。少々トリプルの数が減ってしまったのは残念でしたね・・。それでも159.92点も出しています!PCSが90点近くあるというのも大きいですが、脅威です。

 

それにしても、男子であのミラクルスパイラルは罪~!!何度も見返したいくらいの反則技よ。スピンも最高すぎ。

気になる演技、女子編

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続いては女子。女子は1位が紀平、2位が三原、3位がテネル、4位がメドベージェワ、5位がコンスタンチノワ、6位が本田、7位がソツコワ(以下省略)となりました。

紀平梨花

紀平選手はショートでアクセルがシングルになってしまうミスがありましたが、他はしっかりまとめ、フリーでもマイペースに演じ切ることが出来ました。

 

FS 138.28 TES 72.23 PCS 66.05

構成:3A< 2A3T 3Lo 3Lz3T< / 3F 3Lz2T2Lo 3S

 

冒頭のアクセルは堪えつつ着氷、続く2本目のアクセルは、ショートでシングルになってしまったミス克服&ここで確実にコンボにしたいのもあり、無理をせずダブルにチェンジしてきました。急きょ3Lzに3Tをつけたのもさすが!紀平選手のこういう冷静なところっていいですよね。

 

後はURがついちゃったりもしたけれど、結果NHK杯からの1位-1位でファイナルへ通過したし、全然オッケーなんじゃないでしょうか。ここでマスコミに「トリプルアクセル!」と煽られて無理して全力でいくよりも、MAXしたい時にきっちり成功できれば十分かと。

 

そんなわけで紀平選手ファイナル進出おめでとうございます!

三原舞依

三原選手はショートもフリーも今出せる力を出し切っていたと思うよー!!フリーの3Sがダブルになっちゃったのは悔しかっただろうけど、演技中は辛そうな顔をしていたので「体調悪いのかな・・」「もう少しだ!頑張れ!」と観ていました。最後はホント惜しかったけど、めっちゃ頑張ったと思います。

 

総合202.81点で銀メダル!!表彰台に乗れて本当に良かったー!!!ね?ね?だから三原選手にもチャンスがあるって言ったでしょー。絶対に乗れないとかそんなことないんだって。もちろん優勝が選手にとっても一番ですが、一歩一歩でも復活してくれる姿も同じくらいありがたいよねーって。

 

それと話しぶっ飛びますが、最近の三原選手なんか雰囲気変わってません?めっちゃ綺麗になってる!大学生になって美女度アップ中?あ、あとショートの衣装がとてもお似合いです。薄ピンクより濃いピンクの方が今のメイクとも合っているし、氷上で映えています!フリーのキラキラ衣装も素敵。

 

三原選手の全日本が笑顔で終われますように!(うれし涙も可)

本田真凜

本田選手は今季の中で一番良い試合だったんじゃないかな?ショートはコンボでファースト、セカンド共にURだったけど、滑りが力強くなって、ステップが、ステップが、ステップが!めたんこ上手くなっていて感動~。この調子でステップを磨きまくって本田真凜の武器にしちゃってちょーだい。

 

フリーはね、正直まだ完璧に仕上げるのは難しい段階なんだと思います。それでも、ジャンプ以外の面では本田選手も自信を持って滑っているんじゃないかな?というくらいひとつ、ひとつをしっかり演じていますね。色んな方から美しいと言われる意味が分かるスケートです。

 

前回は足を痛めてしまいましたが、今回の演技を観る限り、もう大丈夫そうですね。安心。全日本ではより進化した本田選手を待っています!今はまだ結果が点数として出なくても、明るく前向きな姿を見せてくれるのが彼女の強さだと思います。こういうときの真凜ちゃんは、世界ジュニアの時を思い出させるので復活がとても楽しみです。

静かな選手が目覚めたとき

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今季はまだまだ全体的に大人しいモードが続いているシーズンですが、今静かにしている選手たちが目覚めてきたら怖いなぁというのがあります。

 

男子はフリーで一度ミスが出ると、ただでさえカツカツにつめこまれているプログラムの中で、ジャンプを立て直すのには苦労するだろうな~と思いますし、プログラムをつくる方も大変だよな~と慣れるまで時間がかかりそうです。

 

そんな中、ヴァシリエフス選手(7位)はジャンプが安定してくれば、将来的にジェイソン路線でハイスコアを出せそうですし、4Tもランビエールコーチの元で完璧になれば4年後は恐ろしい選手になっているかもしれません。

 

ネイサン(優勝)は学業とスケートの両立で忙しいと思いますが、スケートの比重が大きくなる期間には再びスーパーネイサンになり、見たこともないTESを披露してくれるかもしれません。

 

ボーヤンは(9位)・・多分、世界選手権に集中するために力を蓄えていると思いたい。北京まで中国が何事もなくいてくれればいいけど・・。

 

テネルは今季、上がって⤴下がって⤵上がって⤴の感じだから全米では上がりのまま行けそうですね。

 

メドべージェワは、辛いね。精神的なことも大きいと思うよ。メドベと限らず、五輪後は病んでる選手が多いと思うの。みんな心がギリギリな状態になっている。今季は我慢の年だけど、やがてその闇は明けると信じてる。

お次はバンクーバー

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以上6戦を終えて、グランプリファイナル出場者が決定しました!

 

<男子>

羽生 日本

宇野 日本

ネイサン アメリ

ブレジナ チェコ

ヴォロノフ ロシア

ジュンファン 韓国

補欠・・キーガン カナダ

 

多国籍なメンツが揃いました!おっ、ジュンファンくんもいます!

 

<女子>

ザギトワ ロシア

紀平 日本

宮原 日本

タクタミシェワ ロシア

坂本 日本

サモドゥロワ ロシア

補欠・・三原 日本

 

昨季のファイナルは海外勢の壁が強すぎましたが、今季はロシア女子より日本女子の方が安定感と勢いがあるので、表彰台もイケるかもしれませんね!それぞれがナショナルもあるし、ここからはベストな調整で挑んでいけるように応援しています。

 

深夜までLIVE観戦をしているファンの方も体調にはお気をつけください。

 

私は途中で寝るか、時間になったら起きよう!と言いつつ朝まで寝るかなんですが、どうしても見逃したくないときは、本番までYouTubeで時間潰しをしています。PewDiePei、ノーブルマン、音楽動画辺りを・・

 

私なんぞがウトウトと戦いながらGPSを観戦しているのに、試合に出ている選手の皆さんは、寒い+不規則な生活になって、さぞ大変だろうと・・。帰国したら休めないだろうけど、せめて飛行機ではたっぷり寝てくださいね。

 

🐺消えてほしい一覧🐺

 

インフル

ケガ

普通の風邪

ウイルス性のなんか

 

よし。ここでお祓いしておいたから大丈夫!

 

フランス杯の気づき

・本田真凛じゃないよ!真凜!

・髪切ったジェイソンがいまだに別人に見える

・紀平さんの分け目を変えたバージョンも見てみたい!かわいいと思う

・メドベちゃんナショナルまで不安だろうな

・なんかやたら美人がいた大会だった

・佐野さんってハードスケジュールなのに元気で凄い

・刑事くん・・・ファイト

 

あー真凜ちゃんの完成形が楽しみー。

坂本選手もファイナルがんばれー。

 

ネクスト⇒ファイナル

Rostelecom Cupで感じたアレコレ

GPS2018 第5戦 ロシア大会

 

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▼結果

ISU GP Rostelecom Cup 2018より

 

男子

1 Yuzuru HANYU
  JPN
278.42 1 1
2 Morisi KVITELASHVILI
  GEO
248.58 2 2
3 Kazuki TOMONO
  JPN
238.73 4 3
4 Mikhail KOLYADA
  RUS
225.42 8 4
5 Keegan MESSING
  CAN
220.75 7 6
6 Paul FENTZ
  GER
220.57 5 7
7 Andrei LAZUKIN
  RUS
215.78 11 5


女子

 

1 Alina ZAGITOVA
  RUS
222.95 1 1
2 Sofia SAMODUROVA
  RUS
198.01 2 2
3 Eunsoo LIM
  KOR
185.67 6 3
4 Alexia PAGANINI
  SUI
182.50 3 5
5 Yuna SHIRAIWA
  JPN
180.93 5 4
6 Elizabet TURSYNBAEVA
  KAZ
180.45 4 6
7 Mako YAMASHITA
  JPN
161.22 9 7
8 Polina TSURSKAYA
  RUS
149.45 7 8
9 Yura MATSUDA
  JPN
137.99 8 9
WD Gracie GOLD
  USA
  10  

樋口新葉選手が右足リスフラン関節損傷でOUT⇒白岩優奈選手がIN

グレイシー・ゴールド選手はSPのみ、FSは棄権

 

 

どうしてもブログを更新する時間が確保できず、またまた遅れてのレビューになります。もうブログ自体ストップしてしまおうかと思いましたが、せっかくここまで続けてきたので、再度パッションを注入してダッシュ書きしていきたいと思います。

 

注意報:よって、いつにも増して誤字脱字が多発する恐れありw

 

 

目次

羽生優勝もケガで危うし?!

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ショートに関しては感想なし!だってそうでしょ?凄すぎて何も言えねえ・・。

 

何も言えねー!!

 

問題はフリーですよ。練習中に足を痛めてしまいました。ジャンプ着氷時のケガです。足首がクネっと危険な方向に曲がってしまいました・・。とっても嫌な記憶がフラッシュバックしたのは皆さんも同じかと。

 

まぁフリーは予定していた構成から難度を下げて挑んだのですが、「んんんん~やはりこの状態での演技は厳しいよなぁ」という感想。それでもクワドをしっかり成功させたのは驚き・・!

 

ちなみに本番での構成

4S 4T 3Lo 3F! 後半 4T1Eu<<3S 3A<転倒 1A

 

4Sの質も十分に凄いんだけど、4Tはそれ以上に美しすぎる。生まれる前から跳べたんじゃね?級ですよ。ルール改正前はGOE+5とかはめったに出ないもんなのかなーなんて思っていましたが、選手達の頑張りにより+4~5を案外チラホラ見かけるので、この評価方法も長くは持たなそうですよね。

 

そうなると今後はルール上、どこで差をつけるか、どうやって差をつけるのか?最近はそんな風に考えながら観戦しています。羽生選手がクリーンに決めたジャンプはそう思うくらい完璧だと思われ。

 

あと、個人的に今回の「Origin」は、今季観た中で一番好みでした。織田君が解説していた通り、表現面が丁寧でしたよね。とにかく技ありなスケートもいいけど、私は感情が溢れるようなスケートの方が大好物なので、ミスありでもこの日の滑りの方がGOODでした。

全日本出場はどうなるか

で、ここからが深刻なところ。「全日本はどうなるの?」。最後は松葉杖を使って歩いていた羽生選手ですが、全日本選手権への出場は叶うのでしょうか?

 

私が思うに、今のルールって転倒が命取りじゃないですか。別にそのルール自体は競技上とてもいいやり方です。もちろん選手たちも、普段の練習では着氷するとケガしちゃいそうなジャンプに関しては、無理せずに転んでリスク回避をしていると思います。

 

ただ、本番を前にしたり、「今日は調子が悪いなぁ」なんて時には、勝たなきゃ!成功させなきゃ!という焦りから、堪えなくてもいいジャンプでも防衛本能的な力が働いて着氷してしまうのかなぁと。

 

これ、高難度ジャンプであるほどケガの危険は増すし、今後もあり得ることだと推測します。羽生選手の場合は一度足をやっちゃっていて、脆くなっているだろうし、ホントそこら辺の付き合い方ってのは難しいと思います。大体ケガをした部分ってのは治った後も元気だった頃の状態とは違うもの・・。

 

まぁ最悪、全日本欠場ってのもあるかと思いますが、その時にはまた一波乱ありそうですね。叶うことなら「出場」はしてほしいですが・・一体どうなるのでしょう??

美談にはしないでほしい!

そしてね、マスコミにはケガを美談にしないでほしい。ケガをしても優勝!素敵キャーみたいなのはね。あんまり大袈裟にやり過ぎると少女漫画みたいになっちゃうし、それ見て「ウザ!」っとアンチが沸いたりするのだから、お大事に!でいいのよ。

 

他のスポーツでも負傷しながら試合続行とかよくあるし、その時はそこまで騒がないじゃない?フィギュアスケートがピックアップして頂けるのはありがたいし、羽生選手が注目されるのは分かるんだけど、あまりケガケガ報道はしなくてもいーよって思っちゃうのね。そっとして。

 

あと情報が良く分からない時点での「~の疑い」とか「~と思う」は言わなくていいよー。ハッキリしてから連盟がコメントなりなんなりすればいいんじゃないかなー。そこら辺を把握しきれていないうちに、あちこちのTV番組で「多分こんな状態だと思う」的な医師の見解とかコメンテーターの話が一人歩きしていくと、また面倒になるからね。

 

とにかく個人的には羽生選手が一日でも早く良くなることを願っているし、全日本で宇野、友野、田中、高橋などなど・・と感動を繰り広げる姿が見たいよ。もちろん無理だけは禁物!

 

あ、今言ったことに全部、深い意味はありません!私は羽生派でも反羽生派でもありません。昔はランビ&ジェフをこよなく愛し、現在は女子の応援に熱心です。ちなみにヤグプルではヤグ派でした。基本、日本人選手は日本人ってだけで好きw羽生宇野がいる今の日本最高ヒャッホーウ!タケシも大ちゃんもアリガトウ!って感じ(どうでもいい情報)

友野、銅メダル

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祝杯だね!友野一希殿、表彰台おめでとう!

 

いや~友野選手はね、この前アベマTVで今季がやたらミーシャっぽいと言われていたのを観てね、「確かに振付はミーシャだけど踊りは友野色なんだよぉぉ」と思っていた私、今回観たら気持ちが揺らぎました。

 

何かミーシャみ濃くなってきたwでもいい意味で。あまりミーシャみが強くなって友野くんの個性が消えるのは嫌だなーと警戒?していたのですが、ちゃんと友野ワールドが生きているし、そこに+αな感じでミーシャがいる割合で凄く楽しいよ!

 

私は前回の記事で全日本に向けて造語をつくりました。それは何を隠そうコレです!

 

ベスト+トモノ=ベストモノ!!!

試験にでるからマーカー引いておこうね

 

友野選手がパーフェクトな演技もしくは、プログラムを完成した際に用意している表現になります。どうか全日本ではベストモノになりますように!!

 

goldenretrievers.hatenablog.com

 絶対にシーズンの最後にはやってくれると思ってる!

ザギトワの運命

続いて女子のザギトワ選手について。やはり成長期はキツそうです。これも前回触れましたが、ジャンプの回転が危うくなって来ちゃったね・・。前回は3Lz3Loのループで、今回はルッツで回転不足。ループをきちんと回ろうと気にしちゃったのかなぁ。成長期の試練です。

 

くー!私のような背が伸びなかったヤツのパワーを送ってあげたい!もう止まるんじゃー!でも脂肪が少ないからまだ成長は続くんだろうなぁ。だんだんジャンプがロシア選手が低迷しだす前のそれと同じになってきている・・。

 

最近は「ザギちゃんこのまま成長期に悩まされて、後輩に追い抜かれたらどうしちゃうんだろう」と心配です。こんなに根性ある子なかなかいないよ。色んなことに戦っている強い子。

 

アスリートにとって五輪金は一番の夢だろうけど、やっぱ世界選手権もとりたいよね。私はザギトワ選手の信念を応援しているよ!自分に負けないあなたならきっと大丈夫!

表には見えてこないアレコレ

最後は日本女子の感想。白岩選手は樋口選手の代わりに急きょエントリーとなりましたが、その中でもまとめられた演技だったんじゃないのかな?と思います。

 

白岩選手といえば、ちょうどフィギュアスケートの活動費をクラウドファンディングで募っていた最中での試合になったわけですが、こうして表には見えてこない部分で葛藤している選手がほとんどなのが実態なんですよね。

 

この選手ずっと低迷しているなーとか、調子悪いなーとか諸々の声がある中で、実はその原因となるものが全て表立っているとは限らない世界。山下選手もそうですが、それぞれ裏では色んな問題やアクシデントを抱えて頑張っているんですよね。

 

だからこそ、ファンはたった一回の出来の良し悪しで判断できないし、してもいけない。大事な時にベストな力を発揮できるように応援するのみ。

 

それは今大会で復帰したゴールド選手も同じ。フリーは棄権しましたが、よく頑張ったと思います。スケートうんぬんよりも彼女の場合、人前に立つこと自体がとてつもなく大変なことだったと思います。本当に大きなチャレンジだったし、張り裂けそうな中でも実際に乗り切ったグレイシー・ゴールドは強い!

 

だから出来なかったことを責めるより、出来たことを褒めてほしい。ずっと辛かっただろうに、よく姿を見せてくれたね。このままゆっくりすることも出来ただろうに、戻ってきてくれてありがとう!

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お次はフランス!

ロシア大会は少々しんみり終わってしまいましたが、お次に期待ということで!んー私は松田選手のフリーがねぇ、もう「ほんっとにスケートが好きでたまらないんだろうなぁぁあ」と愛を感じてしまいましたよ。悠良ちゃん、足が治ったらこれまでの悔しさをリベンジしようね!

 

今はどうしても思うような演技が出来ないだろうから、かわりにアボット先生の名作を鑑賞して、悠良ちゃんが治ったらこんな感じで滑るんだー!と、イメージトレーニングしておきます!

www.youtube.com

これ大好きなんですよ。悠良ちゃんの足も一日も早く復活しますように。ちゃんと完治しますように。

 

さあ、いよいよグランプリシリーズもついに第6戦目!おふらんす大会です。日本からはめっちゃ豪華だよー、紀平・三原・本田・田中が登場!海外勢はメドベージェワ・ソツコワ・テネル・ネイサン・ボーヤン・ジェイソンとか盛りだくさんすぎて大興奮!

 

ちょっとー私のデニステファンとロシア大会で活躍したパガニーニちゃんまでいるじゃなーい。楽しみ!

 

ボーヤンとメドベージェワ選手にはこの前の悔しさをここで解き放っていただきたいですね。紀平選手の余裕ある滑りも世界に知ってほしいし、三原選手にもチャンスありそうだし、あとはネイサンだよネイサン。ネイサンがんばれ。

 

ネクスト⇒フランス

 

ロステレコムの気づき

・山下真湖じゃないよ!真瑚!

・ウンスのジャンプが変わったように見えた

・羽生人気凄すぎる

・白岩ちゃんは今後、CFでたくさん資金が集まったことで、アレコレ言われないか少し心配だわ・・何言われても気にしないで進んでいってね

・ラジ&リプ久しぶりに見たw美しいww

 

 

【NHK杯】リカ・キヒラ煌めくデビュー!オリーブ冠は誰に?【40回記念】

GPS2018 第4戦 NHK杯

 

大変です!めったに当たらない私の順位予想が当たってしまいました!!

 

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【女子の予想】

1位 紀平

理由:ノーミスしたら優勝確実。1ミスくらいでも優勝しそう。なぜなら圧倒的な高得点を出せる技術を持っているから。

2位 宮原

理由:安心・安全のサトコ。しかし、3A持ちの紀平さんがノーミスすると僅差で2位になってしまうのではないか。

3位 タクタミシェワ

理由:再び不死鳥のように復活したリーザ。ただ日本女子がホームでいつも以上の力を出し切ると推測すると、PCSの面も考えて3位を予想。

4位 三原

5位 ベルまたはソツコワ

どちらも、良い感じにまとめられたらこの位置、ミスが重なったらもうちょい順位が下がる?!

6位 ウンス

 

【実際の順位】

1位 紀平

2位 宮原

3位 タクタミシェワ

4位 三原

5位 ベル

6位 ウンス

 

詳細はこちらから☟

GPJPN2018 NHK Trophy

 

5位の予想は曖昧でしたが、ここまで広範囲に当たったのは初めて!自分でも驚きです。

 

いやぁ~、それにしてもNHK杯は楽しかった!!今季みた試合の中で一番おもしろかった。それほど素晴らしい演技にたくさん出会いました。

 

もくじ

紀平旋風

今回は何といってもこの方!紀平梨花選手の活躍ですよ!総合224.31点で圧巻の勝利です!シニアデビュー、グランプリシリーズ初出場での金メダル!!快挙です。何が凄いかってPCS!!

 

ショートで32.19点、フリーで67.55点も出したんですよ。いや、納得なんですけどね、GPSデビュー戦でここまで出せるって天才かな?と。先輩たちが地道に積み上げてきたスコアを一瞬で出してきたこの凄み・・称賛しかありません。

 

紀平選手の強みって3Aはもちろんですが、日本女子トップスケーターの中でも上位に食い込む表現力のことなんじゃないでしょうか。技術的な弱点のないスケーター。このまま大きなミスなく結果を残していけば、世界のトップと対抗できるPCSも夢じゃない?!

武器しかない

ちょっぴし緊張屋さんらしい紀平選手ですが、シニアデビュー年は、わりとワクワク感の方が高めで心理的にも有利にイケるんじゃないかなーと思っていた私。しかしショートでは少し3Aに迷いが出てしまい、回転が足りずに転倒してしまいました。

 

ただ、その後は冷静でした。残りのジャンプを加点付きできめ、スピン、ステップでレベル3がありながらも69.59点。ノーミスだったら80点近いスコアが出せることを証明しました。

 

フリーは意地を見せて完全完璧の154.72点。今季はミスの後もこうした意地を見せてくれる紀平選手、強いです。ジャンプだけではなく、スピンやステップも武器になっている。ジュニア時代から難しいスピンに取り組んでいた成果が生かされているんですね。

勝つために

紀平選手を見ていると、シニアで戦うための準備を相当してきたんだなという努力が伝わってきます。同門の先輩スケーターたちの強みを吸収したり、海外スケーターたちをよく研究して出来たのが現在の紀平スタイルなんじゃないかな。

 

そんな勝つために必要なセンスを持った紀平選手と今後戦っていかなければならない日本女子はドキドキでしょうね。とにかくフリーが良すぎるよ。チーム濱田はロシアに負けない、ロシアとはまた違ったかたちの美しさを持っています。

 

単独のアクセルは男子並みでした・・。男子並みなのにしなやかな動作と繊細なスケートで魅せてくれる・・なかなかいないタイプのスケーター。この成功をきっかけに、勢いに乗っていってほしいな。輝かしいスタートを応援しています!

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アクセルだけが武器ではない!そこが驚異だってことをウサギさんも言っております。

女子は神演技パレード

ここからは、女子の感想を箇条書きで。アメリカ、カナダ、フィンランド大会と来てNHK杯が一番心臓に優しいジャッジでした。では、まずサトコちゃんから。

 

宮原知子

ショートは相変わらずサトコ。パーフェクトレディ。GOEもモリモリです。フリーではルッツに!がついたのと(厳しいよおお)、回転不足がチラホラで、ちょっぴしスコアを下げてしまいました。

PCSは71点台。珍しくステップがいつものさっとんではありませんでしたが、レイバックスピンは一流の評価を頂きました~!!

紀平選手の後では動揺もあったのかな・・とても慎重に滑っているように見えました。試合の後も考え込んでいた顔をしていたので、さっとーん・・と複雑な気持ちです。

しかし会場はサトコアートの世界観で包まれていました。紀平も宮原もどちらも日本のビューティフルスケーター。ファンとしてはどちらが勝っても嬉しいのですが、どちらかが勝つという事は、どちらかが負けるということなので胸が痛い。

でもね、試合では負けても自分には負けなかったさっとんは強いよ!ノーミスがその証拠だ。これからも紀平選手と一緒に日本女子を盛り上げていってくださいね。

 

エリザベータ・タクタミシェワ

リーザも根性ある!!紀平選手との3A対決、ふたりともショート、フリーいづれかでもクリーンに成功して良かった。今後は少し構成を上げて、なおかつノーミスしていければ今季のロシアはリーザが大活躍できるね!

 

三原舞依

ショートは全ジャンプを成功させてからの動きがとても良かったです。あれが本来の力なんだろうなーと思うと、緊張なんてホント誰かに食べてほしいわ。フリーは新バージョンの振付が三原選手にお似合いで思わずにっこり。あと眉毛変えたらキレイになった!他の選手にも女優風眉毛推進!

 

マライア・ベル

今季のプログラム大好物。コレオシークエンスのところでゾクゾクします。私、今とても幸せです!って感じの滑りが癒されるー!可愛すぎるー!スピンも美しいー!線の細いスタイルだからクルクル回るとキレイに見えるー!!テネルと一緒にがんばれー。

 

イム・ウンス

すっぴんで髪を下ろしていると年齢より幼く見えるのに、試合になるとめちゃくちゃ大人っぽいウンス。別名:自己プロデュースのプロ。ショートをイイ感じに終え、いざフリーも!という流れでしたが、6分間練習で衝突のアクシデントがあり、そこからの第一滑走。やや動揺が見られ、何とか演技をまとめたといった感じでした。今回は不運でしたね。それでも魅力的な選手に育っているのは間違いなし!次に期待。

 

※アクシデントにはヒヤッとしましたが、どちらが悪いとかではないと思います。みんな緊張していたんでしょうね。

 

以上、予想が当たった6位までの感想でした。続いては男子です!

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優勝者にはオリーブ冠!!

男子の予想は、優勝が宇野選手、2位はヴォロノフ兄さん、3位は分からんでした。

 

【実際の順位】

1位 宇野

2位 ヴォロノフ

3位 マッテオ

6位 山本

10位 佐藤

 

1位、2位の予想は当たり。3位はマッテオ・リッツオ選手でした!イタリア男子NHK杯銅メダルおめでとう!!しかしながら男子はジャンプの抜けが多い試合になってしまいました。やはり、フリーの時間短縮は4回転に影響しまくっていますね。

顔つきが変わった宇野

試合が進むに連れて顔つきが変わってきたな、という印象が強いです。うーん、4回転多種ジャンパーにとっては辛いシーズンよね。これは個人的な見解ですが、宇野選手は疲れが出るとジャンプにミスが出るも、力強い滑りや動きは、演技の終わりまで途切れないエネルギッシュなスケーターだと思っています。(これはミラノで感じた収穫)

 

もう丁寧に振付する余裕がなくなってくる中でも、きちんと音を拾って表現する姿には息しちゃいけないレベルで真剣に見入っちゃいます。それだけ今季の男子はフリー後、消耗しきっているという・・。次こそはベストな演技が来るといいな。4Tよ、あなたリピートになると、ごっそり点がなくなっちゃうんだから昌磨のために協力しなさい!

 

少しずつ良くなってきているのは確かなので、ファイト!NHK杯前にオオカミは時間潰しにUNO(カードゲームの方ね)でいっぱい遊んで勝ったから良い祈願になるかと思ったんだけどwあと10回くらいは勝っておく必要があった!失礼。

男子をふりかえる

それでは男子フリーをふりかえりたいと思います。

 

セルゲイ・ヴォロノフ

テンくんのプログラムをめちゃくちゃ大切に滑っているのが心から伝わります。NHK杯の顔な男だけにショート、フリー通して本人的にも合格ラインまでは持ってこれたんじゃないかな?表彰台でのムードメーカー兼やさしい兄貴ポジションにはホッコリします。

 

マッテオ・リッツオ

4Tの転倒はあれど、その後はまとめて来たのが結果に繋がりましたね!3位を狙う選手は他にもぞろぞろといた中で最小限のミスで踏ん張ろうと、頑張れたのが良かったです。

 

ヴィンセント・ジョウ

彼にとっても今季からのルールは、なかなか実力発揮には厳しいところですが、最後までチャレンジし続けるガッツにはカッコよさしか感じられませんでした。ノーミスが見てみたい演技!

 

本草

アクセルのミスを取り戻そうと奮起した姿には、草太が帰ってきた~本格的ver~を感じました。ケガが再発しないようにケアやセーブをしながらの競技生活だと思いますがいつでもベストを尽くせるように願っています。

 

デニス・ヴァシリエフス

おお、この間はサムライというよりナイトっぽいエレガントさがあると思いましたが、段々サムライっぽい泥臭さも出てきましたね!衣装が忍者と言われていますが、あんなイケメンじゃ忍びきれない疑惑。

 

ケヴィン・レイノルズ

大人の事情で急きょ曲変更をすることになり忙しかったケヴィン。しかし私にはゲームのことがさっぱり分からなくて、いつもこの手の話題にはついていけず・・。スケオタはなんでゲームに詳しい人が多いの?私もゲームの勉強した方がいいかしら。

40th Anniversary

今年のNHK杯は表彰台に乗った選手もそうでない選手も、次の試合で「あの経験は役立った」と思える試合になったと思います。経験値の価値で言えばメダル級!そんな特別感がありました。さすが40thアニバーサリーの魔力!

 

そして開催地の広島ありがとう。

 

私は毎回、試合後に出る記事をざっくりと目に通すのですが、今回はこのエピソードにじーんときちゃいました。 

sports.yahoo.co.jp

 

 濱田コーチは被爆者2世だったんですね。

 

「この街はまったくの焼け野原から、ここまで自分で立ち直ったわけじゃないですか。広島の人が悪いことしたわけじゃない。でも、この街は人のせいにせずに、普通の街に戻った。だから人のせいにするな、そう思います。私はそうやって育ってきたので。『みんな文句を言う場所もなかったよ』とよく(母に)言われました」

 

この時代を生き抜いた方々は、原爆や戦争を赦したとか憎んだとかではなく、ただ前を向いたのだと思います。

 

 とても素敵な記事だったので、まだの方はぜひご覧ください。

 

また、レジェンドスケーターたちの演技も良かったですね~!ほんと名プロ揃い!あっこちゃんのプログラムは今見ても最先端にみえる濃さ!荒川さんも産後なのにすっきりとしたスタイルといい、相変わらずの美しさには同じホモサピエンスとは思えません!

 

こうやって50年、60年と末永くNHK杯が愛され続けるといいな。

今年もありがとうNHK杯!

 

次回はロシア大会!羽生・友野・山下・白岩・松田が登場です!ロシアからはザギトワも現る。で、で、で、お待ちかねのゴールドちゃんも出る?!拝める?ゴールドちゃーん!!!

 

NHK杯の気づき

・みどりさんの司会は自由すぎだが核心ついててツボ

・コストルナヤさんがNHK杯で滑るところを見てみたいので、今から希望

・さっとんのエキシビ進化してた

・さっとん前の衣装の方が好き

・マッテオさんのロックナンバー最高!みんなもっとロックして

・昌磨に元気パワーあげたい

 

 

ネクスト⇒ロシア

 

フィンランド大会のハイライト/西日本選手権

GPS2018 第3戦 フィンランドヘルシンキ)大会

 

 

突然ですが、皆さんはニンジンがお好きですか?

 

ねぇニンジン好き?

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えっ?ニンジンが好き?ニジン好き?

 

ニジンスキー??

 

そうなの!羽生くんのニジンスキー(Origin)凄かったよね!!強かった!!

 

と、いうわけで、さっそくグランプリシリーズ第3戦「フィンランド大会」のハイライトをお送りしたいと思います。

 

男女ハイライト3選

今回はプライベートが多忙につき、試合すらリアルタイムで楽しむことが叶わず、いつも以上に遅れての更新になります。のそのそしていると、あっという間にNHK杯が開幕してしまうため、羽生・ザギトワ・坂本の3選手に絞り、ダッシュで感想を残していきます!

羽生、やはり勝負の道を歩む!

今シーズンの出だしには「勝負よりもスケートを楽しみたい」をモットーにしていた羽生選手。しかし、オータムクラシック後には、さっそく勝負師の血が騒いで(これぞ羽生!)フィンランド大会では鬼マインドモードMAXで挑み、見事、勝利を飾りました。

まったく別のプログラム?

ショートは世界最高の106.69点!!!

 

構成:4S3A / 4T3T

 

今回は、後半にコンビネーションジャンプが入り、スピンもオールレベル4を取りました。また、同じプログラムでありながらも、オータムクラシックとフィンランド大会では、まったく違う「秋によせて」に見えたのが興味深いところでした。

 

個人的に前回はアーティストよりで、今回はアスリートよりのスケートに感じたかな。PCSで10点出しているジャッジもいましたね~。やはり何だかんだでジャンプは大事!高い加点の付くジャンプを跳ぶことが、PCSへの高評価に繋がっている!

 

当たり前ですが、エラーがつかない、転倒しない、しっかり回り切る!、ここが重要なキーになっているかと思います。

勝ちの中に見えるこだわり

フリーでも190.43点というぶっちぎりのスコアを叩き出し、合計297.12点を記録。早くも300点に届きそうな勢いです。羽生選手、とにかく世界最高点更新おめでとうございます。

 

構成:4Lo< 4S 3Lo 4T< / 4T+3A+SEQ 3F3T 3A1Eu3S

 

(ちょいとジャンプの精度が落ちてしまったかな)

 

フリーはアクセルの使い方次第では、、もっと楽により多くの加点を重ねる方法もある中、あえての4T3Aを挑戦することで、自分への限界を楽しんでいるようです。先ほど、羽生選手はファイターモードにチェンジしたと言いましたが、こういうところには今も勝負の中のこだわり(勝ち負け以外の追求)が見えてきますね!

 

いや、やっぱ凄いよ羽生くん。結局は勝負と自由なスケートを両立してしまうんじゃないかと思いましたわ・・。

 

ジャンプの出来はまだ70%くらい?ですが、回転不足がなければ、どんなスコアが期待できるのか今からワクワクです。

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穴場のはずが・・・

そして女子ですが・・実はフィンランド大会は(こう言っちゃ悪いけど)ザギトワ選手と坂本選手にとっては、他の大会と比べて優勝するチャンスのハードルが低めだったと思っていました。なので、当然のようにザギトワ選手が優勝するか、万が一ザギトワ選手が崩れたら坂本選手が優勝するだろう・・と想像していたんですね。

 

FPl. Name Nation Points SP FS
1 Alina ZAGITOVA
  RUS
215.29 1 1
2 Stanislava KONSTANTINOVA
  RUS
197.57 4 3
3 Kaori SAKAMOTO
  JPN
197.42 7 2
4 Yuna SHIRAIWA
  JPN
191.46 2 5
5 Loena HENDRICKX
  BEL
191.22 3 4
6 Daria PANENKOVA
  RUS
161.48 6 9
7 Hanul KIM
  KOR
160.15 8 8
8 Viveca LINDFORS
  FIN
159.62 10 6
9 Emmi PELTONEN
  FIN
158.72 5 10
10 Rika HONGO
  JPN
156.59 11 7
11 Angela WANG
  USA
149.57 9 11

ISU GP Helsinki 2018 - Ladies

 

しかし、実際はザギトワ選手が優勝するものの、課題が多く残る結果となってしまいました。

ザギトワ鬼門のシーズンなるか

ショートでは3Lz1Loというミスが出てしまい、68.90点でスタートしたザギトワ選手。しかし、ザギトワ選手の場合、昨シーズンもショートではちょいちょいミスをして、フリーで挽回!というパターンがありましたので、ここで全てを判断するのはナンセンスです。

 

今や「完璧人間」をイメージされているザギトワ選手ですが、その分、今シーズンはとても警戒しながら滑っているとも思うんですね。本来、普通にミスもするし、繊細な部分も持っているスケーターだけに、あんまり当たり前の完璧さを求められるのは辛いだろうな、と。どうかプレッシャーに打ち勝ってちょうだい!

坂本、ライバルを追うが・・

今シーズンも多忙スケジュールの坂本選手。フィンランド大会も時間カツカツの中で参戦!どんなにハードだって、スケートアメリカでの良いイメージを持ったまま挑んで来るだろうし、調子も上がって来ているようだったので、上手くいくのでは?と考えていたら・・

 

まさかのショートで2転倒。いつもの伸びやかなステップも「どうした??」というくらい慎重で動きも小さい・・。後にコメントで、練習からステップに気を取られていたと口にしたことからも、不安を抱えたまま演技に突入しちゃったみたいですね。

 

今シーズンは選手が全体的にステップでレベル4を取れていない傾向にあるので、苦戦しているなら改良するのもアリでしょうね。むしろ今からこの点をじっくり考えて少しでもスコアを狙っていく意識の高さが頼もしいです!

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好調の中の不調?不調の中の好調?

ザギトワ選手も坂本選手も絶好調の時は、ホント誰も真似できないようなパフォーマンスをしてくれるだけに、今回みたいな不調の時には衝撃が大きいです。

 

ふたりともフリーよりショートの方が苦手なのかな?という気がしないでもありませんが、ここからはフリーのハイライトをどうぞ。

 

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2A 3Lz3T 3S 2A / 3Lz<3Lo< 3F2T2Lo 3F

 

ジャンプが回り切れなくなってきていますね・・。特にセカンドループが苦しそうです。ただザギトワ選手の場合、最悪ループがダメになっても3Tがあるので構成次第では悲観しなくても良さそうですが・・どうでしょう。

 

膝のテーピングを見る限り、どう考えてもベストでは挑めていないのですが、それでも転倒だけはしない意地にはホレるよ、ザギトワさん。成長痛飛んでけ!止まっておくれ。

 

坂本選手はフリーで強さを発揮。ショートの後半は泣き顔だったので「んん?さかもっちゃんって案外もろいタイプだったのか?」と心配していましたが、この日はいつも通り元気。

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ルッツにeがついただけで、ジャンプは全ておりました!アクセルのGOEはザギトワ選手よりも高いです!坂本選手はエッジ系のジャンプがとてもかっこいいですよね~。爽快です。スパイラルでエッジを掴み損ねたのはフリーの山場を越えてホッとしちゃったのかな?ということで。

 

それでも坂本選手はジャンプ(特に3-3やループ)なんかでは完成度によってもっと加点を狙えるので頑張ってほしいな。いい時のジャンプはめちゃくちゃ流れるからね。ちょっと最近ジャンプの軸が不安定かも?な気もするが何事もなくぶっ飛ばしていってほしいな。

頭脳戦とジャンプ

(その他、ボーヤンや本郷&白岩選手の感想も入れたかったけれど、ちょっと時間がないので今回はカット)

 

フィンランド大会で分かったのは、コレ!転倒だけはしない!!

 

羽生選手もザギトワ選手もコレだけはしないぞ!回転足りなそうなジャンプでも、絶対着氷すんぞ~!という闘志が見えました。なんだかんだでフィギュアスケートはジャンプの得点が命ですから、一番失点の多いミスはしたくありませんよね。

 

そして羽生選手は歩くルールブックですね。いや、滑るルールブックか。どうしたら点が出るのかを完全に把握している。もうルール対応も自由自在。結局、ジャンプの完成度と頭脳戦に勝敗がかかっている!!!

 

また、坂本選手も何気に頭脳プレー系。どんどんスコアが上がるように改善していくところがイイ!!今シーズンはオズモンド選手のいない間に、そのポジションに上手くハマることが出来れば最強ね。

 

お次はいよいよNHK杯!日本からは、宇野・山本・佐藤・宮原・三原・紀平が出場!海外勢はヴォロノフ兄さん、デニステファン(合体用語)、リーザ姉さん、お久しぶりのレオノワさんもいるよ!

 

紀平選手の検討を祈る!!!

 

ネクスト⇒NHK杯

 

フィンランド大会の気づき

・前回「Skate Canadaを5分でおさらい」の記事をアップしたところ、本当に5分で読んでいただきありがとうございました(アナリティクス調べ)

・坂本さんはファイナリストになれるかしら

・白岩ちゃんがノーミスできたのは嬉しい!

・ボーヤンの時だけリンク広くして

・ジュンファンの髪型を韓国人ファンも心配してたよ、切ろうぜ☆

 

あとがき

西日本選手権で高橋大輔選手が優勝しました。244.67点!!きれいすぎるアクセルが目に焼き付いて離れませんね!復帰年に時間短縮のルール改正はきっついだろうなぁぁ~と初戦を観ていて思ったのですが、そんな心配もどこ吹く風、全日本に向けて着実に仕上がってきています!

 

スピンでもうちょいイケるといいですね!ステップはさすがです。皆が楽しみにしてる!、そのパワーを元にファイトだ!

 

友野選手は2位。まだ理想の演技が来ていないかもしれませんが、友野選手には誰よりも高い吸収力があるので、先輩の強みも丸ごと飲み込んで、ここぞ!の場面でベストモノを魅せてほしい!先輩も凄いがアナタも負けていないよ!次こそファイト!

 

おわり

 

Skate Canadaを5分でおさらい

GPS2018 第2戦 カナダ大会

 

どうも~。

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相変わらず美スケートの国・カナダ大会のジャッジは、プロフェッショナル鬼モードでしびれているオオカミです。もはや甘々じゃないところに尊ささえ感じている秋の夜長・・皆さん、グランプリシリーズを観戦するための体調は整っていらっしゃいますか?

 

秋風邪には注意してください。

 

さて、今大会も各国からパッション溢れるスケーターたちがたくさん出場いたしましたので、メモ風にさくっと感想を載せていきたいと思います。

 

【見出し】

 

▼MENメモ

男子は日本から宇野昌磨選手と友野一希選手が参戦!

総合結果

宇野昌磨 277.25点

キーガン・メッシング 265.17点

3チャ・ジュンファン 254.77点

※友野選手は220.83点で9位でした。

宇野昌磨

SPは4T3Tの調子が上がらずにミス。アクセルでは大きく転倒してしまいヒヤリとする場面も。氷や壁に頭を打たなかったのは不幸中の幸いです。(壁に少し後頭部は当たりましたが頭から衝突はしていなかったので何ともならずでよかったです)

 

FSはファーストミステイクまでは順調に滑るも、転倒が一番疲れている時間帯で出てしまったため、残りの要素をこなすのが辛そうな表情でした。しかし、見る度に新たな魅力が生まれる月光には今後ますます期待が膨らみます!優勝おめでとう!

キーガン・メッシング

私が昨季ファンになったメッシング選手は、SPで素晴らしい演技を披露し、95.05点をマーク!もうカナダだね~、すっごいカナダのスケートだね~!大好き。

 

FSでは爽快なジャンプと映画「キーガン・メッシング」を鑑賞しているような錯覚を与えてくれてアッパレ!試合であそこまで試合を感じさせないスケートは見事です。まさしくKeegan on Ice!!

✓チャ・ジュンファン

SPはノーミス!昨季は開花するか?!と予想していましたが、どうやら本格的に咲き誇るのは今季のようです。そんな勢いのあるスケートでした。

 

FSはロミオとジュリエット。若い選手の演じるロミジュリはリアル感があって大好物です(変態)ジュンファンくん、4回転がんばってますね!ちょいちょいミスはありましたが以前より安定感が出てきました。やはり地元五輪で神演技をしてから一皮むけたのかな?この調子でレッツゴーです。

友野一希

SPではアクセルにミスがあり、81.63点で8位発進。しかしながら、見ている者の心を奪う美しいスケートは誰よりも輝いていました。もう「ニューシネマパラダイス」は今季一番好きなプログラムかも!見る度にハマっていきます。

 

FSではサルコウに悩まされてしまいましたね。私の気のせいならいいけど少しやつれているように見えました。何でもなければいいいけど・・。残念ながらファイナルは厳しくなりましたが、友野選手は今後ファンをたくさん増やしていくと思います!次はベストなリバーダンスが降臨しますように!

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▼LADIESメモ

波乱の女子シングル!

総合結果

エリザベータ・タクタミシェワ 203.32点

2山下真瑚 203.06点

3エフゲニア・メドベージェワ 197.91点

※ここでは上位3選手プラス6位(181.29点)の樋口新葉選手について取り上げます。

エリザベータ・タクタミシェワ

SPは3Aを成功させ、74.22点のトップ通過!すべてのジャンプがポーンとお空へ突き抜けていくようなバネがあって惚れ惚れします。ステップ以外はレベルもきちんと取り、復活の予感が・・!

 

一方FSでは3A転倒でGOEマイナス4点(辛い)という悪魔に遭遇してしまいました。しかし、ソトニコワと切磋琢磨していた子どもの頃から報われない日々を乗り越え、今日までよくやってるよリーザ!ジャンプは昔も今もかっこいい!あとはPCSがもっと出るように応援。PCS>その他で特化しても良さげね。

✓山下真瑚

SPはスマイル加点をあげたいくらい気持ちの良いスケートで、カナダのお客さんを魅了してしまったシニアデビューの若きホープ。フリップでeをとられてしまいましたがグランプリシリーズ初戦としては最高のスタートだったと思います。

 

FSでは一瞬”優勝”すると思いました!ループでURだったのとフリップで!だったのは惜しかったですが、1位とは、ほんの僅かな差だったのでお姉さんたちにマコ=危険センサーを発動させたのではないでしょうか。とにかく全く力みのない大きいジャンプに手先まで行き届いた表現、そしてあのSSは、ジュニアあがりとは思えない脅威があります。新人さんでありながらPCSがリーザより高いのは納得です。

✓エフゲニア・メドベージェワ

SPはコンビネーションジャンプのファーストジャンプでミスが出てしまい大幅失点。スタートはルッツとアクセルを降り、このままノーミスかと思いきや、何が起こるか分かりませんね。珍しくスピンやステップでもレベルを落とし、まさかの7位となりました。

 

FSは見た目ノーミス!しかしループは回転不足かもな・・とリアルタイムでも分かってしまいました。さらにスピンでもミスが・・。TRがメドベ比で薄くなったらPCSも以前より出なくなりましたね。しかし他の大会ならもう少しは出るんじゃないかな?100%ではないにしても、フリーでの巻き返しはさすがメドベージェワです!最高!

<緊急:新葉速報>

個人的大事件発生。樋口選手の右足甲が疲労骨折手前でカナダ大会はマックスワカバならず!練習もセーブ中で今回は今できるパフォーマンスに徹するかたちとなりました。

 

そんな中でもSPはノーミス!ベストではないながらもあそこまでまとめられる能力には強さを感じました。本人は演技後「65点あればいいな~」と呟いていましたが結果は66.51点!予想より上回ったスコアで良かったねーと一安心です。

 

FSの結果はチームも想定内だったと思いますが、後半は体力的にも限界そうで何とかラストまでジャンプを転倒せずに踏ん張った試合でした。(3Lz3T<×2と3Lo<<)しかし、ここら辺はケガが治り、きちんと練習をつめて体力が戻れば心配ありませんね。

 

気になったのはPCSの低さ。特にTRですね。もちろんミスの多さも影響していますが、今はケガのためか?プログラムの改変なのか?つなぎを抑えている印象です。本来は注目振付オンパレードのプログラムですが、SPでも下半身に負担のかかる動きは控えめにパフォーマンスしていたように見えました。(その分SSに注力し、スピード感は目立つのでワンダホー)ステップも足痛かったのかなぁ。

 

復活した樋口選手ならきっとグイグイ攻めてくること間違いなし!なので、きっと濃いスケートになって再び70点台をマークするでしょう!その時を心待ちにしています。

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※ちなみにヒデちゃんを“元”X JAPAN表記にしたのは、「X JAPANって紅の人?HIDEって人いたっけ?」と思われるかもしれないお若いスケオタさん向けの説明で、ヒデLOVEの私としては、ヒデちゃんは永遠にXのギタリストです!元なんていらん!

スケートカナダは実力の半分

全体の感想。おそらくどの選手もスケートカナダで出した結果は、まだまだ実力の半分くらい。これからもっとハイスコア出せるよーという試合だと思いました。

 

特に今季はジャンプ練習に力を入れている選手が多いと察します。そのためか普段はスピンでレベルを落とさない選手も取りこぼしがあったり、まだまだマックスではないムード。ジャンプ以外の加点も本来ならもっと稼げそうな選手が多いなーという印象も。

 

また、スケートカナダではステップで容赦ないジャッジを下された選手も多し。というよりはSSが良い選手でさえ壁ドン足蹴りにならないように慎重に滑っていたのもあったと思います。だって狭いんだもん。

 

こんな感じで大会を通して採点傾向を把握しながら点が出るように調整していくと、シーズン後半には面白い戦いがバンバン観られるのがお約束。ちょっと今季は挑戦や様子見派が多しで、最初から安定感のぶっ飛ばしでこないターンなのかな?ゆっくり攻める系が多いと見た。

 

あと、女子はコレオシークエンスが何気に得点源になるので、満点に近いスコアまで工夫して押し上げた者勝ちです。シーズン途中でライバル選手の評価を見ながらどんどんブラッシュアップしていく選手もいるんじゃないかなー。スケートカナダではベル選手とメドベージェワ選手が氷面を広く使っていて曲に似合っていたな~。

▼お次はフィンランド大会

そんなこんなでスケートカナダの感想メモはおしまいです。実は今回、山下選手のフリーに鳥肌と感動でウルウルしたのですが、某所で驚く意見を目にしたので、その感想は控えました。(ちなみに私に向けられた意見ではなく、一般的に投げかけられた意見です)

 

その内容とは・・

泣くのは、ただの自己満足。

その感動はルール上には関係ない。

ジャッジでもないのに、自分の涙が素晴らしいものへの表現と勘違いしないように、その手の発言は控えましょう!

的なもの。(本文はもっとハードな表現のためオオカミ風に書きかえました)

 

え?そうなの?私は五輪や全日本の度に泣いてるんですけどー!!!もう全米が泣いた状態ですわー。でも、泣いたからと言って、「こんなに感動したのだから優勝しないとおかしい」とか「限りなく点を出せコラ」なんて思わないし、実際そんな気持ちで感動している人っていないと思うんだけどなぁ。感動に理由とかなくないですか?

 

おっさんずラブでも泣いた私はこの方に叱られるだろうな~。

 

と、思ったのでした。が、感動するのって、それくらい素敵な時間を過ごさせてもらったという表現のひとつだし、涙は悲しい時だけじゃなく、嬉しい時にも出るものだから私は普通に号泣したーって言いますけどね。この意見を見た後に、ソッコー真瑚ちゃんのフリーで泣いたくらいなので、引き続きこちらでも包み隠さず号泣させていただきます。

 

一方、スケカナ後もウルっと来たーってコメントをあちらこちらで見かけました。色んな解釈があって面白いなwwまぁ「感想で使っていい表現ハンドブック」なるものはないので自由に観戦を楽しもう!

 

お次はフィンランド戦です!いよいよ皆さんお待ちかねのYuzuru Hanyuが登場です!また、田中刑事本郷理華、坂本花織、白岩優奈という日本の個性を見せびらかした(?)メンバーで戦いに行くので、世界のフィギュアスケートファンの皆さんはお楽しみに。

 

スケカナの気づき

・メドベなら必ずフリーはやると思ってた

・「スーパーマリオオデッセイ」の主題歌”Jump Up, Super Star”の歌詞を元気のないスケーターにオススメしたくなった

・カナダのお客さんが温かいのう

・ジェイソンがんば

・新葉ちゃんは逆にファイナルに行かず、ゆっくり治療と調整に専念した方が全日本に挑むにあたってプラスだと思った

・宇野ウノUNO、君はいつでもさすがだ

・今季はフリップのエッジには厳しめな感じ?

・ルッツが好まれている空気

 

 

ネクスト⇒フィンランド

 

 本気で真瑚ちゃんはGPSデビュー戦で台乗りすると思ってましたよ。

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