平昌五輪公式HPの世界地図から日本が消された問題について
またまた冬季五輪開催地に関する新たな騒動がありました。
ちなみに以前のはこちら
goldenretrievers.hatenablog.com
それは、平昌五輪公式HPの「ドリームプログラム」というコーナーに載っている世界地図から日本が消されていたというもの。
( ちなみにスマホ版とPC版では表示が違い、今回問題になったのはPC版の方になります。)
※現在は修正されています
公式リンク PyeongChang Dream Programme | Winter Olympic 2018
なんと日本だけでなくサハリンまで消えているという嫌がらせなのか擁護なのかわけのわからない行動。
あのロシアでさえソチ五輪では、ここら辺の政治的デリケートな部分には配慮していたというのに・・。
時期が時期だけに、こうして「地図から日本を消す」という行為は、おふざけでは済まされません。仮に北朝鮮に同じことをしたら「宣戦布告」だと言われ、昔だったら戦争になっちゃうレベルで酷い出来事です。
「まぁ韓国のやることだから・・」「大人気ないなぁ・・」「いつものこと!」で日本がスルーしてくれると思っているのでしょうか。(確かに今までの日本の韓国に対する諸々の対応は激甘でしたが)
できれば日本政府には「訂正を申し入れる」とか「断固抗議する!」とか優しい対応ではなく、しっかりと抗議していただきたい。
だって、これで五輪HPに関する問題は2回目ですよ??
以前は竹島を「DOKDO」(独島)日本海を「EAST SEA」(東海)と表記しました。
このように、平和の祭典という場でわざわざ政治的問題を引っ張り出すなんて、あまりにも非常識ではありませんか。世界中に自分たちの主張をアピールする機会だと五輪を利用しているとしか思えません。
もう2回目ですから、ここできちんと抗議しなければ再び同じような問題が起こるでしょう。
こんなに歓迎されていない状態で、大切な日本人代表選手を韓国へ送り出さないとならないなんて、とても悲しいですし、不安です。
韓国側が今後どのように説明するのかはわかりませんが、「故意ではない」とか「手違い」とかでは納得できませんよね。既に平昌オリンピック組織委員会は「単純なミスだった」とコメントしているそうですが、どのようにしたら世界地図から日本が消えるミスが起こるのでしょう?説明にしては、あまりにも適当すぎます。
ネットでは「朝鮮半島を大きく表示したら日本列島が消えただけなのかもしれないのに、こんなに騒ぐなんて大げさだ!これは嫌韓ではないか?」とおっしゃる意見もありましたが、地図を見てもおわかりのように、例え朝鮮半島を拡大しても日本列島が入る余白くらいはありますよね。それに「島国だから省略した」なんて意見もありましたが、フィリピンだって普通に載っているではありませんか。
それに、HPを見て気づいたのですが、言語表示も英語、フランス語、中国語はあるのに日本語だけはないんですね。
(これは別に言いのですが)それなら、「平昌に来る日本人観光客が少なければ、東京五輪をボイコットする!」なんて議員が言わなければいいのに・・と思います。来て欲しいのか来てほしくないのか、言動が伴っていないのでわけがわかりません。
しかし、韓国はこれと同じことを日本がやったなら、もの凄く憤慨するでしょうし、東京五輪のボイコットを世界中に訴えかけるでしょうね。
少しでも韓国を批判すると、先ほどのコメントではないですが、直ぐに「日本人は嫌韓だ!」とレイシスト扱いされて、なかなか「NO」を突きつけることができない雰囲気がありますが、それは違います。
間違っていることは、きちんと相手に理解してもらうまで言い続けなければなりません。
何か被害にあって、それを正すために声を出すことがどうしてレイシストになるのでしょう。
韓国にはもう少し相手の被害にも敏感になってほしいです。
日本人が抱く嫌韓感情とは無条件に韓国人を見下したり、嫌うこと(差別)ではなく、韓国や韓国人から嫌な思いをさせられて信頼できなくなったことからくる訴えです。
きっと多くの日本人が後者なんです。何も理由がなく嫌わないし、批判なんてしません。(一部に変な偏見思想の方がいらっしゃるのも事実ですが)
日本人は遠慮しすぎです。それは別に韓国相手にだけではありませんが、あまりにも何も言わない・行動しないのは逆に無責任であると思います。
日本語や日本人のメンタルそのものが自己主張向けではないので、どうしてもいい意味でも悪い意味でも「大人な対応」になってしまいます。
正直、私自身も今回の騒動については「またか・・」と、怒りよりは呆れの方が勝っていて、かなりどうでもいい感が出てきてしまっているのですが・・これ自体が麻痺しているし、よろしくないことなんですよね。
だってこういう態度をとる度に相手には「なんだ大したことではなかったんだ」と誤解させてしまうんですもの。
それに日本人選手の安全のためにも、うやむやにせず、誠実に向き合っていかなければいけませんよね。
五輪憲章にも「五輪における政治的宣伝等の禁止」とあるように、いくら「ミス」だと言い訳しても、前回の領土問題表記の件と合わせて「違反」を犯しているという自覚を持って解決してもらわなければ困ります。
今までのことだけではなく、大会中にも日本を侮辱する行為や、日本人選手に向けて嫌がらせ等の差別行為があった場合は(そうならないようにしなければならない)絶対に曖昧な態度を取ってはいけません!選手をまもるためにも、きちんとした対策を日本側にはお願いしたいです。
はぁ・・こういう事件がある度に、日本人って抗議に不利だよなぁ~と、もどかしい気持ちになります。英語を公用語にしろと言いたいわけではありませんが、はっきりモノを言いたい時には英語を使うと、メンタルも別人になってもう少し強い系日本でいけるのかな・・と考えてみたり。
最後に、あるブログを紹介して終わりたいと思います。
迷惑な韓国~日本人女性は韓国人男性に夢中だとの韓国人の思い込みは大変迷惑です。~
どんな内容のものかと言いますと、アメリカで育ったある日本人女性の方が、留学先の大学で出会った韓国人のことを書いたブログなのですが、ここに出てくる韓国人の方の反日思想がそのまま今回のような問題にも直結しているな~と思うのです。
おそらく、彼女のように留学先や旅先で同じような反日行為を受けた方もいらっしゃると思います。(私もあり)
ただ彼女の場合、お育ちが英語圏なのもあって日本語よりも英語が得意のため、間違ったことや、不快なことがあると、きちんと論破されているので解決できているからいいのですが、ほとんどの日本人はその勢いに圧倒されたり、なかなか言語の問題等で思うように反論できなかったりします。
注意したいのは決して彼女は嫌韓などではなく、むしろひとりの韓国人との出会いによって韓国という国に不快な感情を持った被害者に過ぎません。あくまでも「こんなことがあるかもしれないから気をつけてね」という内容です。
もちろん全部が全部こうというわけではありませんが、情報を共有しておくだけでも何かに役立つと思うので・・。(もちろん韓国にも良い部分だってありますし、同じレベルでやりあっていてもいけないと思う)
ちなみに、たくさんのエピソードがあるので、1日では読み切れないと思いますが、現在ブログ主さんは更新を休止しているようなので、ここでの詳しい紹介は控えます。ぜひ、ブログの方を直接ご覧になってください。
念のため、もう一度申し上げておきます。決して、ブログ主さんは(私も)嫌韓ではありません。
ただ、好きか嫌いかと信用できるかできないかは違う。
間違ったことは正さないと。
今回は早急に直してくれたようなので、さすがにあちら側も事の重大さに気づいてくれたようですね。
どうか平昌五輪が開催されるなら、すべての国の人々が平等に歓迎され、平和に全期間が終えれるように願っています。
それにしても残念なことが多すぎるな・・。
【羽生結弦】悔しさとパニック?五輪シーズンのスタート
日本のプリンス羽生結弦選手の2017/2018シーズン初戦「オータムクラシック」の感想になります。
SPは自身が持つ世界記録110.95点を更新し、112.72点のハイスコアで首位発進!大会前に右膝を痛め、練習もままならなかったという中で見事ノーミス演技を披露しました。
さっそく演技内容を振り返りながら、今後の課題を見ていきたいと思います!
さまざまな選択の中
SPのジャンプ構成は4S、後半3A、4T-3Tでした。使用曲はショパンの「バラード第1番」。今回で3度目になるプログラムです。
ケガの影響で予定していた4Loを回避し、構成を調整したそうですが、サルコウとアクセルのGOEは共に3点、コンビネーションジャンプは2.80点という最高の評価を受けました。
個人的にはこれ以上難度を上げなくても、自分がその時、その時で調子が良いジャンプ構成でいくスタイルの方が、今後もベストだと思うのです。羽生選手の場合、現時点でも、これだけのスコアが出ているので、練習で成功率が悪いものやコンディションに不安が残るものより、こうして確実なジャンプを本番で取り入れていってほしいです。
SPは絶好調の滑り出しの一方、FSの内容は、1Lz、3Lo、3F(!)、後半4Sー3T、2T1Lo2S、2T、転倒3A、4T<<、の合計155.52点という衝撃の結果に。総合では銀メダルになりました。ちなみにプログラムは2015/2016シーズンの再演となるSEIMEIです。
SPで張り切りすぎて膝に負担がかかってしまったのか、あまりの崩れ方に心配したファンの方も多かったでしょう。
羽生選手いわく「雑念が多くて、いろいろ考えすぎた」ことが原因とのことですが、演技中にいかに最初のミスをリカバリしようかと気をとられたのか、なかなか集中できずにいたように見えました。これは・・普段リカバリ方法をポンと浮かぶ選手ほど、逆にいろいろな選択肢に迷ってしまうという冷静地獄みたいなものでしょうか。今回ばかりはミスを取り戻すより、1ミスに留めるという方向でも(初戦だし)良かったかな~という気もするのですが、現地さん情報だと会場にお偉いさんがたくさん来ていてみたいですし、緊張していたのかな?と思います。
これ以上難度をあげるべきか
それにしても冒頭のルッツがとても気になります。今季中に4回転にするためのシュミレーションなのでしょうか。もしそうだとしたら、今の羽生選手には必要ないのでは?と思いますが・・いかがなものでしょう。
今の構成にルッツを新たにプラスしたら計6本の4回転を跳ぶことになりますよね。
さすがにそれはリスキーすぎて、不安だな~。
後輩たちが着々と4回転の種類を増やして、試合で成功させる姿を見ると、五輪金メダリストとしてはその上にいかなければ!と責任感のようなものがあるのかもしれませんが、考え方を変えれば先輩スケーターだからこそ出せる魅力というものもあるので、ぜひ、ジャンプの難度を上げることではなく、残りの時間は完成度を上げることと、他の要素をメキメキと磨いていってほしいなと思います。
ジャッジの点の出し方からしても、現状維持で優勝できることはわかっているので、後はライバル勢がノーミスできた時にGOEとPCSでいかに離せるか、そこが今季のキーになってきます。
ジャンプより表現が大事になってくる
さて今大会のフリーのTESはミスが重なり67点台にまで下がりましたが、それでもPCSは89点台も出ており、そこが羽生選手の強みでもあります。おそらく、羽生選手にとっては今後、こうしたPCSの評価で差をつけることの方がチャンピオンとしての仕事となってくると思うので、「ジャンプより、表現が大切よ」というのがジャッジからのメッセージだと受け取っておくことにしましょう!
ライバル勢の技術が横並びになりつつ今、次に周りが目をつけるのはそこしかないです。(あくまでも次のルール改正適用まではね)
欲をいえばショートかフリーのどちらかに新プログラムが欲しかったけど(サプライズで持っていたりしないのかな~)せっかくの滑りなれた安心プログラムで挑むのですからライバルよりも余裕を持って滑り込めるチャンスがありますよね。
とにかく膝を悪化させずに、上手く調整をしながら五輪に臨んでほしいです。
おわりに・・今季の採点傾向について
今から言うのは、男女共にありえるお話なのですが・・
youtubeが登場してからは、誰でも気軽に大会結果を検証できるようになり、特にエッジエラーや回転不足の判定に対して「不公平」や「厳しい」等の異議を唱えやすくなりました。そのためか(?)、今季のジャッジは従来よりも厳しめにそこら辺を見ているように感じます。
よって、今まで順調だった選手たちも激戦の中、よりライバル勢に差をつけようと、無理に構成を上げたり、苦手なことにチャレンジしたりすると、ジャッジは目を光らせ、少しでもミスがあれば容赦なくマイナスされてくるのではないかと思います。(羽生選手の場合3Aを絶対に無駄にしない構成でいってほしい)
もちろん、プログラムを完璧にこなせば五輪シーズンですから盛り上げるためにいくらでも世界記録の更新をする準備はできているとは思いますが、その真逆になってしまうと大変リスキーになるなと嫌な予感もします。
まだシーズン序盤なので、はっきりとは言えませんが、これだけ男女共にジャンプサバイバル真っ最中でありながらも、今季は、案外無理のない構成でパーフェクトを狙う方が高いスコアを貰える流れになるのかな?と感じています。次のルール改正適用に向け、後半ギリギリの状態で挑む高難度ジャンプの連発よりも、バランスの良い余裕ある構成の演技、技術重視より表現面の充実、それらに少しずつ評価がシフトチェンジしていきそうな気がします。(そのためにエッジエラーやら回転不足の取り締まりを強化し調整中?)
つなぎがてんこ盛りのプログラムでも「曲の流れを無視してただ詰め込んでいるだけ」の慌ただしいものあれば、スカスカでも「卓越した技術でスケート本来の滑らかさを表現する」美しさを極めた滑りもあります。
どちらかに偏っている選手は、あまり好まれない・・バランスの良い選手をスターにしていきたい。そんな流れがあると思います。バンクーバーからソチ、ソチから平昌までどんどんとレベルアップしていく中で、逆に失ったものを取り返すための期間に突入していくのではないでしょうか。
ルール自体、技術と表現のどちらかに寄り添う必要はありませんが、どちらか片方を急速に発展させるのではなく、両方ゆっくり育てていける環境があるといいなと思います。
ですから、もし、ジャッジの動きを見て「そんなに無理をしなくてもいけそうだな」と思ったら、今できる範囲の中でマックスに仕上げていけばいいと感じるのです。
あからさまに低難度で挑むのでない限りは、きちんと評価されると思う。
何をどうしたら五輪シーズンの波に乗っていけるか、それぞれがベストな対策を柔軟にとっていけることを願います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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暗雲立ちこむオータムクラシック&ネペラ杯の女子結果
【2017/2018シーズンの大会】
9月21日~24日までカナダのモントリオールで行われた「オータムクラシックインターナショナル」、スロバキアのブラチスラバで行われた「オンドレイ・ネペラ・トロフィー」のフィギュアスケート女子シングルの結果と感想になります。
主な出場選手
各大会の出場者全員の感想は、一昨日からドライアイが激しく涙・涙でPC画面を見るのがツライので注目選手のみ絞って書いていきます。目がショボショボのため数字のミス・誤字脱字があったらすみません。
◎のついた選手のみピックアップします♪(○は主な選手)
オータムクラシッ~ク
◎三原舞依(日本)
◎ケイトリン・オズモンド(カナダ)
○コートニー・ヒックス(アメリカ)
○アレイン・シャルトラン(カナダ)
○新田谷凛(日本)
○マエ=ベレニス・メイテ(フランス)
ネペラぺらん
◎エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)
◎本郷理華(日本)
○エレーナ・ラジオノワ(ロシア)
○キャロライン・ジャン(アメリカ)
○チェ・ダビン(韓国)
○アリョーナ・レオノワ(ロシア)
まずは三原選手出場のオータムクラシックの感想からいきます。
ピンチをチャンスに変えれるかが勝負
オータムクラシックの結果は1位がオズモンド、2位が三原、3位がトゥルシンバエワとなりました。
オズモンドはSPが75.21点、FSが142.34点の計217.55点のハイスコア!
三原はSPが66.18点、FSが132.84点の計199.02点という少々苦しい状況になりました。
やはり今季はオズモンドがグイグイくるのか
昨シーズンからメキメキと復活を遂げてきているオズモンドはショートから75点台をマークし、フリーでも(オズモンド比で)大きなミスなく終え、総合217点台という好調な滑り出しになりました。
やはりショートがホント似合ってます。欧米の選手と日本の選手が並ぶと大人と子どもくらい見た目の差があって切ない・・と改めて感じさせられました。(技術的にはそうでないのに悔しい)オズモンドはいつも楽しそうに滑っているところが好き。最近は難しいプログラムを難し~い顔をして滑るトップ選手が多い中で、ひとり陽オーラが出ているから気持ちが良いですね!
フリーは、あまりスワンっぽさはありませんでしたが、何とかまとめることができました。途中で急に転倒したのは驚きましたが、あれは不運としか言いようがない・・。五輪であれが来なくて良かったと思います。コンディションばっちりで挑んでも、誰にでもああいった事故的なものはありえるんだよな~と考えると少し怖いな。五輪本番で運命のいたずらだけはやめて~!
しかしミスがちらほらあっても、かなりのスコア。これが日本勢にはない部分なので悩めます。オズモンドはミスが多い選手ですが、どんな選手でも五輪では必ずノーミスで来るので油断できません。すべての選手がノーミスなのを想定して、いくつくらいスコアが出るのかを目安に戦っていかないといけませんよね。このスコアの出方からするとオズモンドはフリーで145後半は必ず約束されていると見た。パーフェクトなら150近くは用意してるんじゃないかな。ただフリーはもっと優雅に滑る必要はあると思います。
今から217点なら、グランプリシリーズで220点台、そこからノーミスに近い演技を重ねられれば、どんどん伸ばしてメドベージェワの自己ベストにグイグイ寄せていくというコースも考えられるので要注意です。まずは、この二人が同じ大会に出た時に、どのくらいの差になるかがポイントですね。今回はややオズモンドびいきなジャッジではあったので、他の大会でのスコアが早々に気になります!オズモンドはメンタルを少しずつ克服しつつあるので、このまま波にのられると五輪表彰台の席がまたひとつなくなってしまうかもしれません。
注目の三原はやや低迷
三原選手はショートで70点台に届かず、やや厳しい出だしに。昨シーズン不安視されていたように、3Fにエラーがついてしまいました。ショートで出遅れてしまうのは、この先危険なので、一度狙われてしまったらループに変更するのもありだと思うな。意外とループでもスコアは出るはずですし。次の大会で再びeがついたら考えてみてもいいかもしれません。
タンゴの振付は良いと思いましたが、やはりそれを表現するには、まだまだ踊りこなせていないと感じました。DOIで披露した時のものより、抑え目な振付になっていたので本人も難しいのでしょうね。トップ選手のショートが軒並みハマっているだけに何とかモノにしてほしいです。ただ、メイクや衣装は改善されていて良かったです。あとはヘアスタイルですね。おそらく三原選手は私と同じでお団子が苦手なんじゃないかな~と思う今日この頃。だからジュニアっぽくてもポニーテールが多いとエスパーします。前にお団子にしていた時、お団子が結構大きいな、位置が微妙だな~と思ってて、お団子苦手な人あるあるだ~!!と思って見ていたんですよ・・。確か三原家は美容師一家ですよね?簡単で崩れにくいヘアアレンジの伝授&習得に期待します!
フリーは評判があまりよろしくないみたいですが、私は悪くないと思いました。あっさりしているのが、印象に欠けるという見方もあるかもしれませんが、同じようなシンプルなプログラムでも優れた技術のもと、しっかりと要素をこなして、音楽に乗って滑ればそれなりに評価される選手は多かったはず。よって変更の必要なし!何より本人がリカバリしやすそうなのが1番安心。後半で盛り上がった感を出すようにじわじわインパクトを足して育てればいいさ。
後は上半身や腕の使い方ですよね。こればかりは本人のセンスだよな~と何とも言えない気持ちです。何気に腕を上下する振付が多いだけに、だらっとする部分が目立ってしまいます。かといって、ヒラヒラふんわり系の動きが持ち味なわけではないので、やはりここが正念場なんでしょう。足元は別次元に綺麗・丁寧・正確で、単なるスピードだけの選手より豊かな技術を持っていますよね。うーん、足元が職人だと、上までバランスとって気をつかうのは難度が高いのかもしれないなぁ。でもそこをマスターしたら表現面が確実にレベルアップすると思うんです。もうそこだけ!後はオズモンドにも負けてないから頑張ってほしいな。
ジャンプの方はサルコウと、またも3Fのエラー分が残念でしたが、上手い具合にルールに対応しながら調整していってほしいです。(少しジャンプが低くなっていて、まだ本調子ではなかったかもしれませんね)
今後エッジエラーに振り回されてしまうかどうかで、明暗が分かれる気がするのでピンチをチャンスにできるかがキーとなってきそうです!頑張れ舞依ちゃん!
メドベージェワの背後に潜むもの
続いてはネペラの結果です。1位は安定のメドベージェワ、2位は復活気味の本郷、3位は根性のラジオノワとなりました。本郷選手が2位!嬉しい!回転不足をとられたりして、精度はまだまだですが昨シーズンよりは調子が良さそうで安心しました。プログラムも似合っていて、動きも大きく、長所が生きてきている!正直なところ189.98点という現時点のスコアとジャンプの状態では、代表争いは厳しいかもしれませんが、行けるところまで行って、悔いなくやり切ってほしいな。身のこなしなんか凄く改善されていて別人のよう。表現もグッと艶っぽくなっていてブラボー。今の日本人選手になかなか出せない魅力に乾杯!今後評価が上がっていくといいな。三原選手もいつかこんな風にオリジナルな表現を持てると願ってる!
さて、注目のメドベージェワ選手は、ショートで80点という圧倒的なスコアを出してスタートしましたが、なんと!ついに?!フリーではルッツにエラーがついてしまいました。そのためフリーのスコアは146.72点まで下がり、計226.72点で大会を終えました。
全体的には昨シーズンより洗練されたように見えましたが、ジャンプの方ではやや乱れが見え始めたな・・という印象でした。個人的には回転不足っぽいジャンプもあったように思えました。しかし、今はまだあえてピークを遅らせた調整をしているだけかもしれないのでそこは保留。
それにしても今季になってエラーを付けちゃうあたりISUも通常運転ですね。ここまで持ち上げてドーンと落とすいつもの手法。お約束です。エラーには変わりないので仕方ありませんが、チーム・エテリはこのままエラーなしで五輪シーズンを乗り切れると思っていたに違いないので、困りましたね。結構なマイナスになってしまいます。オズモンドのイケイケ状態を考えると、ショートで思いっきりぶっ離して逃げ切るしかないなんてなったら、プレッシャーかかってしまいそう。
そして、なぜ衣裳は毎年同じようなデザインのものを選ぶのかがわからない。
さらに、なぜ奇妙な編曲やアレンジを付け加えてしまうんだい?
ロシアが謎な編曲を好むのは承知していますが、少し我が道を行きすぎてついていけないかな。メドベージェワ選手は基本的に音楽を表現するというよりはストーリーを演じるタイプですが、今回の振付は何を演じているのか説明されないとわからない・・。
ここまで書くと可哀そうになって来たのでもう控えますが、あまり背伸びせずに余裕を持って滑っていってほしいですね。これから仕上げてくるだろうとは思いますが、見方によっては、下げようと思えば下げれるところもある選手だと思うので心配です。
言葉には出さなくても、下から押し上げてくるライバルたちに負けないようにと、これでもかというくらい難度を上げているんだろうと思います。「私に勝てる人はいない」とうぬぼれずに向上心を持って挑戦する姿は素晴らしいですが、どこまで気持ちをキープできるか、自分に勝てるかに全てがかかっているでしょう。
まとめ
ふたつの大会を振り返ってみると、今シーズンはいかにエラーや回転不足を取り締まるかに重点を置いているのかなと感じました。
おそらく考えられることとして、ISUは完璧なチャンピオンを作りたいのでしょうね。完璧なチャンピオンとは、優勝した後に「あの選手はエッジエラーがあるのに見逃された!」とか「あのジャンプは明らかに回転不足だった!」等の不満がでない選手のこと。そういうチャンピオンやメダリストが出るたびに「なんだ、フィギュアって八百長出来レースじゃん。」と噂されてしまいますから、競技としての信用を失いかねませんもんね。(もうないかもしれないけど)
ですから五輪では誰が見てもわかりやすい「凄そうな選手」を評価してくるのでは?なんて思います。今シーズンは小難しい曲や、挑戦的なプログラムで新しいイメージを滑る選手よりも、ドストライクにハマった曲で攻める選手の方が好まれているようです。その方が一般受けが良いみたいな。誰かリプニツカヤのシンドラーみたいな衝撃やれよくらいな勢い?
「スピードにのって滑らかに美しく正確に滑ってね!できれば観客が入り込みやすい曲でお願いね!ジャッジアピールもよろしく~。」
というところですかね。後は人気でそうなアイドルスケーターもほしいのかも。
三原選手もメドベージェワ選手もエラーは残念だったと思いますが、今後、他の大会でも同じようにエッジを狙われる選手もいると思うので焦らず、対策していってほしいです。要は勝てればいいのだから、どうしたらスコアが伸ばせるのかを考えればいい。自分の得意とする部分で加点を大量生産するという方法で弱点をカバーできればいいですね。(三原選手は!にはできるけど、メドベ選手は苦しいな)
それにしても、今シーズンは誰にエラーがつくか、つかないかで大よその結果がわかりそうな気もします。
五輪は最後まで誰が勝つかわからないくらいの僅差で争うのが面白いので、そっちの方向でよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次は男子記事(羽生選手)になります。
関連記事まとめ
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【平昌五輪】相次ぐ参加辞退?/メダルのデザイン公開
やっぱりか・・というニュースですが、先日フランスが来年2月に韓国で開催される冬季五輪の参加辞退を示唆した後、それに続くかたちでドイツ、オーストリアも北朝鮮の核開発をめぐる安全保障上の懸念を理由に参加辞退の可能性を発表しました。
これは、まだ「確定」ではなく、あくまでも「このまま不安定な情勢が悪化し、安全が保障されないならボイコットをする可能性がありますよ」ということなのですが、五輪を楽しみにしつつも、選手の身の危険や不安を抱えていた私としては、当然といえば当然の結果であり、とうとう来たか、という声明でもありました。
平昌五輪といえば、冬季五輪で最も集客のある、あの北米プロアイスホッケーのNHLが早々に参加辞退をし話題になったことが記憶に新しいですが、ここに来て、忠告ではありますが欧州3か国からも不参加をにおわせるようなことを言われ、ますます開催が危ぶまれる事態になってきました。
現時点では、まだ「開催」という方向で行くとは思いますが、今後もしアメリカが辞退するなどなったら、その時は本格的に中止せざるを得ない状況になるのではないかと思います。(ロシアは出るというと思うけど)
日本としても他国の辞退が続いたら、残念ですが参加を断念するしかないでしょう。
もし、そうなったら選手が気の毒でなりません。この日のために子どもの頃から多くの時間を競技に費やしてきたのに、それが一瞬にして奪われるなんて・・。オリンピアンにとっては五輪は人生そのものです。もう2度とないチャンスをこんな形でなしにされたら人生をめちゃくちゃにされたといっても過言ではないと思います。
中には五輪のために韓国人になった選手もいますよね。時差対策に韓国時間で練習している選手だっているかもしれない。例え開催されたとしても強豪国がいない五輪のメダルなんて選手にとっても不本意なのではありませんか。
最近の世の流れからすると、どの国も皆、北朝鮮に対して何らかのメッセージを発信してくるはずです。正直、アジア圏外の方々にとっては東アジア情勢のことなど細かくはわからないかもしれませんが、オリンピックの開催地から北朝鮮までの距離がわずかだと知ったら行きたくないと思う方もいるのではないかとさえ思います。
そもそも選手以前に審判やスタッフ関係者らが渡航拒否しても開催できませんからね。観客が入らなければ借金しか残らない。
それでも肝心のIOCのお偉いさんたちが、平昌に行く気マンマンなうちは開催する方向で進んでいくでしょう。
今はまだ不参加を表明できない国も、開催近くになれば動きだすかもしれません。
早くに代替地での開催を決めておけば良かった。こんなことにならないように願います。
メダルがお披露目
さて、暗い話題ばかりではアレなんで五輪関連の明るい?記事も合わせて載せておきますね。
なんと、なんと!ついに平昌五輪のメダリストたちが手にするメダルが公開されたようなので、さっそく見てみたところ・・・・
こんなデザインでした!!
ハングルと韓服をイメージしてつくられたそうですが、金メダルが高級なポテトチップス、銅メダルがチョコレートにしか見えなくて美味しそう。
画像 http://gogotsu.com/archives/33243
横から見るとこんな感じ。表だけ見ると「?」ですが、こうして見ると悪くないと思う。横に掘ってあると、ハングル独特の記号感が薄れてモダンな印象を受けます。
平昌のロゴを見たときは
何だコレ?と心配でしたが、(確か五輪PR動画も不評でしたよね)メダルのデザインはオシャレだと思いますよ!!!
あ~これをメダリストたちが手にするのかと思うと、早くもジ~ンときちゃいます。
だからこそ、絶対に安全第一で開催してほしいです。
どうにかならんか。
4年間は大きいのだよ。
選手にとって次なんかないのよ。
このメダルがきちんと渡るべき人に渡ってほしいです。
お願いだから何事もありませんように。
合わせてどうぞ
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金正恩のタイムリミット
今回は短いですが、北朝鮮関連のことで書きかけで放置してあった記事があったので完成して紹介したいと思います。時系列が少しおかしい部分がありますがご了承ください。
では、さっそく本題に入りますね。
先日、ネットサーフィンをしていたら興味深い記事を見つけました。
行橋市の市議会議員 小坪しんやさんが9月15日に投稿した「北朝鮮有事の中で国連が有効に機能した」という話。
昨日2017年9月15日の朝(これを書いたのは16日)、北朝鮮のミサイルがまたまた日本の上空を通過してしまいました。この記事はまさにその後、すぐに書かれたものなんですが、どんなことが書かれていたかを今からざっとまとめていきたいと思います。
※今回紹介させてもらったブログからは、記事の一部分をピックアップし、この記事に載せたので、それ以外にも色々と書かれている詳しい部分はぜひ直接読みにいかれてください。
事態は日本に有利?
最近ネットニュースのコメント欄では、あれだけ北朝鮮が暴れていても平和ボケした日本人はアメリカの背中に隠れて「遺憾の意」しか述べることができないだとか、腰抜けだとか言われていますが、小坪さんいわく今の状況は日本にとって有利なんだそう。
理由は、シンプルである。
このミサイルを受け「安保理の緊急会合」が設定されたからだ。明日16日、午前4時(ニューヨーク時間15日午後3時)に開催される。
国連は、常任理事国が「拒否権」を持っているため、上手く機能した例は少ない。CHINAは戦勝国ではないのだが、かつて我が国と戦った「連合軍」が国連そのものである。実態としては、戦勝国クラブと言える。
だがしかし、
「それは常任理事国が拒否権を発動」した場合であって、【全会一致】の場合、これにはあたらない。国連の在り方に悔しさを覚え、組織形態を調査していた者には常識だ。この解釈により、評論家のレベルが一発で露呈したように感じた。
なぜならば、安保理決議には「拘束力」がある。
190か国にも及ぶ、国連加盟国に対する拘束力。安保理の決議は、「世界を縛る」力がある。ただし、全会一致の場合であり、常任理事国・非常任理事国との【凄まじい調整】に成功した場合に限る。
今までは、これが不可能とされてきた。
だが、我が国の首相は、安倍晋三総理である。そして、米国はトランプ大統領である。ここは、両人の得意分野への、スキルへの「評価」だと思う。ビジネスマンであるトランプ大統領は、このあたりの「構造」に気付いていたように思うのだ。
不可能と思われた、全会一致。
これは日米の勝利である。
というように語っておられます。安保理の制裁決議が出た際には「アメリカは全会一致のために大分譲歩した」とか「無意味な制裁」なんて言われたりしましたが、ここでは「全会一致したことが重要」となっています。
確かに最初言われていた石油の禁輸や金正恩の資金凍結などの強い制裁にはなりませんでしたが(これをしたら本当に北朝鮮が我慢できなくなる)、焦点を全会一致に絞ることで少しトーンを落とし、中国・ロシアを引き込むことができました。
逆に今回制裁を緩めることで、次に何か事を起こしたらその時はもう誰も強い制裁にも文句はいえないよな?というアメリカからの釘差しにもなったように思えます。
事実、この決議を受けてから数か国が北朝鮮に対し、何らかしらの動きをみせていることから、「全会一致したからにはなにかしないとならない」風は吹いているようですね。
この状態で、「もう一回」、【安保理】が開催”できてしまう”ことは、当方にとって有利と言わざるを得ない。
なぜならば「もう一回、さらなる決議」が出せる可能性があるからだ。「さらなる決議」は、【さらに踏み込んだ】ものとなるだろう。
前回が全会一致であったため、ハードルを上げたとしても、「そうなる公算」が高い。繰り返しになるが、安保理決議には「拘束力」がある。
はい、そんな中で昨日北朝鮮はやっちゃいましたね。ミサイル。一応グアムまで届くことをアピールした内容・脅しではありましたが、相変わらず飛ばす方向には気をつかったものでした。(日本からしたらたまったもんじゃないですが・・)
今朝の発射は、失敗だった。
あれは、政治的に、外交的に「終わる」道だ。気持ちはわかる。
安保理決議は、打撃がでかい。
何かやらねば、内政的にもきついとは思う。
(国民に恰好がつかない。)ならば、何か撃って失敗してみるとか。
ほどほどで「手を打つ」べきだった。安保理決議から、時間が経過していない。ここで、あの発射は失敗だ。グアムまで、射程に入った。
それを誇示することで、安保理決議に応えてみせた。チキンレースは、倍々ゲームで戦うもの。このカードは、確かに釣り合う。
だが、それはドボンだ。これは戦争だ。
ゆえに、我が国の側にたって「利」を軸に述べる。
日米は、安保理を緊急会合を開く「口実」を得た。
これが全てだ。
この結果、さっそく15日午後3時(日本時間午前4時)に再度安保理緊急会合を開くことになりましたが、今回は非公開なので実際は何が話し合われていたのかはわかりません。
一応、メディアではいつものミサイルへの避難と、前回採択された新たな制裁決議も含め、北朝鮮に圧力をかけていこうという確認になったと発表されているようですが・・。ただ言葉にこれといった変化はないように見えても、次の強い制裁を出す前にこういった警告を出すこともありえると思うので、何とも言えないな。一気に制裁を強めるのではなく、じわじわと調整しながら攻めていくような気がします。
・・・と、ここまでが9月16日までに書きかけでストップしていた内容なのですが、あれから数日経って、またまた色々な情報が流れてきているので以下に続きを載せていきます。
まずは、ここ最近にメディアで発信された新たな動きを大雑把にまとめます。
- トランプ大統領、国連総会での演説にて「北朝鮮を完全に破壊するしかないだろう、ロケットマン(金正恩)は自殺行為をしている。」と発言
- トランプ大統領、同じく国連総会で北朝鮮による日本人拉致事件を非難
- アメリカ、北朝鮮に追加制裁「北朝鮮と取引の企業に制裁を科す。」
- 金正恩委員長、初の直々声明。トランプ大統領の演説に対し「我が国をなくすという歴代で最悪の宣戦布告をしてきた以上、我々も史上最高の超強硬な対応措置の断行を慎重にする。」等と反発
- 文在寅大統領、北朝鮮に800万ドルの支援を決定。年内に実地。
- リ・ヨンホ北朝鮮外相「(史上最高の対応措置とは)おそらく水爆実験を太平洋上で行うことだ。」と威嚇。
- 河野外相、米コロンビア大で、北朝鮮と国交のある160以上の国々に対し外交関係・経済関係を断つように強く要求。
思いついた順から打ち込みましたが、この他にもトランプ大統領が国連の昼食会で安倍総理に米軍が北への軍事攻撃に挑む際に日本からの協力や支援を期待?(この表現であっているのか)したことや、日本国内では突然の衆議院の解散が決定したりと、短期間でとても慌ただしい動きになっています。あとはNATOまでも声明を出しましたよね。
やはりすべては15日のミサイルが影響していると思うのですが、決議後の世界の勢いある態度に北朝鮮はとても慎重になり、ひどく警戒しているのではないでしょうか。決議から間もないミサイル発射は自分の首を苦しめる結果になってしまったと思います。
ミサイルを飛ばしたのも、国民に向けて一応何かアクションしておかないと、強さを見せつけられないという北朝鮮ならではの事情もありますが、今後トランプ大統領は波に乗って絶好調に圧力をかけてくるだろうし、そのひとつひとつに対して判断を誤らないようにしないと不利になる北朝鮮にとっては、ますます難しい状況になってきそうです。まさにトランプ大統領の罠にかかった状態。金正恩はどうするつもりなんでしょう。テレビは簡単に対話、対話というけれど、それが1番不可能に近いのが問題です。北朝鮮はずっと「平和協定を先に結ばない限り、核・ミサイル放棄は考えられない」と言っていますよね。そうでなければ放棄したとたんに命が狙われてしまう・・こういった危機感がある中では、どんな脅しをかけられても金正恩が屈することはないでしょう。
これはもう完全にアメリカと北朝鮮のプライドの問題です。
中国にも見下した態度の金正恩。
いつか北は予想外な動きに出る気がしてならない・・そう思います。
金正男氏暗殺事件から誰かに仕組まれたように急展開していく北朝鮮情勢。
その終わりの始まりが私たちの知らないところで進んでいるのかもしれません。
まとめ
確かに安保理制裁決議の全会一致は北朝鮮にとってダメージになり、日本にとっては有利という流れを生んだかもしれません。
しかし、ここから先の展開は全く読めませんが、周辺国の不審な動きなどを見ていると、決してトランプ大統領が何とかしてくれると安心していていいものではなく、むしろより一層慎重に考えていかなければならないのでは?と思います。
韓国はこのタイミングで北に支援を、しかも年内になどと言い出すなんて一体どんな思惑があってそうするのだろう?と疑ってしまいます。下手するとソウルが火の海になるかもしれないという時期に、まるで自ら南北統一を志願しにいくかのような行動です。
まぁある意味、南北統一したらソウルが北から狙われることはないけど・・。
何かいざという時に変な計画を起こすのではないかと、韓国には信用できないところがあります。本当に北朝鮮や韓国の動きは日本人にとって想像もできないパターンがあると思うので、一瞬でも希望が見えたとしても油断できないと肝に銘じておかなければいけません。
今回小坪さんの記事を読んで感じたのは、今まで進んでいないと思っていたことが、実は進んでいないどころか、戦争は既に始まっていたのだなということ。一見、成果のないように見える制裁内容も記事を読むと「なるほどな」と思いました。裏では着実に現代版の戦争が行われているんですね。そう考えると金正恩のタイムリミットも遠くはないのかなと思います。
完全に道を塞がれる前に北から攻撃してしまうかもしれませんし、それより早い段階でトランプ大統領が我慢できなくなるかもしれません。
実は私アメリカの方がいつどんな行動に出て、日本に何を突きつけるのかが恐かったりするのですが・・日本やその他の国の人々の命が守られる未来であってほしいと願います。
北朝鮮で貧しい生活を送りながら、外の世界を何も知らずにいる夢も希望もない一般市民たちの一生が「戦争」という二文字で終わると思うと、どうにか対話で解決できないものか、せめて彼らの命だけは守れないのかと願う一方、気の毒にはなりますが現実は甘くないかもしれないと思います。
平和的に解決できるのか、間もなく戦争が起こるのか、どちらかというと胸騒ぎの方が強いと感じる最近の北朝鮮を取り巻く世界情勢についての意見でした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
その他
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羽生結弦くんから手紙が来た(2回目)
相変わらずタイトルにセンスがないのですが・・(童謡の曲名みたいですね)
先ほど帰宅したらなんと!
羽生選手からお手紙が届いていました・・・!!
メッセージカードとミニファイル
一瞬、「あれ?私何もしていないのに、どうしてYUZURU HANYUから手紙が届くんだ??」と困惑しましたが、そういえば何年か前に羽生選手にメッセージカードを送った時にお返事が来たことを思い出しました。
確かこの記事のどこかに書いたはず・・
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ということは今回で2回目のお返事。前回はアイスショーに行ったときプレゼントボックスにメッセージカードを入れたらお手紙とチャームをいただいたのですが、あれから特に何も送っていないのにも関わらず、またこうして律儀に私なんぞにお手紙を送ってくださるなんてありがたいです。何か申し訳ない。
ちなみにメッセージカードには
今シーズンもたくさんお力をいただきました。
本当にありがとうございました。
五輪に向け日々の練習を大切にし、限界を高め続けます!!
応援よろしくお願いします!
と、ファンへの感謝の気持ちと五輪への闘志が書いてありました。
カードをよく見ると”YUZU Airways”の文字があり、ファーストクラスのチケットをイメージしたデザインになっています。(さすがANAスケーター)
しかも日付には 16,FEB,2018 10:00 と書かれているではないか!
これって平昌五輪の男子ショートプログラムの日程と同じではありませんか!
こ、凝っている・・・じゃなくて、それだけ気合いが入っているんですね。
だって、たった1度短いメッセージカードを送った私なんかにも「今までの応援を力にして五輪がんばってきます!」と、このタイミングで報告してくださるあたりからして、今までにない勢いを感じます。何だかフィギュアスケート人生すべてのまとめに入っている感じすらする。
私が初めて羽生選手の演技を生で観たのは、羽生選手がまだジュニアの頃だったのですが、その時にまだまだ荒っぽいながらも一生懸命滑っている姿に未来を感じて、頑張ってほしいなと思ったんですよね。
当時、本当に「この子、将来五輪金メダリストになるだろうな」とピンときたんです。そして、それが本当に現実になったので、親戚のおばちゃんが「あの頃はまだこんなに細くって体力もなかった(ファンの方ごめんなさい)羽生くんが、大きくなって立派になったね~」と懐かしみながら喜ぶ的な心情になって、アイスショーに行ったときに「おめでとう」メッセージを書いて送ったんです。
まあそれでも私一応ギリギリ同じ20代なので、親戚のおばちゃんというほど年齢は離れておらず少しオーバーな表現ではありますが、私から見る羽生選手は弟とか甥っ子みたいな感じで応援させてもらっているので、今後もおばちゃんモードでエールを送らせてもらいますね。
それにしても、今までファンレターをくれた全員のデータを消去せずに保管しておられるなんて凄いですね。あれだけの人気選手なら日々のファンレターの処理だけでも忙しいだろうに、過去のものにまで合わせて時間をさいてくださるなんて、お疲れ様です。(返信作業に加わってくださっている方も多分いますよね)ありがとうございます。
よし、単純な私は急激に何かしたくなってきた!
とりあえず応援しかできませんが、羽生記事でも増やそうかな・・・('ω')
と、今日はブログというよりは、ただの日記でした。
今日の一言
スマホでメッセージのやりとりが当たり前の今、久しぶりに業者以外から手紙をもらってほっこり。手紙っていいね。
おわり
フィギュアスケート人気記事まとめ(随時更新)
こんにちは!いつもブログを読んで頂きありがとうございます。
このブログは当初、私の好きなことをゆる~く自由に呟いていただけの特にテーマのないものでしたが、いつの間にか「フィギュアスケート」関連の記事で検索され、見にきてくださる方々が多くなったため(今更ながら)パソコン版の方で、他記事との間に埋もれた記事を楽に見つけられるよう、カテゴリの一覧を表示しました。今まで不便をおかけしていたようで申し訳ありませんm(__)mまさかこんなに読んでいただけるとは思わずいたもので・・。
ただ、どうやら私の使っている「はてなブログ 無料版」ではパソコン版でしかこの一覧表示はできないらしく、スマホ版は相変わらずわかりにくいまま・・。一応、記事トップに薄ーい文字で”フィギュアスケート”と書いてある部分をクリックするとスケート関連の記事のみが表示されます・・が、このブログの9割は、はてなブログ外からのお客さまのため、なかなかわかりにくかったと思います。
そこで、フィギュアスケート関連の記事の中で、わりと頻繁に読まれる記事を考察し、その結果をTOP10にまとめ、ここで紹介したいと思います。尚、今から紹介する記事につきましては、順位の変動に伴い内容も入れ替わるため、随時更新いたしますのでよろしくお願い致します!説明が長くなりましたが、以下からどうぞご覧ください。
ちなみに簡単なプロフィール
名前 Ms.オオカミ
性別 女
好きなスケーター ステファン・ランビエール(ステファン引退後の現在は日本女子を応援中)
ブログ概要 実はフィギュアスケート専門ブログではなく、メインは犬とかニュースネタ系。しかし、途中からフィギュア率高めのブログになってしまい、今ではどちらがメインかわからない。そんな何でもありなブログ。
以下にランキング、スタートー!!
第1位 最近のベストセラーは男子シングルネタ
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:平昌五輪の激闘と羽生&宇野選手をピックアップした記事になります。日本男子への感謝の気持ちとフィギュアスケートへの愛をたっぷりに表現いたしました。文章能力(TES)は1点ですが、PCS(愛)は100点でございます!
第2位 五輪シーズンのGPシリーズ&ファイナルまとめ
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:こちらは2018年のグランプリファイナルについての記事になります。冒頭にグランプリシリーズ各大会について感想を書いた記事のリンクがまとめてあり、そいつがかなりアツいのでご注意を!その中でも、なぜかカナダ大会の記事がめちゃくちゃ読まれましたが、個人的には宮原選手の復帰戦であったNHK杯とスケートアメリカの記事を涙ちょちょ切れながら、心を込めて書いたのでぜひ読んでほしいです。
第3位 未来のスターはここに!!
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:今が旬の話題といえば本田紗来&吉田陽菜選手!!若いふたりのこれからに期待するファンが多いのかな??と、思います。
第4位 真央ちゃん引退事件簿
goldenretrievers.hatenablog.com
これ、悲しいことに「浅田真央 アンチ」とか「嫌い」とかでたどり着かれる方が多いのです。(キーワード的にそうか・・)しかし!初めはそう思ってやってこられた方にも「実はね・・そうじゃないのよ」と訴えかけられる機会になるのならいいぜ!と開き直って公開しております。
第5位 全日本女子、代表争いに号泣2018
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:毎年泣ける全日本選手権ですが、2017年は大どんでん返しすぎて号泣しましたよ~。樋口選手のことを思うと涙涙涙で・・・。今となっては、その後ワールド銀メダリストになったので本当に良かったです!!!(そこについては別記事で興奮気味に語っています)こちらをご覧になる際は、文章の方が若干ポエマーになっていますが、そこはお気になさらず願いたい!
第6位 至るところで荒木菜那ちゃんが人気
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:なぜか定期的に読まれる荒木選手のフリープログラムについての記事。そりゃ~飛躍のシーズンを支えたプログラムですもんね~。そしてなぜかハングルのサイトにも載っていた不思議。ですが韓国語はカムサハムニダくらいしか分かりません!とりあえず韓国にも荒木菜那のスーパージャンプはバレたということで!
第7位 競技人気の発展を考えるシリーズ第1弾
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:これ、かなり好き勝手に書いてしまった全3回のシリーズものなんですが、フィギュアスケートの解説をテーマにしたものが1番読まれました。ほんっと素人が調子乗ってすみません!
第8位 平和にならないスケオタ界の真実
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:ファン同士のトラブルをまとめた記事。ここに書いたものだけではありませんが、ブロガーにとってフィギュアスケートをネタにするというのは恐ろしいことであります。ブログ村やランキングサイトに登録すると、アクセス数は増えますが、危険も伴うため私は遠慮しています。どこかで平和にワイワイガヤガヤ応援できる場があると幸せですね・・。
第9位 私のイチオシ・ヒグチ
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:先ほど5位の記事でも紹介した2018年世界選手権の記事です。樋口選手がやりましたよ~!!!!ちなみにこのシーズンは新プログラムお披露目時からずっと樋口選手が出場した大会の感想を書き続けていたので、最終的にメダルを手にした時には本当に報われて良かったなぁ~と思いました!!
第10位 ルール改正について
goldenretrievers.hatenablog.com
狼の眼:最近書いたばかりのものですが、2018/2019シーズンからの新ルールについて、ひとり言形式でまとめてみました。私のブログは適当なので、ルールについて詳細にまとめるというよりは、ほぼルール感想文的なまとめになっています。暇なときにお茶でも飲みながら読むくらいでちょうどいいレベル。ガチの方のルール見解については、正統派ブログの方へレッツゴー!!
以上が、グーグルアナリティクスから得たPV数情報と、私のゴリ押しによるフィギュアスケートおすすめ記事ランキングTOP10でした。
改めて、こちらは時の変動に合わせて絶えず編集していくので、頻繁に記事が入れ替わります!よって、以前紹介した過去記事はフィギュアスケートカテゴリーの中に片付けましたので、お探しの方はいらっしゃらないと思いますが、もしお探しの際はそちらからご覧ください。また、その他の古い記事も、どんどん修正を加えていくので(初期のやつは特に)色々と様変わりしたらここでお知らせしていきます。
今後とも、「オオカミのとおぼえブログ」をぜひよろしくお願い致します。
2017.10.6 再更新
2018.8.6 再再更新