平昌五輪公式HPの世界地図から日本が消された問題について
またまた冬季五輪開催地に関する新たな騒動がありました。
ちなみに以前のはこちら
goldenretrievers.hatenablog.com
それは、平昌五輪公式HPの「ドリームプログラム」というコーナーに載っている世界地図から日本が消されていたというもの。
( ちなみにスマホ版とPC版では表示が違い、今回問題になったのはPC版の方になります。)
※現在は修正されています
公式リンク PyeongChang Dream Programme | Winter Olympic 2018
なんと日本だけでなくサハリンまで消えているという嫌がらせなのか擁護なのかわけのわからない行動。
あのロシアでさえソチ五輪では、ここら辺の政治的デリケートな部分には配慮していたというのに・・。
時期が時期だけに、こうして「地図から日本を消す」という行為は、おふざけでは済まされません。仮に北朝鮮に同じことをしたら「宣戦布告」だと言われ、昔だったら戦争になっちゃうレベルで酷い出来事です。
「まぁ韓国のやることだから・・」「大人気ないなぁ・・」「いつものこと!」で日本がスルーしてくれると思っているのでしょうか。(確かに今までの日本の韓国に対する諸々の対応は激甘でしたが)
できれば日本政府には「訂正を申し入れる」とか「断固抗議する!」とか優しい対応ではなく、しっかりと抗議していただきたい。
だって、これで五輪HPに関する問題は2回目ですよ??
以前は竹島を「DOKDO」(独島)日本海を「EAST SEA」(東海)と表記しました。
このように、平和の祭典という場でわざわざ政治的問題を引っ張り出すなんて、あまりにも非常識ではありませんか。世界中に自分たちの主張をアピールする機会だと五輪を利用しているとしか思えません。
もう2回目ですから、ここできちんと抗議しなければ再び同じような問題が起こるでしょう。
こんなに歓迎されていない状態で、大切な日本人代表選手を韓国へ送り出さないとならないなんて、とても悲しいですし、不安です。
韓国側が今後どのように説明するのかはわかりませんが、「故意ではない」とか「手違い」とかでは納得できませんよね。既に平昌オリンピック組織委員会は「単純なミスだった」とコメントしているそうですが、どのようにしたら世界地図から日本が消えるミスが起こるのでしょう?説明にしては、あまりにも適当すぎます。
ネットでは「朝鮮半島を大きく表示したら日本列島が消えただけなのかもしれないのに、こんなに騒ぐなんて大げさだ!これは嫌韓ではないか?」とおっしゃる意見もありましたが、地図を見てもおわかりのように、例え朝鮮半島を拡大しても日本列島が入る余白くらいはありますよね。それに「島国だから省略した」なんて意見もありましたが、フィリピンだって普通に載っているではありませんか。
それに、HPを見て気づいたのですが、言語表示も英語、フランス語、中国語はあるのに日本語だけはないんですね。
(これは別に言いのですが)それなら、「平昌に来る日本人観光客が少なければ、東京五輪をボイコットする!」なんて議員が言わなければいいのに・・と思います。来て欲しいのか来てほしくないのか、言動が伴っていないのでわけがわかりません。
しかし、韓国はこれと同じことを日本がやったなら、もの凄く憤慨するでしょうし、東京五輪のボイコットを世界中に訴えかけるでしょうね。
少しでも韓国を批判すると、先ほどのコメントではないですが、直ぐに「日本人は嫌韓だ!」とレイシスト扱いされて、なかなか「NO」を突きつけることができない雰囲気がありますが、それは違います。
間違っていることは、きちんと相手に理解してもらうまで言い続けなければなりません。
何か被害にあって、それを正すために声を出すことがどうしてレイシストになるのでしょう。
韓国にはもう少し相手の被害にも敏感になってほしいです。
日本人が抱く嫌韓感情とは無条件に韓国人を見下したり、嫌うこと(差別)ではなく、韓国や韓国人から嫌な思いをさせられて信頼できなくなったことからくる訴えです。
きっと多くの日本人が後者なんです。何も理由がなく嫌わないし、批判なんてしません。(一部に変な偏見思想の方がいらっしゃるのも事実ですが)
日本人は遠慮しすぎです。それは別に韓国相手にだけではありませんが、あまりにも何も言わない・行動しないのは逆に無責任であると思います。
日本語や日本人のメンタルそのものが自己主張向けではないので、どうしてもいい意味でも悪い意味でも「大人な対応」になってしまいます。
正直、私自身も今回の騒動については「またか・・」と、怒りよりは呆れの方が勝っていて、かなりどうでもいい感が出てきてしまっているのですが・・これ自体が麻痺しているし、よろしくないことなんですよね。
だってこういう態度をとる度に相手には「なんだ大したことではなかったんだ」と誤解させてしまうんですもの。
それに日本人選手の安全のためにも、うやむやにせず、誠実に向き合っていかなければいけませんよね。
五輪憲章にも「五輪における政治的宣伝等の禁止」とあるように、いくら「ミス」だと言い訳しても、前回の領土問題表記の件と合わせて「違反」を犯しているという自覚を持って解決してもらわなければ困ります。
今までのことだけではなく、大会中にも日本を侮辱する行為や、日本人選手に向けて嫌がらせ等の差別行為があった場合は(そうならないようにしなければならない)絶対に曖昧な態度を取ってはいけません!選手をまもるためにも、きちんとした対策を日本側にはお願いしたいです。
はぁ・・こういう事件がある度に、日本人って抗議に不利だよなぁ~と、もどかしい気持ちになります。英語を公用語にしろと言いたいわけではありませんが、はっきりモノを言いたい時には英語を使うと、メンタルも別人になってもう少し強い系日本でいけるのかな・・と考えてみたり。
最後に、あるブログを紹介して終わりたいと思います。
迷惑な韓国~日本人女性は韓国人男性に夢中だとの韓国人の思い込みは大変迷惑です。~
どんな内容のものかと言いますと、アメリカで育ったある日本人女性の方が、留学先の大学で出会った韓国人のことを書いたブログなのですが、ここに出てくる韓国人の方の反日思想がそのまま今回のような問題にも直結しているな~と思うのです。
おそらく、彼女のように留学先や旅先で同じような反日行為を受けた方もいらっしゃると思います。(私もあり)
ただ彼女の場合、お育ちが英語圏なのもあって日本語よりも英語が得意のため、間違ったことや、不快なことがあると、きちんと論破されているので解決できているからいいのですが、ほとんどの日本人はその勢いに圧倒されたり、なかなか言語の問題等で思うように反論できなかったりします。
注意したいのは決して彼女は嫌韓などではなく、むしろひとりの韓国人との出会いによって韓国という国に不快な感情を持った被害者に過ぎません。あくまでも「こんなことがあるかもしれないから気をつけてね」という内容です。
もちろん全部が全部こうというわけではありませんが、情報を共有しておくだけでも何かに役立つと思うので・・。(もちろん韓国にも良い部分だってありますし、同じレベルでやりあっていてもいけないと思う)
ちなみに、たくさんのエピソードがあるので、1日では読み切れないと思いますが、現在ブログ主さんは更新を休止しているようなので、ここでの詳しい紹介は控えます。ぜひ、ブログの方を直接ご覧になってください。
念のため、もう一度申し上げておきます。決して、ブログ主さんは(私も)嫌韓ではありません。
ただ、好きか嫌いかと信用できるかできないかは違う。
間違ったことは正さないと。
今回は早急に直してくれたようなので、さすがにあちら側も事の重大さに気づいてくれたようですね。
どうか平昌五輪が開催されるなら、すべての国の人々が平等に歓迎され、平和に全期間が終えれるように願っています。
それにしても残念なことが多すぎるな・・。