オオカミのとおぼえブログ

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GPシリーズ~名古屋ファイナル完全ガイド 日本フィギュアの展望は?

GPF2017まとめ

 

 

フィギュアスケートシーズン前半戦の要「グランプリファイナル」の結果が出ましたので、その感想をこれまでの大会と共に振り返りたいと思います。

 

 

その前にこれまでのおさらい(というかまとめ)

 

 

 別名:恐ロシア杯

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 日本人メダリスト・・2位羽生 3位樋口 

 

 

別名:スケート鬼カナダ

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 日本人メダリスト・・1位宇野

 

 

別名:死の中国杯

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日本人メダリスト・・2位樋口

 

 

別名:ドーモくん杯

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羽生棄権

 

 

別名:誰かロシアを止めて杯

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日本人メダリスト・・2位宇野

 

 

別名:スケートミヤハラ

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日本人メダリスト・・1位宮原 2位坂本

 

 

NHK杯では羽生選手が棄権というアクシデントもありましたが、6戦終えた結果、日本からは宇野・樋口・宮原がファイナルへ進出しました・・!!

 

一時期は日本開催でありながらも、ファイナル進出者は宇野オンリーか?!と危ぶまれましたが、ポイントをしっかり重ねて報われた樋口と、メドベージェワの辞退により補欠で繰り上がった宮原の日本人計3選手のTOP6入りが決定しました!!

 

しかし日本勢にとっては、五輪選考も視野に入れた緊張の一戦。

 

早々と結果が気になるところなので、まずは男女共に結果から見ていきたいと思います!

 

 

目次

 

男女総合結果

男子

1. ネイサン・チェン 米  286.51点
2. 宇野昌磨 日 286.01点
3. ミハイル・コリャダ 露  282.00 点
4. セルゲイ・ボロノフ 露  266.59点
5. アダム・リッポン 米  254.33 点
6. ジェイソン・ブラウン 米  253.81点

 

男子はネイサン・チェン選手が優勝、宇野昌磨選手は僅差で2位となりました。

 

女子

1. アリーナ・ザギトワ 露  223.30点
2. マリア・ソツコワ 露  216.28点
3. ケイトリン・オズモンド 加  215.16点
4. カロリーナ・コストナー 伊  214.65点
5. 宮原知子 日  213.49点
6. 樋口新葉 日  202.11点

 

女子はアリーナ・ザギトワ選手が優勝、宮原・樋口選手は5位6位と並びました。

さっそくですが、この結果を踏まえての簡単な感想を一人ずつまとめます。

一言感想

ネイサン・チェン

ショートが段々セクシーかつクールになってきてGOOD!一方フリーは苦手意識があるのか?一気にダウンしてしまうという流れが定着しつつあるのが心配。それでも優勝おめでとう!五輪前にファイナルのタイトルをとれたのは良かったと思います!

 

宇野昌磨

ショートのアクセル後の転倒が惜しかったですね。あれはジャンプミスというより着氷した後、単純につるっと滑っちゃたような珍しい転び方でした。ドンマイです。フリーはとことん調子が悪そうで・・ややお疲れモードかな?と見えたので、全日本までにコンディションを整えて、本来の力を見せてほしいです!何気にショートの演技時間がオーバーしなければ優勝でしたね。これまたドンマイ。

 

ミハイル・コリャダ

すみません・・演技より気になったことが。それは、ロシアの平昌五輪出場停止処分についてのコリャダ選手の発言で「ロシアの犯したことを考えれば当然の処置」という部分が、実は誤訳で、本当は「ロシア選手が出場できるのは正しい判断」と言ったのだと、後に訂正された件。えっそんな誤訳ありえる??と思ったのは私だけでしょうか?確かに訂正前のコメントを見た時は「こんなこと言っちゃって大丈夫なのか?」と驚きましたが・・その後すぐに訂正が入ったので「やっぱりマズかったのか」「裏でお咎めがあったのではないか」と少し不安な自分がいる・・。単なる誤訳を願います。

 

セルゲイ・ボロノフ

トップ勢と比べると調子が良くても点差を付けられてしまうのは仕方ありませんが、それでも今期は与えられたチャンスや自分にできることを100パーセント発揮するぞ!という気迫みたいなものが感じられて、見ている方も応援したくなるし、気持ちが良いです!長く競技を続けたい選手にとっては希望の存在ですね。

 

アダム・リッポン

肩はもう大丈夫なのかな?他の選手もそうなんですが、今季は五輪シーズンということもあって、前半からフルエンジンで飛ばしてくる選手が多いですよね。そのためか、ここに来てグッとケガや疲労がのしかかってしまったように見えます。そう考えるとピークをつくるのって難しいですね。なんだかんだで全試合ピークに近いかたちを持ってこないと追いつけないくらい全体のレベルが上がっているのも、この「エンジン疲れ」を及ぼすことに関係しているんだろうなぁ。

 

ジェイソン・ブラウン

ジェイソンは日本が好きなのに、日本での試合と相性が良くありませんね。なぜだろう?ラッキースポットであってほしいのにーー!!個人的にフリーの「Inner Love」が大好きなので、完全完璧音ハメノーミスverで滑り切るところが見たいです!ジェイソンと振付師のロヒーンさんのコラボは世界一!今のフィギュアに足りないものがつまってる!

 

アリーナ・ザギトワ

ジャンプがクリーンに決まらなくなってきているので、五輪まで持つかな?という不安はありますが、それ以外の要素は試合を重ねる度に強化されていて凄いなぁと思います。以前はせかせかしていた身のこなしも、今は音を意識してこなしているので、さほど気にならなくなってきました。何より多少のミスでも高得点をキープできる選手になっているのが羨ましいです。これも戦略と才能がなせる業。時代はジャンプだけ、スケーティングだけで救われないのだと痛感させられました。

 

マリア・ソツコワ

ニューヘアーカラーで気合いの入ったソツコワ選手でしたが、生え際の明るい金髪が帽子に見えて演技に集中できなかったよ~う・・!!!しかし最近まで回転不足をくらっていた選手とは思えないほどジャンプが綺麗になっていて、どんな訓練しているの?と聞きたいくらい頑張っていますね。以前、ソツコワ選手をファイナルで開花させてはいかん!と書いていたのですが、本当にそうなってしまったのでどうしよう。もうこれ以上ロシアは日本女子をおいつめないで~~!!

 

ケイトリン・オズモンド

オズモンド選手はちょいちょい大きなミスをする選手ですが、演技全体が大きいし、広がりがあるので、ミスが表彰台の命取りにはならないのが強みですね。しかし、五輪では最終グループのノーミス演技が揃えば、小さなミスでさえ命取りな採点になるでしょうから、そういった緊張をいかにコントロールするかが鍵になりそうです。オズモンド選手の場合は技術ではなく、メンタル面の不安が課題なんでしょうね。

 

カロリーナ・コストナー

今回はメドベージェワ選手が不在というのもあって、尚一層表現が際立っていました。もはや女子シングルでPCSを比較する選手がいない状態。全要素がプログラムの中でストーリー化されているような感じ。3T2Tでもあんなに高得点がでるのは、コストナー選手以外は無理でしょうね。コストナー選手と同じ構成で勝つには、女版高橋大輔か女版ステファン・ランビエールの用意が必要かもしれない。つまりはいない。

 

宮原知子

ショートではスケートアメリカよりもジャンプが戻ってきていて、順調に回復してきていることを確認。フリーでは冒頭のお釈迦様のような指のポーズがなくなり、より日本人らしさがでるように改善されていました。はじめは急きょ予定にはなかったファイナル行きが決定して体の面で無理がでないか心配でしたが、宮原選手本人はケロッとしていたのを見て安心しました。とにかく復帰してからの宮原選手は、とても明るく前向き!5位という結果にも気持ちの面でサラッと受け入れ「次だ!次!」と落ち込まずに全日本へ調整していけそうです。

 

樋口新葉

初めてのグランプリファイナル。全日本前のこの時期の調整は心・技・体で難しかったでしょうね。フリーは緊張で崩れてしまいましたが、ショートはそれと同じ心境でもノーミスでやりきれたのだから全日本には自信を持って進むべし!大丈夫、こんな最強TOP6と戦うのだから、日本のファンだって今回の結果は想定の範囲!問題はここでピークと運を使い果たすか、ここで少し休憩して次でかっ飛ばすか。個人的には本番は全日本だと思っていたので、ファイナルは勉強会だと流して、この悔しさをバネに爆発してほしいな。

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唯一決戦が名古屋だったのは、今後の調整を考えると時差ぼけもなくてよかったです

日本女子の分析

さて、結果日本女子は地国開催で5位6位となってしまい、世間では「もうフィギュアよりスピードスケートの方が強いのね・・」「ロシアのお家芸になっちゃたね」「宮原でも勝てないなら無理じゃん」とファンには悲しい声が聞こえてきますが、できればまだ希望を捨てたくはないというのが私の気持ちです。そこで、私なりに「日本女子、平昌への飛来編」として独自に日本女子を分析し、今大会の感想を締めくくりたいと思います。

泣かないで新葉!

まずはフリー終了後、悔しさで涙涙の樋口選手から。

 

ショートは73.26点(TES39.08点 PCS34.18点)

冒頭の2Aと後半の3Lz3TでGOE+1、スピンステップでオールレベル4獲得。しかし後半基礎点5.83の3Fで!を取られ、GOE-0.30点の計5.53点となりました。惜しいのはズバリこの3F!。しかしこの!マーク、実はショート首位のオズモンド選手もルッツ(基礎点6.00)で取られているのですが、彼女の場合GOE+0.80点の計6.80点となっています。どうして同じ!マークなのにこんなに評価が違うのかといえば、質の良いジャンプには高い加点からのマイナスになるので、GOEの評価が高いほどダメージが少なくなるんですね。ただこれってエッジ違反には変わりはありません、間違った踏切で質のいいも何もないとは思うので変なルールです。!には一律加点なし、eにはマイナスいくつとかにすれば平等なのになぁ。

 

とは、いってもルールはルールなので、少しでも!のマイナス分をカバーするには、①質の高いフリップを跳ぶか、②エッジを改善するか、③ループにかえるか、にするしかありません。

 

①質の高い3Fを跳ぶ

今からジャンプを変更するのは心の負担になりかねないので、このままのエッジで開き直って突破する方法。オズモンド選手並みにスピードがあると言われている樋口選手なら、思い切って飛べばダイナミックなジャンプを見せてくれるはず。

 

②エッジを改善する

ジャッジはエッジに関しては気分屋さんなところがある。特に小さい大会だとおまけしてくれたり、逆に五輪みたいな大きい舞台だとノーミス演技に回転不足やエッジエラーでマイナスすると、一般の視聴者がWHY?とざわざわしてしまうので、最終グループには厳しくしない傾向にある。よって「あれ?いつもよりは良い感じじゃない?」と思えば少しくらいフラットでもいつもより良ければ認定するかもしれない。いつもより良い感じなら。

 

③ループにかえる

フリップとループは0.22点差しかないので、単独ジャンプをループにして、ここにGOEを足した方が点数でるんじゃないの?という選択もありますが、選手本人が跳びやすいジャンプというのもあるので、どうしようもない状況以外は判断に迷うところですね。やはり単独ジャンプはステップから直ちに跳ぶ選手の方が評価が高いですし、そうなると自分が跳びやすいジャンプの方が安心できますよね。

 

よって①②の方向で、ひたすらノーミスを貫けばOK。PCSも上がって来ているし、なんとかなる!いや、なんとかなるんだ!!

 

あと、もうひとつ考えられるのがダブルアクセルですね。

 

あれだけ質が高いのに前半ジャンプということでGOEが高くても、得点源にならないのがもったいないです。ただ、あそこはもう後半に動かせないほどアクセントになっているので難しいところ。今季トリプルは試さないと言っているので、それなら前後のつなぎを濃くしてみるとかで少しでも点が上がらないかなぁ。2Aってなかなか侮れない要素だと思います。

 

きっとショートの順位やら得点を見たら、上位陣の驚異的な強さにショックと緊張でごちゃまぜになってしまったんでしょうね・・。コストナー選手がミスしても自分と僅差しか違わない恐怖とか、ザギトワ選手やオズモンド選手はノーミスでも届かない距離にいるんじゃないかという不安とか。ただでさえ突然の「全日本直前!宮原選手との代表選考対決!」みたいになってしまいましたし。でも、この経験が強くしてくれると思います。樋口選手は自分に厳しいからこそ相手の強さにも敏感だし、決して過信するようなこともないからライバル選手を分析しすぎてパンクしちゃったのかなと思います。この時期何が大切かといえば自分のレベルに満足しないこと。今、余裕がない選手ほど改善力があると思います!自分を信じて頑張ってほしいです!

諦めないで新葉!

そして問題のフリー。出だしはいつも通りで良かったと思います。が、ひとつミスが出たらやる気がなくなったとかではなくて、集中力が途切れたというか自信喪失してしまったように見えたのがもったいなかったです。ジャンプをミスしたって、いつものパワフルなワカバボンドであってほしかったな。そうすればPCSは案外69~70点は出たと思います。トップ選手はジャンプミスがあろうが、その他全体をまとめてPCSで補ってきます。樋口選手もこのプログラムでなら、そういう選手になれると期待しているし、信じています。だからこそ、諦めないで最後まで戦ってほしい。今季こんなにも期待されているのは、成績ではなく、樋口選手のスケートが素晴らしいから。勝ち負けでなく、007の世界観を観客に酔いしれさせる気持ち、樋口選手が楽しんで滑れる気持ちで次に行けたらいいなと思います。

宮原でも勝てないの?

ショートフリーをノーミスで終えた宮原がなぜ勝てないの?が世間の正直な声でしょうね。宮原選手も十分凄いのですが、他が凄すぎるんですよね。もうそれくらい上位陣のGOEが凄い。例えばショートなんかで、オズモンド選手は3Lz!以外の全要素のGOEが1点超えですし、ザギトワ選手もフリップとアクセル以外は1点超え、コストナー選手に至っては3T2TでGOE+0.40でもステップで+2点も出しているのでGOEだけの加点率を見ればとても高いことがわかります。ミスがあっても、質の高さで救われているので、日本勢はなかなか勝たせてもらえない、本当に強い存在です。一方フリーでは、宮原選手も高いGOEを貰っているものの回転不足が重なったことで、得点を伸ばすことができませんでした。(そりゃぁ猛練習しちゃうわ)

それでも宮原しかいない!

今回とられた回転不足は3つ。3Lz<3T<と3F<。前回のアメリカ大会でもややジャンプの回転には危険センサーが作動していましたが、その際のジャッジの判定は優しく、クリーンとしていました。しかし今回はいつもの厳格なジャッジで、容赦なく3つも回転不足をとられてしまいました。しかし、そうはいってもまだ復帰から時が2か月ほどしか経っていないわけで、ジャンプの完成もこれから先のことという感じはします。初戦と比べても精度はどんどん良くなってきてますよね。焦らず、無理せず、調整していけば全日本ではもっと良いジャンプを見せてくれるのではないでしょうか。問題はノーミスでどの位置につくか。今回の結果はかなりリアルな日本人選手の位置付けとなりましたが、やはり五輪最終グループに残るであろう選手たちと並んで滑ると、海外選手の演技の大きさには圧倒されてしまうものがあります。

 

ファイナルを終えて「宮原がダメなら誰が五輪に出ても同じだね」という批判があるかもしれない。それでも日本のエースは宮原だということに間違いはない。ジャンプは完成形ではありませんが、その他の要素でも高い評価を貰えるのはPCSからしても彼女しかいない。今は日本女子の耐える時期かもしれませんが、宮原選手は後に評価されるタイプだと思います。

GPSの頑張りを添えて

再度になりますが、現時点で五輪メダルをとれる選手がいないので誰が出てもいいというのは絶対に違う。(五輪は思い出作りなんかじゃなく、国内で一番強い選手が行くべき!)シーズン開幕に期待されていた動きと今が違うように、五輪でも同じように何かが変わると思っています。今季に真央ちゃんやゴールド選手がいないこと、メドベージェワ・フェルナンデス・羽生選手がファイナルにいないこと、コストナー選手のピークが今あること、本田選手より先に坂本選手がGPS台のりを果たしたこと・・昨季の今頃はこんなことをほとんどの人が予想などしていなかった。本当に何があるかわからないのがシーズン後半です。まだつなぎを増やすなどの戦略によってどうにでもなるし、全日本後に修正できる時間もある。何よりファンが応援することを諦めてはいけない。

 

また、たった一度の成績で今までの評価がチャラになるわけではありません。ファイナルでの宮原・樋口選手の成績が下位だったからといって、このふたりのアドバンテージがなくなったとも思えない。それこそ誰が出ても、この大会では彼女ら以上の成績を修めるのは非常に困難だったと思いますよ。むしろ危険なのは、このふたり以外で全日本のみ好調な選手たちがいた場合の選考です。特に自爆大会となり、国際大会でのスコアが低い選手が優勝したら「果たして国外で通用するのか?」「メダルどころか入賞もできないんじゃ」と、そうとう荒れるであろうことは覚悟しておかなければなりませんね・・。気が重い。いや、本当に何が起きるかわからないので・・・。全日本選手権といえど、やはり目安になるのは国際大会でのスコアだと思います。五輪なんて誰が出ても初出場で緊張してしまうんだから、その中でも世界選手権等で経験を積んだ選手や、無名ではないタイトルを持っている選手というのは選考にあたっても大切なんじゃないかなぁ・・と、思います。五輪シーズンは、2枠の場合、年明け辺りにテストスケートでもあって最終決定できればいいんですがね~(無理)。

 

とにかく穏やかに全日本が終わることを願っています。ただGPSで好成績を修めた樋口・宮原・坂本の頑張りは、選考のスパイスとして添えてあげてください。スケート連盟の皆さんよろしくお願いしますよ。マスコミがとんちんかんなことを言っていますよ。

その前に五輪がどうなるか分かりませんがね。

さらばグランプリファイナル

以上で長い長いGPシリーズ感想日記は終わりになります!長いようで早かった・・。ちなみにジュニア女子は1位ロシア2位ロシア3位ロシアでしたね!数年前だったら紀平選手みたいな子は優勝確実だっただろうに、今は3A3T跳んでも、そのさらに上の選手がごろサラいるなんて嘘だろ・・という世界です。もう世界の終わり。セカオワです。日本勢はルールに即対応できるようにスケート連盟がんばれ。スピードに乗ったジャンプ!言われスピードつけたら、次はシニアらしいスケーティング言われSS磨いたら、今度はつなぎ増やせば多少スケーティング粗くても点出すよスタイルになり、振付を凝ればGOE稼げるジャンプやステップを評価する←(今ココ)でどれも羽生選手以外は、一年遅れで対応している感があるのです。なぜ羽生選手だけ準備バッチリかと言えば拠点がカナダだからよね。樋口・三原・坂本・本田は外国人コーチの方が何かと助けてくれ、手探りな戦略でいかなくても良さそうな気がします。樋口選手なんて大会の分析がコーチか!と突っ込みたくなるくらい凄くてびっくり。もっとロシアやカナダに負けないサポートが日本にもあるといいですね。

 

そんな感じでひたすら凄いわぁ~しか出てこなかったこれまでの大会でしたが、毎度毎度刺激的で引き込まれる選手ひとりひとりの演技だったなと思います!

 

長くなりましたが、これで終わりになります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

完結