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フィギュアスケートTV!世界フィギュア2017を小塚崇彦が紹介

2017年3月11日にBSフジで放送された「フィギュアスケートTV!ここがスゴイよ世界選手権スペシャル」のまとめと世界選手権の紹介になります。

 

何と今回のゲストコメンテーターは小塚崇彦氏!日本代表選手の今季の演技を振り返りながら各選手を(小塚氏いわく)鋭く、辛口で分析していきます。まずは番組の冒頭からどうぞ!


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 Wikipedia

 

おかえり小塚崇彦

八木沼「最近のタカちゃんの活動はどんな感じですか?」

 

小塚「そうですね~最近は、あの~まぁスケートの練習したりだとか、あと~スケート教室をやったりだとか、またスケート界に戻って参りました。」

 

八木沼「と言うことは、ご自身でもアイスショーで滑る機会も増えてくる?!」

 

小塚「う~~ん、そうですね。あるかもしれませんね…。」

 

少し緊張した感じで言葉をじっくり選びながら話す小塚さん。まるで現役時代のインタビューの様です。しかし今から選手について語るときは熱くなります!それだけこの競技が好きなんでしょうね。そんな感じで番組はスタートです。

 

 

日本代表について

さっそく今回のテーマ「世界選手権」から日本代表の初出場組について、全日本選手権フリーの演技を振り返りながら小塚さんがコメントしていきます。

 

三原舞依……演技出だしから滑らかなスケーティングで美しい。膝、足首がやわらかい。ジャンプには流れもあり正確。練習通りの内容が試合で出来ていることが窺える。

 

とにかく絶賛する小塚さん!番組では三原選手がとても良い練習を積み重ねているように見えると何回か語っていました。

 

樋口新葉……今までは勢いで推していくスケーターだったが、ここ最近で大人っぽくなった。しっかりとした軸でストーンとしたジャンプを跳ぶ。まだまだ若いのでこれからが楽しみ。

 

樋口選手へ小塚崇彦からの辛口ポイント

試合でポロッとミスをしないこと。試合は点数の積み重ねなので、少しのミスもなくすこと!

 

厳しくもあり、後輩を優しく見守る小塚さんでした。

 

田中刑事……4回転時代の荒波の中で男っぽくなった印象。強さと滑らかさを持ち合わせているのが魅力。リカバリーできるようになったのが成長した部分なので今後も続けてほしい。

 

小塚崇彦のココが鋭い!

4回転については種類も本数も増えているため、全選手に向けて色々な知恵を振り絞り、しっかり練習後のケアすることで、ケガを防いでいくべきだと注意していました。

 

総合評  全体的に若い!勢い・個性があるので、それらを存分に出して戦ってほしい。

 

 

四大陸選手権ハイライト

続いては四大陸選手権のハイライトを通して気になる選手にスポットを当てていきます。

ちなみに今大会で初めて解説者デビューした小塚さんは「こんなにマジマジとスケートを見たことがなかった」そうなんです。特に男子フィギュアは昔からしたら考えられない世界だとか。果たして選手時代には見えてこなかったフィギュアスケートの姿とは?全然辛口ではない小塚評をご覧下さい。

 

まずは女子で優勝した三原選手に関しては、とても安定しているので世界選手権と思わず、いつも通りでやってもらいたいと語ります。

 

男子はネイサンVS羽生か

男子についてはネイサン・チェン選手と羽生結弦選手が取り上げられました。

 

ネイサン……多数の4回転に加えてスケーティングも凄く氷に乗っているし、ポジションも美しい。

 

やはり関係者はネイサンのこと4回転だけじゃないと評価しているんですね。メディアでは結構ネイサンさんはジャンプ以外は羽生選手と比べてまだまだとか言うけど、正直そこまで大きな開きはないですよね。油断大敵です!

 

羽生……(試合後のインタビューを見て)自分で見て、聴いて、感じたものを直ぐに取り込み、処理をして話すという行為がはやい。頭の回転が良いのは、さすがオリンピックチャンピオンだなと思う。

 

私も同感ですね。トップに立つ選手って皆さん洞察力や自己分析能力に長けていると思います。足りないものを直ぐに察知し、改善するということは、それだけ自分に厳しくないとできないことだと思います。

 

【小塚ポイントまとめ 】

 男子は4回転持ちからフルパッケージ(ジャンプ以外の要素も完璧)にしたい人、フルパッケージから4回転持ちになりたい人の両方が入り乱れ、互いに必要なものを積み重ねている時期。そういった意味ではどんどん差がなくなっているのではないか。

 

そうですよね。一昔前は技術か表現かで別れていたこの競技も、今やトータルパッケージが当たり前でどんどん進化しています。4回転もできて表現も劣らないどころか卓越しているスケーターが増えているのが凄いです。

ただそれだけ酷な練習を積んでいるとも言えるんですね。例えば羽生選手は練習で休息を入れずに連続でプログラムを通したり、宇野選手はセカンドジャンプに4回転をつけたりしているそうです。さきほど小塚さんも心配されていたように、疲労からケガをしないように今こそ専門的なケアが確立され、それが選手の助けになることを望みます。

 

 

いざ世界選手権へ!

最後に男女シングルとカップル競技についての小塚評になります。

 

村元・クリス組

ペアを組んでから日が浅いのでこれからの成長に期待したい。世界選手権10位という高い目標を設置することは成長するにあたって大切なことなので良いこと。二人の息も合っているので、村元選手の妖艶さとクリスの経験がさらに融合したら素晴らしいカップルになると思う。

 

女子シングル

ロシアの活躍が目立つが二年に一度(代表選手が)シャッフルされてるくらい層が厚い。また、全員若くのびしろがあるのが強み。

カロリーナ・コストナーの復帰については、非常にスケーティングが上手く線の美しい選手なので、このままフィギュアスケートらしさを出したスケートをしていってほしい。

 

男子シングル

四大陸選手権ですら4回転で白熱していたのに、それに加えて世界王者のハビエル・フェルナンデスが入ってきたらどうなるのか?

また、アメリカのジェイソン・ブラウンのようなプログラムの最初から最後まで出来も流れも綺麗な選手もいる。

 

なるほど。女子はまったく展開が読めませんが、男子はいつもの世代交代がそろそろくるのかなぁという気がします。多分ネイサン選手、宇野選手あたりはこれからグンとトップに上がってくるんだと思います。

そんな中でも羽生選手が勝ちきれたら凄いことだと思いますがどうなるんでしょうかね。男子の来季はもっと進化するんだろうな。

 

 

まとめ

以上で小塚崇彦氏による世界選手権スペシャルはおわりになります。印象的だったのは番組最後にあった三原選手のインタビューで「今までもスケートが好きだったけど、ケガからの復帰後にスケートに対する思いの深さが変わった」という三原選手の話を聞いて小塚さんも共感していたところにジーンときました。

また、このようにニュースコメンテーターや司会者に大会の分析や紹介をしてもらうのではなく、スケーター本人にしてもらえるのは嬉しいですね。

 

そんな世界フィギュアスケート選手権2017は地上波フジテレビ系にて5夜連続放送されます!

 

放送日程

地上波フジ 3/29(水~)4/2(日)

BSフジ 4/9(日)女子SP&FS/16(日)男子SP&FP/23(日)エキシビション

 

ちなみに世界ジュニアフィギュアスケート選手権も今回は地上波に登場します!

 

3/18(土)女子フリー 生中継

さらにこの日は同じくフジテレビにて午前10:25~11:45に「フィギュアスケート本田4兄妹 わたしたちのレベル4 ~シーズンIII~」も放送されるので要チェック!

 

※BSフジでは3/27(月)に男女シングルのダイジェストが放送されます

 

小塚「今のジュニアはシニアでも通用する人ばかり。」

 

お見逃しなくです!

 

以上でおわりになります。最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

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