オオカミのとおぼえブログ

主にフィギュアスケート、BSやNHKの歴史・紀行番組について書いています。オオカミだけど一匹じゃないブログ目指します!

ジュニアの新星 荒木菜那のFS「善徳女王」が凄い!

 

先日行われたフィギュアスケートのジュニア・グランプリシリーズのベラルーシ大会で日本の荒木菜那選手が見事2位に輝きました。

 

ショートが62.98点、フリーが120.02点の合計183.00点というまずまずなスコア!

 

正直ノーマークの選手だったので「何??こんな素敵な選手がいたの??」とテンションが上がっております。特にフリーの「善徳女王」が素晴らしい!

 

今回は、そんなジュニア女子のニューヒロイン荒木菜奈那選手のプロフィールと、イケてるフリーのプログラムについて語っていきたいと思います!

 

 

 

荒木選手ってどんな子?

分からなかったので、さっそく日本スケート連盟のホームページで調べてきました。

 

名前 荒木菜那(あらきなな)

区分 強化選手B

生年月日 2002年3月5日

身長 151cm

所属 中京大中京高校(名東FSC

今年の目標 全日本ジュニアで上位に入り、全日本選手権に出場すること

過去の成績 2017年 第37回全国中学校スケート大会 7位    2016年 中部ブロックJr 2位

 

2002年の3月生まれですから、現在高校1年生の15歳ですね。コーチはあの門奈裕子さん。なるほどねー!という感じのジャンプです。名東といえば今は安藤さんも指導のお手伝い&お勉強をしているんですよね!そんな安藤さんも荒木選手の今回の活躍にはSNSで大喜びの声を上げていました。今後とても楽しみな選手です。

 

 

「善徳女王」ってどんなプログラム?

そして話題は、フリーのプログラムについてに入りたいのですが、実は私、今季は韓国でのオリンピックということもあり、シニア選手のうちの誰かひとりは、エキシビション用プログラムにK‐POPや韓流ドラマの曲を使うのではないかなぁと思っていたのです。さらに、大勢のライバルがいる中で個性を出すためにと、現地サービスを意識する子がいてもおかしくないと想像したら「いや、もしかしたら競技用プログラムで攻める強者もいるかも?!」と思ったのです。そしたら、まさかまさかのジュニア選手がフリーで使用しているではありませんか!未知の領域に踏み込むなんて凄いチャレンジャーではないか。しかも選んだのは「善徳女王」!渋い!

 

そこで「善徳女王って何?」というお方に少し、どんなプログラムかをお話したいと思います。

 

 

中身はファンタジー、でもストーリー性は最高

単刀直入にいうと、よくある韓流ファンタジードラマです。史実はほとんどどっかにいちゃっていて、現代風におもしろくアレンジしてあるというもの。「ええ~?!」っとあり得ない展開と、リアルを無視した分、逆にストーリー性はあるのでスケートのプログラムなんかにすると比較的演じやすく、作りやすいのではないかと思っています。

 

~ドラマのあらすじ~

時は、7世紀-。朝鮮半島では、高句麗(コグリョ)・百済(ペクチェ)・新羅(シルラ)の三国が勢力を競い合う乱世の時代が続いていた。
新羅では、妖女ミシルが美貌と色仕掛けで歴代王を操り、宮廷で絶大な権力を振るっていた。そんな中、ミシルは、チンピョン王の正妃マヤ夫人を拉致して亡き者にしようとするが失敗に終わる。一命を取り留めたマヤ夫人は、双子の姉妹を出産するが「双子を産むと王族の男子が絶える」との言い伝えにより、双子の妹のトンマンは侍女のソファに託された。ソファに娘として育てられたトンマンは、好奇心旺盛でたくましい少女に成長する。

 

詳細 BS朝日 - 韓流モーニング 「善徳女王」

 

荒木選手が演じているのは、この物語の主人公トンマンですね。家族と生き別れになった双子の妹トンマンが後に男(のふり)として宮廷に忍びこみ、再び王の座に返り咲くまでの困難と、三国統一までの波乱を描いた歴史ドラマです。

 
f:id:goldenretrievers:20171012133908j:image

出典  http://www.twellv.co.jp (左がトンマン)

 

振付は宮本賢二さん。衣裳もトンマンを意識した作りになっていてドラマの世界観が生かされています。1番良いのは編曲ですかね。ドラマで主要な部分に使われていた音楽をストーリー仕立てに上手く構成されてあります。

 

このような感じで、以前から「何気に韓流ドラマってファンタジーなだけにフィギュアのプログラムにハマりやすそうかも・・」と密かに思っていたのです。なぜ私がこのドラマや曲を知っているかというと、オリンピック前に選手に似合いそうな曲探しをしまくっていた時に、偶然いいかも・・!と出会ったからなんですね。あともうひとつ、この「善徳女王」と同じような内容なのですが、「奇皇后」という歴史ドラマも、フィギュアのプログラムにイメージしやすそうなストーリーと曲があり、使えそうだなと思いました。これ以上のドラマは知らないのですが、韓流ドラマはちょうどいい感じの安っぽさが、他のエイターテイメントとして違和感なく変えられるのかな~と(けなしているのではなく)いい意味で思います。

 

 

荒木選手の魅力を知ろう

それでは次にフリーの演技を振り返りながら、荒木選手の魅力を書いていきたいと思います。

 

youtu.be

 

3Lz3T 3Lo 2A / 3F 3Lz2T2Lo両手タノ 2A3T 3S

 

ノーミス演技です!何といって持ち味はジャンプですね。高いです。そしてスピンもいい。冒頭のルッツトウで1.3の加点をもらっています。続いてのトリプルループでも+1.20と高い評価で、技術点は66.82点でした。いやぁ~日本のジュニアの中でも久々なダイナミックジャンパーですね。幅が凄いので見ている方に強烈なインパクトを残します。こんなこと言ったら思いっきり否定されそうですが、少しジュニア時代のキム・ヨナと真央ちゃんを足した感じがします。

 

演技構成点は53.20点。今後トップ勢たちと渡り合っていくには、もっともっと伸ばしていきたいところですが、今回は突然の飛躍に成長真っ盛りという発展の中にいるので、未来に期待しておきましょう!今後はパフォーマンスの部分に力を入れると、がつんと魅力が引き立つんじゃないかな。見栄えのあるジャンプを跳ぶスケーターは、バネがあり過ぎるせいか、なかなか安定するまでに時間がかかりますが、それがコントロールできるようになれば他も強化できる余裕がでると思うので頑張ってほしいです!

 

 

感想

これだからフィギュアは面白いし、一度ハマったらやめられません!好きだった選手が突然いなくなるのは悲しいですが、それとは逆に突然ノーマークだった選手が飛躍し、メダル争いに食い込んできたりもするので見ていて飽きません。ノービス辺りでも「この年代は目立った成績のない隙間世代だな・・」なんて言われていても急にどこからか新しい風が吹き荒れたりするので、やはり日本女子の歴史は凄いぜ!と改めて感じました。

 

遅咲きの選手・・という表現がよくされますが、日本人選手の根性というか忍耐みたいな「諦めない精神」はDNAか!と思うくらい凄いと思います。遅咲きなんじゃなくて、諦めず努力した結果なんですよね。思うような成績が出ずに、そのまま消えてしまう選手が多い中「誰にでもチャンスはある!」と信じて、モチベーションを維持してくる選手達には報われてほしいです。

 

それにしても、荒木選手は本田真凜選手と同年代なんですね。そう考えると、やはり全体的な差というものは、まだまだ感じますが、今回の彼女の活躍を見て、他の選手たちも「私も頑張ろう」と希望を持ってほしいなと思います。(特に青木選手には復活を激しく希望)

 

以上、短めな記事になりますがフィギュアスケートはジュニアも個性豊かで楽しいですね!有望と言われている選手も、その背中を追う選手も応援して盛り上げていきたいです。

 

ここまで、お付き合いいただきありがとうございました。

 

 

まとめ記事にコメントを入れて編集しました!

goldenretrievers.hatenablog.com