オオカミのとおぼえブログ

主にフィギュアスケート、BSやNHKの歴史・紀行番組について書いています。オオカミだけど一匹じゃないブログ目指します!

四大陸フィギュアの男女SPを愛をこめて解説

2017年四大陸フィギュアスケート選手権から男女ショートプログラムの結果と感想をザックリと書きます。

 

まずは女子から!

 

【女子SP】

1 デールマン 68.25 36.97 31.28

2 オズモンド 68.21 36.42 32.79

3 トゥルシンバエワ 66.87 37.53 29.34

4 三原 66.51 37.31 29.20

5 未来 62.91 32.43 30.48

6 ダビン 61.62 35.56 26.06

7 ベル 61.21 31.69 29.52

8 ジジュン 60.37 31.80 28.57

9 本郷 59.16 29.66 29.50

10 樋口 58.83 31.44 28.39

12 カレン 55.60 26.32 30.28

14 シャルトラン 53.64 26.14 28.50

 
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首位はカナダのデールマン、その次に続くのは同じくカナダのオズモンド、3位はカザフスタンのトゥルシンバエワ、そして4位は日本の三原という結果になりました。

ショートは全体的にミスが見られる大会で、70点オーバーの選手もいないため、やや盛り上がりに欠けたスタートとなってしまいました。ん~個人的にも今のところはこれといってパッとした演技はまだなかったかなぁと思うのでフリーに期待したいです。

 

その中でも三原選手はノーミスの落ち着いた演技で素晴らしいと思いました。ただ点数は予想していたものよりは低めでしたね。PCSが30に届かなかったのは厳しかったかなぁと感じました。

三原選手は上手いのに「何か」がもったいないんですよね。プログラムにもう少し「何か」の手を加えるだけでPCSの評価も全体的にぐんと変わると思っています。例えば髪型を変えるだけでも印象がガラッと違うく見えるかもしれません。

とにかくジャンプも良質でスケーティングもグレイトで、安定感もある選手なだけにそれらを生かした「何か」がプラスされれば宮原選手と二人で日本代表を担ってくれる存在になるんじゃないかなと思います。

その「何か」の部分については私も具体的には上手く表現できないのですが、ホワンとした感じで言うと、三原選手はインタビューからも穏やかな人柄や年齢よりしっかりとした大人な選手だと伝わってくるので、そんな三原舞依の個性が生きるプログラムが見れればいいなといったところです。今は日本人特有の海外勢より若く見えちゃう効果の影響で、どうしてもジャッジからは実際に三原選手が持つ精神面の高さよりもジュニアっぽく映ってしまうのかなと思います。20代にもなると内面がそのまま見た目にも反映されてきますが、10代の頃の外見の大人っぽさってどうしても、内面とは関係なくそれぞれの背丈や顔のつくりとかで違ってくるのでメイクでやれることは限られているし難しいですよね。

 

全体の順位としては、女子は4位までほぼ団子状態ですからフリーまではどうなるか全くわかりません。また、今メダル圏内にいる選手でもフリーが苦手な選手はメダルが危ういといったところでもありますね…。逆にショートが上手くいかなかった選手にも、まだチャンスはあると思うので頑張ってほしいです。

ショートプログラムでも気になったのは樋口選手と本郷選手。この二人の崩れ方はちょっと苦しいものがありましたね。本郷選手は大会出場が急だったこともありますが、樋口選手は韓国に着いてから調子がすっと悪かったみたいなので、今現在でその原因はわかっているのかどうかが心配なところです。

若い選手は技術面だけでなく感情のコントロールが一番難しいのではないかな?と思います。これはどんなベテラン選手でも一度は通る道ですから経験を積んで乗り越えてほしいです。

あとはメダルが難しい選手でも次に向けて、一つでも順位を上げることが大切ですね!

 

しかし、ここにきてカナダは目立ってきてましたねー。来季はパワフル系スケーターの時代になるのかなってくらいパワフルカナダですよ。日本とアメリカは厳しいところですね…。それでもカレンはミスこそありましたがPCSは日本勢より高いです。世界選手権でノーミスされたら少し危険かもしれません。日米3人のショートのPCSを比べても米>日ですからね。

 

表現に力を入れすぎると他が崩れるのもまた難しいところです。樋口選手は今まさにそんな状態な気がしてなりません…。以前はもっと、それこそパワフルカナダのようなパワフルさが持ち味だったんですけど、表現に力を入れ出してからはジャンプやスケーティングにかつての勢いがなくなってしまったように感じます。

樋口選手は、まだ若いので急いで全てを完璧にしようと焦らずに一つ一つじっくりと積み重ねていけると良いなと思いました。

 

また皆のこんなスマイルが見れるといいな
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続いて男子。男子は結果と感想をスピーディーにいきます(笑)

 

【男子SP】 

 1ネイサン
2昌磨
3羽生
4ボーヤン
5Pチャン
6ハンヤン
9ブラウン


11刑事
12ケビン

 

順位関係なくバラバラに書きまーす(笑)

 
刑事 77.55 38.90 38.65

最初の4Sがトリプルになってしまい残念でした。でもこのプログラム好きだから世界選手権ではノーミスでしっかり仕上げて良い結果を出して欲しいです。キスクラでかなり悔しそうにしていたので、フリーはそれをバネに頑張ってくれることを期待します!

マルティネス 72.47 37.23 35.24

モロゾフ振り付けのせいかどことなく安藤美姫流な手の動きアリ(笑)最後のビールマンスピンは相変わらず美しくてgoodです。

ネイサン 103.12 59.58 43.54

ネイサンから色気が出てきて危険です!出だしは曲が流れるのがちょっと早いなと思ったけれど、プログラムが終わるのはもっと早かったです。それくらい素晴らしかった。スコアもついに3桁ですね。時代はネイサンだー!もっと行けー!

 ブラウン 80.77 38.77 43.00

ジャンプミスはあったもののそれ以外は素晴らしかったです。ミスがあっても全体を唯一美しくまとめられる不思議なスケーター。どんな結果の時も笑顔なところが好きです。

羽生 97.04 50.11 46.93

4Sからのコンビネーションが2回転になっちゃったのは痛かったですね。練習でも軸が斜めになっているように見えたので調子がよくなかったのかな?それに筋肉がついたのか少し体つきが大きくなったように感じました。まだまだ金メダルを狙える位置なので最後まで攻め続けて頑張れ!

昌磨 100.28 56.07 44.21

ジャンプの着氷にやや乱れはあったものの大きなミスはなく上手くまとめました。特に4Fはよく堪えたなと思います。バイオリンと管弦楽のためのファンタジーは歴代好きなスケーターが使っていて、何かと良い印象のある曲なんですが、またこの曲から伝説をつくる人が一人仲間入りしそうです。それはズバリ宇野昌磨選手、あなただ(笑)!100点超えおめでとう!

Pチャン 88.46 43.70 45.76

4Tで豪快に転倒してしまいその後もコンビネーションジャンプでミスが続いてしまいました。しかし苦手なアクセルは成功し、相変わらず教科書のようなスケーティングでしたね。若手の中に、こういったベテランらしいスケートが入るとやっぱ上手さが違うなぁと改めて思います。

ボーヤン 91.33 51.26 40.07

得意の4Lz3Tでミスがありましたが、それでも基礎点17.90からのマイナスなので凄い点数ですよね。今季はスパイダーマンのボーヤンというイメージが強くなってて、表現面でもそれだけ力を入れようとしてるのが伝わります。ボーヤンの場合ジャンプに高さがありすぎて着氷が難しそうなのが恐ろしいです。

 
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http://mainichi.jp/graphs/20170217/hpj/00m/050/001000g/4 より「公式練習で国名を間違われる昌磨」

 

さいごに

今日思ったのは、ミーシャはSPの時間内では愛の夢がおさまりきらないのではないか?ということ。それくらい感情こもった演技でしたね。でも何といってもネイサンは凄かった…。あの演技構成で安定されたら恐すぎます。体力ありすぎです。

 

最近はメダリストが固定しているだけに、男女含めてフリーが終わるまでは何が起こるかわからないというこの久しぶりな感じは楽しいです!

 

そんな中、日本勢には焦らずベストを尽くすことだけに集中して頑張ってくれたらな、と思います。

 

ザックリな感想でしたが、読んでいただきありがとうございました。