オオカミのとおぼえブログ

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おこづかい3万円 2度目のメキシコ グアダラハラ編

NHKBSプレミアムで放送中の「2度目の旅」シリーズ。

 

 

今回の旅は、あのドナルド・トランプ氏が壁を建てるとか言っちゃうメキシコです。

 
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Wikipediaから拝借。



そんなこと言わないでメキシコに遊びに行きましょうよ~!魅力的だよ~!

 

 

 


ではさっそく番組リポートです!

 


「2度目のメキシコ グアダラハラ編 おこづかい3万円で3日間の充実旅」

 

旅人は呂敏くんです!

 

 

 


【1日目】
場所は"西部の真珠"と呼ばれるグアダラハラ

 

案内人のロードバイク大好きなアルベルトさんと待ち合わせ。

 

メキシコでは自転車が大人気!なんと日曜日は街の通りが午前8時~午後2時まで歩行者&自転車天国!

 


ということで呂敏くんチャリンコで街を移動~。

 

すると街中で皆さん何かをしています。

 


どうやらダンスエクササイズだとか。これも日曜日の午後10時~11時まで毎週やっているんだそう。

 


(旅メモ)
自転車レンタル
AM8:00~PM2:00
80ペソ・432円

 

 

さっそくお腹がすいた呂敏くん。タコスを食べに行きます。

 

紹介されたのは"アルパストール"という数種類の香辛料に漬け込んだ豚肉を重ねてあぶり焼きにしたもの。

 

このアルパストールトルティーヤに巻いて食べるらしいのです。


さらにタマネギやパクチー、牛タン、牛の脳みそといった具材もオススメされます。

 


具材を入れたら次はソース選び!

 


ソースは3種類

 

ワカモレサルサ
・赤トウガラシサルサ
・緑ほおずきサルサ
ワカモレ→アボカド

 

をお好みで!

 


タコスは3つで51ペソ、約275円!コレは絶対お得ですよねー!牛の脳みそは白子みたいな味だそうです。


ちなみに小指を立てながら食べるのがお上品な食べ方だとか。お試しあれ!

 

 

 

アルベルトさんとは一度ここで別れて、次はひとりで「セントロ歴史保存地区」へ向かいます。

 


そこで日系3世のヨシヤさんに観光すべき場所を聞くと「ハリスコ州の州庁舎」を紹介されました。

 


"州庁舎には素晴らしい中庭がある"という話を元に訪れると、確かにお庭がありました。

 


でも、綺麗だけど普通の庭だよなぁ~…。

 

 

実はこれだけではないのです。この庭の"真ん中に立って振り返る"と素晴らしいものが見られるのです。

 


呂敏くんが振り返るとあらあら、巨大な絵が目の前に描かれているではありませんか!しかも凄い迫力!少し怖い…。

 


ガイドさんによると、この絵は"立ち上がるイダルゴ神父"というメキシコ独立時の様子を表現したもの。


なるほど…。だから気迫と恐怖を感じたのか。メキシコ人にとってこの絵がある州庁舎はアイデンティティーのための大切な場所なのでしょうね。

 


保存地区には、このような場所は他にも存在していて次に向かったのは世界遺産でもある「オスピシオ・カバーニャス

 


ここはかつて病院や孤児院だった地で建物中にスペインによるメキシコ支配の様子の絵が描かれています。

 


ベンチに寝そべって絵を観賞することをオススメされた呂敏くん。周りのお客さんも皆さん寝そべって天井の絵を眺めていました。


メキシコの歴史を感じ、勉強になりそうですね。

 


(旅メモ)
オスピシオ・カバーニャス
入館料70ペソ・378円

 

 

 

またまたお腹がすいた呂敏くん(呂敏くんは酒飲みの大食い)、B級グルメを目指しレッツゴー!!

 


やって来たのは「自転車のホセおじさん」

 


店内の至るところに自転車が飾ってあるトルタ・アオガダのお店です。

 


トルタとは"サンドイッチ"、アオガダとは"溺れる"という意味。サンドイッチが溺れるとは一体??

 

 

トルタ・アオガダとは、ラードで煮込んだオレンジ風味の豚肉をフランスパンで挟み、チリやトマトサルサをかけて袋の中に入れたもの。

 


そのまま食べるのも良いのですが、お店に置いてある岩塩とライムをかけて味を調節するのがメキシカンスタイル。

 


この岩塩とライムは袋の中に入れて揉み込むらしいのですが、このモミモミする様がサンドイッチが溺れてるように見えるらしいんです。ほーう。

 


このように袋入りで売られていたため昔は自転車でトルタ・アオガタを売りあるいていたそうです。これもおいしそうだった~。

 


(旅メモ)
トルタ・アオガダ
36ペソ・194円

 

 

 

お腹を満たしたら、次は呂敏くんと言えばお酒ですね。おいしいテキーラを飲みたいということで、メキシコで最も古い「テキーラの造り酒屋」へ。


テキーラの原料アガベが大量に置かれた工場を一通り見学した後、ガイドさんに蔵へ案内されました。


なんとこの蔵ではテキーラの無料試飲ができるのです!!無料だ、無料!!無料大好きーー!!

 

 

試飲させていただいたのは2種類。


1杯目は「ブランコ」
熟成させないテキーラ。飲み方を紹介すると以下の通り。

 

①まずグラスを回し、口から香りを吸い込みます。

 

②鼻で香りを吸い込み、テキーラを体に受け入れる準備をします。

 

③最後に口に含んだら5秒間口の中で転がします。

 

 

私だったら多分③からやりますね(笑)でもメキシコ人のテキーラ愛があるからこその飲み方なんだろうな。

 

 

2杯目は「アニェホ」こちらは1~3年熟成させたもの。


呂敏くん素直なのでわかりやすいのですが、こちらの方が美味しそうに飲んでいました。


やはり熟成されている方が美味しいのかな?ちなみにアニェホはバニラの香りがするみたいですよ。

 


(旅メモ)
普通に飲むと365ペソ1971円らしい。

 

 

 

夕方になり、再びアルベルトさんと合流~。アルベルトさん、メキシコのマドレを食べて欲しい!とのことでアルベルト一家が待つ食堂へ。

 


マドレとはおふくろの味のこと。旅先で現地のおふくろの味が食べられるなんてワックワク~。

 


まずは皆さんとビールでサルー(乾杯)!始まったばかりなのにアミーゴ、アミーゴと涙を流して歓迎してくれる情に熱いメキシカン。かわいい。

 


出てきたお料理はポソレという野菜スープ?のようなものとフラウタス。

 


ポソレにはポソレ専用のワシントレというトウモロコシが入っています。

 


フラウタスとは豚肉を千切りしたものと辛くないトウガラシ(多分辛い)をトルティーヤに巻いて揚げ、濃厚なクリームチーズやトマトソースをかけたもの。

 


これらを食べながら無形文化遺産のマリアッチを聴きながら美味しくいただきました。

 


マリアッチはおめでたい席でやってくれるものらしく、今回は日本から来た呂敏くんのためにやってくれたのかな?嬉しいですね。

 


(旅メモ)
ビール 25ペソ・135円
ポソレ 35ペソ・189円
フラウタス 50ペソ・270円

 

 


1日目の旅は以上。


【1日目】 4,384円
【残り】 25,616円

 

 

 


【2日目】
メキシコ雑貨の店を目指しトナラへ向かいます!

 

 (旅メモ)
・近くのバスターミナルから2階建てバスに乗り40分
・チケット 130ペソ・702円

 

 

トナラに朝到着したら、すぐにはらごしらえ!


有名なメヌード(牛のモツスープ)を求め、売れ切れ前に行かなければなりません。

 


燻製トウガラシとニンニクでモツを煮込んだスープ。そのスープを何度もモツにかけて温めた一品!辛いサルサをかけて、無料のアボカドをトッピングしていただきます。もちろんトルティーヤも一緒に。

 


コレなくなり次第売り切れなので朝イチで行くべきスポットです。温かくて美味しそうでした。

 


(旅メモ)
メヌード小 60ペソ・234円

 

 

 さて、トナラに来た目的のトナラ雑貨店を探します。


紹介されたのはトナラ焼のお店なのですが…道路に猫のタイルがはってあるのが目印と言われた呂敏くん。

 

 

探しているとありました!1ヶ所だけ猫のタイルが。その前には知る人ぞ知る隠れ家的な建物が。

 


さっそくおじゃまするとメチャクチャカワイイ猫模様のお皿が!これが噂のトナラ焼??

 


トナラ焼に描かれている猫はナウワルという伝説の猫で、人が猫に化けた姿なんだそう。

 


他にも鳥や太陽、月を描くのがトナラの特徴。呂敏くんはお土産に小皿と塩入れを購入しました。

 


(旅メモ)
お皿1枚 28ペソ・151円
小皿と塩入れ 110ペソ・594円

 

 

思わず私も欲しくなっちゃったトナラ焼をゲットした呂敏くん、もう少しお土産が欲しいなぁ~とグアダラハラにある先住民族の工芸品を集めたアトリエへ。

 


アトリエでは実際に先住民のウィチョール族の方が商品を作られています。

 


この工芸品の特徴として、ある花が至るところに刺繍されています。その花とはペヨーテ。

 


ペヨーテとはかつて原住民の間で、かじると幻覚を見る花として神と交信する際に使われていた神秘的なものの象徴とされています。

 


遠い昔から伝わるロマンあるペヨーテ柄。ちょうどお土産に良いサイズの小物入れがあったので2つ購入。

 


(旅のメモ)
小物入れ各
500ペソ・2700円
350ペソ・1890円

 

 

 買い物が済んだので、珍しい伝統料理を食べに行くことに。


オススメされたお店にて、とりあえず高級テキーラを一杯ゴクリ。

 


すると1品目が早くも運ばれて来ます。まずは「エスカモーレス」というトルティーヤにアリの卵を巻いて食べる料理から。


アボカドのサルサをかけて、アリだとわからず食べる呂敏くん。というよりピラフだと思ってる呂敏くん。


味は…多分美味しい?キャビアっぽいみたい?

 

 

2品目は「グサーノ」これはヤバい!イモムシのフライです(笑)これももちろんトルティーヤに巻き巻きするのですが…フライドポテトの味がするそうです。


フライドポテト…本当かなぁ(笑)

 


(旅メモ)
エスカモーレス
257ペソ・1485円
グサーノ
375ペソ・2025円

 

 

これで2日目は終了。残すは最終日!


【2日目】11,259円
【残り】14,357円

 

 

 

【3日目】
魔法の村と呼ばれるタパルパへ向かいます。歴史保存地区にあるバスターミナルからバスに乗り2時間かけて移動(昼間に乗ることをオススメします)

 


タパルパに到着し、通りに出ると屋台チックな小さな食堂がズラっと並んでいます。

 


まずはそこでタコスをいただきます。食べたのはインゲン豆と白トウガラシのソテーつきタコス。トッピングはラディッシュ!激辛です。

 


(旅メモ)
タコス 50ペソ・270円

 

 


食後はバギーツアーにチャレンジ!!

 


バギーツアーは18歳以上なら免許なしでOK。2時間で800ペソ・4320円で楽しめます。

 


ガイドさんたちとバギーツアーに参加した呂敏くんはバギーで川を渡り、小岩の道を通り抜け、標高2500mの山の坂を登り絶景ポイントに到着しました。

 


バギーから降りると巨大な岩がこんにちは。しかも岩には梯子が掛かっていて、上に行くように促されました。

 


岩のてっぺんまで登るとタパルパの壮大な山々が辺り一面に広がっています。

 


この巨大な岩不思議じゃありませんか?なぜ山の頂上にひとつだけ?

 


タパルパでは色々な説があるのですが、そのひとつにこの巨大岩が隕石ではないかと言う説があるそうです。と言うのもタパルパにはこうした巨大岩がたくさんあるから。

 


古代ミステリーってやつですね。確かに古代文明は宇宙と関係してるんじゃないかって思いますもん。

 


そんな不思議な岩の上でランチタイム!チーズとハムのサンドイッチ45ペソ・243円をガブガブ。絶景を見ながら最高!!

 

 


ランチを終え、下界に戻った呂敏くんはタパルパにある他の巨大岩を見に行くことを計画。

 


どうやらタパルパから車で10分程のラスピエドロタスという牧草地の一点に巨大岩が広がるスポットがあるらしいのです!しかもそこは満点の星空が見られるナイトツアーつき!

 


行くっきゃない!!

 


が、まだ夜じゃないので、この旅最後の夕食を食べに近くのレストランへ。

 


お店に入ると急に「閉店間際だからありものしか出せないわよ~」とちょびっと迷惑そうに言われる呂敏くん。

 


PM6:00がラストオーダーらしくギリギリだったよう。

 


私海外の店員さんのこの感じ嫌いじゃない(笑)カメラ回ってても飾らないところ好き。

 


ありものしかないと言ったのに美味しそうなの出してくれるのよね。

 


出してくれたのは

 

・羊のコンソメスープ
・タパルパ名物チーズ焼き

 

もちろんトルティーヤに巻いて食べます。

 


(旅メモ)
羊のコンソメスープ
30ペソ・162円
チーズ焼き
70ペソ・378円

 

 

 

 

さて、旅の締め括りはお待ちかねのナイトツアー!!


真っ暗だし危険だし、必ずガイドさんが着くのですが本当に宇宙から降ってきたんじゃないかという巨大な岩がボンボンあるんですねー。


そんな岩々をくぐり抜け星空が満喫できるスポットにたどり着くと、まぁキレイ!なんか宇宙と繋がってるのかな?って気がする場所ですね。


メキシコは情熱的な人や文化に触れたり、お国柄溢れる食べ物を楽しんだり、ミステリーツアーも出来る!時間が有効に使えそうな場所ですね!


星空を見たら旅はここで終了です。ちなみにナイトツアーは2時間で400ペソ・2160円なり。

 

 


旅の合計金額は24,644円!!こんなに色々体験しても5000円近く余っちゃうなんて凄い!!

 

 


いやいや、トランプさんは壁立てちゃダメよ?たまにタコス食べに行きな?

 

 

 

メキシコは1度も行ったことはありませんが、行く機会があったら1度目から2度目のメキシコを再現したいと思います。

 


特にマドレとチーズ焼きが食べたいです。トナラ焼のナウワル柄の何かが欲しいです。

 

 


毎回思うけど、呂敏くんの胃袋が羨ましい。丈夫で羨ましい。

 

 


いつも文章のまとめが苦手ですが、以上リポートでした!