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全米フィギュアスケート選手権の行方 ~日本への影響は?!~

チェンが4回転5度でV
フィギュアの全米選手権

 フィギュアスケートの全米選手権は22日、カンザスシティーで行われ、男子は17歳でショートプログラム(SP)首位のネーサン・チェンがフリーで4回転ジャンプを5度成功させてトップの212.08点をマークし、合計318.47点で初優勝した。AP通信によると競技会で5度の4回転ジャンプに成功したのは世界初。

 チェン、女子で優勝したカレン・チェンらが3月末からの世界選手権(ヘルシンキ)の代表に選ばれ、長洲未来は補欠となった。(共同)

 

 

引用元 共同通信 47NEWS
2017.1.23 https://this.kiji.is/196086572683822585

 

 


5度の4回転って何~!?宇宙人??ちょとした革命ですやん!!!今後はこんな選手と日本男子は戦っていかねばならないのですね…と改めて思う今日この頃です(自分が滑るわけでもないのに)

 

ちなみに全米フィギュアスケート選手権の結果をおさらいしますね

 

 

まず話題の男子から

1ネイサン・チェン 318.47

2 ヴィンセント・ゾウ 263.03

3 ジェイソン・ブラウン 254.23(やった!)

4 グラント・ホッホスタイン 248.31

(以上4位まで)

 

 

1位はぶっちぎりのネイサンです!点数高いっ!!そして文句なしの世界選手権代表入りです!!続いて2位はゾウくん!凄いではないか、おめでとう!そして輝く3位は愛する私のジェイソン・ブラウン!!やりました代表入り~!!ヤッホー!!

 

ということで、2017年世界フィギュアスケート選手権のアメリカ代表はネイサン・チェン選手とジェイソン・ブラウン選手になりました。2位のヴィンセント・ゾウ選手はジュニアの方の世界選手権に出場します。皆さんおめでとうございます。

 

 

続いて波乱の女子!

1 カレン・チェン 214.22

2 アシュリー・ワグナー 211.78

3 マライア・ベル 197.92

4 長洲未来 194.9

5 キャロライン・ジャン 182.82(お久しぶり)

6 グレーシー・ゴールド 179.62(涙涙涙…)

 

 

ゴールドちゃん表彰台逃してしまいました…はぁぁ大丈夫かなぁ。この先這い上がってこれるのか心配です。今までは、いつか復活するはず!と思っていたけれど、想像以上に深刻かも…。何か吹っ切れるキッカケがあると良いのですが難しいですね。

 

そ・し・て!1位3位に注目っっ!カレンとベルですよー。カレンは前々から上手い子だなぁと思っていましたが彼女の持っているスコア的にはそんな脅威ではなかったので優勝するとは予想外でした(ごめんなさい)

 

さらにベルちゃん。ベルちゃんにもごめんなさいです。カレンと同じでベルちゃんのことも、あらアメリカにもまだ昔懐かしの伝統的な選手がいるのね~でも国内で埋もれていくんだろうなぁ(失礼)と思ってました。

 

が、しかしお二人ともしっかりメダルと世界選手権行きの切符を手にしました。おめでとう!!なんだかこの二人クワンとコーエンに似てると思うのは私だけ?(カレン→クワンでベル→コーエン)

 

そんな二人の間に挟まれ代表入りを果たしたのはアシュリー。ゴールドが崩れて、アシュリーまで崩れたら大変なことになっちゃいますからね。ここはアシュリーに何が何でもやってもらわなければなりません。おめでとう!アシュリー。


というわけで女子の世界フィギュアスケート選手権の代表はカレン・チェン選手、アシュリー・ワグナー選手、マライア・ベル選手に決定しました。

 

 

ここでちょっと、女子の日本代表もおさらいしましょう!

世界選手権の日本女子の代表は宮原知子選手、樋口新葉選手、三原舞依選手ですね。エース宮原さっとんを筆頭に樋口・三原の世界選手権初出場コンビとなるわけですが、実はアメリカもエースのアシュリーを筆頭にカレン・ベルといった世界選手権デビューのコンビなわけです。

 

私はオリンピックの枠とりがかかっているこの世界選手権の代表は、てっきりアシュリーとゴールドちゃんは確定だと思っていたので、まさか新人さんお二人が浮上してくるとは思っていませんでした。そうです。これによってオリンピック枠とり合戦の行方がますます不明になったのです。

 

まぁ残念ながら調子の上がらないゴールドちゃんを代表入りさせても枠とりに関してはリスキーかもしれません。アメリカとしては新しい才能ある選手にチャンスをやり、育てていきたいのでしょうね(今回ゴールドちゃん6位だしね)

 

 

しかし今の女子フィギュアの表彰台並びにトップ6くらいまでは200点オーバーが条件

こんなスコアを出せる選手はロシアとその他一握りだけです。日本も200点台出せるのは宮原選手オンリーというピンチな状態!宮原選手が崩れたら大ピンチなちょっとプレッシャーかかって可哀想な状況だったのです。

が、しかしここにきて状況が変わります!

アメリカの代表にカレン&ベルが選ばれたことで200点オーバーのハードルが下がるかも?

 

実はこのアメリカ代表に選ばれたカレン&ベルコンビも200点台は厳しい選手なんですね。つまり日本の樋口&三原コンビが良い感じに戦えそうな相手なわけです!彼女たちより高い点数をとれば勝てる!日本女子の順位も何とかキープできる???というところ。

それでも、そんな甘い考えではいけませんよね。カナダが急成長を見せていますからね。最後までどうなるかわかりません。ノーミスでもどんな格付けになるのかは、わかりません。

 


その評価の目安となるのが来月行われる四大陸選手権です!

四大陸選手権主な日程

2017.2/14(火)~2/19(日)

※14日からなのは公式練習等を含めた日程のため

 

女子シングル
【SP 2/16】【 FS 2/18】

 

男子シングル
【SP 2/17】【 FS 2/19】

 

TV放送予定
2月16日(木) 夜8時〜夜9時54分
女子ショート
2月17日(金) 夜7時57分〜夜10時9分
男子ショート
2月18日(土) 夜9時〜夜11時10分
女子フリー
2月19日(日) 夜7時〜夜8時54分
男子フリー

 

フジTV情報

 

場所は韓国江陵市にある江陵アリーナ。ちなみにこの大会は平昌オリンピックのプレイベントとなっています。

 

日本からの出場選手は

男子は宇野昌磨羽生結弦田中刑事、女子は宮原知子樋口新葉三原舞依

※宮原選手がケガにより欠場したため本郷理華選手が出場することになりました。

2017.2/8 訂正

 

アメリカ

男子はネイサン・チェン、ジェイソン・ブラウン、グラント・ホッホスタイン、女子はカレン・チェン、マライア・ベル、長洲未来(アシュリー・ワグナー選手が欠場のため長洲選手になりました)

 

カナダ

男子はパトリック・チャンケヴィン・レイノルズ、ナム・ニューエン、女子はケイトリン・オズモンド、ガブリエル・デールマン、アレイン・チャートランド

 


以上が超大まかなな日程なのですが、この試合でジャッジの目安がわかるかなーと思われます。と、言っても試合ごとに評価は変わるので絶対ではありませんが相手を知る良い機会になるかと思います。


個人的にアシュリーはこの試合に出ない方が良いと思っていたので欠場になってホッとしてます。だって四大陸は若くても日程的にキツそうだもの!しかもここでショックな判定されたら私なら世界選手権まで立て直す時間と自信が焦りでなくなりそうです。

 

実は宮原さっとんも、そろそろ疲労蓄積してるのではないかと心配なところであります。そして羽生選手もネイサンの結果を受けて注目されると思いますが、多分ここから来季にむけての世代交代が問われていくと考えられるので重要な試合になってくるかと思います。

  

しっかし、男女共にアジア系が強い!アジア人は体質的に回転するのが得意なんだろうなぁ。筋肉質な選手には少々不利なのかもしれません説は明確になりつつあるような。

 

以上色んなことをふまえて四大陸選手権を見守っていきたいと思います。

 

四大陸選手権の様子はフジTVで2/16日から放送されるので要チェックです!

 
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。